汗をかけない人は要注意!秋以降の不調を防ぐために今すぐできる改善策とは?
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2020年8月現在、
新型コロナウイルスの感染拡大は留まらず、
平年よりも自宅で過ごす時間が増える夏になりました。
長引く在宅生活で、
運動不足や生活リズムの乱れなど、
様々な健康へのリスクが指摘されています。
実は「汗をかかなくなる事」も、
健康を保つ上では非常に危険です。
今回は、そんな「汗」について、
その役割や汗をかけない弊害、
上手に汗をかく方法をご紹介したいと思います。
そもそもなぜ汗をかかないといけないの?
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この夏、あなたは汗をかいていますか?
空調の効いた部屋に閉じこもっていると
汗をかく機会が少なくなりますね。
そもそも汗の役割とはどういうものでしょうか。
汗をかくことで体温調節し、老廃物を排出する
汗をかくという事は、体温を調節する上で欠かせない機能です。さらに汗には、水分やミネラル分の他にも
体内に取り込まれた化学物質等が含まれていることから、
デトックス効果が期待されています。
ところが、汗による老廃物の排出は、たったの2から3%で
汗をかくだけでは、体内の老廃物をすべて解毒できる訳ではありません。
とはいえ、
体内に余分な水分が溜まり停滞する事で、
痰湿という病理性の物質に変化し、
様々な害を及ぼすため
発汗による健康効果は高いと思われます。
東洋医学では「解表」といって
主に発汗によって、身体の表面(深部ではなく浅部)にある
邪気をとばす治療法が確立されている事からも、
汗によるデトックス作用を伺い知る事ができます。
汗をかくことにより美肌効果も期待できる
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汗に含まれる成分は、皮膚を潤します。
汗には古い角質をはがす際に役立つ酵素が含まれており、
ターンオーバーを正常化させ、
美肌効果が期待できるのです。
また、汗をかくという事は
体内の温度が上昇し、血流が良くなっている状態ですから
血流改善による、肌のくすみやクマの改善が期待できます。
このように、汗をかける状態であるという事は
健康にも美容にも関わるのです。
汗をかけない身体の弊害は?
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汗がかけなくなる、
もしくはかきにくくなるという事は
身体の中に熱がこもってしまい、
熱中症のリスクに繋がります。
体内の水分代謝が停滞し、
むくみや倦怠感、頭痛といった
不定愁訴に発展する場合もあるでしょう。
さらに東洋医学から見ると
夏は汗をかいて「陽気」を発散させる季節です。
夏の間に十分に陽気を発散できずにいると、
体内(血脈)に熱をこもらせたまま
秋を迎える事になります。
東洋医学では、
体内の陰陽のバランスが整う事が、すべての健康に繋がる
と考えられていますから、
「汗がかけない」ことは陰陽のバランスを崩すきっかけになり
ひいては全身の不調に繋がると考えられています。
悪い汗もある
それでは、汗はかけばかくほど良いものなのでしょうか。実は、汗にも良い汗と悪い汗(不健康な)があるのです。
一般的に、外界の熱さを感じて
体温調節のために出るサラサラとした汗は
良い汗と言われています。
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反対に、気温がそれほど高い訳ではなく、
特別な運動をしていないにも関わらず
多量の汗をかくのは、
内臓の弱りやホルモンバランスの崩れが疑われます。
全身のエネルギーが不足して、
ちょっと体を動かしただけで発汗したり
緊張状態が続く事で不眠や不安感に加え、
多量の寝汗が出る場合もあります。
いずれにしても、
汗は自然な形で気持ちよく出るのが望ましいでしょう。
汗がかけない身体になる理由
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汗がかけない、
もしくはかきにくい身体になる理由の一つに
汗をかく機会が少なく、
汗腺の機能が衰える事が挙げられます。
実際、寒い地域で生まれた人は
能動汗腺(実際に機能する汗腺)の量が少なく、
ロシア人で約180万個程度と言われています。
逆に熱い地域の人は能動汗腺が多い事が知られており、
フィリピン人やインドネシア人は
280万個程度と言われています。
これは身体の機能すべてに当てはまる事ですが
使う必要がなければ、衰えるのです。
この夏は特に在宅で過ごす時間が多く、
物理的に汗をかく時間が少なくなくなったので
例年以上に、注意が必要と言えるでしょう。
良い汗をかける身体になるために、今すぐ始められること
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汗がかける身体になるためには、
汗をかく習慣を持つ事が一番の解決策です。
しかし、ここで注意したいのは
極端なサウナの利用や、
長時間の屋外活動を推奨している訳ではありません。
不自然な状況で汗をかこうとすると、
体内の陰陽が崩れて健康を損ねる可能性があるからです。
あくまでも、自然と足並みをそろえるという事を念頭に置き
夏なら、夏の気温や湿度を肌で感じる時間を設けるのが良いでしょう。
具体的には20~30分のウォーキングや
外に出る事が難しい場合は、シャワーではなく湯舟につかる事
在宅であっても程度に身体を動かし、
ベランダ等に出る時間を設けるなど
日常生活の中でも工夫次第で汗をかく機会を作る事は可能です。
これまで空調の効いた部屋で過ごしていた人が
突然クーラーをつけるのをやめて過ごす等、
極端なことをすると、汗腺の機能が追い付かないまま
体内温度が上昇し熱中症になるといったリスクも生まれます。
ご自身の身体と相談しながら、
過度になりすぎない程度に取り組んでみてください。
夏の間に汗をかく習慣を作ろう!
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夏は夏らしく過ごす。
そんな当たり前のことが難しくなった今年の夏ですが
いつも以上に健康への意識も高まっている事でしょう。
秋以降の体調のためにも、是非夏の間にすっきりと汗をかく習慣を
身につけてみてはいかがでしょうか。
※本記事でご紹介した「汗のかけない又はかきにくい状態」とは、
突発性後天性全身性無汗症とは異なり
あくまでも日常の範囲で「汗がかけない又はかきにくい状態」を指します。
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(参考)
http://www.nipponclub.co.uk/clinic/information/pdf/nipponclub201506.pdf
https://www.womenshealthmag.com/jp/fitness/a68583/sweat-benefits-20181206/
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/041200164/?P=2
https://www.nhk.or.jp/beautyscience-blog/2019/147/352763.html
https://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/400/305015.html
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