現代野菜はミネラルが減少している?!ミネラル不足の見分け方|ミネラルは何でとるべきかお伝えします。
あなたは、毎日の生活でしっかりミネラルを摂取できていますか?
例えばこのような症状はありませんでしょうか?
■最近、肌が荒れてきた
■体が冷える
■むくみやすい
■貧血やめまいがする
■疲れやすい
などの症状はありませんか?
もしかしたらあなたの身体の不調は、
体内のミネラルのバランスが崩れているからかもしれません。
今回はミネラルのバランスが崩れやすい現代人が、
効率よくミネラルを摂取できる方法をお伝えしていきます。
私たちの健康をサポートしてくれるのはミネラル
読者の皆様の多くは、
何となくミネラルが大切だと感じておられるのではないでしょうか?
あらためて、
「ミネラルって何?」
と聞かれるとよく分からない方も多いはず。
まずは、ミネラルが何なのか簡単にお伝えしていきます。
そもそもミネラルってなに?
ミネラルのことをよく知らなくても
■カルシウム
■鉄
■ナトリウム
■カリウム
といった言葉は聞いたことがあるのはないでしょうか?
今あげた言葉は、全てミネラルの一種です。
ミネラルとは、土壌などに存在する鉱物(金属類)のことをいいます。
しかし人間は、土壌に存在しているミネラルをそのままでは利用できません。
だって、土や石を食べられる人間って見たことないですよね?
一方、植物は土壌からミネラルを吸い上げ、生きるためにミネラルを利用できます。
ですので、人間は昔からミネラルを補給するための方法のひとつとして野菜などの植物を食べてきました。
ではミネラルには、どんな種類があるのでしょうか?
ミネラルには、どんな種類があるの?
厚生労働省が発表している資料で、『食事摂取基準』というものがあります。
「う~ん、漢字ばかりで頭が痛くなりそう…」
どうしても行政の資料は、難しい名前のものが多いので取っつきにくい感じがしますね。
『食事摂取基準』をひとことでいうと、
日本人が健康のためにどれくらいの量のエネルギーや栄養素が必要なのかをまとめた資料のことです。
ちなみに2015年版の食事摂取基準では、
13種類のミネラルについて基準となる量が発表されています(※1)。
基準が設定されている13種類のミネラルは、コチラです。
多量ミネラル
比較的、人間にとって必要な量が多いミネラル。ナトリウム、カリウム、カルシム、マグネシウム、リンの5種類。
微量ミネラル
人間にとって必要な量が少量で良いミネラル。鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンの8種類。
ここでは、
「ミネラルって、国が基準を決めるくらい大切なんだ!」
ぐらいに思ってもらえれば、大丈夫です。
次は、どうしてミネラルが私たちの身体に必要なのかをお話していきます。
ミネラルはどうして必要なの?
健康や美容のためにビタミンや食物繊維の摂取を意識している方も多いと思います。
ミネラルが私たちの身体に必要な理由を4つにまとめてみました(※2)。
歯や骨といった硬い組織の材料になる
カルシウム、マグネシウム、リンなどたんぱく質や脂質といった生体成分の材料になる
リン、鉄、硫黄など体液の浸透圧やpHを調整する
ナトリウム、カリウム、マグネシウム、リン、塩素など酵素の成分などになり、代謝の調節に関与する
マグネシウム、マンガン、銅、亜鉛、コバルト、ヨウ素などそしてミネラルは、私たちの身体の中で相互に作用し合っています。
つまり、
ミネラルは1種類をたくさん摂取するのではなく、
摂取するバランスが大切
ということです。
例えば現代人は、外食や中食の利用が多いので、
ナトリウムやリンを摂り過ぎていると言われています。
その一方で現代人は、
マグネシウムや亜鉛、鉄
などが不足しやすいといわれています。
マグネシウムや亜鉛が不足しやすい理由は、
野菜や豆類、海藻類を食べる機会が減っているからです。
また、外食以外にも、現代人がミネラルのバランスを崩しやすい理由があります。
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実は、終戦直後よりも野菜のミネラルが減っていた!?
最初にもお伝えしたとおり、人間はミネラルを補給するために野菜などの植物を食べてきました。
ですが、あなたは「昔よりも野菜のミネラルが減っている」という話を聞いたことはありますか?
それでは、なぜ野菜のミネラルが昔よりも減ってしまったのかをお伝えしていきます。
60年前と今で、野菜のミネラルを比べてみると…
本当に野菜のミネラルは、昔よりも減ってしまっているのでしょうか?
野菜に含まれる鉄の含有量を1950年と2010年で比べてみると、
■ほうれん草では、84%
■にんじんでは、90%
■トマトでは、96%
も鉄の含有量が減っていました(※3)。
ちなみに鉄は、貧血の主な原因のひとつです。
特に女性は、生理による出血があるので男性よりも貧血になりやすいといわれています。
かくいう私も、娘を妊娠した時に重度の貧血になり、病院で鉄剤を処方されました。
食事を意識しているのに貧血など身体の不調がある方は、
もしかしたら昔よりも野菜のミネラルが減っていることが原因かもしれません。
それでは、なぜ野菜のミネラルは減ってしまったのでしょうか?
どうして、野菜のミネラルは減ってしまったの?
この記事を読まれている方で、実家が農家だという方や、
自宅で家庭菜園をされている方はいらっしゃいますでしょうか?
野菜を育てたことのある方ならおわかりいただけると思うのですが、
同じ田畑で収穫を繰り返すと、土壌のミネラルが減って土地がやせていきます。
そこで、やせた土地を回復させるために使われるのが肥料です。
ただ今回、特にお伝えしたいことは土壌の劣化は、
化学肥料に限らず有機肥料によっても起きるという事実があるということです。
簡単に紹介すると、化学肥料であっても有機肥料であっても、
肥料の与え過ぎは植物自らの成長を妨げるということです。
子育てで例えるなら、
何でもかんでも大人が子どもの世話を焼き過ぎると、
子どもが自分で考え行動する力が育ちにくいことに似ています。
有機栽培の安全性についてより詳しく知りたい方は、
以下の記事が分かりやすくておススメです。
有機栽培、無農薬栽培でも野菜の品質は千差万別。実際に検証して見えた事実をお伝えします。自分の身体が本当に喜ぶ野菜は自分で主体的に選び取る時代へ!
では肥料の使用が習慣化している現代社会で、効率よくミネラルを摂取するにはどうしたらよいのでしょうか?
現代社会で、効率よくミネラルを摂取する方法とは?
野菜を食べることでミネラルを摂取してきた人間にとって、
野菜に含まれるミネラルの減少は一大事です。
今回は、現代社会で効率よくミネラルを摂取する方法を2つご紹介します。
1:肥料の心配ができるだけ少ないオーガニック野菜を選ぼう
一つ目は、農薬や肥料のリスクが少ないオーガニック野菜を選ぶことです。
例えば、農林水産省で認定している有機JASマークが付いた野菜を選ぶのもひとつです(※4)。
有機JASマークとは?
農作物を田畑に植える前から一定期間、禁止されている農薬や化学肥料を使わずに育てた農作物のこと。もちろん、この他にも遺伝子組み換え技術を使っていないなどの条件がある。
有機JASマークが付いた農作物のみ、「有機トマト」など「有機○○」の表示ができる。
もちろん先ほどお伝えしたように有機肥料を使っている場合でも、品質が良い野菜といえないことがあります。
しかも有機JASマークが付いていなくでも、土壌づくりにこだわっている農家さんもいます。
有機JASマークの存在は、あくまで選ぶ目安として参考程度にしていただき、
食品選びの際の自分の感覚を磨いていくことが大切になります。
自分の感覚を磨きたい方は、以下の記事が役に立ちます。
今なお有機栽培の野菜は安心・安全で環境にも優しいと思い込む人が大多数の日本。私たちが本当に食べるべきものを見分ける力をつけるための2つのポイントとは?
☆季節のオーガニック野菜セット(ファミリーサイズ/3kg)|農薬不使用・愛媛県産!37年前から有機農法で栽培!こんなに味の濃い野菜は初めて。
2:安心できる原材料からつくられたサプリを選ぼう
二つ目は、有機栽培など安心できる原材料からつくられたサプリを選ぶことです。
サプリでのミネラルの補給を提案すると、
「え?サプリって、薬みたいで嫌だ…」
という方もいらっしゃると思います。
もちろん私も食事の基本は、
穀物、野菜、果物、豆・種実類、良質な動物性食品(菜食でない場合)など、
実際の食べ物からとることだと思っています。
ですが、
■食べる野菜を全て有機栽培にすると食費がオーバーしてしまう方
■仕事が忙しくて食事が不規則な方
■年末年始などイベントで飲み会が増えた時
■友達や恋人と外食をした時
など、
「今日は、野菜が不足気味かも…」
と感じた時に、良質なサプリによって足りないミネラルを補うことは大いに有効です。
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ただ、サプリを飲まれる際には過剰摂取に注意したいので、
ラベルにある用法・容量は、きちんと守ってくださいね。
オーガニック野菜を選んで、有機栽培や自然栽培をより身近な存在に
もう一度最後に今回の記事について、おさらいをします。
■現代人は、外食や中食によりミネラルのバランスが崩れやすい。
■化学肥料の使用などによって、野菜のミネラルが昔よりも減っている。
■効率良くミネラルを補給したい場合は、オーガニックな野菜や安心できる原料由来のサプリを選ぼう
ストレス社会に生きる現代人は、体内のミネラルのバランスが大切です。
豊かな土壌で育ったホンモノのオーガニック野菜を食べて、
身体の中からキレイになりませんか?
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<出典>
※1:「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」報告書
※2:基礎栄養学 第4版 (新食品・栄養科学シリーズ―ガイドライン準拠)
※3:子供はみんな天才!! 頭が良くなる食べ方、暮らし方
※4:有機農産物の日本農林規格
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