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本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ IN YOU Market 本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ
IN YOU Market

世界が警告する耐性菌。実は、私たちの間違った抗生物質の服用に原因が。風邪や感染性胃腸炎にすぐ使用している人は危険信号。最後の頼りは免疫力のみ……?

fungusのコピー

抗生物質の間違った使い方が危険。その症状に本当に効いているの?

発熱、喉の痛み、咳、鼻水などの一般的に風邪と呼ばれる諸症状。

早く治したいと思い、病院ですぐに抗生物質を出して貰っている人はいませんか?
もしくは、病院で処方して貰った抗生物質を体調が良くなったからと言って、自己判断で飲み切らずに途中でやめたりしてませんか?

その行為、実はとても危険なことなんです。

抗生物質の乱用、間違った薬の飲み方を続けていると、WHO(世界保健機関)をはじめ、世界中が警告を促している「耐性菌」を自分自身で生み出し、本当に必要なときに薬の効能が効かなくなり、重症化してしまう恐れがあるんです。

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つまり、抗生物質の出現により守られてきた私たちの安全が崩壊し、
かつて感染症が人類にとって脅威だったことと同じ事態に直面する危険があるんです。

間違った服用方法って?
どんな症状に抗生物質が必要なの?
耐性菌って何?

いまだに薬の間違った知識が蔓延している日本。
続々と増え続け、私たちを脅かしている耐性菌についてお伝えします。

ペニシリンを発見したアレキサンダー・フレミングは提唱していた?

1928年にペニシリンを発見したアレキサンダー・フレミングは1945年のノーベル医学生理学賞受賞講演で、こう述べています。

「ペニシリンが商店で誰にでも買うことができる時代が来るかもしない。その時、無知な人が必要量以下の容量で内服して、体内の微生物に非致死量の薬剤を暴露させることで薬剤耐性菌を生み出してしまう恐れがある」

実際、1940年にペニシリンに抵抗する酵素ペニシリナーゼを持つ細菌が発見されていて、近年ではこういった耐性菌が続々と出現し、耐性菌と抗生物質の追いかけっこをしている状態です。

耐性菌が出現すると、薬剤治療が困難になり重症化や死亡のリスクが高まる

耐性菌(薬剤耐性)とは、
生物が自分に対して何らかの作用を持った薬剤に対して抵抗性を持つことです。


例えば、私たちの髪の毛や皮膚、鼻の粘膜、口腔内、傷口など至るところに付着している黄色ブドウ球菌。非常にありふれた菌で、基本的に弱い菌のため、私たちの抵抗力がしっかりあれば、この菌によって重症化することはありません。

しかし、この黄色ブドウ球菌に対し、抵抗性を持つ菌である耐性菌が体内に出現すると、なんらかの薬剤治療が必要になったときに困難になるんです。

術後に免疫力が低下したときはもちろん、日常においても一時的に急激に免疫力が低下したとき、薬剤を投与しても、効果が現れないという事態が実際に起こっているんです。

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このケースの厄介なところは、似たような他の薬に変更し治療をしたとしても、多くの薬に対して耐性を持っている菌が出現した場合、代替薬が存在しないケースもがあることなんです。

Aという薬が効かないから、似ているBやCにしてみよう。
しかし、A・B・Cにも耐性を持っている菌だった場合、薬の打つ手がなくなることになります。

実際に、抗生物質メチシリンに対する薬剤耐性を持ったメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)をはじめ、バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)、多剤耐性緑膿菌(MERA) など続々と発見されています。

昔、感染症が人類にとって脅威だったことと同じ事態に陥ることに……

そうなった場合、

自身の免疫力に頼る以外に手段はなく、薬の発明により軽症で済むはずだった病気が、重症化、最悪の場合は死亡へと繋がる危険が高くなります。

とてもシンプルにいうと、どうしても抗生物質の力が必要になったとき、

抗生物質の効能により、通常だと私たちにとって脅威にならなくなっていた菌が脅威に……

しかし、そういった菌が耐性遺伝子を持ち、抗生物質(菌を殺す薬)が効きにくくなってしまう現象が起こっているんです。

(病例1)
黄色ブドウ球菌は基本的に弱毒菌のため、私たちの抵抗力がしっかりあれば一般的に重症化することはありません。
この黄色ブドウ球菌の仲間のメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)は、性質は黄色ブドウ球菌と一緒ですが耐性遺伝子を持っており、抗生物質(菌を殺す薬)が効きにくくなっています。その為、治療が思うように進まず、患者の抵抗力だけが頼りになる場合が多いのです。重症化すると、敗血症、髄膜炎、心内膜炎、骨髄炎などに陥って死亡する事も少なくありません。


(病例2)
バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)は健常者の場合は、腸管内に保菌していても無症状ですが、術後患者や感染防御機能の低下した患者では腹膜炎、術創感染症、肺炎、敗血症などの感染症を引き起こす場合があるため、欧米ではICUや外科治療ユニットなど易感染者を治療する部門で問題となっています。

どうして、病原体が耐性化してしまうの?

medicine.free 抗生物質を規定通りに服用すれば、通常は死滅させたい菌に対して効果が期待できます

しかし、抗生物質が不必要な症状にも関わらずむやみに使用したり、途中で服用をやめてしまったりと、間違った抗生物質の服用により耐性菌の出現する確率を高めてしまっているんです。

注意1:耐性菌の出現メカニズム
細菌の増殖を抑制するために必要な最小の薬物濃度を指すMIC(最小発育阻止濃度)と、感受性菌のMICに菌が滞在する期間が長くなり、そうすると人体において耐性菌が出現率が高くなる。

抗生物質が不必要な症状ってなに?ウイルス性感染症には抗生物質は効かない

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問題なのは、抗生物質が不必要な症状がちゃんと理解されていないこと。

インフルエンザ、感染性胃腸炎、一般的な風邪の諸症状などのウイルス性の感染症には抗生物質は効かない

ということなんです。

効果があるのは、細菌性の感染症のみです。

感染症とは?

細菌・ウイルスなどの微生物は体内に侵入し、体内で増殖することで体や臓器などに障害を引き起こすこと。

感染症を引き起こす微生物

病原体微生物(感染症を引き起こす微生物)とは、寄生虫、真菌、細菌、ウイルスなど。

大きさや働き方(能力)もさまざまで、一般的に私達が肉眼で見える大きさは0.1~1.0mm。
それに比べ、細菌の大きさは通常、1mmの1/1000単位の1μm(マイクロメートル)。
そして、ウイルスの大きさはというと、細菌よりはるかに小さい、μmの1/1000単位の1nm(ナノメートル)となり、ウイルスのほとんどが10~100nmの大きさです。

μm:1mmの1000の1
nm:1mmの100万分の1


もともと、抗生物質は細菌による感染症など、効果のある菌は限られています。
つまり、抗生物質を投与しても効かない症状もあるということなんです。

様々な感染症がありますが、その原因が

細菌によるものなのか、ウイルス性によるものなのか見極める必要

があります。

しかし、日本では細菌性の感染症でないにも関わらず処方されているケースがあるんです。

どうして耐性菌が私たちを脅かす存在に?抗生物質が乱用されてきた背景

予防目的で使用されていた

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ひと昔前までは、悪化、重症化に繋がる要因を断つため、「ひとまず出しておいたら安心」という背景から、予防がわりに処方されているケースも多くありました。

感覚的には、「悪化する前に出しておこう」という。
しかし、これはのちのち患者にとって大きな負担、リスクとなって返ってくるということが現在では周知の事実となっています。

日本社会、日本人の体質

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「早く治したい」「会社を休めない」という、現代の日本社会の情勢も大きく関わってきているかと思います。
抗生物質を投与すれば、「すぐに治る」「何にでも効く万能薬」という、イメージを持っている人も多いかと。

もちろん、症状によっては抗生物質を必要とするケースもあり、そういった場合はしっかりと効果を発してくれます。
しかし、前述したように何にでも効く万能薬ではありません。

早く治したいがため病院で抗生物質を要望する患者。
「他の病院ではすぐに出してくれた。出してくれないなら、他の病院に行く!」そんなやり取りも少なくないようです。

抗生物質の正しい知識が浸透していなかった

耐性菌の出現に対して、ペニシリンを発見したアレキサンダー・フレミングが提唱していたように、昔から脅威を感じていたものの、実態をしっかりと把握していなかった。

これが一番の大きな問題なのかもしれません。

私たちにできること。耐性菌を作らない生き方とは?

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本当に必要な時だけ使用する

まずは抗生物質に効く病気(菌)と効かない病気(菌)、をしっかり理解するということです。

私たちが風邪の諸症状を感じたとき、喉の症状、鼻水や痰の色、症状の期間など、細菌性のものとウィルス性のもので違いがあります。

病院にかかった際に、すぐに抗生物質を処方しようとする医師だったら少し注意が必要です。

その場合は、「細菌性の風邪ですか?」と聞いてみることをお勧めします。
症状を理解し処方してくれている医師なら、しっかりと説明してくれると思います。

効果があるのは、細菌性の感染症です。
インフルエンザ、感染性胃腸炎、一般的な風邪の諸症状などのウイルス性の感染症には抗生物質は効果を発揮しません。


病院によっては、症状に対して本当に抗生物質が必要なのかフローチャートでチェックできるところもあります。

私たち自身もしっかりと耐性菌の脅威と正しい知識を持つこと。
むやみな乱用はやめ、自分の免疫で治すよう心がけることが大切です。

途中でやめない、飲みきる

薬局で薬を渡される際に、抗生物質はしっかりと飲みきるように指示されたことありませんか?

抗生物質は原因となる細菌を殺したり、菌の増殖を抑えるのが目的です。
症状が治まっても細菌が生きているケースもあり、しっかりと飲みきり菌をなくす必要があります。

それ以外にも、しっかりと飲み切らないと耐性菌が出現する確率が高くなります。
なので、例外を除き(※1)指示された容量をしっかりと服用することが大切です。

※1服用により、下痢、湿疹など薬剤アレルギーなどの症状が出た場合。

あまった薬を別の症状で飲んだり、子供に勝手に飲ませない

医療機関で処方された薬を自己判断で子供に飲ませたり、あまった薬を体調不良の際に飲んだ経験はありませんか?

これはとっても危険な行為に繋がる可能性があるんです。

自身が耐性菌の脅威に脅かされるだけでなく、子供も幼少期から耐性菌を生み出す悪循環に繋がってしまうんです。
たとえ、その時一時的に回復しても、後々お子さんが大変なことになることを理解しておくことが必要です。

免疫力を高める

そもそも、抗生物質を極力必要としない体作りを普段から心がけることです。

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ー補気薬と呼ばれる漢方薬で体を温める

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体温は1度下がると免疫力を司る白血球の動きが約30%下がると言われています。
体を冷やす行為を極力避け、食事や漢方薬などで免疫力をあげる生活を心がけましょう。

ーストレス解消

心と身体(免疫力)の関係は密接です。ストレスからの疾病が重症化するケースも多くみられます。
深い呼吸、適度な運動、ストレス発散(娯楽)など溜め込まないことが大切です。
仕事の間の簡単なストレッチだけでも変わってきます。身近なところからスタートしてみましょう。

予防・未病

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マスクでの菌の100%シャットアウトは難しいです。
しかし、マスクをすることで喉を潤し保湿し、喉からの菌感染のリスクを減らすことができます。

ー手洗い、うがい

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基本的なことですが、細菌やウイルスを体内に取り込まないためにはとても重要です。
洗っていない手で顔をベタベタ、そのまま食べ物を掴んでしまうと体内に取り込む割合も上がります。

帰宅したら、まずは手洗い、うがいを徹底していきましょう。

初期症状で食い止める

ウイルスを入り込ませない生活、入り込んでも大大丈な身体作りはもちろん大切ですが、なかなか難しいですよね。一般的な風邪の初期症状などは未然に食い止める!悪化する前に、適度な休養や体調を考慮した食事など心がけて生活してみましょう。

(風邪の初期にオススメの薬膳レシピ)
風邪のひき始めにはこれ!東洋医学から見た症状別に取り入れたい3つの薬膳レシピ!その症状・初期段階で食い止めましょう。

日本をはじめ、世界中で動いている

WHO(世界保健機関)は、耐性菌の拡大は既に深刻な状態にあると判断し、
医療関係者らに抗生物質の処方を必要最低限に抑えることなどを呼びかけています。

厚生労働省においても薬剤耐性対策に関する議論がなされ、2016年4月5日、同関係閣僚会議において日本として初めてのアクションプランが決定し、「適切な薬剤」を 「必要な場合に限り」、 「適切な量と期間」使用することを徹底するための国民運動を展開するなど 効果的な対策を推進しています。

その後、2017年6月、抗微生物薬適正使用の手引き(第一般)が規定され、
風邪や感染性胃腸炎など抗生物質に効果のない症状へむやみに処方しないよう呼びかける取り組みが行われています。

※引用
・薬剤耐性(AMR)対策について(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000120172.html

抗生物質(抗微生物薬)を正しく使用し、乱用の弊害を理解する

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間違ってはいけないのが、抗生物質の服用=NGではないということです。
抗生物質の出現により、人類は感染症の脅威から救われてきました。

医療関係者らに抗生物質の処方を必要最低限に抑えることなどを呼びかけていますが、

私たち自身も抗生物質の乱用による弊害を理解し、自分で自分の体を守る必要があります。

しかし、何よりも大切なのは、日々の生活や食事療法などで自分自身の免疫力を上げ、細菌やウイルスに負けない環境を整えることです。
まずは、病気にならない環境、身体作りを心がけましょう。

※注意 高齢者や乳幼児の免疫力が低くすぐに重症化へ繋がったり、入院中で免疫力が低下している場合など、抗生物質を早めに投与するケースもあるのでかかりつけ医師と相談の上、服用をしてください。

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