健康は自分で作る。これからの社会に必要なホリスティック医療。日本のお母さんが家庭のために今できることは何か?
医療費増大の未来
最近副業やパラレルキャリアが増えているわけ
これからさらに高齢化が進み、日本の医療費は増えることは目に見えていることです。
現在は、国民皆保険制度による3割負担で病院や薬局に足を運ぶことは次第に難しくなっていくでしょう。
近年では、年金開始年数の引き上げが検討されております。
そのため「生涯現役」で年金がなくてもお金を稼げる力が必要になってくると「パラレルキャリア」といったように自分のできることを2つ以上並行していくことで、会社からの収益以外で、自分の稼ぎ手になるものを見つけて「生涯現役」となったときの準備をされている方も少なくありません。そんな起業家と呼ばれる人たちが増えている1つの理由かもしれません。
健康でいるためには何日かで培われるものではない。
健康を失ってからでは手遅れの場合も。
しかし、「生涯現役」でいるためには、このようなキャリア面よりももっと大事なことが「健康」です。「生涯現役」の時代が本当に来た時には、体が動かないと何もできないことと感じることが多々起きていくことでしょう。
健康は、何日かで培われるものではありません。
何十年も前から、意識して生活をしていかなければなりません。
そして今後、年金に頼れない生活が来た時に、どんなにキャリアを増やしても、体が動かなくなって働けないことは生きていけないことにつながるのです。
食糧危機の現状
安かろう悪かろうで添加物・農薬まみれのモノが売れる日本が招いた事態。
そんな「生涯現役」で働いてお金を稼ぐためにも、日々の食事はすごく大切になっていきます。
しかし、今の日本では他の先進国に比べて、農薬・添加物が多く使われている食品ばかりスーパーに並んでいる現状があります。
一部では有機農作物をもとめる声が確かにあるにもかかわらず、まだ、なかなか広がらない。
数あるスーパーでも有機農作物の扱いをしている業者、また今後拡大したと考える業者はごく一部にとどまっています。
これは、日本で代々続いてきた農作物の流通制度、国内で出回る健康食についての情報自体が他国と比べ少なかったことで、日本人の中で安全な食材や有機農法に対する理解が極端に遅れてしまったこと、また、長期のデフレだったこともあり、安いものを手に取るような風習ができてしまったことが挙げられます。
安いものしか売れなくなると、単価を下げるために大量生産が可能な添加物の多い食品になったり、季節に関係なく農薬も多く使って成長させた不自然な野菜や果物が店頭に並んだりするわけです。
肉や魚のような新鮮さが大事な食品も輸入品が多くなっています。海外産で安全が保障されているかといえば、そうではありません。
輸入品に偏った食品は食品でまた大きな問題があり、国内では規制されているような遺伝子組み換え作物のものや薬品が含むものも出回っています。
そんななか、いま私たちに求められているのは、食品も商品も自ら正しい情報を手に入れ、なるべく安全なものを選択できるスキルです。
今こそ、私たちの食の在り方を根本的に変えていく必要があるといえます。
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ホリスティックとは
自分を客観視して、自分で改善策を決めることを優先する考え方
最近では、美容業界で「ホリスティック」の名前が付いたサロンや美容関連商品も出るようになりました。
ホリスティック(Holistic)という言葉は、ギリシャ語で「全体性」を意味する「ホロス(holos)」を語源としています。
そこから派生した言葉には、whole(全体)、heal(癒す)、health(健康)、holy(聖なる)…などがあり、健康-health-という言葉自体が、もともと「全体」に根ざしています。
引用:NPO法人ホリスティック医学協会
ホリスティック医療は、現代医療の検査値重視の医療ではなく、患者さん個人に焦点を当てて「心」「体」「命」のバランスを大切にいたします。
そのため、薬を出すことを主に置いたりするのではなく「なぜ、このような体の反応が起きたと思いますか?」と自分を客観視して、自分で改善策を決めることを優先します。
もちろん、補足的に薬を処方することもありますが、すべては個人が認識して動き出すアドバイスをすることが大切なのです。
そして、上記の3つのバランスが調っている人は、ストレスがあっても不安になることなく、体の声もしっかりと聞くようになり、自分の生きていること、他人の命を大切に思うようになります。
特に女性は、新たな命を育むことができます。
そのぶん、ホリスティックな考えに共感できる人も多いのではないでしょうか。
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「美容=健康」
母から家庭へ。
美容を通じ健康の知識を身に着け、自分で情報を取りに行く流れができ始めている
本物の美容は、内側から出来上がるもので、それは同時に健康であることにもつながります。
「ホリスティックビューティー」の美容視点からの女性への呼びかけも、近年広がりを見せています。
「スガタ×カラダ×ココロ=キレイ」
より多くの女性が美を追求することで高次の健康を保ち、心身ともに豊かな生活を送れるようになること
引用:NPO法人ホリスティックビューティー協会
このような協会をはじめ、多くの方がお母さん向けの美容と健康についてのセミナーを行っています。
それも食事や生活用品のこと、体のメカニズム、東洋医学、自然療法、心理療法、女性の不調に特化した講座、子供のナチュラル育児の講座、近年の医療・健康系時事講義など。
少しずつ女性からお母さんから家庭へ美容を通じて医療・健康の知識を身に着け、自分で情報を取りに行くような流れができ始めています。
提言したいこと:日本のお母さんを家庭のホームドクターに
今、食品に限らず多くの問題が絶えない日本。
では私たちに今、できることは何でしょうか?
私がIN YOUの読者に提案できることは、日本の「お母さん」をホームドクターにすることです。
女性の社会進出が増えてきたとはいえ、やはり家庭の食や健康の大部分を担当するのはまだまだ女性が多いのが現状ではないでしょうか。
食品を買う・お弁当をつくる。
家族の健康状態をいちはやく察知する。
それらを実際にしているのは、「お母さん」である可能性が高いです。
生活に活かせる知識を持ったお母さんたちが、家庭のホームドクターとなること。
これはパートナーだけでなくこれからの社会を担うお子さんの将来にも確実に影響していくことです。
IN YOUの読者の8割以上が女性であることも一つのヒントですが、やはり、食の情報に敏感なのは女性が圧倒的に多い傾向があります。
これまで特に手に取るもの、食べるものを気にしなかったという方にも、今日からはぜひ、どのようなものを選択すれば大切な人や家族が健康であり続けられるのか?ということを、考えていただきたいのです。
どこで買い物をするのか
どんな食べ物や商品を買うのか
どんなところで外食をするのか
子供やパートナーに何を伝えるのか
ひとつひとつは一見些細なことに見えても、実はとても重要なことです。
何より、自ら進んで正しい情報を取りに行くことはこれからの社会を改革するためにも非常に重要なことです。
自分の健康だけでなく、大切な家族、大切な友人の健康にも配慮できる人が増えていくことが、今後の日本に必要なことなのではないでしょうか?
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