その糖質制限があなたの身体を内側からボロボロにします!糖質制限の致命的な問題点と、仕組みを知れば納得の「太らずエネルギー代謝を上げる糖の摂り方」とは
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糖質制限の落とし穴
こんにちは。ナチュラルライフアドバイザーの工藤万季です。身体を鍛えている人や、瘦せたい人がまず行うのが「糖質制限」だと思います。
今は「ダイエットといえば糖質制限」といっても過言ではないくらい、糖質を抜けば痩せるというのは常識になりつつあります。
糖質制限ブームに乗って「糖質ゼロ」「糖質オフ」をうたった食品や飲料もコンビニやスーパーに種類豊富に並んでいますし、
ご飯やパン、めん類など糖質の摂取を控えて満腹感を得るための糖質制限食のレシピ本が次々に刊行されていますよね。
実は、以前はありとあらゆるダイエット法を試す熱心なダイエッターだった私も、もちろん糖質制限をしていました。
食事で糖質を抜いたり、サプリメントを飲んだり…
ですが、身体の仕組みと糖の重要性を学び始めてから、いかに糖質制限はすべきでないことであるかを知りました。
糖質制限をしなくても、代謝を上げることができれば太りません。
ダイエットの大敵と思っている人も多い糖ですが、実は正しい糖を選び摂り方を知れば、あなたの身体を健やかに美しく変えてくれるものなのです。
どうして糖を抜いてはいけないの?
私たちは糖をエネルギーにして生きています。
私たち人間が車だとすれば、糖からできるエネルギーはガソリンにあたります。
ガソリンがなければ車を走らせることはできませんよね。
糖を抜くということは車からガソリンを取り上げるようなものです。
車によって燃費が違うように、生活スタイルや性別、年齢が異なればその人にとって必要なエネルギー量は変わります。
軽自動車のように少ないエネルギーで動ける人もいれば、燃費の悪い車のごとくたくさんのエネルギーがなければならない人もいます。
ですがどんな人にも共通して、「基本的なエネルギー生産量」があります。
私たちは寝ることにもエネルギーを使います。
ただ生きる、ただそこに存在するためにもエネルギーを必要としています。
その基本的なエネルギーを作ることを「基礎代謝」と言います。
特別なことをするためでなくただ生きるためのエネルギー量というものが人それぞれで決まっているのです。
人間は、何かを材料にしてその基礎的なエネルギーを作らなければなりません。
何が材料になるかというと、糖・脂質・たんぱく質の「三大栄養素」と呼ばれる栄養素です。
この3つが全てエネルギーの材料になります。
ちなみに、身体を作るものというと脂質とたんぱく質というイメージがあるかもしれませんね。
肌や髪を作ったり脂肪分になるのはたんぱく質と脂質です。
ですが実は糖も身体を作っています。
摂取をしすぎて余った糖は脂肪に変換されるからです。
ですからこの三大栄養素はエネルギーになるだけでなく、身体を作る材料にもなります。
さて、エネルギーを作り、身体を作る三大栄養素には役割分担があります。
生きるために必要な「ガソリン」を作り、そのガソリンを使って動かす「箱」もつくらなけばなりません。
また箱にどんな風にガソリンを分配するか司令を出す「ホルモン」も必須です。
この、ガソリン・箱・ホルモンを作る作業を3つで分担しているのです。
糖が最も優先的に使われる用途は、箱を動かすガソリンを作ることです。
つまり糖の一番大切な役割は、人間の身体を動かすためのエネルギーを作ることなのです。
糖を抜くとなぜ痩せる?
もし糖が足りなければ、身体は糖の代わりに脂質とたんぱく質を使ってエネルギーを作ります。
糖が足りず、さらに脂質とたんぱく質も十分にとっていない場合どうなるでしょうか。
身体は、エネルギーを作るための材料を身体そのものから引っ張ってこなければなりません。
身体を壊してエネルギーを作らなければならないということになります。
このように人の身体は糖をやめれば代わりに脂肪を壊してエネルギーを作ります。
糖を抜くとダイエットになるのはこのためです。
現代人が脂肪をエネルギー源とすべきでない理由
糖の代わりに脂肪を燃やしてエネルギー源にし、痩せる。
一見いいことのように思えますね。
しかし実は、現代人が脂肪をエネルギーとして使うことには大きな危険性があります。
何が問題かと言うと、エネルギーとする「脂肪の種類」です。
現代人は外食や加工食品から植物油脂などの「長鎖不飽和脂肪酸」(プーファ)を日常的に豊富に摂取しています。
この長鎖不飽和脂肪酸は「アルデヒド」(過酸化脂質)という猛毒を体内で発生させます。
アルデヒドは炎症を起こす元となり、皮膚のシミやシワ、代謝低下、病気などあらゆる不調の原因になりえます。
普段から植物油脂やオメガ3などの長鎖不飽和脂肪酸を全くとっていなければ別ですが、現代人のほとんどは脂肪にプーファを溜め込んでいます。
その脂肪をエネルギーとして使ってしまうと、そこから出るアルデヒドが身体に様々な悪影響をもたらすのです。
ですから、糖を抜くことで脂肪を燃やすと一時的にはダイエットになりますが、長期的に見ると身体にとって良いことはありません。
糖はむしろ決して切らすべきものではないのです。
糖が必要ならどんな糖でもいいの?
糖は決して切らさないほうがいいとはいえ、もちろんどんな種類の糖でもいいということではありません。
「糖」と聞くと、砂糖や甘いもの全般を指すと思う人もいるかもしれませんが、人間の身体にとって必要な糖というのは、単純に「味覚的に甘いもの」全てを指すわけではないのです。
私たちが摂るべきなのは「特にエネルギーに変換されやすい糖」です。
「ゼロカロリー」「ダイエット〇〇」にご注意
今世の中にたくさん出回っている糖にはエネルギーの変換されにくいものが多く、注意が必要です。
パッケージを裏返すとよく「ブドウ糖果糖液糖」といった材料が表記されているのを目にしますよね。
これら人工的に作られた甘味料である糖は、エネルギー生産に使われる糖ではありません。
人工甘味料は、本来人間の身体にとっては不自然なものであり、簡単に消化できるものではありません。
食べても体内で分解するのに非常に負担となり、代謝に時間がかかってしまいます。
消化という作業に身体は多大なエネルギーを使いますが、代謝が複雑な人工甘味料を食べると、ただでさえ大変な消化作業が滞ることになります。
身体が消化にたくさんの力を注がなくてはならなくなるので、もたれたり気分が悪くなったりしてしまいます。
そして消化しきれずに毒素として蓄積したり、病気の元になったりします。
人工甘味料を使ったお菓子は味覚を満足させるだけで、身体にとってはなんの栄養もありません。
ゼロカロリーのお菓子は食べた直後は空腹を満たしてくれますし、カロリーがなくエネルギーにもならないのでその時は太らないかもしれません。
しかし、よいガソリンがないことで次第に身体のエネルギー代謝が悪くなり、太りやすくなってしまいます。
買い物をする際には必ず裏の成分表示をチェックしましょう。
ただ「砂糖」と書いてあるものはまだよいですが、ブドウ糖果糖液糖と書いてある場合は、遺伝子組み換え作物由来のものである可能性が高いので、直ちに買うのをやめることをお勧めします。
甘くないものにも含まれる危険な人工甘味料
また、味覚的に甘くないものでも注意が必要なものも多く存在します。
例えばラーメンのスープ。
市販のものはもちろん、お店で食べるラーメンのスープにも人工甘味料が含まれていることが多いです。
味が甘くないので無自覚のうちに摂ってしまっていることがありますので気をつけましょう。
「摂る糖」「摂らない糖」の仕分けをする
このように、糖といってもなんでもいいわけではなく、「摂らない糖」を仕分けすることが必要になります。
では「摂るべき糖」とはどんな糖でしょうか。
摂るべきなのは「ショ糖」
ショ糖とは「グルコース(ブドウ糖)」と「フルクトース(果糖)」が一緒になったもので、私たちが一般に考える糖のことです。グルコースとフルクトースはどちらも「単糖」です。
単糖は分解が簡単で、すぐにエネルギーの材料になります。
糖からエネルギーを作るのにもエネルギーが必要ですから、効率の良い糖摂取が必要となります。
グルコースとフルクトースを同時にとることで、さらに効率的にエネルギー生産ができます。
理想的な糖の補給源とは
そして、グルコースとフルクトースがセットになっている理想的な糖の補給源が「黒糖」や「はちみつ」です。
「加工黒糖」は別の物質を足してあるため消化・分解作業が複雑で、エネルギーも時間も要りますから効率的なエネルギー源とは言えません。
加工されていない本物の黒糖を選びましょう。
本物の黒糖やはちみつには、ブドウ糖やアミノ酸、ミネラルがたっぷり入っています。
糖と一緒にミネラルが入ることで、糖をエネルギーに変換するなど身体の生体反応のサポートをしてくれます。
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はちみつは熱するとせっかくの栄養成分が失われてしまいます。
一般に出回っているものは栄養が失われたはちみつは多いので、必ず生で非加熱のものを選びましょう。
こちらは私のはちみつコレクションです。
ちなみに白砂糖も白砂糖もショ糖ですが、ビタミンやミネラルが含まれていないため消化するのにエネルギーが必要で、身体には負担となります。
ですが人工甘味料よりは良いといえます。
糖は抜くものではなく、むしろ切らさないように気をつけるべきものです。
良質な、そしてお気に入りの糖の補給源を探してみてくださいね。
(この記事の内容は代替医療師VANILLA氏のセミナーや記事で学んだことに基づき執筆しています。)
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