治療法も自分で選ぶ時代へ。東洋医学、西洋医学、補完療法の違いとは?症状・緊急度に合わせた「いいとこどり」で賢い消費者・患者になる方法
治療法も自分で選ぶ時代へ。東洋医学、西洋医学、補完療法の違いとは?特性や症状、緊急度に合わせた「いいとこどり」で賢い消費者・患者になる方法
具合が悪いのに検査で異常が出ないのは何故?
みなさんやみなさんのご家族で、こんな経験はありませんか?
何となく具合が悪いので市販の薬を飲んでごまかすけれど、薬が切れると元の木阿弥。
不調が続くから近所の医院へ行ってみたけれど、血液検査や尿検査の結果は異常が見当たらない。
結局
「血圧がやや高めですがまだ薬を飲む段階ではないでしょう」
「歳のせいでしょう、仕方がないですね」
「更年期症状はみなさん通る道ですから」
「検査でどこも異常がないので気のせいでは?気持ちがふさぐ様でしたら心療内科へ」
「風邪かもしれないので薬を出しておきますね」
「疲労です」
「自律神経失調症ですね」
・・・等と言われ、医師に言われたのだからとそれ以上は追求できず、いまいち納得できないものの帰宅するしかなくなる。
自分自身に「どこも悪いところがないんだからしょうがないんだ」と言い聞かせて日々過ごしていくうちに「いや、あの医者は何か見落としているのかも?」と不安になり、
もう少し大きな病院で再度、再々度検査を。
これはドクターショッピングと言われる状態です。
でもまた異常は見当たらない。
そのうちに、痛い部位、辛い症状は更に悪化し、移動し、他にも様々な辛い症状が出てくる。
例えば、腰や膝が痛い、頭が痛い、目が疲れてまぶたがピクピクする、めまいがする、ふくらはぎがつる、胸が詰まる、ドキドキする、お腹を壊す、
便秘をする、ムカムカする、咳が止まらない、息苦しい、冷えがひどい、眠れない、手足や顔がほてる、理由もなくイライラする、身体がだるい、首や肩が凝る、背中が痛い、等々。
症状は人それぞれですが、本人が「いつもと何か違う」と感じた時点で実は、既にひとつの「病」なのです。
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なぜ病院の検査では異常が見当たらなかったのか?
それは「西洋医学で立証された科学的な検査で、病気と診断できるほどの異常はまだ出ていなかった」という事なのです。
決して病院の検査結果が間違えていたわけではありません。
ただ、東洋医学的に診ると、本人が「いつもと違う」と感じた時点で既に異常が始まっていると考え、
放って置くといつか本当の病気に発展してしまうかもしれないというサインなのです。
それを「未病」と呼びます。
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治せる「未病」を、まだ未病の段階で健康な状態に戻していくのが東洋医学。
東洋医学ってどんな医学?
東洋医学には3つの特徴があります。
1つめは「人を診て病名を診ず」です。
人はそれぞれ生まれ持った体質や嗜好、感受性や生活環境があるので、
同じ症状の病を持ってる人でも、人により治療方法が異なることを指します。
この人のどこの何がどうなってこの症状が出ているのかを、お腹の状態や舌、脈、顔や爪・肌の色味、問診などで見極め(「証を立てる」と言います)、
漢方の種類や量、調合、鍼の太さや長さ、打ち方(鍼灸の鍼は刺すではなく打つと言います)、
打つ部位、お灸の温度や、種類、数、マッサージの強さや時間、食べる食材や調理法(薬膳)、そして運動法(動養生)を定めて治療していきます。
2つめは「種類の違う不定愁訴に対して、一度期に治療を施せる」事。
(不定愁訴とは、いつもと違う辛い自覚症状がいくつも出ているけれど、検査ではどこも悪くないという状態のことを言います)
例えば、頭痛、肩凝り、不眠、むくみ、下痢の症状があったとします。
もし薬を飲むのであれば、解熱鎮痛剤、筋弛緩剤、睡眠導入剤、利尿剤、止瀉薬、といくつもの薬を飲まなければならず、副作用が気になるところですが、
東洋医学だと、それぞれの症状がいつどこから来ているものかにより、その人の体質を変化させたり、それぞれの症状に見合う生薬の入った漢方薬を処方したり、対応するツボや反応点を選んで、全部一度期にまとめて治療を施していく事ができるのです。
余談ですが、西洋医学では身体を温める薬はありません。
しかし温める事で改善していく不調は山程あるのです。
東洋医学では身体を温める漢方薬やお灸があります。
それを利用しない手はないでしょう。
3つめは「人が本来持って生まれた「自然治癒力」を利用し「恒常性」を保ち「未病」を改善していくこと
ちょっと聞き慣れない言葉なので例を出して説明してみます。
例えば、子供の頃転んだ時にできた擦り傷切り傷から、今もずっと血が流れ続けているという人はいませんし、風邪を引いて高熱が出ても養生していれば熱は下がり平熱に戻ります。
なぜでしょう?それらは人が元々生まれ持っている「いつも自らを同じ健康状態に保とうとする力」が働いているからなのです。
不調があるときはその力が弱っている時。
東洋医学はその力を助け、後押ししてくれます。
東洋医学は元々中国大陸を中心に発展してきた医療で、主に漢方薬や鍼灸を使った治療を指します。
太極拳で身体を整えたり、薬膳で体調管理をしたりも東洋医学の一貫。
三千年の歴史により伝えられてきた医療で科学的根拠に欠けると言われますが、逆に効果があったからこそ
三千年の歴史を経て伝えられてきた生活に密着した医療であり、西洋医学でうまく説明できない部分を説明できる理にかなった、私達の身体にはよりやさしい医療といえるでしょう。
世界保健機関(WHO)も鍼により治療効果が望める疾患を数多く提唱しています。
また、最近では大学病院や個人の医院でも東洋医学科を設立し、一人の患者さんに対して西洋医学と東洋医学の連携治療を行っているところもあります。
東洋医学科は、内科、婦人科、心療内科、消化器内科、泌尿器科、整形外科など、様々な科で検査に異常がなかった患者さんの、最後の砦、駆け込み寺なのです。
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西洋医学の得意分野は何?
しかしながら、すべての不調を東洋医学で代替医療だけで改善できないケースもあります。
そこで活躍するのが西洋医学です。
西洋医学とは現代医学の事。
今、先進国で最も盛んな医療です。血液検査、尿検査、レントゲン、CT、磁気共鳴画像装置(MRI)、超音波、
内視鏡、医療テスト、などで心や身体の状態を数値化や画像化して目で見て把握し、薬や手術、または薬や手術で治癒が望めない場合は対症療法を行っていく最先端の医療です。
東洋医学では判断が望めない身体の内部を実際に目で見て、外科的治療を施せる唯一の医療です。
西洋医学なくして現代の医療は語れません。
補完療法の種類と効果、その違いは?
そして、東洋医学や西洋医学の治療に隠し味をもたらすのが補完療法です。
これは、治療だけでなく予防医療としても活用できますので、なるべく病気になる前から積極的に取り入れたいものです。
補完療法には、植物から採れる精油を用いたリラクゼーション法アロマセラピーや、
足の裏や甲の反射区と呼ばれる部分を刺激して疲れを癒やすリフレクソロジー、生活全体や食を見直すアーユルヴェーダなどがあります。
西洋医学や東洋医学の治療を妨げる事なく、「補完療法」として医療と併用してきた場合の相乗効果を、病院勤務をしてた際に何例も目の当たりにしてきました。
特に心への効果は高く、心と身体がつながっている事を実感させてくれます。
辛い症状の根本が補完療法では改善できない場合でも、温かい人の手でさする事により痛みが和らいだり、気持ちが落ち着き安らいだり、
身体への負担を少なくしたり、実際に薬が減った、よく眠れるようになったと笑顔を取り戻し、元気を得た患者さんも多く見受けられました。
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自分に合う医療や治療方法を選ぶのはあなた自身
お伝えしたように、西洋医学、東洋医学、補完療法、のどれが良い・悪いだけでなく、それぞれに得意分野があります。
今この時、自分のこの状態ではどれを利用すべきかを、患者さん自身が人任せにせず、冷静に判断し、見極めて選べる時代にきたのだと思います。
具合が悪ければ何でもかんでも病院で医師に丸投げし、何も考えずに提示された高い検査をあちこちで受け続け、
必要のない薬を飲み続けてみたり、副作用について調べもせずに、薬をもらってきたり。
逆に重大な病なのに、病院は嫌いだからという理由で、後から気がついて手遅れ・・など、情報弱者になると、判断を見誤ることもあります。
それぞれの特性を知って適切な判断ができることで、間違いが起こらない様にしましょう。
体の異変に気がつくには見て見ぬ振りをしないこと。
自分の体と向き合い、日々のケアを怠らないことも大事です。
それぞれ、その都度自分にあった医療や養生法を受けられる様、まずは自分自身の心や身体の事をもっと興味を持って知ってください。
誰かのいいなりになって受診するのではなく必ず、調べること。
あまりにも痛みがひどいとか、緊急性が高い様でしたら西洋医学の検査で身体の中の状態を知る。
検査に異常がなければ次は東洋医学を使って改善を試みる。
普段から、薬に頼るのではなく、東洋医学クリニックなどを活用し、今の状態を知る。
少し良くなってきて、極端な症状がなければ補完療法を取り入れ心と身体のバランスを整えるなど、元気に向けてできる事は色々あります。
何事も心と身体の健康が基本。
泣いても笑っても同じ時間が過ぎるのであれば、養生して心や身体の声を聞き、元気を養い、毎日笑顔で楽しい日々を送りたいもの。
あなたという人は広い世界でたった一人の大切な人なのですから。
自分を大事にしてこれからは医療を自分で使い分けることのできる賢い消費者になりましょう。
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