「ブランド」とは一体何か?音楽家が音楽を作るように、プロダクトを作りたい。
こんばんは。
ちょっと遅めの時間の更新です。
週末はいかがお過ごしですか?
私はホース・ライデイングを楽しんでいました。
そして最近は様々な新しいことをインプットしています。
忙しいとアウトプットになりがちだけれど、インプットは、いつだって楽しい。
何より、次のステップへの心身への栄養になります。
ブランドって何?
ところで今年は今までとはちょっと違うスタイルの仕事の仕方にトライし始めています。
何かと常識的なことにとらわれた仕事の仕方を、特に真面目な常識人はしがちですが、成功法は決して一つではないと私は、思います。
世の中で正攻法と呼ばれているものが、決して正しいわけではないのではないかということも思っています。
例えば、キラキラと飾り立てたわざとらしい宣伝方法は「すごい」と、もてはやされますが、
それが、もし嘘で塗り固めたマーケティングや宣伝だった場合、
お客様がそれを見抜くよりも前に、
きっとやっている張本人が、どんどん辛くなって辞めたくなるんだろうなって思うんです。
もちろん一時的なトレンドになったとしても、そのトレンドが2年、3年続いたとして、
それでは、この先5年後10年後に生き残っているか?といえばそれは別の話です。
たとえ、誇大広告や一時的に大きな利益を上げたとしても、それがもし「ほんもの」でなかったとしたら、その違和感に気がつく人が増えてきて、
「胡散臭いよね。」と離れていくようなものもあります。
10年続かないサービスや商品は、商品ではあれど、ブランドだとは言えないでしょう。
ブランドって何?と言われたら、(色々な概念があるのは知っていますが、)
私なら、「表面的なトレンドだけでは語れない、軸や、ストーリーのある高価値で高品質なモノ」と、訳します。
これまでの常識を覆すことは誰しも、戸惑う。
今は人がブランドになるような時代でもあります。
しかし、上記であげたような軸がない場合、この先3年5年と経過すればこれまた、淘汰されてしまう著名人も出て来るのかもしれません。
これまでの常識を覆すことは誰しも戸惑います。
書籍に書いてあることを小手先で真似したからといって、決してうまくいくわけではないですし、
むしろ勉強をして頭でっかちになればなるほど、目の前のファンや、お客様が見えなくなり、
ファンやお客様が求めていないことを良かれと思ってやってしまいがち(そして結局嫌がられる)なのだと思います。
これはプロでも容易に犯しがちなミスだと思います。
だからこそ常識を覆すような発想や柔らかい頭、そして柔軟かつ迅速な切り替えが必要だと感じます。
音楽家が音楽を作るように、プロダクトやブランドを作る。
これからやっていきたいことは、
歴史に名を残すようなアーティストが一つのアルバムを作るような感覚でプロダクトや、ブランドを作っていくということ。
どのようなアーティストもバンド、またはたった一人のアーチストから始まります。
それと同じように、どのようなブランドもだいたいはじめのたった一人のプロデューサーやディレクターがいて、
思い思いのストーリーを元に世界中で唯一無二の商品を創り上げます。
しかしこのような思い入れと手法で商品を作ってブランドを完全に確立している企業は、日本では、そう多くはないと思います。
ただ、一方できっと、すでに、そのような気持ちでプロダクトを作っている日本人も、沢山いるかもしれません。
日本人はもともと職人気質だったので、そういう人たちがたくさん、いるはずです。
ただ、それを日本中、そしてグローバルレベルで広げること、伝えることはまた別の問題であり、また別の課題があります。
薄っぺらくくだらない広告宣伝や、胡散臭いマーケティング、やらせ的なものはもう通用しない時代がそこに来ていますし、
これはユーザーの反応を見たら一目瞭然です。
もちろんまだそこに騙されている消費者は大勢いますが、一部は、そういうものに飽き飽きしているのでしょう。
でも、私が一番飽き飽きしていますから、私のように思っている人は少なくないと感じます。
そして、私は、中でもオーガニックの領域においては、まだまだ前例のない領域にチャレンジしていきたいと考えています。
これからの時代、どうなるのか?誰も挑戦したことのないことにチャレンジするということの意味。
ニッチなオーガニック業界で誰も挑戦したことのないことに挑戦するというのは
純粋に、ワクワクしますが、同時に生半可な気持ちでやるべきことではないとも、思っています。
誰にも想像もつかない類の努力が要されるはずです。
これからの時代、少しずつ日本では会社のあり方も、人々のあり方も、少しずつ変わっていくはずです。
例えば、組織に埋もれていた優秀なクリエイターたちが、少しずつ出現し始めるでしょう。
現に、専門的な能力の高い人をメインに、フリーランスで輝く人も年々増えていますし、
(ただここの領域は競合も多いので、本当の意味で実力がないと食べていけないという問題もあります。今後さらに増えて、淘汰されるかもしれません)
そうでなかったとして組織で働く人たちも、かつてより一人一人が高い能力と実績を求められる欧米的な時代に日本もなってきています。
逆にいうと高い能力のある人は組織にいる・いない関係なくより自由自在に働ける日も近づいていると思うのです。
さらに、大手でも終身雇用制はほとんど終わる時代になりつつあります。
AIの力も借りて、生産効率が良く、より優秀な人材だけで運営するような会社も増えるでしょう。
多くの企業は、時代的背景として人手不足もあり、今より「少数精鋭型」になっていく可能性も、あります。
また、ある企業は間違いなくグローバルな人材の手を借りなければ回らなくなります。
むしろ、一部のグローバルな人材の方が日本人よりもはるかに優秀であるといったことも多々起こるようになるでしょう。
(というかこれはもうすでに国内でも起こっています。)
起業家も起業家で、これまでの常識だけだと、通用しなくなると思います。
これはすでに今感じていることです。
常識的な経営手法だけでは、うまくいかなくなる日も近いのかもしれません。
本を買って読んだり参考にするのも、いいと思うけれど、あなたはあなただから、他のインフルエンサーや経営者にはなれないよって。
因みにいうと、起業家もアーティストの要素を持ちつつ、プロデューサー的なプロデュース力や、
プロジェクトマネジメント能力も持ち合わせた人が生き残るのであろうなということは想像にかたくありません。
今必要なのは個人も起業家も「常識とは違うことにフレキシブルに挑戦する力」「柔軟に変化していく力」だと感じます。
ブレない軸と理念は間違いなくあった方がいいけれど、(これは、一夜で出来上がるものではなく、矛盾のないストーリーや軸が必要だと改めて思います。)
ゴールに向けた手法については、これまでの常識や一貫性だけが、正義ではない。
誰かのモノマネでなく、唯一無二の何物にも変えられない「自分だけのスタイル」を確立することこそが、
最強になるのだろうなあと今日の時代の流れを見て思うわけです。
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