しつこい大人ニキビにケミカルな化粧品はNG!オーガニックな基本ケア・ニキビ跡ケアを詳しくお伝えします
しつこい大人ニキビにケミカルな化粧品はNG!オーガニックな基本ケア・ニキビ跡ケアを詳しくお伝えします
皆さんは、ニキビができた時どんな対策をしていますか?
さっぱりしたスキンケアで保湿は控えめ?
アルコールたっぷりの化粧水でしっかり殺菌?
実は大人ニキビの場合、そのケアは逆効果になることがほとんどなのです!
正しいケアをしないと、いつまでも治らなかったり、跡になったり、繰り返しできたりして、憂鬱で鏡を見たくなくなるような状態が続いてしまいます。
私自身、以前は頬から首にかけて20~30個ほどニキビができ、繰り返しでき続けていました。
治ってからも跡が濃く残っていましたが、オーガニックスキンケアを続けて跡はほとんどわからないようになり、ニキビもできにくくなりました。
時々できるニキビもサッと対処して2、3日程度で落ち着くことがほとんどです。
正しいケアさえ知れば、誰もが健康的な素肌を取り戻せるんです!
大人ニキビは思春期ニキビと同じケアではダメな理由
まず、『大人ニキビ』と『思春期ニキビ』は別物だと考えてください。
思春期ニキビはおでこに多く出るイメージがあるかと思います。
思春期ニキビはホルモンバランスの変化で皮脂分泌が過剰になることが原因の一つなので、皮脂分泌が多い部分によくできます。
なので、ニキビケアのアイテムはさっぱりしたものや毛穴を引き締めるものが多いのです。
反対に、大人ニキビがよくできる場所は、顎や口回りが多いです。
この部分は、皮脂分泌が少なく乾燥しやすい部位なのです。
乾燥によって皮膚が硬くなる
↓
毛穴の開閉がスムーズにいかない
↓
皮脂が詰まってしまう
↓
毛穴の開閉がスムーズにいかない
↓
皮脂が詰まってしまう
これがニキビの原因の一つとなります。
そこにさっぱりしたケアをして保湿を怠ると、より皮膚が硬くなってしまいます。
なので、思春期と同じケアではダメなのです。
思春期のニキビケアは忘れて、大人ニキビケアに切り替えましょう。
ニキビができたときに避けるべき化粧品は?
1:毛穴をふさぐ化粧品
ケミカルな化粧品に含まれるシリコンや合成ポリマー。
ファンデーションやコンシーラーはもちろん、パンとしたハリ感が出る高級クリームにも含まれていることが多くあります。
これらを使うと肌の密封性が高くなります。
ニキビの元であるアクネ菌は酸素が少ない場所で活発になるため、密封性が高くなるとアクネ菌が悪い働きをし、ニキビ悪化の元となる可能性があります。
ニキビができているときに限らず、ニキビができやすい方は避けたほうがいいでしょう。
2:ふき取り化粧水、ピーリング
ニキビができたとき、角質がたまっているからだと思い角質ケアを始める方も多いかと思います。
しかし、これらは少なからず肌をこすって、刺激を与えることになるのでニキビの治りを遅くしてしまいます。
スペシャルケアはニキビが落ち着いてから行いましょう。
3:アルコールの多い化粧水
ニキビ用のアイテムは、アルコール感が強い化粧水が多く存在しています。
しかし、大人ニキビは乾燥に起因するものが多いため、アルコールが多い化粧水ですと、乾燥してしまい逆効果になってしまいます。
また、アクネ菌は完全に悪だというイメージをお持ちの方が多いかと思いますが、アクネ菌は酸素がある環境ではよい働きをします。
肌を弱酸性に保ったり、悪玉菌の繁殖を抑えたりしているのです。
私たちと共生関係にある常在菌のため、必死に殺菌したからといっていなくなることはありません。
肌の健康には皮膚常在菌の存在が欠かせません。
むやみに殺菌するのはやめましょう。
4:オレイン酸が多いオイル
『オイル=ニキビができる』というイメージがあるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
硬くなった皮膚を柔らかくするのにオイル美容は欠かせません。
しかし、ニキビができているときにオイル選びを間違えると、悪化する原因となるので注意が必要です。
ほとんどの植物オイルに含まれるオレイン酸はアクネ菌のエサとなるので、オレイン酸の含有量が多いオイルは控えるとよいでしょう。
【オレイン酸が多いオイル】
・ツバキオイル
・オリーブオイル
・アーモンドオイル
・アボカドオイル
・マカデミアナッツオイルなど
ニキビができているときや、普段からニキビができやすいという方は、控えることをお勧めします。
ニキビができたときのスキンケア
基本のケア(ニキビができ始めたときのケア)
1、鎮静・殺菌作用に優れた植物エキスを含む化粧水や美容液で落ち着かせましょう。
<おすすめの植物>
紫根、ラベンダー、ビワの葉、ティートゥリーなど
2、次に、オイルで保湿します。
おすすめはホホバオイルです。アクネ菌のエサになりにくく酸化しにくく、保湿もできます。
2~3滴手に取り、顔全体になじませます。
3、最後に、乳液やクリームで肌を保護します。
化粧品選びは難しいと感じるかもしれませんが、オーガニックのもので、
「敏感肌用」
「お肌を落ち着かせる」
「ゆらぎ肌に」
など謳っているものであれば、基本的にニキビがあるときでも使いやすいものになります。
逆に、「高機能」「エイジングケア」「ハリ」「ツヤ」など謳われているものは、ニキビがあるときは負担になることがあるので避けるのが無難でしょう。
とにかくシンプルなスキンケアを心がけましょう。
そして、ニキビが進行してきたら、それに合わせたケアが必要になります。
黒ニキビができたとき
白ニキビが進行し毛穴の入り口が黒っぽくなっている状況です。このときは酸化が進行しているため、酸化を遅らせ余分な皮脂を吸着するためにクレイパックを行うことをおすすめします。
クレイとは、はるか昔に地球上で噴火した時に出た火山灰と溶岩が周辺の海などに何層にもわたって堆積し、気の遠くなるような長い時間と地殻変動によって非常に大きな圧力が加わってできた岩石が変化したものです。
クレイには様々な種類があり、それぞれのクレイに含まれるミネラルの状態によって変わります。
美容大国として知られるフランスでは、薬局や薬草販売店、自然食品店でも買えるものであり、病院やクリニックでも粘土療法が行われ、化粧品の原料としても注目を浴びています。
特にグリーンクレイは吸着力が高く、鎮静効果も高いためおすすめです。
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赤ニキビができたとき
炎症が起きている状態ですので、余計なことはせず見守りましょう。基本のケアに合わせて、ティートゥリーやニアウリ配合のクリームをニキビの上にのせておくと引きが早くなります。
黄ニキビや紫ニキビなど進行が進んだ場合、素人の手で何とかしようとすると危険なので、様子を見て皮膚科の受診も視野に入れておきましょう。
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ニキビ跡のケアはどうする?
ニキビ跡には2種類あり、◆シミのように跡が残る色素沈着タイプ
◆穴が開いたようになるクレータータイプ
の2種類があります。
それぞれのケアをご紹介します。
色素沈着タイプのニキビ跡のケア
このタイプは、放っておいてもターンオーバーとともに薄くなっていくのが特徴です。
紫外線を浴びダメージを受けると、濃くなったり、薄くなるのに時間がかかったりするので、抗酸化作用の高い植物で紫外線のダメージから守るケアがおすすめです。
<抗酸化作用の高い植物>
エーデルワイス、アルガン、ラズベリーシード、ウチワサボテンなど
また、色素沈着を抑制する美白アイテムを投入するのもおすすめです。
クレータータイプのニキビ跡のケア
こちらの場合はケアして目立たなくなるまでに2~3年ほどかかることが多いですが、徐々に目立たなくなってくるので根気強くケアしていきましょう。
しっかり保湿をして肌を柔らかく保つことがまず大切です。
そして、瘢痕形成作用やターンオーバー促進作用のある植物を使うことをお勧めします。
<おすすめの植物>
ローズヒップ、ライスブラン、ククイナッツ
わたしが特におすすめしたいのはローズヒップオイルです。
ローズヒップオイルは、コラーゲンの生成を促進し、皮膚の弾力を取り戻し活性化します。
皮膚再生作用に優れるため、妊娠線や傷跡のケアにもよく用いられています。
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ニキビができにくい肌作りの方法
肌を柔らかく保つ
肌がやわらかくなれば毛穴の開閉がうまくでき、皮脂が詰まりにくくなります。
肌が固くなる原因の一つが乾燥です。
特に化粧水の入りが悪いという方は、お肌が固くなっている可能性が高いので、洗顔後まずオイルをなじませてみてください。
オイルが肌のごわつきをほぐしてくれます。
そして、もうひとつ注意すべきポイントが摩擦です。
テニスでラケットを持つ手が固くなるように、摩擦が多いと皮膚が厚くなり硬くなります。
クレンジングのときやスキンケアの際の摩擦は極限まで減らしてください。
肌が全く動かない状態で手を動かすのがベストです。
続けていくと肌がやわらかくなりますし、くすみや赤みの解消にもつながります。お金をかけずにできることなのですぐに始めましょう。
ホルモンバランスを整える
顎周りや首にニキビが出るという方は、ホルモンバランスの乱れからニキビができている可能性が高いです。
ホルモンバランスを整えるために手軽な方法としては香りを取り入れることです。
スキンケアやシャンプー、ボディーソープなど日常的に使うものを、ホルモンバランスを調整する効果がある精油を配合したアイテムに切り替えるのが一番簡単な方法です。
余裕がある方はディフューザーで香りを楽しむのもいいでしょう。
<ホルモンバランスを整える精油>
ローズ、イランイラン、ゼラニウム、ジャスミンなど
また、ホルモンバランスを調整する効果のあるハーブティーを取り入れることもおすすめです。
<ホルモンバランスを整えるハーブティー>
メリッサ、チェストベリー、ラズベリーリーフ、ローズなど
私はメリッサとチェストベリーのブレンドのハーブティーを飲み始めたことで、ニキビができにくくなるのを実感しました。
ニキビだけでなくPMSや生理痛のケアにもつながるので、ぜひ取り入れてみてください。
毛穴をふさぐ化粧品を卒業する
避けるべき化粧品で紹介しましたが、シリコンや合成ポリマーが入ったベースメイクやスキンケアは卒業しましょう。
変えるのに勇気がいるかもしれませんが、今のマスク生活は、こういったケミカルなスキンケアやメイクをやめるのに絶好のタイミングです!
ベースメイクを切り替えれば、クレンジングをやさしいものに変えることができ、乾燥対策にもなります。
ぴったり密着するファンデーションを手放す心地よさをぜひ味わってみてください。
ニキビには必ず原因がある
ニキビができるということは、何か原因があるということを忘れてはいけません。体の不調やスキンケア方法の間違いなど、原因をしっかり探って一つ一つ取り除いていくことが大切です。
美しい素肌づくりは、健康な体作りが欠かせません。ストレスをためない程度にゆっくりでも生活を見直していきましょう。
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『アロマテラピー精油辞典』バーグ文子
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