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第7回Vege Pub Night@5th cafe Udagawaに行ってきました!

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ベジタリアン、ヴィーガン好きが集まって交流を深めていくパーティ『Vege Pub Night Vol.7』が2月某日、開催されたので行ってきました。2012年にはじまったこのイベン ト(開催は不定期)も今回で7回目。元SIPA BALED CLONE 岩溪寛司氏による、ミニライブもあり、あっという間の2時間半。店内にはたくさんに人で溢れかえって いました。
今回の会場は東京・渋谷にある「5th cafe Udagawa(フィフスカフェ ウダガワ)」。 


 

ベジパブナイトのコンセプト3つとは!?

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このイベントは坂井 英さん、松田 敏明さん、川勝洋美さんの3人のオーガナイザ ーで企画・運営されています。坂井さん曰く「3人でやるというバランスが好き」 とのこと。当初からイベントとして打ち出しており、松田さんが好きで通っていた目黒のビアパブで第1回目が開催されました。

当然イベント告知は内輪だけでなく、外へ外へと。それでも最初は来る人は内輪だったようですが、参加した人が紹介してくれたり、だんだん知らない人が来てくれ るようになったと言います。今回のVol.7では初対面の人が多く、世代の幅も広がり、とても賑わっています。

そしてベジタリアン向けのカフェやレストランでないお店でやっているのもコンセ プトのひとつ。内輪的なものではなく、たくさんの方に知ってもらいたいということもあってお店へイベントの主旨を伝えながら色々な場所で開催し続けています。 貸し切りできる人数を下回りそうなこともあるけれど、やはりやっている自分たちが楽しめることもあり、ずっと続けています。

このパーティのコンセプトは3つあると言います。

ベジレストランに行かなくてもこのイベントでベジを楽しめる

ベジレストランという専門店でなくても、たった一度しかない‘イベント’でベジ料 理を楽しむことができ、しかもそれが交流型イベントなのでいい機会です。ベジと いう食のスタイルが合う人、もしくは興味がある人がそこにいます。

ベジじゃない人に知ってもらう

ベジという食スタイルが好きで、たくさんの人に知ってもらいたい。こういうイベ ントをやり続けるにはその気持ちが多少なりともなければ続きません。広がりを生 むのは、知らない人に知ってもらうことです。

ベジ、ノンベジ関係なく、食とお酒を楽しもうよ

とはいえ、理屈や知識の一方通行ではなく、純粋に会った人同士がご縁を感じて楽 しめる場であること。やはり食はおいしく、楽しくなければいけません。集まった人たちにいかに楽しんでもらえるかということですね。


交流会といっても様々ですが、ベジパブナイトはミニライヴこそありますが、余計 な‘仕掛け’はありません。ビュッフェスタイルで各々が気ままにテーブルやカウン ターで食とお酒と会話を楽しみます。今回は「ベジではないお店でベジ料理を出し てもらった」という試みで、満員御礼。やはり続けていくこと、やりたいことへの 熱量を発散させていくことで伝わっていくものだと感じます。松田さんは「今日は たくさんの方が来てくれてとても満足です。」と笑顔で語ってくれました。

ベジという食スタイルが今の健康な自分をつくってくれた

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▲べジパブナイトを企画運営しているメンバー。左から坂井さん、松田さん、川勝さん

オーガナイザーの坂井さんにお話をお聞きしました。 坂井さんは元々、不健康でした。貧血や偏頭痛、カラダは疲れやすい。「これが自分の体質?」「一生治らないもの?」と自分の体質については半ば諦めていたといいます。

そんな中、食事を変えること、なるべく病院に行かないでいいような「カラダづくり」をしていくという考え方に出会います。マクロビオティックに出会い、実践し、玄米を食べるようになってからは少しずつ体調が良くなっていくことを実感します。 「具合が悪なったら病院にいくという考え方ではなく、排除する(引き算する)という考え方って大事だと思ったんです。」と坂井さんは語ります。

「例えば風邪を引いたら無理矢理食べるのではなく、食欲がなければ無理に食べる ことはない。必要なものは身体が教えてくれる、欲するものがあれば食べれば良いんです。」

たしかにこういう話を知らない人は多いでしょう。自分が絶対こうだと思うことで もそうではないこと、たくさんありますよね。坂井さんは自分で知ったわけですが、「こういう日常的なことでも教えてくれる人がいなかったら知らなくて当たり前。だから私は伝えていきたいし、そういうことを知るきっかけの場にしたい。」 とこのイベントを続ける理由を説明してくれました。特に結果として体調が良くなれば誰だって純粋に人に伝えてみたいと思うのかも知れません。

ベジタリアン歴は約8年。完全ビーガンは2年。ウールやダウンも身につけないので 冬は心配だったそうですが、「結構平気だった。」そうです。ストイックな性格だと自分のことを笑いながら話してくれましたが、いきなりマクロビ生活に シフトしたわけではありません。はじめにマクロビを知り、ベジタリアンを知るに連れて徐々に食生活を変えていきます。マクロビは食事療法としても確立されているので体質改善目的でマクロビから入る人は多いのです。

食生活を変えていくうちに「自分がどんな風に変わっていくのか知りたくなった。 これは自分実験(笑。」という好奇心が何よりも坂井さんの強みです。あらゆることが便利になっている都会で、あえて「狭い生活」をしてみるおもしろさもある と言います。化学物質や食品添加物を摂らない、食べられるものがどこにでもあるわけではない生活そのものを楽しんでいるようにも感じます。

困ることと言えば、「ビアパブみたいなところに行きたいけど、フィッシュ&チップスとか唐揚げとかばっかりで。せいぜいサラダ(ドレッシング抜き)とピクルスしかない。(笑。居 酒屋も行くけど本当に食べられるものがない。(笑。そういう生活をしていて 大変なことは小腹がすいたときに簡単に食べられないことですね。

忙しいときにコンビニで済ませてしまう人も以外と多いと思いますが、このあたりは坂井さんは。

コンビニに行く用事がまったくないんです。ATMぐらいですね(笑。ただ、それほど困ったということはありません。ごはんも家で作れるし、作れないときは断食したりしてます。それで体調が良いので昔の自分からすれば良いことの方が多いです。数日食べなくても’死なない’ということはわかってますからね。」と元気な答えが返ってきました。


かと言って坂井さんは肉食生活を完全否定しているわけではありません。「基本的には食べたいと思うものを食べたらといい。ただ偏ってしまうことはよいことではないし、 体調が悪いならば食生活を改善することでよくなるということは伝えたい。」と言います。

坂井さんの話で印象的だったのは、理屈ではなく、単純にこの食生活、ライフスタイルが心地がいいということ。無理にやっているわけではないということ。身体が軽いし、20代の頃よりタフで健康。自分にとても合っていると言います。病気ではないけど、些細な体調不良って誰でもある。そこが少し食事を見直すだけで改善したりできるということ。ビーガンだけ ど、お酒も飲むし、健康そうだし、楽しそうにしていること。

「ノンベジさんが実際にベジフードを食べてみる。そういった私や参加しているベジタリアンの姿を見て、興味をもって、食の選択の一つになってくれる人がいると嬉しいです。そんなきっかけ作りの場がベジパブでもあります。」

「きっかけ作りの場としてのイベントだし、そこから興味を持って深く知りたいと いう人がいたらうれしいですね。」とほろ酔いながら話を聞かせてくれました。

ビーガンを広げるということ

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「そんな簡単に広がるということではないし、大変だと思う。人の食スタイルを絶対に否定しないというポリシーがあります。ただ知らないだけ。だから情報をあげ たい。選ぶのは人それぞれです。知った人が正しい情報を得て何を選択し、何を食べたたらいいかについてきっかけになることを発信し続けることは意味があると思うんです。そういうイベントとしてやっていきたいですね。」

生まれも育ちも横浜の坂井さんは3月末には横浜で「第3回ハマベジ交流会」もオ ーガナイズしています。「横浜だからハマベジ。横浜でどれくらいベジの人が集ま るかが楽しみです。がんばっているお店を応援したい気持ちもあります。」

もちろ ん横浜在住ではなくても参加できるのでご安心を。

日時:3月29日(土)18:15~20:30(18時受付開始)
会場:Cafe KUKURU
神奈川県横浜市南区井土ヶ谷上町22-26
京浜急行 井土ケ谷駅より徒歩5分
参加費:4,200円→4,000円にプライスダウン!
定員:20名
申し込み、問い合わせは hamavege.club@gmail.comまで。

参加者の声は?

告知はFacebook中心なので主催者の知り合いの方が多かったですが、特にベジではない人が多くてびっくりしました。イベントを機会に「今日はベジを楽しんでみ よう」という気持ちがあるようです。「食べたら意外とおいしかった。」「耳にし たことはあるけど、どんなものかは知らなかった。来てみたらそれほど抵抗はなか った。」という声がたくさん聞けました。たしかに興味はあるけど機会がないと感じている人は少なくないかも知れませんね。「緊張してます。。」という人も中にはいました。

NPO法人THINK AGAINが取り組んでいること

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2012年までSIPA BALED CLONEというバンドで活動していた岩溪寛司さんはNPO 法人THINK AGAINの代表。ミニライブで弾き語りを披露してくれましたが、岩溪さんはビーガンバーガーで使われるパテをカフェやレストランに導入しています。

今回もイベントで出されたピタサンドにはTHINK AGAINのパテが使われていま す。今では工場でパテを量産することも可能になってきているそうですし、企業や カフェ、レストランなどにビーガンメニューを提案、提供する動きも活発化してき ているそうです。その意図としては「ベジの専門店ではないカフェやレストランに もベジメニューが一品あるような世の中にしたい。」という考えがあります。

最近では「ベジライフスタイリスト」という資格講座も開設し、ベジの普及活動を進めています。「2020年の東京オリンピックがありますよね。外国人が日本にたくさん 来ます。当然ベジタリアンの人も多いですから、企業やお店に情報提供する必要がもっとあります。メニューの提案はもちろん、色々なアイデアやレシピ、食材提供のルートまでお伝 えすることもあるので、ニーズを組みながらやっていきたいですね。」と言います。

たしかに外国人の食文化に対応する必要があることは間違いありません。その他、いくつかのアイデアを語ってくれました。THINK AGAINの活動にも注目して いきたいところです。

NPO法人 THINK AGAIN


ベジパブナイトVol.7の会場

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 5th cafe Udagawa
東京都渋谷区宇田川町 3-12 Mono Step II 5F
03-6455-1939


・アクセス
渋谷駅 徒歩5分 渋谷駅ハチ公口下車。公園通り、勤労福祉会館前交差点を左折。
ホテルユニゾ手前を右折した先にあります。

 

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