野菜の切り方で、全てが変わる!スーッと一筋通った体になれる、野菜との向き合い方を教えます。
野菜の切り方、どうしていますか?
IN YOUをご覧になっている方は、
できる限りオーガニック野菜を選んでいることと思います。
せっかくの新鮮で美味しいお野菜、
スーッと切って
野菜のエネルギーを丸ごといただきたいものですね。
私はとても不器用で、
マクロビオティックを取り入れる前は
薬味のネギも全部つながってしまったりしていました。
野菜の切り方が変わるとすべてが変わる。
包丁の使い方は、
ちょっとしたコツをつかむと
驚くほど上達します。
野菜の切り方が変わると、
全てが変わる
と言っても過言ではありません。
エネルギーの高まる
包丁の使い方をぜひ習得してみてください。
包丁とまな板は、水平、垂直に
まずは、まな板と包丁を水平に置きましょう。
曲がったまま切ると、
ねじれたエネルギーをいただくことになります。
包丁を使わないときは、
刃先を向こう側に向けておくと
万が一の時にも安心です。
包丁は、左右どちらかに傾いてしまう方が多いですが
垂直を保ちましょう。
左手は手首をつけて安定し、
親指を握って猫の手にして
包丁で切れないようにします。
まな板はあらかじめぬらしてよくふき、
一つの素材を切り終わったら
エネルギーが混じらないように
洗うかふくことも大切です。
いつでもパンチができるような体制で
まな板に向かって水平に立つと、
自分の体が邪魔になって右手が動かせません。
まな板に対して斜め45度を意識し、
握りこぶしひとつ分くらいあけるのがコツ。
野菜を上から押しても包丁では切れないので
肘を前後に動かしてスーッと切ります。
利き足を後ろに一歩引き、
いつでもパンチができるような体制にすると
下半身が安定します。
この体制をするだけで、
食材が切れなくてつながるということは
なくなるはず。
気がついたら斜め45度を
意識してみてください。
一物全体、食べられるところは捨てないで!
例えばニンジンだったら、黒ずんでいるところのみ取り去ります。
人参の上部をスパッと取り除いてしまうと
せっかくの人参の栄養が
丸ごと取れなくなってしまいます。
丸く黒ずんでいるところを
包丁の刃の根元で一気に取り除くのが
スーッとしたエネルギーをいただけるコツです。
野菜をできる限り丸ごといただくことで
自分も全身がつながって
一筋通った人間になれるはず。
色々な切り方で
マクロビオティックの基本、
一口で全体が食べられるように
回し切りやななめ切りをすることも大切です。
でも、いつでも同じ切り方をすると
偏った人間になる可能性が。
いつもと違う切り方を試してみましょう。
たまには丸ごとや
ワイルドに手でちぎるのも
楽しいものです。
野菜をよーく見ることも大切です。
ハシリや旬の時期は
縦に切っても柔らかい食感を楽しめ、
名残の時期は
筋張ってくるから横に切ったり。
この野菜はどう切って欲しいのか?
ということを感じ取ってみませんか?
野菜の切り方で人生が変わる?
私もまだまだですが、
包丁使いが以前よりマシになったことで
不器用ながら丁寧に物事に取り組めるようになりました。
仕事に家事に、
忙しい毎日を送っていることと思いますが
例えば味噌汁だけ、サラダだけ、と決めて
一品は野菜を切ることに集中することをオススメします。
忙しいのにあれこれ作るより、
一品を真剣に作り、
他のおかずがない日があっても
たまにはいいと思います。
一品、自分の納得する一皿が完成すると
そんなに力を入れなくても
だんだんと全ての料理が穏やかなエネルギーに
変わっていくはず。
You are what you eat.
人間は食べたものでできている。
穏やかなエネルギーのお料理が作れるようになると
腹の座った、穏やかな性格に
少しずつ変わっていけます。
マクロビオティックを取り入れたきっかけの一つが
怒りっぽい性格を治したかったこと。
まだまだですが、
少しずつマシになってきたのでは?
と思っています。
野菜の切り方一つで、
性格や考え方も変わる。
ぜひクリアな気持ちで
野菜に向かってみてください。
毎日確認することが大切
私の開催する料理教室では、
毎回まな板への向かい方、
包丁の持ち方をお伝えします。
私もぼーっとしていると
まな板に水平に立ってしまったりすることもしばしば。
リピーターの生徒さんにも
お声かけすることで姿勢が良くなり
お料理教室でのお料理の仕上がりはとても良いものになります。
初めて参加されて、
包丁の使い方に慣れていない方が切ると
みるみる切り口が酸化して
黒ずんでしまうことも。
野菜の切り方の違いは
料理の仕上がりだけでなく、
抗酸化エネルギーなども含めて
体への影響が大きいと想像できますね。
地元でとれた新鮮な季節のお野菜をいただくこと、
お野菜をできる限り丸ごといただくこと、
野菜をスーッと切ること。
たくさん品数は作らなくていいのです。
今日から一品だけ、
真剣に野菜に向かってみませんか?
自分の心と体に良いだけでなく、
自分の作ったものを食べてくれた人にも
とても良いエネルギーが伝わります。
自然の恵みに感謝して
お野菜を丸ごと
いただきましょう。
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