子供を安心してすくすくと育てるための我が家の食事
はじめまして、今回から記事を連載させていただきます。ゆっかです。
●三分づき米 ●レンズ豆バーグ ●小松菜の梅ゴマクリーム和え ●きんぴらごぼう ●かんぴょうとサトイモの甘辛煮
これ、ある日の我が家の献立です。
毎日の主食はお米で、白米ではなく、玄米か分づき米。おかずは、野菜、お豆、海草、雑穀類を煮たり、茹でたり、炒めたり…。そして、できるだけ農薬や化成肥料を使用していない食材を選んだり、季節の旬のものをいただくことを心がけています。
肉、魚、卵、乳製品などの動物性食品、そして一般的に砂糖という名前で使用されている上白糖、化学的に処理された添加物は極力摂らないようにしています。
というわけで、我が家の6歳と2歳の娘たちは、ほぼ穀物と野菜で成長中のベジっ子。
成長盛りの子どもにお肉やお魚、それから発育に欠かせないと思われている牛乳も与えずに、栄養的に問題ないの?と思われるかもしれませんが、今のところ、発達に特に問題もなく、元気にすくすく育っています。
例えば、二人とも毎日の排便がスムーズ。排便というのは、身体のなかの不要なものを排出する大切な働き。だから、この排便がスムーズということは、排毒がスムーズということで、元気の源なんだろうと思っています。そのおかげか、小さな子どもがかかりやすい感染性の胃腸炎にもこれまでかかったことがありません。
なぜ、穀物菜食をしていると胃腸が元気なのでしょう?
もともと、人の消化器官は草食動物に近いんだそうです。それは、歯の構造にも現れていて、32本のうち28本は植物を食べるのに適した形をしています。そのため、動物性のたんぱく質や脂肪は、穀物や野菜に比べて消化吸収に負担がかかる、というわけです。
マクロビを始めよう!という思いに至る前から、娘の口にする食べ物には気を遣っていました。
なぜって、小さな子どもの成長のスピードって、ものすごく早いんです。ということは、その成長に欠かせない食べ物の影響って大きいのでは、考えたから。致し方なく、ベビーフードに頼る際も、原材料表示を細かくチェックし、無添加のモノを選んだり。
でも、市場に添加物が氾濫する中、無添加なものをチョイスし続けることは、簡単なことではなく、心の片隅で「いずれは添加物の入ったものなども食べるようになるだろうし、私は気を遣いすぎなのだろうか」とマクロビに取り組み始めたころだけでなく、今も自問自答を繰り返しています。
けれど、正しい食事を続けてきた身体は、体に悪いものが入ってきた場合に、下痢をしたりと、排毒のために身体が反応するけれど、長年、不適切な食事を続けてきた身体は、この排毒反応が正常に作動せずに、毒をどんどん溜め込んでしまうそう。
だから、成長真っ盛りのこの時期に食事に気をつけることは、後々の子どもの身体にとって大切なこと。まだ子どもが自分で食べ物を選べないうちは、食べ物の管理は親の責任だと思って、マクロビを続けています。
というと、子育てのために頑張って続けているように聞こえるかもしれませんが、飽きっぽい私が5年もマクロビを続けてこれた本当の理由は、「美味しい」「簡単」「楽しい」の三拍子に加えて、自分の身体の変化を実感しているから。
マクロビ食って食材の味を大切にしているからシンプル。調味料なんて、塩、醤油、味噌でほとんど間に合っちゃいます。だから、家庭料理の範疇なら、実は料理が簡単なんです。そして、食材の味の引き出し方のちょっとしたコツで、料理がぐんと美味しくなる。ひじきや切干大根の本当の美味しさに目覚めたのも、マクロビを始めてから。そして、野菜同士の色んな掛け合わせによる、料理の楽しさも発見しました。
身体の変化で言えば、あまり風邪を引かなくなったことや、冷え性や便秘が改善したことなどはマクロビを続けていく上で、大きなモチベーションとなっています。
子どもを産む前は、まさか自分が菜食になるなんて思ってもみませんでした。
子育てをきっかけに、マクロビと出会わせてくれた娘に感謝しないといけませんね!
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