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新型コロナをきっかけに東洋の伝統医学が世界でメジャーに? アジア各国がグローバルな普及を目指す伝統医学の可能性とは。

新型コロナをきっかけに東洋の伝統医学が世界でメジャーに?
アジア各国がグローバルな普及を目指す伝統医学の可能性とは。々


全世界的に開発競争が激化し、
すでに最終段階に入っているとも言われる
新型コロナワクチン。

その一方で、東洋の伝統医学が
世界的に大きな注目を浴びるようになっています。

かのチャールズ皇太子が新型コロナに感染した際にも、
「アーユルヴェーダとホメオパシーで治療した」(※)
という報道があったのをご存知の方もいらっしゃると思います。

いち早く新型コロナに打ち勝ったと主張する中国をはじめ、
コロナの全世界的な流行によって
自国の伝統医療の価値をあらためて見直し、
国民への治療に積極的に取り入れたり、
世界への普及のための取り組みを行っている国々があります。

今回は、主なアジアの国ではどのような動きがあるのか、
そしてそれに対する西洋医学界の反応などをお伝えすることで、
今後私たちが持ちたい視点について考えてみたいと思います。

世界的なコロナ禍で見直される東洋の伝統医学。その特徴は?


現在も有効な治療薬やワクチンがないと言われる中、
日本では「普段から免疫力アップにつとめよう」ということが
かつてないほど叫ばれるようになりましたが、
それは世界のどこの国でも同じようです。

古代の医学は、黄河文明・インダス文明・エジプト文明・ギリシャ文明など、
文明が生まれた場所に起こったと言われています。
それらが互いに出会い、融合し、途中で廃れたりしながら、
現在では、
「中国伝統医学」「インド伝統医学」
「チベット医学」「ユナニ医学」
の4つが主な伝統医学と呼ばれるようになっています。

西洋医学が、医薬品の使用や外科的な手術などの方法で、
直接体の悪い部分を取り除いて治療しようとする傾向があるのに対し、
東洋の伝統医学は、

◆人体を小さな宇宙としてとらえる
自らも宇宙の一部であり、体内にもまた宇宙が存在すると考え、
健康な状態を「体の内外の宇宙のバランスが取れている」状態とする。

◆未病(病気になる前の状態)の段階で健康な状態に戻す
未病の段階で健康を維持するための方法が体系化されており、
食生活など生活全般にわたる養生法や五感にアプローチする養生法を説く。

◆自分の体内だけでなく、外界の変化との関連性も重要視する
病気や不調の原因を自分の体内だけに求めるのではなく、
季節的な変化など外界のさまざまな要因によっても
健康状態が大きく左右されると考え、最適な処方を行う。

◆包括的な「生命」に関する概念を持つ
西洋医学では受け入れにくいような、
いわゆる「スピリチュアル」なレベルでのアプローチ方法も取り入れ、
非常に包括的・哲学的な医学となっている。

などの特徴を持ちます。

参考:上馬場和夫「伝統医学の可能性」

新型コロナの治療・予防に自国の伝統医学の普及を目指す国々

以前の記事では、東洋医学と西洋医学が共生し、
新型コロナ死者が現状ゼロのブータン事情についてお伝えしました。
★新型コロナ死者が現状ゼロのブータンの伝統治療から見える東洋医学と西洋医学の共生

他にもアジアの国々の中には、
自国の伝統医療を新型コロナ患者の治療に生かしたり、
全世界的に普及させたいと考えている国も存在します。

早期からコロナ対策に伝統医学を取り入れてきた中国。狙うは世界普及


世界的なワクチン開発競争でも
熾烈な戦いを繰り広げているかに見える中国。

実は、感染拡大の早い時期から西洋医学だけではなく、
伝統的な医学も取り入れており、
新型コロナ対策の一環として、
大きな役割を果たしたと言われています。

習近平国家主席は、
自国の伝統医学を世界的に普及させることに
力を注いでいると言われており、
近年出された白書では、
中国伝統医療は「医科学」の1つの分野として、
再び大いに活用する時代が来たと強調されています。

今回のパンデミックに限らず、
中国での感染症に対する伝統医学活用の歴史は非常に長く、
記録されているだけでも現代までの感染症流行は500回以上。

西洋医学を取り入れる以前から伝統医学による治療法が確立されており、
かのSARS流行の時にも中医師が活躍し、
200を超える症例から、伝統医学の有用性が証明されたといいます。(※)

武漢のパンデミックの際にも、
早期から中国全土の4900名もの伝統医学関係者が支援に赴き、
そこでの事例から、国家の治療ガイドラインが次々更新されたそうです。(※)

まだ治療薬もない中、
全国の新型コロナ感染者の9割以上に中医薬を投与したところ、
症状の緩和や重症化予防などへの効果が証明されたと言われます。(※)

実際に武漢で治療に当たった中医薬大学の元教授は、
このようにインタビューに答えています。(※)

「伝統医療の効果は明白だった。
治療法は、はり治療と漢方薬だったが、
特にはりの効果がとても大きく、速かった。

胸の苦しさが改善し、全快した患者もいた。
呼吸困難にも効果があった。

まだワクチンや医薬品がなく、西洋医学で治療ができず
1カ月も入院していた患者にはりを打ったところ、
すぐ改善した。」


このインタビューに限らず、中国伝統医学の医師・専門家は
こぞってその有用性に言及しています。

ただ、彼らは西洋医学に対する
伝統医学の優越性を主張したいわけではなく、
双方のメリットを生かし、患者に対して、
よりよい治療を行うことを提唱しています。

中国では、多数の入院患者のうちのほとんどが
軽症あるいは無症状であり、
そういうケースには伝統的治療が非常に有効であるとし、
重症化した場合は西洋医学の出番であり、
呼吸や循環をサポートすることで命を救うことは
絶対に必要なものだとしています。 (※)

コロナ禍の国内で伝統医学を積極的推進、世界規模でもアーユルヴェーダ産業を拡大したいインド


現在新型コロナ感染者数が600万人以上と、
アメリカに次いで多いインド。
実際その10倍はいるのではないかとも言われています。

人口は約14億人と非常に多く、都市部は大変な過密状態であり、
先進諸国に比べて明らかに医療機関や医療従事者数が足りず、
検査で陽性となった人の割合が特に高いのは、
都市部のスラム街に暮らす人々だといいます。

それでもこの危機を乗り切るために、
いのちを救うことができる可能性のある対策は
積極的に摂り入れていこうと、
さまざまな分野で、官民挙げての取り組みが進んでいます。

アーユルヴェーダをはじめとする
インド伝統医学の活用もその1つです。


インド政府の保健家族福祉省に、
近代西洋医学以外の医療政策を統括する部門である
AYUSH省(Ayurveda, Yoga & Naturopathy,. Unani, Siddha and Homoeopathyの略)があります。

政府は、『予防にも治療にも活用できる、比類なき伝統医学の遺産』として
アーユルヴェーダを位置づけています。

AYUSH省のホームページでは全面的に新型コロナを取り上げており、
伝統医学を用いた対策など、
さまざまな情報が得られるようになっています。(※)

モディ首相自身が、そのホームぺージの中で、
「免疫力を高めるためにAYUSH省の情報に従ってください」
と呼び掛けていることに驚きます。

その勢いはインド国内のみならず、
AYUSH省とWHO(世界保健機構)は共同で、
『アーユルヴェーダ医療における診断及び用語国際閣僚級会議2020』
を開催し、日本を含む16か国の代表が参加しています。

また、伝統的な健康管理体系の国際振興として、
中国やマレーシア、ハンガリーなどの国と
国際交流プログラムやセミナー、
ワークショップなどによる交流も進行しているのだそうです。(※)

在日インド大使も、このように強調します。

「アーユルヴェーダは、副作用の心配のない自然のハーブを利用して、
ハーブ医薬品やサプリメントとして摂取する。

そこに、ライフスタイルの改善やヨガなどを組み合わせて
免疫力向上につなげ、病気の原因に働きかけるものだ。」

「歴史的に見ても、西洋医学的な治療や手術は
最近になって出てきたもの。
もともと人間は自然から得られるものを使って
健康維持や病気の予防につとめてきた。」

今後は、医療負担を減らすという面でも、
アーユルヴェーダは貢献できるといいます。(※)

中国やインドに対する西洋医学界の困惑。新型コロナ対策に伝統医学を用いることに懐疑的


このように、中国やインドでは国を挙げて、
自国の伝統医学の有効性を盛んに訴えていますが、
欧米をはじめ、西洋医学従事者からの
批判的な意見も相次いでいます。

中国では国策である伝統医療の推進を
あからさまに批判することが難しいと言われますが、
国内でも否定的な見方がないわけではありません。

「陰陽」の考え方など、
西洋にはない独自の概念を用いる中国の伝統医学は
科学的に評価することが難しいと言われ、

「その効果には明確な証拠がない。
効果が明らかでない薬を使うことで、
患者にとって有害になる恐れがある」

と警鐘を鳴らす専門家もいます。


イギリスのエコノミスト誌は、
中国の伝統医学を推進する際に、2つのリスクがあるといいます。

1:多くの人が「中国の伝統医学は従来の治療よりもよい」と考えるようになる
このように偏った考え方は、ある意味で危険だと言えます。
少なくとも、西洋医学は救命の効果が証明されています。

2:アニマルライツの考えに逆行する可能性がある
伝統医学の治療には、動物の様々な部位が使われることが多く、
トラの生殖器やセンザンコウのうろこ、サイの角など、
希少動物の特定部位には大きな効能があると、
今でも広く信じられています。

絶滅危惧種の動物を用いることは禁止されていますが、
今後、これらの動物がいっそう危険にさらされる可能性が
危惧されています。


首相自らが「免疫力を上げるためにAYUSH省の情報に従うように」と
呼び掛けているインドでも、批判は避けられないようです。

新型コロナの患者を治療するため、ヴァルダン保健・家庭福祉大臣は
アーユルヴェーダやヨガなど、インド伝統医学をベースとした
臨床管理に関する取り決めを最近発表したものの、
インド医師会(IMA)からの反発を受けています。(※)

新型コロナ患者で行われた研究がベースと言われる主張に関して、
本当に満足のいく証拠があるのかどうか、
もしあるのなら、その証拠はどのくらい強いものか。
証拠は公開されたもので、なおかつ
科学的な精査に利用できるものであるべきで、
経験的なものや、事例としての証拠、
個人の主観は証拠にはならないと主張しています。

WHOの支持を受け、伝統的なハーブ治療法の確立を推進しているタイ


そんな中、伝統的にハーブを薬として位置づけ、
病気治療や不調改善に活用してきた長い歴史を持ち、
西洋医学との良好な関係を築いている国がタイです。

日本人である私たちにとってハーブというと、
料理に使ったり、お茶として飲んだり、
アロマテラピーで癒されたり、
そんな利用法を想像することが多いですね。

タイの伝統医学では、ハーブは明確に「薬」の扱いです。
体の不調などに合わせ、治癒のためにハーブを用います。


ハーブを活用するタイの伝統医学の起源は
アーユルヴェーダであると言われ、
2500年前くらいに始まったといわれています。

医療施設が一般的になる以前は、
タイの人々は不調があればお寺へ行き、
マッサージやハーブを使った治療を受けていました。
こういった伝統的な医療は、
王室の宮廷医によって脈々と受け継がれてきました。

国を挙げてのハーブを活用した医療がいっそう盛んになったのは、
20世紀に入ってからのことです。

バンコクの北東にあるプラチンブリー県の当時の領主であった、
王家のチャオプラヤ・アバイブーベ氏が
ハーブの治療に力を入れ始めたことがきっかけでした。


それでは、なぜタイでは
ハーブによる治療が盛んになったのでしょうか。

それは、ハーブは健康効果があり、
誰にでも手に入れられるものだったからです。


国民に広く行き渡る医療であることが大切で、
アバイブーベ氏は自宅を開放して、
ハーブを使った伝統医療の病院を作り、
庭園ではハーブ栽培も行っていたと言われています。

そういう流れがあるため、
タイではハーブが薬局で処方されるのが
当たり前の光景となっています。

このところ、タイではハーブが原料の化粧品などの
開発に取り組む中小企業が増加傾向にあり、(※)
今年は新型コロナウイルス感染症の流行に伴って、
ハーブ製品や漢方薬の需要が大きく伸びているといい、
とくに風邪の特効薬として知られるハーブの1種である
「センシンレン」の売上が急増したのだそうです。

タイ保健省が管轄するタイ式医療・代替医療開発局は、
医療関係機関と協力してセンシンレンを使った薬の臨床試験を開始し、
新型コロナ治療に対する研究を進めた結果その効果が認められ、
比較的症状が軽い患者へ向けて、試験投与が始まったといいます。

タイの統合医療研究をリードする存在、チャオプラヤ・アバイブーベ国立病院

このように、自国の伝統的医学と西洋医学が協力し合う土壌のあるタイで、
最先端の統合医療研究や、教育・開発の拠点として
世界的に最もよく知られているのが、
先のアバイブーベ氏の尽力によって設立された、
チャオプラヤ・アバイブーベ国立病院です。

この病院は、国立のハーブ研究機関として、
その大きな成果が世界中の医療関係機関から注目されていますが、
最先端の医療テクノロジーを研究する国立大学と連携することで、
ハーブの有効性を活かした製品作りも積極的に進めています。

中でもぜひ一度試していただきたいのは、
ハーブ界の新星とも言われる「バタフライピー」の
ハーブティーです。


タイでは身近なマメ科の植物で、
カクテルなどの飲み物から石鹸・シャンプー、
お菓子の色付けなど、幅広く利用されています。

この透き通るような美しい青色は、アントシアニン。
眼精疲労や美肌、アンチエイジングなどに嬉しい効果が期待でき、
デスクワークで疲れた時には重宝します。

そのままの青色も美しいのですが、
レモンやライムのスライスをお茶の中に入れると、
クエン酸と反応して、青色が美しい紫色へと変わります。


見た目の美しさも、私たちを癒してくれる
重要なポイントです。

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バタフライピーのみならず、
免疫力向上や美肌・シミ改善を助けるアムラ、
集中力アップ、自律神経を整える効果が期待できるゴツコラなど、
魅力的なハーブティーは数多く存在します。

このようなお茶を入口として、
ハーブを不調対策や健康維持のために取り入れることは、
今後いっそう脚光を浴びることになるかもしれません。

何か病気や不調があればすぐに病院に駆け込んで、
突然高額な医療費が必要になるという事態になる前に、
手に入りやすいもので日々体調を整えておくことの大切さは
もう誰もが認めるところとなっています。

現代医学のベースも、伝統医学にあり。今後の一層の研究に期待!


エビデンスがない、個人的な主観や経験則でしかないと
批判されがちな伝統医学ですが、
数千年にもわたる伝統医療の実績や結果は、
果たしてエビデンスに劣るのでしょうか。

現代医学のベースも伝統医学にあると言われますが、
たとえば、西洋医学で使われる新薬の
リード化合物を発見するための基本材料は、
薬草として伝統的に用いられてきた植物なのだそうです。

他にも、

近年盛んに提唱されるようになったオーダーメイド治療や、
何をいつどれだけ食べるかという時間栄養学、
生体リズムを考慮し、
最も効果的な投薬時刻を設定する時間薬理学など、

西洋医学がようやく注目しはじめたことは、
すでに伝統医学では、はるか昔から行われていたことです。

このように、伝統医学の理論や治療方法は、
現代の医学の発展に役立つ大きな可能性を秘めています。

「科学的でない」とされている伝統医学は、
実は「未科学」(今後証明されて科学になっていく)、
またある意味では「科学を超えたもの」とする専門家もいます。(※)

今後、伝統医学の研究がより進むことで、
その有用性が明らかとなり、
世界中の多くの人々の命が救われる世界になることを望んでいます。

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