アルカリ性食品って結局、効果あるの?アルカリ性食品の必要性について
アルカリ性食品って結局効果あるの?アルカリ性食品の必要性について
「体内環境が酸性に傾くと、免疫力が低下する」
「酸性食品は体に悪いので、なるべくとらない方がいい」
「アルカリ性食品は体に良いので、たくさんとろう!」
以前このように言われ、アルカリ性食品がブームになった事があります。
一方で、アルカリ性食品をとっても体がアルカリ性になるわけではないから
アルカリ性食品や酸性食品の区別はあまり意味がないという意見も最近は多くみられます。
アルカリ性食品が体に良いというのは、本当なのでしょうか?
人の血液のpHはおよそ7.4と言われていて、これは弱アルカリ性のpHです。
このpHが意味すること、酸性やアルカリ性に傾いたらどのような事が起こるのか。
今回は、アルカリ性食品をとることの意義と有用性について、
詳しく見ていきたいと思います。
体が酸性に傾くとはどういうこと?
生体内では酸塩基平衡といって、
常に酸性とアルカリ性のバランスを保とうとする機構があります。
酸塩基平衡
血液(細胞外液)はpH=7.40 ± 0.05 と非常に狭い範囲に調節されている。
これは生体の細胞が適切に活動するための条件(Claude Bernardが提唱した内部環境のひとつと考えられる)となっている。
さらにこの中ではこのように書かれています。
ほとんどすべての疾患の病態生理に酸塩基平衡異常が関係しており,
酸塩基平衡の理解は臨床における診断,治療に必須のものである。
この、pHが非常に狭い範囲に調節されている事がポイントで、
少しでも酸性またはアルカリ性のどちらかに傾くのは体にとっては負担になります。
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酸性になりやすい要因と酸を排出する機構
もともと人間の体は酸を排出する機構を備えていますが、
血液が酸性に傾きやすい要因があると変動する事があります。
詳しく見てみましょう。
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どうして体が酸性に傾くの?
細胞内で作られる物質の中で有害物質とされるものは酸性の性質のものがほとんどです。
細胞内で作られた有害物質を細胞外に運ぶために、細胞内と細胞外ではpHが少し違うのです。
人の血液のpHは7.4の弱アルカリ性ですが、細胞内はほぼ中性です。
この「少しのpHの差」を利用して、酸性の有害物質は細胞外の血液の弱アルカリ性に引かれて細胞外へ出て、血液中に溶け運搬され、体外へと排出されるのです。
酸を血液中に溶かそうとする機構を利用してデトックスをしているので、
細胞内の酸性の物質が増えれば増えるほど、血液は酸性に傾きます。
酸を体の外に出すには
一方で、酸を体の外に出そうとする機構は、以下の2つが主になります。
◆肺から二酸化炭素として放出
◆腎臓での重炭酸イオンで調節
この2つの臓器がダメージを受けると、当然体が酸性に偏りやすくなります。
また、肺と腎臓の酸の処理が酸性物質の生成に追いつかなくなると、酸が血液中に溶けても排泄されにくくなり、
酸性に偏る→酸性物質がさらに血液に溶けにくくなる
という結果を招いて、細胞内にますます有害な酸性物質がたまっていくという悪循環になるのです。
この事が、さまざまな体調不良や病気の原因になりうるという事は多くの場で語られています。
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糖尿病の人の免疫力低下は酸が引き起こしている?
糖尿病の人は感染症にかかりやすいということを、聞いた事がありますか?
糖尿病になると糖の代謝がうまくいかずに、エネルギー利用できなくなります。
そうすると、脂肪を分解してエネルギーに変える必要が生じて、
その過程でケトン体という酸性の物質が作られます。
だから糖尿病の人は酸性に偏ってしまう体質になるのです。
細胞が酸性に傾くと白血球の機能が低下して
免疫力が低下する事はすでにわかっており、糖尿病の人はこの事が感染症にかかりやすくなる一因とされています。
糖尿病を例にして説明しましたが、「酸性に傾くと白血球の働きが悪くなり感染症にかかりやすくなる」というのは、誰にでも言えること。
糖尿病の人は、通常なら作られる事のない酸性の物質であるケトン体が体内で増えることで
より易感染症と言い常に感染症にかかりやすい状態に陥ります。
普通の人でも若干酸性に傾くと、糖尿病の人より程度は低いですが感染症のリスクが上がります。
酸性に傾いた結果、免疫が低下している事が原因の1つであることを、覚えておきましょう。
酸性食品とアルカリ性食品って?
では、酸性食品とアルカリ性食品とはどのようなものなのか、見てみましょう。
酸性食品かアルカリ性食品かは、食品自体のpHは関係ありません。
その食品を燃やして灰になった時に、その灰を水に溶かして酸性になるかアルカリ性になるかで判断されます。
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酸性食品ってどんなもの?
酸性食品といわれるものは、以下のようなものです。
◆肉(豚肉、鶏肉、牛肉など)
◆卵
◆魚
◆砂糖
◆米や小麦など
アルカリ性食品はどういうものなの?
アルカリ性食品といわれるものは、以下のようなものです。
◆野菜
◆果物
◆海藻
◆きのこ
◆大豆など豆類
◆芋類
◆梅干し
食品中のミネラルのpHによって、燃やした時に灰が酸性になるかアルカリ性になるかが決定されます。
酸性になるミネラルは、リン、硫黄、塩素、
アルカリ性になるミネラルは、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、鉄などです。
アルカリ性食品をとっても血液のpHに与える影響は少ない?
酸性食品やアルカリ性食品を多くとっても、血液pHに与える影響が少ないという意見もあります。
体はホメオスタシスといって常に一定の状態に保とうとするからです。
ですがホメオスタシスは万能ではありません。
そのバランスが崩れることはもちろんあって、バランスが崩れた状態が病気です。
病気までいかなくても、何らかの体調不良が生じることもありますよね。
体内にはちゃんと酸とアルカリを良い状態に保つ機構があるので
多少食べ物が酸性やアルカリ性に偏ったとしても、通常は大きな影響は与えないでしょう。
しかしホメオスタシスは常に正常に働くわけではなくて
何らかの原因でバランスが崩れることは起こりうることであると言えます。
食事の酸とアルカリのバランスが崩れると死亡率が上昇する?
食事の酸とアルカリのバランスが崩れ酸性に偏った食事が死亡率と関連しているのではないか、
ということを調査した研究があります。
食事の酸塩基バランスと死亡との関連について
この中で、
酸性に傾いた食事が死亡リスクを高めるメカニズムは
はっきり分かっていませんが、こうした食事により、
体重が増え、インスリン抵抗性が高まり、
糖尿病・高血圧・脂質異常症といった疾患が引き起こされ、
結果として動脈硬化が進むことが想定されています。
という事がわかったようです。
疾病的なエビデンスとしては十分ではないようで、
今後さらなる研究は必要となりそうです。
しかし、酸性度の高い食事と死亡リスクには
関連があるようなので、食事のバランスが重要、というのは間違いなさそうですね。
このように、長期間にわたり食事の影響を調査するとわかる事もあり、
食事の内容から推測される健康に関する効果は食事中の注目される物質単体で考えずに
調査する事でわかる、今起こっている事象から考えて選択していくと良いと思います。
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アルカリ性食品を全てたくさんとれば良いわけではないという事実
前述のように、アルカリ性食品の中には
ナトリウムを多く含む食品があります。
ナトリウムは血圧上昇との関与がわかっていて日本人の食生活は塩分(ナトリウム)が多くなりがちなので
控えた方が良いものとされています。
これを、「アルカリ性食品だからたくさんとろう」と言いますか?
梅干しはアルカリ性食品ですが、程度を超えてしまうと塩分の取りすぎにつながりますね。
酸性食品、アルカリ性食品に分類してアルカリ性食品をとることに意味がないという人は
この「アルカリ性食品だからたくさんとればよい」という考えに
疑問を呈しているようです。それは確かにそうですね。
食品は数え切れないくらいたくさんの栄養成分があり、
それらの効果は単一ではないため、個々の食品の特徴を考えて、
必要なものをバランスよくとる事が大切です。
酸性を示す食品の中にも、良質なタンパク質や脂質を多く含む魚は
積極的にとった方が良いという人もいますよね。
酸性だから、アルカリ性だから、ということではなくて
両方の良いところを活かすためにバランスよくとっていく事が大切なのです。
アルカリ性食品をとることに意義はあるのか?
とはいえ、現代の日本人の食生活を見ると食事の欧米化により酸性食品が多くなりがち、と言われています。
確かに、動物性タンパク質や小麦などの多い食事が増えていることは事実でしょう。
野菜や果物、豆類などを多くとるような食事は、
アルカリ性だからという理由だけではなくて多くの健康面に対する良い効果がわかっています。
自分の食生活を見直した時に酸性の食事が多いなと感じたら
意識してアルカリ性の食品をとることは、バランスを保つ上では重要なことだと思います。
肉など動物性たんぱく質と大豆食品など植物性たんぱく質のバランスや、
小麦や米などを多くとるなら野菜もしっかり、など。
この時に、単純にアルカリ性食品だからと
何でも良いからたくさんとるのではなくてミネラルのバランスにも注目し
体にとってホメオスタシスを保つ上で有用性のあるものをとるような意識が良いです。
ホメオスタシスが保てなくなり、未病の状態から病気になることをなるべく防ぎたいですね。
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