抗酸化作用は緑茶の3倍!“美人のお茶”とも呼ばれる、最強のアンチエイジング茶「ホワイトティー」とは一体、何?
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抗酸化作用は緑茶の3倍!!“美人のお茶”とも呼ばれる、
最強のアンチエイジング茶「ホワイトティー」とは一体、何?
グリーンティー(緑茶)やブラックティー(紅茶)は知っていても、ホワイトティー(白茶)というとご存知ない方も多いのではないでしょうか。
グリーンティー(緑茶)については、渋みの主成分であるポリフェノールの一種、
「カテキン」による健康効果で知られ、血糖値や血圧上昇の抑制、抗菌・抗ウイルス効果
が知られています。
またブラックティー(紅茶)にも、血糖値や血圧上昇の抑制、
脂肪の吸収の抑制、肌を老化させる「透過」の抑制を始め、
様々な健康効果が期待できます。
一方、今回ご紹介する「ホワイトティー(白茶)」は“美人のお茶”と呼ばれ、
美容効果の高さで知られていますが、具体的にはどのような効能があるのでしょうか。
「ホワイトティー」を愛してやまない私が、詳しくご紹介します!
ホワイトティーとはそもそも何か?
ホワイトティーには主に2つの種類があります。
ひとつは手摘みした若芽だけを使用した「白芽茶」、
もうひとつは2番目までの若い葉も含まれる「白葉茶」です。
私が愛飲している「白毫銀針」というホワイトティーは、
中国福建省の山間部で栽培されたもの。
ホワイトティーに使われる新芽は、
細い針のような白い産毛に覆われていますが、
それが、ホワイトティー(白茶=白いお茶)と呼ばれる理由です。
ホワイトティーの製造方法は?
グリーンティー(緑茶)もブラックティー(紅茶)も、ホワイトティー(白茶)も、全て同じ茶の木の葉から作られます。
それぞれの最も大きな違いは「発酵」の度合い。
グリーンティーは不発酵茶、ブラックティーはしっかり発酵させた発酵茶、
ホワイトティーも発酵茶ですが、その度合いはとても軽度です。
春先に摘まれた茶葉は、収穫後にすぐに加工されますが、
工程は最小限のわずか2つのみ。
第1工程は、茶葉を屋外また温度を調整した室内で萎(しお)れさせる「萎凋」、
第2工程は「乾燥」で、初めに天日干しした後、日陰に移して干し、茶葉のさらに乾燥を進めます。
茶葉を揉む「揉捻」や、「焙煎」の行程がないために茶葉が自然な状態に保たれて、
表面のみが酸化発酵します。
ホワイトティーが“美人のお茶”と呼ばれる理由
イギリスのキングストン大学が2009年に行った研究では、
23種類のお茶の成分の比較が行われ、ホワイトティーの
ポリフェノール含有量には高い数値が見られました。
参考:https://www.kigsto.ac.uk/ews/archive/2009/august/10-White-tea-could-keep-you-healthy-ad-youg-lookig/
ホワイトティーに含まれるポリフェノールは、グリーンティー(緑茶)の約3倍にも相当し、
その強い抗酸化作用で紫外線による老化から肌を守ってくれますが、
これこそが「美人茶」と呼ばれる大きな理由のひとつ。
さらに、このポリフェノールの抗酸化作用には様々な病気や不調から
私たちの身体を守ってくれる働きも期待出来ます。
ホワイトティー は、茶葉の収穫後にできるだけ早く加工が行われることから、
抗酸化成分が豊富なまま、お茶になるのです。
気にとめておきたい、中国産茶の農薬問題
私が愛飲しているホワイトティー(白茶)は有機栽培のものですが、
茶の栽培では多くの場合、大量の農薬が使われている事実は、
IN YOU読者の皆様であればきっとご存知のことでしょう。
中国では高級茶といえど、その大半が国内市場向けであり、
農薬使用の管理徹底が特に不十分な場合が多いようです。
私が飲んでいるものを含め、中国には有機栽培のお茶もありますが、
有機茶園は認証の取得に数百万円相当の高額なお金がかかるため、
小規模な農家が有機認証を取得することはほぼ不可能です。
有機認証を取得出来る茶園は大規模生産が行える大手の農園に限られ、
彼らは投資の早急かつ確実な回収にため、有機肥料・有機農薬を豊富に使用して、
単位面積あたりの収穫量を増やそうとしています。
つまり、中国の有機茶で、完全無農薬、化学肥料完全不使用のものを
見つけることはかなり困難だといえるでしょう。
ホワイトティーのお茶の色は?味は?
最近はお茶を水出しにする場合もありますが、ホワイトティーが持つ抗酸化作用を
最大限に発揮させるには、お湯での抽出が必須です。
出典:https://pubmed.cbi.lm.ih.gov/26613545/
私の場合は、茶葉に90度くらいのお湯を注ぎ、90秒ほど待ちます。
その後、60度から70度くらいまで冷ましてからいただきます。
ホワイトティーのお茶の色味は淡い黄色です。
茶葉は時間が経過してもくるんとした可愛らしい形のままです。
味はストレートのアッサムティーに近く、渋みがない繊細な味。
ストレートで飲みやすいでしょう。
リラックス効果も期待出来る
ホワイトティーに含まれるテアニンという成分はアミノ酸の一種で、精神のリラックス効果、鎮静効果の作用があります。
忙しい日常の中で一息つく時に飲むと良いでしょう。
カフェインは少ない
ホワイトティーに含まれるカフェインは、お茶の中でも最低レベルといってよいほどわずかです。
そのため、時間帯を問わず飲みやすいお茶だといえますね。
あなたの身体を本当に大切に考えるなら、
厳しい目で商品を選んで!
ホワイトティーに含まれる美容や健康に関連する成分を体に取り込むなら、
「無農薬・化学肥料不使用」のオーガニックの商品であることが重要です。
「美しくなれる」「心が安らぐ」など、どれほど立派な宣伝文句が書かれていても
有害物質のリスクがあるものを体内に入れてしまっては本末転倒。
全く無意味どころか、逆効果にもなりかねませんよね。
この記事を書きながら、改めてそのように考えました。
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