保存食こそこの世で一番の時短料理!? 試さないともったいない、超時短の手作り野菜保存食レシピ・テクニック集
お砂糖を使わない保存食は実は時短料理に繋がる。
こんにちは。オーガニック料理研究家の越野美樹です。
これまで色々な時短テクニックを伝えて来ました。
簡単にできる時短料理は食材選びから!「無農薬野菜を使えば結果的に時短に繋がる」という逆転の発想。
料理の出来の9割は素材で決まる!働く人でも難しい工夫いらずで美味しい料理が作れる究極の時短料理テクニック!
前回は、無農薬野菜を使えば時短になりますよ、というお話でした。
今、梅やらっきょうなど、保存食に適した材料が出まわる時期ですね。
日本で昔から作られてきた保存食を作ったことはありますか?
保存食作りはレベルが高くて手をつけたことがない。
保存食は上級者向けでしょう?
時間がなくてできない・・・・
と思っている方はいませんか?
これ、本当にもったいないですよ。
なぜなら、保存食こそが「時短」への道なのですから。
一見面倒臭いと思える保存食、
実はできてしまえば、「疲れて帰って来ても手っ取り早く食べられて、かつ、自分の時間も増やせる」画期的な食事方法なのです。
保存食さえあれば、キッチンに立つ時間がない日でも
たった1つのメイン料理を作れば手軽に安心安全なおうちご飯が食べられます。
一度仕込めばずっと食べられて、自分や家族の健康にも役立つ保存食。
今年は桜の頃からずっといつもよりも季節が早まっていて、梅やらっきょうも今が旬です。
昨年のちょうど今ごろ、IN YOUで梅醤油、梅味噌、梅みりんなどをご紹介しましたが、
梅干しをはじめとした梅の保存食は我が家には欠かせない保存食。
そろそろ梅仕事の季節です。梅シロップ、梅ジャム、梅干し、味醂漬け。生梅の活用術・使い回しレシピ。
昨今、保存食作りにもお砂糖は欠かせないものになっているようですが、
私は保存食にもお砂糖は使いません。
それでは具体的にどんな時短保存食があるのかについて、おしらせしていきましょう。
美味しいからやめられない!塩と酢と唐辛子だけの塩らっきょうの作り方
らっきょうも、市販のものは自然食品店のものであってもお砂糖や甘味料が使われているし、
値段も張るのでほとんど出来合いのものは買ったことがありません。
らっきょうの皮をむくのは少し手間がかかりますが、
もう何年も私の定番になっているのは塩と酢、唐辛子だけで漬ける塩らっきょう。
熱湯消毒した保存瓶に入れて数ヶ月寝かせて、次の年の今ごろまでずっと食べられます。
何と言っても安心で美味しいので、皮をむく手間を考えても毎年つい作ってしまいます。
カレーにはもちろん、刻んで自家製マヨネーズと混ぜてタルタルソースをつくり、
フライに添えると娘も喜びます。
●オススメの有機酢
●オススメの天日塩
万能に使える!無添加でも彩り鮮やかな紅生姜の作り方
もう一つ、我が家の定番になっている保存食は、紅生姜です。
紅生姜も市販のものは自然食品のものでもやっぱりお砂糖や甘味料が含まれ、物によっては着色料や添加物も含まれているものが多いですよね。
私が作る紅生姜は刻んでさっとゆでてザルにあげたら、
すぐに熱湯消毒した瓶に入れて赤梅酢を注げば出来上がり!
こちらは保存食といっても時短で、思い立ったらすぐ作れます。
焼きそばやお好み焼き、たこ焼きにはもちろん、
お弁当の彩りがないときにご飯に乗せたり、冷やし中華に加えたり、海苔巻きに入れたりと万能に使えます。
おいなりさんのご飯に混ぜると暑い日にもさっぱりと食べやすくなりますよ。
生姜のゆで汁も捨てないで!茹で汁の使い回しアレンジテクニック
私はゆで汁に番茶とはちみつを加えてホットドリンクを楽しみ、
娘は炭酸とメープルシロップ(または生はちみつ)を加えたドリンクが大好きです。
●オススメのマヌカハニー
実は、一番時短な保存食!?超簡単なのに、一度仕込めば数分で食べられるぬか漬け
一番作っているものは何?
一番のオススメは?
と聞かれたら、おそらく漬物ではないかと思います。
塩を加えてさっと揉んだだけの浅漬け、醤油漬け、味噌漬け、梅酢漬け、、、
冬にはたくあんや白菜漬けも仕込みます。
夏の漬物の定番といえば、ぬか漬け。
ぬか漬けを仕込むのは面倒と思われるかもしれませんが、
一度ぬか床を作っておけば野菜を漬けておくだけですぐに一品食べられるんです。
ちょっと混ぜてまた次の野菜を入れればまた一品。
取り出して切ってぬか床を混ぜて、たったの2、3分で一品ができるとは、
なんて便利なんでしょう!といつも助けられています。
ぬか漬けに入れる野菜は、お弁当の彩りに便利な人参、
あやめカブなどのちょっと赤いカブなど。
すぐに色が変わってしまうのですが、切ってすぐに食べるときは長いももオススメです。
ゆでても食べ残してしまいがちなブロッコリーやカリフラワーの芯なども
ぬか漬けにすると家族が喜びます。
私はぬか、塩、唐辛子、昆布などで仕込みましたが、
ぬか床を作る時間がない場合はIN YOU Marketのものが無農薬、無添加、安心材料、安心製法でオススメです!
●オススメの農薬不使用ぬか漬け
日本のハーブ、しその保存食は夏の疲れを癒してくれる
青じそやパセリ、バジル、ミントなど、薬味やハーブは買うと高いから
プランターに少しずつ植えておくといつでも新鮮なままに使えるからオススメです。
農薬など使わなくても虫があまりつかず、育てやすいですよ。
しその葉がどんどん出るようになったら、塩漬けや醤油漬けにしてみて!
食欲のない夏にも、ご飯がどんどん進みます。
晩夏になってしその実が出てきたら、しその実も塩漬けや醤油漬けにすると美味。
赤しそはアクを処理してからお酢につけてしそジュースが定番です。
赤しそジュースもお砂糖などを使わずにお酢のみで、いただくときにメープルシロップ(または生はちみつ)などの甘みを加えています。
夏野菜が出回ったら毎日でも食べたい福神漬けの作り方
夏野菜が出回ると、ナス、キュウリ、生姜などで福神漬けを作ります。
市販の福神漬けは添加物漬けといっても過言ではなく、
自然食品店のものでも複雑な材料が入っているものがほとんど。
私が作る福神漬けはお塩で下漬けしたら、あとはお醤油と本みりんだけです。
漬けてすぐはあっさりとサラダ感覚で、
時間がたつほどに飴色になって福神漬けらしくなります。
刻んで漬けておくだけで、冷蔵庫に入れれば一週間以上楽しめる、
福神漬けも手軽な保存食です。
●オススメの天日塩
●オススメの無農薬醤油
保存食はこの世で一番の時短レシピ。
今の時期から夏の終わりまで楽しめる、お砂糖を使わない保存食。
気になったら、ぜひ試してみてくださいね。
保存食を作ろうと思うと身構えてしまうかもしれませんが、
ご紹介したように、ほとんど時間がかからないものもあります。
そして、一度作ってしまえば何度も食べられますし、その便利さと美味しさの虜になることと思います。
保存食こそ最強の時短レシピ、やらないと損です!
自宅で保存食を作れないというときは、伝統製法で伝統調味料で作られた
本物の保存食を選んでくださいね。
IN YOU Marketなら安心ですよ。
梅干しは、自然に育てられ、こだわりの塩を使い、整えられた環境で天日干しされた
こちら
がおすすめです。オススメの無農薬ぬか漬け
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このぬか床には農薬や化学肥料、除草剤も不使用で有機栽培された米ぬかだけを使っています。
一般の精米所でも有機栽培米は精米されていますが、慣行栽培のお米のぬかと混じってしまうので、有機栽培の米ぬかだけを探すのが大変でした。
約50軒の農家さんへの有機米栽培の指導する、栃木県のNPO民間稲作研究所の稲葉光圀先生と出会い、そこで栽培される有機米を出荷するライスセンターより、貴重な有機米ぬかを全量分けていただいているのです。
このぬか床に使われている米ぬかは、自然栽培に近い製法で栽培されたお米だけが原料なので、
乳酸菌や酵母菌が元気になり、ぬか漬けの仕上がりが他とは違います。
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