衝撃の結果!果物の危険な残留硝酸塩値を測定してみました。安全性や環境問題だけではない、硝酸塩とおいしさ・栄養との関係をご存知ですか?
衝撃の結果!果物の危険な残留硝酸塩値を測定してみました。安全性や環境問題だけではない、硝酸塩とおいしさ・栄養との関係をご存知ですか?
夏になると、さまざまな果物が出回りますね。
6月のさくらんぼから始まり、びわ、すもも、桃、すいか、ぶどうなど、
果物売り場を見ているだけで楽しくなりますよね!
しかし、果物の安全性についてはどのくらい気をつけていますか?
IN YOUでも、化学肥料や完熟していない有機肥料を使いすぎることで生じる
農産物の残留硝酸塩の危険性についてお知らせしてきましたが、
野菜に関することが多かったように思えます。
★特に注意したい危険な硝酸塩の多い野菜リスト。
知っているかどうかであなたの3年後の健康状態に圧倒的な差が出ます!
食べる前に簡単にできる硝酸塩対策法。
★ショック!家庭菜園で取れた野菜も全て安全というわけではなかった!
ホームセンターで菜園セットを買っていませんか?
人体に悪影響が懸念される硝酸塩量を測定して見えた驚きの新事実。
しかし、果物についてはどうなんだろう?と思うことってありませんでしたか?
いくつかの公的機関が果物を含めた青果の硝酸塩値の測定結果を公開していますが、
あまり多いとは言えず、果物についてはさらに少ないです。
本当は、全国から集めたデータがたくさんあれば理想的ですよね。
果物については、硝酸塩値よりも農薬の方が問題ではないかと
感じている方もおられるとは思いますが、
それは別の機会にさせていただき、
今回はこれまでとは少し違った角度から
硝酸塩値を測定する意義についてお伝えしたいと思います。
農産物に残留した硝酸塩の問題についておさらい。
化学肥料だけが悪者なのではありません!
誤解がなかなか解けないことの1つに、「化学肥料を使うから土壌に硝酸塩が増える」というものがあります。
しかし、使うのが化学肥料か有機肥料かということに関係なく、
窒素分を多く含んだ肥料を土壌に施しすぎることがよくないのです。
窒素が多いほど作物が過剰に吸い上げ、
それを食べた人や環境に悪影響を与えると言われています。
発酵の終わっていない牛糞など
未完熟有機肥料にも窒素分が多量に含まれており、
化学肥料よりも害をもたらすことがあります。
簡単に残留硝酸塩の危険性についておさらいしてみましょう。
食べた人の健康を損なう可能性がある
硝酸塩が体内で亜硝酸に変わり、血液中のヘモグロビンと結びついたために酸素が運ばれなくなって酸欠状態になる危険性が指摘されています。
硝酸塩の多く含まれた野菜を離乳食で食べた乳児が死亡したという
ブルーベイビー事件や、北海道で硝酸塩中毒により牛が集団で窒息死した事故が代表的ですね。
また、硝酸塩が体内でニトロソアミンという発ガン性物質に
変わって発がん性を高める可能性も言及されています。
地球環境に与える影響
肥料に含まれる窒素分は土壌中に長くは固定されず、地下水を汚染し、それが流れて湖沼や河川、海を汚染し、地球温暖化にもつながると言われています。
2020年に東京オリンピックを控え、海外からやってくる
多数の選手や観戦・観光客に向けて
安全で安心な食べ物を提供する必要性が報じられる中、
農産物は硝酸塩が多すぎるだとか、農薬まみれだとか、
海外からさんざんな評価を受けているというネット記事も散見します。
果物についてはどうなっているのでしょうか。
東京都市場衛生検査所の硝酸塩の参考データを見ると?
果物や果菜類(トマト・ナス・かぼちゃなど実を食べる野菜)は硝酸塩値が低いと言われています。自分でさまざまな果物の硝酸塩値を測定する前に、
公的なデータでだいたい果物はどのような値が出るのかを調べておこうと思って発見したものです。
新しいデータとは言えませんが、参考までに引用させていただきます。
・スイカ… Max82 Min0 Avg.25 (検体数25)
・イチゴ… Max133 Min0 Avg.60 (検体数22)
・モモ… Max60 Min0 Avg.16 (検体数10)
・サクランボ… Max40 Min0 Avg.15 (検体数6)
・ブドウ… Max53 Min0 Avg.4 (検体数20)
※Maxは最値大値、Minは最小、Avgは平均値。数値の単位はmg/kg(ppm)。
引用:
東京市場衛生検査所「青果物中の亜硝酸根、硝酸根実態調査」(昭和51年~平成17年)
全体的に果物の硝酸塩値は低いようです。
実際にさまざまな夏の果物の硝酸塩値を測ってみます。
今回使用したのはこちらの有害物質チェックマシーンです。
一般市民であっても、自分の目で日々食べるものの安全性を確かめたいですよね。
このデバイスは、野菜や果物、食肉の硝酸塩値を測定できる他にも、水の硬度、空気中の放射性物質を測ることができます。
一度使い始めると、とにかく面白いんです!
スーパーの野菜でも意外と硝酸塩値が低いなとか、無農薬でやってる生産者でも葉物は値が高いなとか、見えることがたくさんあります。
私も飽きることなく、まるで「計測魔」のように家中のすべての野菜や果物を測っては記録をし続けています(笑)
測りたいと思った時に、サッと取り出して測れるのがとっても便利なんです!
果物にブローブを刺してボタンを押し、たった2~3秒で結果が表示されます。
一度に複数の検体を測定する場合でも、
プローブ部分をウエットティッシュで汚れをふきとり、
乾いたテイッシュや布でふいて乾燥させればすぐに次の測定に移ることができます。
画面が緑色であれば安全、
黄緑になれば要注意、
赤くなれば危険値、
そのように、結果画面を見てすぐに判断できます。
果物の硝酸塩値、測定結果を公開!
さくらんぼ
私の住む地方のもので、直売所で購入しました。
30mg/kg以下でした。
意外と低かったので、比較として県外のさくらんぼ(一般のスーパーで購入)も測ってみました。
これもまた同じですね。
すももの硝酸塩
地元産のすもも4品種、スーパーと直売所の物を測定しましたが、どれも同じ結果でした。
桃の硝酸塩
複数の知人からのいただきもの、直売所・スーパーで購入したもの、すべて地元産です。
4回計測しましたが結果は同じでした。
巨峰の硝酸塩
地元産のもの、スーパーと直売所各1回ずつ。
結果は同じでした。
デラウェアの硝酸塩
地元産のもの、スーパーと直売所各1回ずつ。
やはり結果は同じでした。
そして、極めつけに、
無農薬・無化学肥料、完熟堆肥使用の桃(地元産)の硝酸塩
このような非常に貴重な桃も入手できたので、測定してみました。
やはり30mg/kg以下となりました
(蛇足ですが、香り・味・日持ちなど、何をとっても別格でした)。
野菜ならばさまざまな値が出るのに、
果物はどれも同じ結果でしかも低い値でした。
農水省の資料でも、一般的に果菜類の硝酸塩値は
低い傾向にあるという記載がありました。
しかし、トマトやナスなどを測定すると、
確かに低めの値が出ますがまったく同じ値ということはあまりありません。
果物の硝酸塩測定結果がどれも低いことについて、考察してみました。
次のような理由で果物中の硝酸塩値は低くなるようです。
1.実に含まれる硝酸塩は、日光にあたって熟する過程で減ってくる。
光合成によって、葉でできた糖分やアミノ酸、ミネラルは、水と一緒に実の方に流れてどんどん大きくなります。
実をつける時点で、窒素分はアミノ酸に姿を変えるので、
有害な硝酸塩はほとんど残らないと言われています。
2、窒素分が過剰になると、作物にさまざまな害が出てくることが知られている。
むやみに土壌に窒素分を増やすと、・葉や茎ばかり茂って実がつきにくい
・実がなっても糖度が落ちる
・実の着色不良
など、農家にとっては死活問題となるさまざまな障害が発生することが知られているため、
窒素肥料の多用を避けることが当然のこととなっているのではないかと考えられます。
また、果樹農家の知人(慣行栽培)が「今年はものすごく暑くて過ごしづらかったけど、
桃にとってはそれがよかったみたいで…。日中の厳しい太陽の日差しのおかげか、
今年の桃はどれもすごく甘くなった!」と話してくれました。
光合成がたっぷりできたおかげで、硝酸塩が残らなかったということでしょうか。
逆に、日照不足になると甘くおいしい桃にならないようです。
この考察や話が正しいとすれば、一概に果物の硝酸塩値が低いからといって
「余分な肥料が使われていないから安全」「環境にも優しい」ということの証明には必ずしもなりません。
「じゃあ、果物については測定する意味ないんじゃない?」
という声が聞こえてきそうですが、
実は果物に含まれる硝酸塩値によって大きく変わることがあるんです。
果物のおいしさや栄養価は、含まれる硝酸塩値の違いにも影響される!
【IN YOU Market限定販売】農薬や空気中放射線量等「有害物質チェックマシーン」今すぐここをクリック!先ほど「実に含まれる硝酸塩は、熟する過程で減ってくる」ということをお伝えしましたが、「減らずに過剰に残る」ことがあります。
すると、どのようなことが起こるのでしょうか?
★糖度が下がり、おいしくない果物に。
硝酸塩の値が高い(実に含まれる残留硝酸塩の多い)果物は糖度が下がり、苦味・えぐ味といった味を感じることが知られています。
肥料の過剰使用によって作物が窒素分をどんどん吸収し、
果実中に多く存在する硝酸塩を消化しようとして
多くのエネルギーが必要となり、糖分が分解されるためです。
日照不足でも光合成が足りずに糖度不足となり、実の中に硝酸塩が増えます。
たくさんある農作物の中でも一番困難と言われるイチゴの無農薬・無施肥栽培を
手がけている愛知県の野中慎吾さんの奮闘を紹介した書籍、
『希望のイチゴ~最難関の無農薬・無肥料栽培に挑む~』の中で、
試行錯誤の中で「苦い味のイチゴ」が穫れたエピソードが紹介されています。
硝酸塩を測定してみると、なんと1500mg/kg(ppm)という高い値で、
これが苦味の原因だと確信したという話です。
★実に含まれる栄養価が下がる可能性が指摘されている。
土壌中の硝酸塩が多いと作物中のビタミンC量が減少するという研究結果もあります。★有機栽培トマトにおける土壌からの微量元素の移動
こういった研究が散見されるようになり、作物内部の硝酸塩値が
高いと栄養価が下がる可能性も指摘されるようになりました。
このことは、今後さらに明らかになってくることが考えられます。
甘さ・おいしさについては測定しなくても
食べてみればわかると言われてしまいそうですが、
やはり値の違いで微妙に食味の良し悪しも変わってきます。
そして何より、
栄養価の違いは目に見えません!
近年では、夏でも日照不足の年があったり、
熱帯夜続きで寒暖差のあまりない年があったり、異常気象が続いています。
果物の硝酸塩値は変化がないとは言い切れません。
測定し続けることが大切なんだと感じさせられました。
継続して測定すれば、最も最適な商品を選択できるようになる!
【IN YOU Market限定販売】農薬や空気中放射線量等「有害物質チェックマシーン」今すぐここをクリック!硝酸塩については、「慣行栽培だから危険でまずい、
有機栽培だったら安心でおいしい」というわけではありません。
オーガニックというシールが貼ってあるから安心だと思っていても、
意外な落とし穴が存在することもあるんです。
安心でおいしいものは、実際に自分で確かめるというのが最も確実ですよね!
果物にしても野菜にしても、スーパー、宅配、直売所、八百屋など複数の場所で買ってみて、
しばらく計測を続けてみてください。(一度きりで一喜一憂することにあまり意味はありません)
現在は1年中出回っている野菜もあり、季節によって計測値が変わることも確認できます。
直売所や宅配のように生産者が誰なのかわかっている場合は、その野菜を測り続けることで見えることもあります。
そうすれば、
自分がどこで購入すればよいか、次第にわかってきます。
そして、その動きが広がれば日本の食事情がガラリと一変する可能性だってあるんです。
売る方も買う方も、客観的な方法で品質が確認できるようになり、その結果が公開されるようになったら?
日本で販売される農産物の品質が向上することは間違いありません。
個人で計測できる量には限界があります。
まずはこれを読んでくださったあなたから、ぜひ計測を始めていただきたいです!
IN YOUMarketでオススメの有害物質チェックマシーン
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手のひらサイズのコンパクト感で、持ち運びにも便利です。
いつでもどこでも、パッケージ表示だけに頼らず自分の目で安全性を確認することができます。
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手に入れることができるのは、IN YOU Marketのみとなっています。
化学物質や原発問題など、私たちの食を取り巻く環境は厳しくなっていますよね。
身体への有害物質を極力避けて、健康被害をなくせるように。
自分と周りの大切な人を守るツールとして、お役立てください。
環境放射線量や食品に残留している硝酸塩量、水の硬度を、とても簡単に計れる検査装置です。
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