ファスティングは免疫力アップやアレルギーにも効果あり?重度アレルギーだった私の体験談
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みなさまこんにちは、鍼灸師のakiです。
毎年この時期は花粉症で辛い季節ですが、
今年は世界中で新型コロナが蔓延することとなり、
これほど1人1人の免疫力の向上が求められる時もありません。
あちこちで様々な免疫力アップ法が紹介されていますが、
今回は、免疫力も高めるファスティングの効果と実際、
重度のアレルギーの私が体験した体験談をお伝えします。
ファスティングって何?
ファスティングとは、日本語でいう「断食」のことです。
【断食は万病を治す妙法である】
これはヨガの教えの根本です。
食物の消化・吸収は、想像以上にエネルギーを消費します。
三食きちんと食べると、それを消化・吸収するための消費エネルギーは
フルマラソンを走り抜くことに匹敵すると言われています。
このファスティング(断食)で、消化エネルギーは、
治癒・免疫・廃毒エネルギーに転嫁・集中させることができます。
ダイエット効果だけでなく、健康や美容のさまざまな面に
よい影響を及ぼすとされています。
フランスでは、ファスティングのことを
「メスの要らない手術」とまで呼んでいるそうです。
私たちの日々の食生活、
つまり「いつでも、好きなだけ食べる」という習慣は、
腸内環境を悪化させ、体内に毒素を蓄積する原因となっています。
この毒素が蓄積すると、
・消化不良
・体内の細胞が汚れる
・代謝力が弱まる
といった悪影響が生じ、
結果的に肌荒れなど健康が阻害されることにつながります。
「代謝力」とは、体から要らないものを排出する力のことです。
現代人は「取り込む」ことばかりに夢中になっていて、
「排出する」機能をおろそかにしてしまっています。
「排出する」機能をしっかりと働かせるためには、
「取り込む」ことを一旦お休みすることが一番有効とされています。
そこで取り入れたいのが「ファスティング」=「断食」です。
食べることを止めると、
内臓が休まり、結果的に毒素が体から排出され、
より健康的で美しい体になれます。
うれしい効果はそれだけではありません。
栄養を入れていない間にも、
私たちの体は血液を作らなければなりません。
このときに血液の材料として使われるのが、体内の不要な細胞たち。
このとき、「不要な細胞」として、
脂肪や病気のもとになる細胞を使ってくれます。
では、ファスティングの効能をみていきましょう!
ファスティングで得られる7つの嬉しい効果・効能
1:体内毒素を掃除して、体質を変える
体の大掃除で自己治癒力を呼び覚ます。
ファスティングの最大の目的は、
食べ過ぎでたまっている体内の余分な物を取り除くことです。
それは、脂肪や毒素として体中に蓄積しています。
それを体毒といいます。
ファスティングは、その毒素を取り除いてくれる体の大掃除です。
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¥ 18,225 (税込)2:快感をもたらす
空腹は、記憶力という脳活性のスイッチをオンにしてくれます。
実際、それは動物実験でも立証されています。
朝食を食べないことの是非については様々な議論がありますが、
ご自身の体調とよく向き合って、
朝食を抜いた方が体の調子が良いという場合は、
朝食抜きのファスティングを実践されるのもよい方法だと思います。
3:宿便を排泄する
自然医学の森下敬一博士が「万病の原因は血液の汚れである」と断言されていますが、
ファスティングは、血液の汚れを浄化し、
老廃物を排泄してくれます。
その最大の働きが「宿便」の排泄です。
「宿便」は最悪の老廃物です。
それは食べ過ぎで腸内にたまります。
宿便の毒素は、全身を巡って万病を引き起こします。
宿便をためない、あるいは宿便を取り除く方法は、
ファスティング以外にありません。
4:環境毒を排泄する
断食には、最強のデトックス効果があります。
甲田医師は、断食による農薬の「排毒効果」を実験で証明しています。
甲田医師は1973年に、神戸大学医学部の喜多村教授との共同研究で
断食によるBHC排毒効果を実験しています。
その結果、断食をすると、
尿中に大量のBHCが排泄されることが分かりました。
ファスティングにより体脂肪がケトン体に分解され、
内部に潜んでいたBHCが排毒されたのです。
5:遺伝子を活性化させる
ファステイングは、老化を防いで難病を劇的に減らします。
断食は遺伝子を活性化してくれます。
その典型が長寿遺伝子(サーチュイン)です。
カロリー制限で発現し、老化を防止してくれます。
その存在の発見は、古代から続くヨガの教えを裏付けるものでした。
さらに小食でそのほかの遺伝子も若返ることも証明されています。
米カルフォルニア大学のs・スピンドラー教授によるマウスの実験で
19個の遺伝子が若返ることを証明しています。
6:免疫力を上げる
断食は免疫力を上げます。
これは自己治癒力の一つです。
それは断食をするとケガや病気の回復が格段に早まることからも十二分に理解できます。
この事実を九州大学の久保知春教授が証明しています。
わずか3日のプチ断食でも以下の3点を確認しています。
1:リンパ球の免疫活性が上がる
2:免疫細胞の白血球が多くなる
3:胸腺や副腎の重量が大きくなり、免疫力が強化される。
甲田医師も「小食が免疫力を高める」ことを臨床的に証明しています。
腹7分の小食法で花粉症の患者は85%が完治したということです。
これは、獲得免疫が正常化したことを示すと甲田医師は言っています。
7:活性酸素を減らす
ファスティングは、万病と老化の元凶「酸化毒」を防ぎます。
活性酸素は非常に酸化力の強い酸素です。
活性酸素は私達の臓器や組織などを酸化させ、障害を与えています。
それを「酸化毒」といい、
病気の9割以上は活性酸素が原因で発生するといわれています。
さらに老化現象も活性酸素による酸化現象なのです。
ファスティングを行なうと体内への酸素取り込みが減ります。
朝食抜きのプチ断食では、酸素消費量が13%も減るという実験結果があります。
それだけ発がんや、そのほかの疾患、老化も防げます。
このようにファスティングの効能は、
病気を治すだけではなく、生命力・精神力も高めてくれます。
老化を防ぎ、若さを保ち、
みずみずしい生命を謳歌させてくれる素晴らしいものです。
ファスティングのさまざまな方法
1:半日断食
最初から本断食は厳しいかもしれませんが
一番取り入れやすい断食は朝食抜きの半日断食です。
これは現在私も実践しています。
鶴見医師も、
「1日の生理リズムから見ても『排泄』の時間である朝は、
食べなくても構わないです。
夜7~8時頃に夕食をすませ、翌日の昼ごろまで食べなければ、
16~17時間は消化管を休ませることができます。」
と述べています。
食後8時間以上たつと、消化管でモチリンというホルモンが分泌されます。
モチリンには腸の運動を活性化させ、
腸に残った老廃物の排泄を促す機能があります。
空腹が長いほどモチリンは活発に分泌されるので、
毎日16時間以上の空腹状態を作ることで、
腸にこびりついた宿便も排泄され、便秘も改善するといわれています。
1日3食の生活では、前の食事が消化し終わらないうちに
次の食事をすることになり、内臓が休まる時間がありません。
これでは腸にも負担が大きく、
さまざまな不調を引き起こすとされる「宿便」もたまりやすいです。
そこで、朝食を抜くことで、
消化吸収に必要な18時間を確保し、
毎日、内臓を健全な状態に戻してあげることができます。
朝食を食べないと内臓が正しく機能し始めるので、
高血圧や糖尿病など生活習慣病の予防にもなる、
というのが「朝だけ断食」の利点です。
水だけの本断食を自分だけで行うことは危険を伴うため、
カフェインが入っていない玄米コーヒーや、
効率的にミネラルを摂取できる、植物性ミネラルのサプリメント、
食事に極めて近い、天然の原材料で作られたオーガニックサプリメントなどがおすすめです。
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¥ 29,190 (税込)ファスティング中の注意点
ファスティング中は、『好転反応』という、
体調の変化が起こる人が多い傾向にあります。
好転反応は、体内から排出された毒素が血液中に押し出され、
一時的に汚れた血液が全身に回ることで起こる体調不良だと言われています。
つまり、好転反応が出るということは、
ファスティングが成功している証拠です。
しかし、あまりにも酷い症状の場合は、
好転反応によるものではない恐れもあるので、
直ちにファスティングを中止してください。
好転反応による症状はさまざまですが、
以下のような症状が起きやすいと言われています。
・頭痛
・肩こり
・腰痛
・吐き気
・めまい
・喉の腫れ
・ニキビなどの肌荒れ
ファスティングを始める前に知っておきたい!
ナチュラルハイジーン的な身体の体内時計
<ナチュラル・ハイジーンの原則>
ナチュラル・ハイジーンの原則は実にシンプルです。
それは「健康のために必要な条件を体に与え体を傷つけるようなものを
体に与えないことによって、体の内外環境を清潔に保つ」ということです。
必要な条件とは、
「新鮮な空気や水」
「体の生理機能構造上ふさわしい食事」
「十分な睡眠や休養」
「適度な運動」
「日光」
「ストレスマネージメント」
など、生き物にとって生きていくための基本的な要素のことです。
休養のなかには、必要な場合に消化器官のすべてに休養を与える
「ファスティング(断食)」も含まれています。
体には常に自らを浄化・修復し、
ベストコンディションで機能しようとする力が備わっており、
ファスティングによってその修復力・治癒力を
最大限に発揮するチャンスを体に与えることができるからです。
人間に備わっているこうした内なる力を邪魔しない限り、
悪いところは治され、
病気は速やかに快復し、
健康を維持できるようになる、
というのがナチュラル・ハイジーンの教えです。
それでは詳しくみていきましょう!
①朝:午前4時~12時: 排せつの時間帯
朝一番は夜の間に身体から出てきた
要らないものを排泄する時間です。
出してから摂る、が自然な形。
なので、朝は無理して食べなくてもいいくらい。
夜遅くに大きな食事をしてまだお腹にあるわーと言う方は
朝は水だけですごしてもいいのですよ。
そして朝食にオススメなのが果物。
果物が朝にふさわしい理由として、
1)生の果物は酵素がたっぷり含まれていて消化が早く、
身体に負担をかけずにすぐに腸に到達して栄養素が吸収される。
2)人間の身体と同割合の水分が含まれており、
夜の間に失われた水分を補給する。
3)果物に含まれる果糖はあらかじめ酵素によって分解されて
吸収しやすくなっているので、
負担なく一日のエネルギーとなってくれる。
というものが挙げられます。
②正午~午後8時: 摂取・消化の時間帯
食べたり飲んだりするなら、昼間の最も身体が活動的な時間帯が一番。
なので、この時間帯に昼食と夕食を摂ると一番いいのです。
ローフードの場合はまず最初に大皿一杯のサラダを食べます。
③午後8時~午前4時: 吸収・利用の時間帯
夜はその日に摂った栄養を身体が使って
身体の傷を修復したり、細胞を入れ替えたりする時間。
この時間帯に酵素も生まれてきます。
なのでこの時間にしっかり休むことが大切です。
私のファスティング体験談
私は、26歳のとき、21日間の断食をしたことがあるのですが、
今回はその時の体験談をお伝えしたいと思います。
人によってファスティングの効果はそれぞれ違うと思いますが、
少しでもお役に立てましたら幸いです。
水だけの本断食ではなく、
人参りんごジュースを1日3回飲むファスティングでしたので、
比較的、楽に実践できました。
それまでは、1日3食きっちり食べる方が健康的だと思っていたため、
朝からしっかり食べていました。
しかし、どんなに食事に気をつけていても
痒み、アトピーが出ていました。
人には見せていませんでしたが、
当時はアレルギー症状がとてもひどく出ていたため、
アトピーやアレルギーには断食が一番ということを教えていただき、
私も挑戦することにしたのです。
私は3週間仕事を休み、施設に入ってファスティングを行いました。
そこでは、1日3食決まった時間に人参りんごジュースを飲み、
10時にすまし汁を飲み、残りの時間はヨガや散歩をしたり、
瞑想をして過ごしました。
人参りんごジュースは甘くて満腹感もあるため、
お腹はほとんど空くことがなく、とても楽に過ごせました。
私の変化は、以下の通りです。
私がファスティングをして得られた効果
1:アレルギー、痒みが軽減
まずは、それまで赤く痒くなっていたところが、
痒くなくなったことが一番嬉しかったことです。
食事に気をつけていても痒みがあったため、
食べないだけで改善することに当時は驚きました。
『入れるより出すことが大切』
ということを身をもって感じた経験でした。
2:意識がクリアに
食べないと意識がクリアにになり、
集中力もアップして、
ほとんど寝なくても大丈夫になりました。
ファスティング中は瞑想やヨガも行っていましたが、
いつもより集中できました。
本を読むといつも眠くなりますが、この時は眠くならず、
日常生活では感じない風の音、空気の音など、
全てがクリアに、敏感になりました。
3:身体が軽く疲れにくくなった
三食しっかり食べていた時は疲れやすく、
午後になるとぐったり疲れる日もありました。
しかし、ファスティング3日目からとても身体が軽くなり、
ハイキングにいっても疲れにくくなりました。
4:前向きな気持ちになる
痒みも減り、身体が軽くなるにつれ、
ストレスがなくなって前向きな気持ちになりました。
全てに感謝する気持ちが生まれ、
世界が変わって見えました。
5:五感が敏感に
ファスティングを行うと、五感が敏感になりました。
まずは味覚。
今まで感じなかった甘みや旨味を感じ、
ファスティング後のご飯は、
染み渡るようなおいしさに感動したことを覚えています。
聴覚も、とても小さな音でも過敏に聴こえるようになりました。
五感が敏感になることで、
今まで感じることができなかった感覚も感じるようになりました。
今までの常識が壊れ、
食べない方が心も身体も楽になることを知り、
気持ちもとても楽になりました。
人によりますが、特にアトピーは熱=炎症のため、
抜いてあげると炎症も落ち着きやすくなります。
ファスティングの実践で免疫力を上げよう!
私は今現在も、朝だけ食べないか、
1日1食という生活を続けています。
よくアレルギーには何を食べたらいい?と聞かれますが、
私が一番効果を感じたのがファスティングでした。
アレルギーがある方はもちろん、
添加物、農薬などを体内になるべく取り入れないのが大切です。
何を食べたらいいかということも大切かもしれませんが、
食べずに内臓を休めてあげることはさらに大切だと思います。
一度体をリセットしてあげることで、
食事の有り難さや生命の大切さなど、
たくさんのことに対して感謝の気持ちが生まれてきます。
そして何よりも最近実感しているのは、
『戦うのではなく、受け入れる』
ということの大切さです。
まだまだできていないこともありますが、
日々学びと実践です。
私の経験が、少しでも皆様のお役に立てましたら幸いです。
新型コロナウイルスの蔓延で世界中が本当に大変なことになっていますが、
ファスティングを実践したり、
発酵食品や日本の伝統食を食べることで、
腸内環境が整い、免疫力を高めていくことができます。
皆さんの生活が健康で幸せでありますように。
読んでいただき、ありがとうございました。
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