痒くてたまらないその慢性じんましんは、痒さであなたに何を伝えたいのか?
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食べたものに対するアレルギー反応として突発的に起きる炎症反応としての蕁麻疹と違い、最近とても相談が増えてきている慢性蕁麻疹。
6週間以上も継続して出てくる慢性蕁麻疹はいったいどのようなメッセージをわたしたちに訴えてくれているのでしょうか?
つい昨年まで皮膚は体の中で最大の組織と言われていました。
(現在はリンパ間質液)皮膚の主な働きは排泄です。
一番わかりやすいのは、「顔は内臓の鏡」という言葉。
ニキビは体内の油のバランスが悪くなってますよ!
細胞を包んでいるあぶらがよごれてきていますよ!というSOSです。
何処の部位に出ているのかで、どの部位にダメージを与えているのかをお知らせしてくれています。
細胞の振動数を整えることで体質改善を指導しています。こんにちは。
身体の調律師 神戸貴子です。
毎晩慢性蕁麻疹によるかゆみからのメッセージっていったいなんなのだろう?
この命を守る為にしか設計されていないと、言われる私達の身体。
異物に対する自然な反応のひとつに蕁麻疹という症状があります。
蕁麻疹はかゆみを伴う赤い発疹が皮膚に突然出現するのが特徴で、体のあらゆる部位に影響を及ぼします。
小さな斑点状のものから、体の相当な範囲を覆い尽くすようなものまで形状は様々です。
アレルギー反応として、体内でヒスタミンの放出により炎症反応としてのかゆみや腫れ、赤みが出ている場合は、酷い不快感を生じますが、
生命維持に不可欠な器官にダメージを与えたりすることはなく、通常であれば、数時間から2日程度で治まります。
蕁麻疹は体内への異物の侵入に対する反応(この命守る為に体内で戦ってくれている証)として起こるものなのです。
まさかこれが原因?様々な物質が原因になっていた!
蕁麻疹の発作の度合いは、人によって異なります。
植物や茂みに触れただけで起きる人もいれば、特定の食品の過剰摂取など、何か大量に暴露した際にのみ現れる人もいます。
そういった突発性蕁麻疹の原理から考えた時、慢性蕁麻疹はいったい何を意味しているのか?
皮膚は排泄器官だということ。
この意味を単純に考えてみてください。蕁麻疹になる要因の物質が毎日大量に体内に侵入しているとは、考えられませんか?
皆さんは経皮毒という言葉聞いたことありますか?
通常、皮膚には、外界から異物が侵入しないようにバリアゾーンがあります。
しかし、科学の進歩などで、ナノ化含め、そのバリアゾーンをすり抜ける様々な化学物質が溢れかえる時代になってしまったことによって、
これまでになかった問題が起きだしてきています。
慢性蕁麻疹の要因として考えられるのは、この化学の進歩による影響もその一つなのです。
化学物質が蕁麻疹の要因として考えられるもの
要因その1
合成シャンプー、石鹸、ヘアスプレー、基礎化粧品、殺虫剤、洗濯洗剤、食器洗剤、デオドラントスプレー、
一見すると何の害もないようなあらゆる家庭用品に含まれる物が、蕁麻疹の要因になっていることがあります。
要因その2
免疫の面から見て行くと、通常は 平気な食べ物でも蕁麻疹が出ることがあります。それはどんな時かというと、ストレス過多、神経系にダメージを与えるような環境下にある時、慢性疲労時に起きやすくなります。
私は子供の頃から鯖が大好きだったのですが、子供の頃は、食べると必ず蕁麻疹が出ていました。
しかし、23歳の頃、体質改善をし、色んなものを見直すようにしてからは、鯖を食べても蕁麻疹は出なくなりました。
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要因その3 抗生物質
薬剤性蕁麻疹。積極的に抗生物質を飲んでいない方が見落としがちなもの
動物のエサから間接的に体内に入ってくる抗生物質です。
要因その4ウイルス
ウイルスもまた、蕁麻疹の原因となります。B型肝炎ウイルスやエプスタインバーウイルスは、ウイルス性蕁麻疹の二大真犯人として知られています。
最近の相談ケースで多いと感じているのは、カンジダ菌による皮膚炎です。
これは蕁麻疹だけでなく、顔全体を真っ赤なニキビで覆い尽くす特徴もあります。
コンビニ食など化学物質と砂糖を使った商品に気を付けてください。
避けてほしい原因物質の数々
これが必ず蕁麻疹を起こすわけではありませんが、現在悩まれている人にとっては、改善へのヒントになるかもしれませんので意識してもらえたらと思います。
動物・・羽毛や犬の唾液など
BHA/BHT・・缶詰など加工食品に用いられる保存料
抗うつ剤、制吐薬
副腎皮質刺激ホルモン
ユーカリ
フッ素化合物・・デンタルケア製品やフッ素入りの飲料水など気をつけて!
食物アレルギー・・卵、果物、ナッツ類
肝臓エキス
化粧品
メンソール(香料として用いられるペパーミントオイルの抽出物)
水銀・・歯の詰め物に用いられる重金属
フェナセチン・・鎮痛薬の成分
サッカリン・・人工甘味料
サリチル酸・・食品の香料や保存料として使用される化学物質
合成シャンプー、石鹸
亜硫酸塩・・保存料としてドライフルーツやワインなどに用いられる化学物質
感染症・・肝炎、寄生虫、連鎖球菌
ガン・・特に白血病の時
などなど、まだまだあるのですが、身近で使用している可能性の高いものをやめてみて変化を観察してみてはいかがでしょうか。
肉類や乳製品、ファストフードの摂取が増えたことも要因だと感じています。
これが直接影響しているというよりは、やはり抗生物質入りのエサに問題があるようです。
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トライして欲しいこと
・加工食品やコンビニ食をやめてみる
・乳製品や卵、ナッツ類を避ける
・薬の服用は本当に必要なのか?検討してみる
・日光蕁麻疹の方は、日焼け止めなど化粧品やシャンプーを見直してみる
・蕁麻疹が口や喉に現れた場合、アナフィラキシーを疑い毎日摂取しているものをストップしてみる
神経質になりすぎず、疲れ過ぎていないか?
無理しすぎていないか?
頑張りすぎていないか?
自身をちゃんと大切に扱っているか?
日々の生活を見直し、毎日笑顔でお過ごしください。
おまけ
「肌に合わない」という言葉があるように、皮膚は自分の体と外界の境目。そのため、自分自身の内側と外側(自分以外の世界)との関係に問題が生じると、その境目にある肌にトラブルが起きるとも考えられます。
心の中に受け付けない何か?存在していませんか?
蕁麻疹だけでなく、アトピーなど含め、アレルギーによる皮膚疾患は、人や社会に対しての拒絶感が原因になっていることもあります。
心の中で何か拒絶していたり、受け付けないものや、避けているものがあるようでしたら、一度それらに目を向けることも大切です。
怒り、不安、イライラ、焦りなどのネガティブな感情を抱えこみ過ぎると、それらの感情は、熱を帯び、湿疹やかゆみをもたらします。
人や外界に対する拒絶感を解放することも大切ではないかと私は思っています。
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