この世界的な有事に!自宅で手軽に免疫力UP。「聞くだけ森林浴」のススメ。
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この世界的有事に!自宅で手軽に免疫力UP。
「聞くだけ森林浴」のススメ。
季節の変わり目…、特に春が苦手な著者です。
体調の変化に敏感になりやすいこのシーズン。
さらに今、世界的な有事であるコロナウイルスのパンデミックが起こり、
体調の変化には一層神経質になっている方が多いことでしょう。
関連する情報を耳にするだけでも、気が滅入ってしまう方も多いと思います。
著者も、そのうちの一人です。
しかしストレスで貴重な免疫細胞の活動を低下させるなんて、
こんな時にしてはならないこと!
そこで今回は、自然の力を使って気軽にできる免疫アップ方法「森林浴」をご紹介します。
どうやら海外のヘルスコンシャスにもそのメリットは知られている様子ですよ!
外国の友人にLet’s森林浴!と言われたけれど、
この言葉は世界共通?!
とある季節の変わり目。
陽気な日差しと北風が混じる週末。
フランス人の友人からお出かけのお誘いがありました。
そんな気分になるはずもなく「元気じゃないの。今日はごめん。」とお断りの返事。
すると、帰ってきた答えはこうでした。
「Hey!具合が悪いなら、let’s 森林浴!日本のセラピーでしょ!」
・・・ シンリンヨク?ああ、森林浴!
友人との会話は英語です。
そんな会話から「森林浴」という日本語が飛び出てきました。
なぜ外国人の彼が、この単語を知っているのでしょう。
海外でも「SHINRIN-YOKU」と呼ばれていた!
試しにgoogleで「SHINRIN-YOKU」で検索してみると
その数なんと 11,90,000件。 日本語の単語でこれだけヒットするのは多いと判断して良いと思います。
さらに英語で検索してみると
千葉大学の宮崎 良文 教授の著作「Shinrin-Yoku(森林浴)」が
翻訳されて世界10カ国以上で読まれていることを知りました。
後日、例の友人に確認するとこの本を読んだとのことです。
宮崎 良文教授のおかげで「SHINRIN-YOKU」のまま海外で通じることも多い様子です。
英語への直訳で
「forest bathing=森林浴」
と呼ぶこともありますし、
「Forest Therapy= フォレストセラピー」
とも呼ばれています。
*起源や方法など詳細は、異なることもあります。
ドイツでは「Waldbaden(=森林浴)」という言葉もあり、
それだけ人々に森林浴という健康法が浸透しているように見受けられます。
(多くの方が森へのレジャーをしてる感覚かと察しますが…)
実際ドイツ在住7年の友人も、休みの日はよく森へ散歩に出かけている話を聞いています。
彼女の話では、「週末の森には多くの人が遊びに来ている」と言っていました。
「森林浴」と言っても、
効果は気持ちの問題じゃないの?
今の時代、西洋医学や東洋医学はもちろん
この2つを合わせた統合医療(ホリスティック医療)、
そして最先端医療など…様々な医学研究とその論文があります。
中には最先端すぎて、情報不足により真偽が曖昧なものや
あるいは利権問題などからまだ公には研究発表がされず
一般的に認められてないものも。
そんな背景があるために危険視されるのが、信頼できない内容の健康法です。
例えば「マイナスイオンで癒される」といった歌い文句はよく耳にします。
しかし医学的に「マイナスイオン」という言葉では正しい説明がなされていないことは
ご存知ですか?
詳しくはこちらをどうぞ。
マイナスイオンの効果は嘘って本当?一時メディアを騒がせた流行語、マイナスイオンの真実とは?
こういった話題があるからこそ、
「森林浴」もボンヤリしたイメージから、
トンデモ説や気休めと思われがち。
しかし、実際は宮崎良文教授の著作が世界で読まれるほどの大きな効果が
「森林浴」にはあるのです。詳しく見ていきましょう。
まずは森林浴の歴史から。
いつから知られるようになったの?
1982年、当時の林野庁が呼びかけた「健康・保養に日本の森林を活用しよう」というのが、
森林の健康効果が知られるきっかけの一つでした。
ここから「森林浴」という言葉も世間に広まっていったと言われています。
実は「森林浴」は提唱以来、予防医学や社会医学の世界ではかなり重要視されていた健康法でした。
様々な研究がなされていましたが、当時はその科学的な効果が明確ではありませんでした。
その後、2006年に「森林セラピー認定」が始まったことにより、
研究と認知、そして多く人の実践と実感が増えてきたことで人々の注目が集まり出したのです。
今ではすでに国内60か所以上の森林について、そのセラピー効果が
科学的に検証されているとのことです。
(参照:森林セラピーソサイティ )
あなたの町の近くにも、そんなセラピースポットの森があるかもしれませんね!
森の中を歩くだけで効果なんてあるの?
「ただ休暇の時に森の中を歩くだけの気分転換!その程度の効果でしょ?」
森林浴について、このような印象を持たれる方がおられるかもしれません。
効果も精神的なリラックスだけと思う方も多いかもしれませんね。
しかし、は”フィトンチッド”や”アーシング”なんていうキーワードをご存知の方は、
それらの知識を元に森林浴の効果に対してピン!と来る方がいるかもしれません。
そうなのです。
森林浴はただの心的効果だけではなく、明確な身体的な効果を得られるのです。
※詳しくはこちらもご覧ください。
フィトンチッドとは?
アーシングとは?
花粉、インフルエンザ、質の良い睡眠への数々のエビデンスあり!
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¥ 173,800 (税込)森林浴で期待できる7つの効果
森林浴で得られる健康への効果についてはいろいろな報告があります。
中でも、数多く報告されている代表的な効果は以下の7つです。
①NK細胞数の増加による、免疫システム機能の活性化
②血圧の低下
③ストレスホルモンの軽減
④ADHDのこどもの集中力アップ
⑤自律神経のバランスが整う
⑥手術または病気からの回復の加速
⑦睡眠の改善
そして体の仕組みを理解した上でこれらの効果を見ると、
STEP1:ストレスホルモンの軽減
STEP2:ストレスホルモンが軽減することで免疫システムが活性化
STEP3:ゆえに様々な体の不調を緩和、軽減できる
という流れになっていることが、幾つかの報告から読み解けるのです。
現代人はストレスを溜めすぎ!。
まずストレスを解放し、精神状態を正常に戻すことで免疫が活性化するのです。
そのストレスを解放するために、森林浴はどのように役立つのでしょうか?
ストレスに対する森林浴の効果①: ストレスホルモンが下がる!
具体的な研究の例を見ていきましょう。
2019年に発表された、ミシガン大学による研究報告があります。
この報告によると、ストレス時に高まるホルモン「コルチゾール」が
森林浴によって減少するということが判明しました。
調査は以下のような内容で行われました。
・都会に暮らす36人の被験者に、8週間の調査を実施した。
・週に最低3回、10分以上、自然に触れてもらった。
・場所の選定は被験者に任せて「自然を感じられる」場所を選んでもらった。
・各被験者は、調査期間中に唾液の採取を4回行って、その状態を調査した。
この調査から、被験者が自然に20-30分触れるだけで
「コルチゾール」というステロイドホルモンの一種が低下したとのことです。
また30分を超えても低下は続くものの、その速度は遅くなるという反応も見られました。
とはいえ、1時間あたりで、ストレス値は28%も低下!
つまり、20-30分ほど自然に触れるだけで
十分なストレス軽減の効果があることが判ったのです。
コルチゾールは脳を萎縮させる…
ストレスを感じると分泌されるホルモン「コルチゾール」は、
適度な量であれば私たちが感じるストレスに
対応できるように機能してくれる、ありがたい物質です。
しかし過度に分泌されると記憶を司る海馬を萎縮させて、
強いうつ症状やPTSDなどを招くことがあります。
他の森林浴(あるいは森林セラピー)の報告で、
自然に触れることでウツやPTSDに効果があると言われているのは
このコルチゾール低下が鍵になっていることが分かります。
こういった作用のあるホルモンを減少させることができるのが、
森林浴=自然の力だということがこの報告により明らかになりました。
(参照https://biz-journal.jp/2020/02/post_142509_2.html)
ストレスに対する森林浴の効果②実際に森に行かなくても効果が得られる!
コロナパンデミックにより世界的な対策そして合言葉になっているのが「STAY HOME!」
不要不急の外出を控えて自宅で過ごしている人が世界中にいます。
ウイルスへの恐怖や不安、更に家にずっと居ることでのストレス。
そんな時に私は「森林浴」をおすすめします!
「こんな時に森なんて行け!?自宅の裏に森でもない限り無理!」
そんなことが聞こえてきそうです。 そんな皆様に朗報です。
”自然の音を聞くだけ”森林浴!?
2017年イギリスのサセックス大学による報告では
なんと自然の音で聴覚を刺激することで、
人体がリラックスする神経活動が高まるということが書かれています。
同大学のグルド・プラーグ博士たちによる実験では、
被験者に「自然の音」と「人工的な音」を5分25秒間づつ聞いてもらいます。
その際に「fMRI」という方法で脳の変化を観察します。
すると脳のデフォルトモードネットワーク(以下DMN)の働きに変化が見られました。
自然の音を聞いた時には、DMNが働き同時に副交感神経が優位になったのです。
この変化は、人体のリラックスするのに必要な神経活動が高まり
ポジティブな思考になったり、ストレス緩和につながります。
DMNとは意識的な活動をしていない時に活性化する脳のネットワーク(領域)で、
いわゆる「ぼーっとしてる」脳の状態です。
実はこの何もしてないような状態が脳の働きの75%を占めていいます。
昨今ブームになっている「マインドフルネス」とは、
実はこの脳の状態を意味しています。
大手企業の社員と一緒になって瞑想をしなくても、
自然の音を聞くだけで脳に同じ変化を与えることができるのです!
ストレスに対する森林浴の効果③ 一度の森林浴で、効果は数日続く!
たまに休みに森林浴行く程度じゃ、日頃のストレスなんて無くならない! と思った方、
ぜひ続きを読んでみてくださいね。
日本医科大学の講師である李 卿 (LI Qing)教授が行った実験から、
なかなか頻繁に自然に触れることができない私たちにとっては、
嬉しい結果が報告されています。
教授らは、2005年に東京都内の大手企業の会社員12名(男性)と
東京都内の病院の看護師13名(女性)を対象として
「森林浴実験」を行いました。
長野県内で3カ所に実験ポイントを用意し、それぞれ対象者を2泊3日滞在させました。
実験の滞在に加えて、実験3日前、実験1週間後、そして1ヶ月後に実験者の血液を検査します。
実験の結果から森林浴を行う中で、
NK活性またNK細胞の数の上昇が多く見られたとのことです。
被験者の多くは、森林浴をして1週間経過しても
NK細胞数の上昇や抗がんタンパク質が実験前よりも上昇傾向のままでした。
さらに、実験から一ヶ月経過しても、
NK活性、NK細胞数は実験前よりも高いままだったのとのことです。
これは一度の森林浴でも継続的な効果が人体に現れている証拠です。
月に一度でも、森林浴を行えば免疫機能を高め、
そして、それを維持する効果が大いに期待できます。
自然と共に生きる大切さを見直そう!
森林浴と言うからには、森に行け!
というわけではありません。
例えば、
通勤途中にちょっと木々が生えている路地を通ってみたり。
その木にちょっと触れてみたり。
コンクリートばかりの都会の道ですが、
未舗装の道をちょっと意識して歩いてみたり。
気分を高めるためのアップテンポな音楽ばかりでなく
小鳥のさえずりや海の波の音の聞いてみたり…。
朝起きた時に、太陽の光を意識して浴びてみたり。
今までの暮らしの中に
少しだけ「自然」を意識して感じる時間を作ってみてください。
地球上のすべての生き物は遥か昔から自然と共存して生きてきました。人間のDNAはそれを深く理解し、体はそれを欲しています。
太陽の光と酸素があってこその私たちの「生命」があるのです。
それを現代人の多くが忘れています。
自然を味わう感性や感覚が損なわれています。
世界で猛威的に感染拡大しているコロナウイルスについて
「強い」ウイルスだと言う方もいます。
確かにそうかもしれません。
しかし、自然と共に生きることをおざなりにした
現代人の免疫が弱くなったのではないか?
と、個人的には思います。
今、世界的な危機的状況ですが
同時に大きな「気づき」の時間が与えられたと感じています。
一度立ち止まって、
自然を感じて、
ご自身の体に耳を傾けてみませんか?
忘れていた本来の自己治癒力と五感がよみがえるかもしれません。
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