元気そうなあの人がなぜ?身近に潜む「突然死」。突然死になりうる原因と予防するための食事・習慣とは。
えっ元気そうなあの人がなぜ・・・? 身近に潜む「突然死」のリスク
知り合いが寝ている間に突然した。
元気そうだった人が外出中に倒れてしまった。
見た目にはなんの異常もなかった人が亡くなった。
最近は、過労死なども含めて突然死する若者も増えています。
年配の方はもちろん、若い人も油断できないのが突然死です。しかし突然死するからには必ず「何からの理由」が存在します。
大切な家族や大切な人がある日突然、ということにならないためにも
私たちは突然死しないための生活習慣を知って、心がける必要があります。
こちらでは色々な年代で増えている突然死の原因と対処法についてお伝えしてまいります。
突然死とは
突然死というのは、何らかの症状が急に現れ、24時間以内に死に至る事を言います。
厚生労働省
主に、
- 虚血性心疾患
- 脳血管疾患
- 高血圧
- 糖尿病
特に虚血性心疾患というのは心筋梗塞とは違って血管が詰まったわけでもないので、明確な原因は発見できていません。
タバコと酒
まず代表的なリスク要因となるものからお伝えします。
タバコやお酒などの生活習慣が、血管をはじめ循環器系に重大な影響を与える一つの因子と考えられています。
生活習慣病が関係しているのは確かなようです。
嗜好品がただちに血管や心臓に影響して死に至るという訳ではありませんが、
毎日の積み重ねによって起こっている可能性が高いと言えます。
普段から過剰に嗜好品を摂取していれば当然、突然死の危険は高まります。
特に血管系の疾患は日々の生活習慣によって左右されるので止められるなら今すぐ止めるのが一番です。
突然死する人の共通点
突然死という言葉通り、「元気だったのに」ということが多く、顕著な前兆は少ないといわれます。
仮に感じたとしても普段から感じているような些細な変調のために見過ごされることが多いのです。
例えば胃腸が悪いために貧血状態になっているなどは生まれつきの体質だと考えている人もいます。
下痢や胃もたれなどは起こっても気にしない人もいます。
突然死の原因となりやすい生活
前述したアルコールやタバコに加え、以下の習慣に当てはまると感じた場合は要注意です。
- 過剰な塩分摂取
- 飲酒
- 睡眠不足
- 喫煙
- 運動不足
しかしこれらは、
現代人にはよくある傾向で、深く考えずに繰り返している人が多いですね。
前兆としては
- 胸痛
- 息切れ
- むくみ
などの普段から起こりやすい症状が多いですが、年齢や運動不足のせいだと考えたりしがちです。
実際に虚血性心疾患の三大危険因子は高血圧、糖尿病、高脂血症です。
これに喫煙、肥満、食事、運動不足、情動ストレスなどが加わるとされています。
突然死の原因が発見された!
マウスに慢性的なストレス(睡眠障害等)をかけた後,
脳内に病原性の免疫細胞を移入すると,脳の血管に微小な炎症が誘導され,消化器や心臓の機能障害による突然死が起こることを発見。
北海道大学
つまり、睡眠不足をはじめとした
慢性的なストレスは胃・十二指腸を含む消化管の機能低下を招き、心臓の機能も低下させる。
ということが言えるでしょう。胃腸が弱り心臓などの機能が低下することが、虚血性心疾患による突然死の原因だと考えられています。
これは画期的な発見だと考えられています。
今までにもストレスと突然死の関係は何度も検討されてきましたが、今回は、「ストレスが血管に炎症を起こすメカニズム」を発見されたのです。
この理論はゲートウェイ反射と呼ばれる炎症の原因物質の流れが説明されています。
また、突然死を防ぐためには血流を改善する努力も必要です。
同じストレスがかかった状態でも炎症の程度には差が出ますし、炎症の治る速度にも差が出るからです。虚血性心疾患を防ぐ食材
心臓病予防のための食事としては、
- 低脂肪
- 糖質控えめ
- 適性カロリーの食生活
- 減塩
- 青魚を食べる
- 野菜の摂取
などが基本になります。
虚血性心疾患を防ぐためには血流の改善が必須です。
そのためには、血流を悪化させる高脂質なものや糖質過多の食事は避けましょう。
その上で、青魚や野菜を摂ることで不飽和脂肪酸やビタミン、ミネラルが不足しないようにすれば血流が改善されていくはずです。
普段から血流が良くなるように生活することで積み重なるストレスにも打ち勝てる体づくりを行うことが大事なのです。
血流を改善する食材
トマトの抗酸化作用は有名ですが、トマトに含まれるリコピンは炎症を抑える消炎作用に優れています。
トマトジュースなどにも含まれるので摂りやすい形で摂りましょう。
他にもブルーベリーやケールなども消炎作用に優れています。
そして良質な脂質を摂ることが重要です。
サバやイワシなどに含まれる不飽和脂肪酸などが有名です。
オリーブオイルやアーモンドなどにも含まれるので、普段から意識して摂取すると良いですね。
魚のオリーブオイル漬けなどの缶詰は保存も効いて手軽に摂れるのでおすすめです。
突然死を防ぐために酸素を取り込もう
酸素を深く取り込むのに効果的なのは、口すぼめ呼吸と腹式呼吸です。
独立行政法人環境再生保全機構
虚血とは主に酸素不足を指します。
胃腸の機能低下により鉄分の吸収不足もありますが、慢性的なストレスで呼吸が浅くなっているのも原因だと考えられています。
口すぼめ呼吸の方法
①はじめは呼気に意識を集中して、軽く口をすぼめて息を吐き出します。呼気の長さや呼吸数は意識しなくて構いません。
②呼気時に口すぼめを徐々に強めていきます。
強く口をすぼめ過ぎると、腹部の筋が強く収縮し、息切れが強くなることもあるので、注意が必要です。
③吸気が1に対して、呼気が2倍になるように徐々に口をすぼめていってください。
もしも息切れが強くなったら手順1に戻り、再度順番に繰り返してください。
普段から息切れをしやすい階段の上り下りの時に実行すると虚血性心疾患の予防に役立ちます。
腹式呼吸のコツ
①仰向けになり、手を胸とお腹におきます。
②鼻から息を吸い込み、お腹が膨らむのを手で確認します。
無理にお腹を膨らませ過ぎると、かえって息切れが強くなることがあります。
③息を吐いてお腹が凹むのを確かめます。
お腹の力を抜いて、口をすぼめてゆっくりと息を吐きます。
深呼吸を意識しなくていいので、お腹の動きを意識してください。
お腹が動けば横隔膜も動いているので胃腸のマッサージにもなります。
そして、仰向けでできるようになったら、座ったり、立ったりして実践してください。
日々の生活で実践できるようになれば虚血性心疾患の予防に役立ちます。
普段から息切れが激しくなる場面が増えている人は特に行うと良いですね。
深い呼吸が出来るようになれば内蔵の機能も高まります。
内蔵の機能を高めることが一番の突然死の予防になります。
最後に
ストレスと突然死の関係は最近、発見された理論の一つです。ただし、ストレスはきっかけであり突然死の原因の全てではありません。
ストレス・食生活・習慣・睡眠
複数の用意が積み重なった上で突然死を引き起こすわけです。ただ、普段の生活習慣で血流が悪化している人ほどストレスがきっかけで突然死を起こします。
普段から、カロリーの高いものや塩分はほどほどにし、野菜や青魚を意識して摂りましょう。
ストレスによる炎症を抑えるには原因となる生活習慣を取り除き、
消炎作用のある食材を意識して摂ることです。
呼吸を意識して行い酸素を多く取り入れられれば血流が改善され突然死の防止につながります。
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