『無農薬・無化学肥料・無畜産系肥料』の野菜パウダーで特許を取得するまでの道のり。【オーガニックベンダーズ達の声 by IN YOU Market】
特許まで取得済の、
『無農薬・無化学肥料・無畜産系肥料』でできた野菜パウダー
今回の体内還元野菜パウダーのご出品者様、横堀さん。
今や特許を取得する野菜パウダーを開発、販売という凄い方ですが、
昔から農業のプロフェッショナルだったのでしょうか?
今回、実際に農場にお邪魔し、お話を聞いて見ました。
僕は元々は農業のプロでも何でも無いですよ、それどころか農家の生まれですらありません
そうやって笑いながら横堀さんは語ります。
『元々は広告代理店や、IT関連の会社などで働いてたんですよ。都会の中で毎日働くという生活をしていたんです。
その中で、ある時にふと木村秋則さんの「奇跡のリンゴ」という自然栽培の本を見つけて、読みました。
気分転換にもなって面白そうだしやってみるか、という気持ちで農業を始めました。
といっても今みたいにきちんとした大きな農園なんかではなくて、家庭菜園です。
自宅の庭でちょこっと作物を育てるといったような感じでした。それが農業を始めたきっかけです。』
大切なのは作物を作る土壌
『最初は本の見よう見真似といった感じで、何にも分からない手探りの状態からでした。
元々、農家の生まれでも、農業の大学を出ている訳でもないですから・・・。
それでやってみたら、やって見たで、作物がうまくできませんでした。それで、どうしようかなぁ、と思ったんです。
そんな時に、土壌を元気にすれば良い作物ができるという事を知ったんです。
今、無農薬や無肥料など様々な事が言われていますが、
それらの事を突き詰めると作物を生み出す土壌の酸化状態を還元させる、土壌を健やかに保つというのが大事な事なんです。
作物を生み出す土は、人間にとっての体と同じです。
不健康な体から生まれるものは不健康な物ですし、それと同じ様にやっぱり状態の良くない土から生まれる作物は、あまり良い野菜では無いんです。』
そこから、横堀さんの土壌の状態から考える農業がスタートしました。
『無農薬、無化学肥料栽培を家庭菜園でやってみて、できた野菜が美味しかったんです。
炭やヒューミックシェールという腐葉土の化石のエキスなどを庭の土に混ぜたことが良かったようです。
それで、よし、これをもっと本格的にやってみようと思いました。
ただ、本だけでは分からない事が沢山ありますから、知り合いのツテで農家の方にお願いし、住み込みで農作業を勉強させて頂きました。
平日は会社に勤務し、土曜日、日曜日は農作業を手伝う、そんな生活でした。』
本来、自然の野菜はサイズもバラバラ
『週末、農家さんに農業を教えてもらう日々が続いていたある日、親戚から連絡がありました。
群馬県の赤城山の麓に農地があり、継ぐ人が誰もいないからそこで農業をやってみないか?って連絡があったんです。
それがきっかけで、今の農園での農業が始まりました。
ただ農業を始めた、と言ってもそもそもずっと農業をやってきた人間ではありません。
そんな人間が農薬も化学肥料も畜産系肥料も使わずに作物を作ると言ってるんですから、
最初は色々言われたり、笑われたり、相手にされませんでした。
もちろん近所の慣行農法(農薬や化学肥料を使って栽培する農法)の農家さんにも相手にされませんでした。
ただとにかく作ってみたんです。
そうすると、色んなサイズの野菜ができました。
最初は驚きましたよ、本当に野菜が大きかったり、小さかったり、こっちは葉が大きいけど、こっちのは小さかったりと本当にサイズもバラバラなんです。
でも、考えてみれば自然の中で育っている野菜ってそうですよね。
自然のドキュメンタリーの番組とかでも、植物が均一に育っているところなんてないじゃないですか。
僕たちはむしろ均一のサイズの野菜を見慣れているからそっちが普通って思ってしまいますが。
本当に自然に近ければ近い程、作物にも多様性が生まれるんだと思います。』
実際に、訪問させて頂いた農園の野菜は本当にサイズも、形もみんなバラバラでした。
そんな時に、横堀さんがヒョイっと春菊の葉っぱを千切って言いました。
『うちのは農薬も何もかけていませんから、そのまま食べてみて下さい。』
そう言って手渡された春菊を食べてみました。
「、、、甘い!春菊が甘い!」
驚きました。普通、僕らが食べている春菊は、食べてみると、後に少し苦味を感じると思います。
実際にインターネットで《春菊 苦味》で検索すると、苦味を消す調理法なんていう方法も紹介されています。
でも、横堀さんの農園の春菊は違いました。甘いんです!春菊が甘い。初めての体験で驚きました。
『甘いでしょ?』
横堀さんはそう笑いながら話してくれました。
『無農薬、無化学肥料で作物を作るとやっぱり味にも、作物自体にも大きな違いが出ます。
慣行農法(農薬や化学肥料を使って栽培する農法)で栽培した野菜は、葉の色が濃い緑色ですが、うちの野菜は少し薄いんです。
市販の農作物との違いが出てきて本当に驚きますよ。
先日、お渡ししたORPリーダー(日本唾液臨床学会名誉会長・岡澤美江子医師監修の医療機器。 唾液から体内の還元度合いを測定する機器)
の数値の結果の通りです。この野菜を食べた直後から体内の還元が即始まるんです。
やっぱり、土壌を整えて、できた作物は色々な形があってかわいいですよね。
ただ、形がバラバラだと販売が難しいのです。形が一定でない分、価格も統一できません。
それでもやっぱりみんなに食べて欲しい。それで野菜を粉末にしようと思いました。
野菜粉末にすれば、1週間くらいしか持たない野菜が1年間持つようになりますし、どこでも持ち運べますから。』
食べて元気になれるのが一番良い
『今、農薬の問題とかが注目されています。
もちろん100%とは言えないですが、やっぱり普段から体を元気にするいい野菜を食べれば、7割くらいは病気を予防できると思うんです。
それでも病気になっちゃうのはこれは運ですから仕方ないです。
けれども、普段から体を元気な状態にしてほしいですね。昔は、僕も毎日お酒を飲む生活をしていました。
でも、今はウチの農園の野菜を食べて、健康的な生活を送っています。今でもお酒は大好きですが(笑)。
僕はもともと農業に精通したプロでもなんでもないです。
今でも素人くらいに思っています。
でも、2008年から楽しみながらやっていたら、農園の野菜で作ったパウダーが特許を取得しちゃったりと、なんか嬉しい事になっていきました。
やっぱり、こうやって農園に来てみると、なんか元気になりますよね。気持ちいいです。』
今回、取材させて頂いた自分も感じました。
ここの農園にいると、なんか元気になってスッキリする。陽射しも適度に当たって心地良いんです。
『ここに来る時に大きな鳥居があったでしょう?ここは赤城山の龍神様がいるんですよ。
まあそういうのもあるんですかね?美味しい野菜が本当にできます。
いつか、IN YOU さんと一緒に体内還元ツアーも企画してやりたいですね。
ORPリーダーを使って、自分の体内の酸化還元度合いを測定して、
そこから野菜を食べる事で実際にどれくらい体内で変化があるのかを直に体験してもらう、そんなバスツアーでも企画できたら面白いですよね』
実際の自分の体内の酸化度合いを調べる。
これって実はみんな気にしてるけど、普通は方法がない。
でも、医療機器で計測して分かったら楽しいのかも、そんな事を思いました。
『今日は、わざわざ来て頂いてありがとうございました。また、いつでも来て下さい。
あ、そうだ、これ持って行って下さい。うちの農園でとれたピーマンです。』
そう言うと横堀さんは沢山のピーマンをくれました。
トラックでバス停まで送って頂き、笑顔で見送って頂いて取材は終了しました。
体内還元ツアーか、そんな事できたら、本当に面白いな。
それにしてもちょっとお腹すいたなぁ。もらったピーマン食べてみよう。
・・・ピーマンが甘い! 甘い!
この美味しさには本当に脱帽でした、、、
さて、さて、今夜は何作ろう?
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