一年に一度訪れるあのイベントが、あなたの健康を脅かしている。
1年にたった一度だけ訪れる大切な日。
誕生日は、とっておきの日にしたいですよね。
何歳になっても、ケーキのロウソクに灯された火はフーッと消したいもの。
お子さんの誕生日であれば、なんども火を灯しては消して、灯しては消しての繰り返しですよね。
けれども、その肝心のケーキ、安心して食べることのできるものでしょうか?
生まれてくる日を祝う大切な日だからこそ、
今後の健康を考えて、安心できるケーキを食べてもらいたいもの。
普段の日は、原材料など食事に気を使っているけれども、
誕生日だけ、この日1日だけは、まあいいか、と考えていませんか?
大切な日だからこそ、贅沢しても、少しだけわがままでも大丈夫。
だけれども、誕生日で、特に人気なショートケーキ。
その名前の由来を知っても、果たして食べさせたいと思うのでしょうか?
ショートケーキ、その名前の由来とは
日本で良く知られているショーとケーキは、日本独自のものです。
ショートケーキはもともと、スポンジケーキをソースなどと組み合わせたケーキやビスケットの総称です。
日本では、不二家の創業者の藤井林右衛門が、日本人の好みに合うようにと、
柔らかいスポンジにクリーム等を組み合わせたショートケーキを独自に考案しました。
ショートケーキとはその語源がお菓子の原料であるショートニングに由来しサクサクした、
崩れやすいというのが本来の意味です。
参考:不二家
https://www.fujiya-peko.co.jp/contact/faq/faq01/s019.html
ショートニングといえば、トランス脂肪酸を多く含むことで知られています。
日本のショートケーキは、サクサクしていないからショートニングは入っていない、
と思われたのであれば、それは誤りです。
日本のショートケーキには、トランス脂肪酸に加えて、様々な添加物の危険性があるのです。
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> 商品の詳細はこちら日本のショートケーキはトランス脂肪酸の塊!?
日本のショートケーキにあるトランス脂肪酸の危険とは、クリームにあります。
クリームは牛乳から作られていると思われがちですが、
市販されているケーキのほとんどは植物油脂で合成されたクリームで作られいます。
そのほうが原材料費が抑えられて日持ちもいいからです。
このクリームは食品業界にとっては都合が良い存在ですが、消費者にはトランス脂肪酸摂取のリスクを与えます。
トランス脂肪酸には、牛や羊などの反芻を行う動物の胃の中で、微生物の働きによって発生し、
それが、肉や乳製品に存在する天然由来のものもありますが、
殆どが、人工的に水素添加し発生する、トランス型の二重結合が1つ以上ある不飽和脂肪酸です。
アメリカでは、FDAが2018年6月以降のトランス脂肪酸の使用を原則禁止し、
デンマークやスイス、オーストリアなどでも規制や流通禁止を発令、
中国や韓国、台湾でも表示の義務付けがされています。
そんな中、日本では規制どころか表示義務さえもありません。
その理由として、日本ではWHO基準の1日の摂取エネルギー量1%未満を満たしているとするものですが、
根拠となる調査は、全人口の食生活を調べたわけではなく、
これだけ多くのトランス脂肪酸を含むお菓子や加工食品などが流通していることを考えれば、
それが表示義務すら設けない、という理由としては充分ではないと思います。
その上、消費者庁では食品100gあたり、清涼飲料水では100mlあたりの、
トランス脂肪酸が0.3mg未満の場合は、0gと表記できるとしており、
食品業界によって都合の良い逃げ道すら用意しているのです。
こうして、海外では禁止や規制が相次いでいるトランス脂肪酸を含む食品が、
日本では表示義務すらなく沢山流通することとなり、
誕生日の象徴として、年中販売されるショートケーキは、
トランス脂肪酸を含んでいても、宣伝すらされて堂々と売られているのです。
なぜトランス脂肪酸が危険なのか
なぜトランス脂肪酸がここまで危険視されるのか、そこには理由があります。
WHOは2018年5月14日、
トランス脂肪酸を世界の食糧供給から根絶させるための独自ガイド、REPLACEを発表し、
5ヵ年計画で、世界各国にトランス脂肪酸撲滅を呼びかけています。
WHOによる推計では、年間50万人がトランス脂肪酸の過剰摂取により、心血管疾患で死亡しているとされ、
人々の健康リスクに悪影響を与える恐れがあるから、トランス脂肪酸を撲滅させる必要があるというものです。
しかし、トランス脂肪酸のリスクはそれだけではありません。
日本油脂検査協会ではトランス脂肪酸の健康影響について論文を発表しています。
これによると、トランス脂肪酸の健康リスクとして、
・肥満
・アレルギー性疾患
・胆石
・脳卒中
・不妊・流産
・未熟児出産
が、LDLコレステロール増加での冠動脈疾患以外にも、
健康リスクとしてコホート研究の中で、一致が認められたとされています。
そんな危険があるにも関わらず、日本ではトランス脂肪酸の表示義務すらないのです。
自分達だけではなく、子供達の未来を守るためにも、
トランス脂肪酸が含まれる恐れがある食品は選択しないよう、私達は自分達で自衛をしなければなりません。
出典:トランス脂肪酸と健康
URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/oleoscience/13/6/13_259/_pdf
子供達に安心できるケーキを食べさせるために
市販されているケーキにはトランス脂肪酸のリスクだけでなく、
リン酸や乳化剤といった子供には特に摂らせたくない添加物も沢山使用されている可能性が高くあります。
それでは、そうした危険性を回避するにはどうすればいいのでしょうか?
オーガニックな素材で作られているものを選ぶ
子供に食べさせるのであれば、より安全なものを選ぶことが大切です。安価で危険な材料でつくられたケーキではなく、
オーガニックな素材で作られたケーキであれば、子供の健康も未来も守れます。
消費者の安全を守るための原材料表示でさえ、
食品業界のために抜け道をつくるうようなこの国では、表示ですら信頼できません。
一見、安心できるような表示でさえも疑わなければならないなら、
最初からオーガニックな素材の製品を選択することが安心の近道です。
また、最近はグルテンフリーに対応したケーキも増えてきたので、
小麦アレルギーの子供にも安心して食べられる商品も増えています。
有機栽培されたフルーツでデコレーションするのもおすすめです。
自分でオーガニック素材で作る
購入するのではなく、自分で手作りするのもお勧めです。オーガニックな素材で作り上げたケーキは、子供にも喜んでもらえる上に、
自分で素材選びから携わっているので安心感もひとしおです。
自らの手で作ったという達成感も得られて、素材を選ぶのも楽しめますね。
子供と一緒に作ると、食育にもなるし子供と楽しい時間が共有できて、
誕生日の素敵な思い出のひとつとなるでしょう。
オーガニックなケーキで楽しく安心できる誕生日を迎えよう
誕生日に限らず、疲れているときは甘いものが食べたくなりますよね。
そんな私たちの弱点をビジネスチャンスにしようと、
日本の企業は、ケーキなどの甘いスイーツを安価で粗悪な原材料を使用し、大量に流通させています。
そうした食品業界の狙いは子供の大好きなケーキやお菓子にまで及んでいて、
広告やCMで子供達が食べさせようとPRまでしています。
そんな企業の利益のためではなく、アレルギーや冠動脈疾患などの病気にかかるリスクを、
子供達からさけるためには、オーガニックな素材で作られているケーキを選択することが大切です。
安心できる選択をして子供の未来を守ることで、素敵な誕生日の思い出がより一層深まることでしょう。
子供達には、誕生日プレゼントだけでなく、食べるケーキも大切に選んであげてください。
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