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ほとんどの赤ちゃんは敏感肌。子ども用ボディソープで気を付けたい添加物と選び方5つのポイント

ほとんどの赤ちゃんは敏感肌。子ども用ボディソープで気を付けたい添加物と選び方5つのポイント


赤ちゃんの肌はもちもち、ふわふわで触っていても気持ちがいいですよね。

こんな肌になりたい、と思う理想の肌かと思いきや、肌内部はとても繊細です。

生後半年までと半年以降で肌質が変わったり、肌内部の構造が未完成のまま生まれてきているため、体の成長ともに肌も成長をしています。

そんな赤ちゃんですが、毎日体を洗う時に使うボディソープ、どんなものを使っていますか?

赤ちゃん用、無添加、オーガニックと書かれたボディソープも多いですが、中身は本当に安心なものなのでしょうか。

そこで今回は、赤ちゃんとボディソープに含まれる添加物との関係、そして肌に優しいボディソープの選び方についてご紹介します。

赤ちゃんのボディソープ、何を基準に選んでる?



ネットでも、お店でもいろいろな種類のボディソープが売っていますよね。

どれがいいのか、商品によってどう違いがあるのか分かりにくく、パッケージに書いてある効果効能が良さそうなボディソープを選ぶというママもいると思います。

食べ物を買う時には食品表示をみて買う方が増えてきていますが、スキンケア商品の成分表示をみて買う人は、まだまだ少ないのではないでしょうか。

実は無添加と書いてある商品であっても、絶対安心とはいいきれません。

無添加赤ちゃん用ボディーソープに入っている添加物について見ていきましょう。

無添加の赤ちゃん用ボディソープにも添加物は含まれている!

・低刺激
・無香料
・無着色
・パラベンフリー
・アルコールフリー

こんな風に書いてあると、一見赤ちゃんに優しい商品なのだと思って安心しますよね。

しかし、気を付けてほしい点は、パラベンフリーと書いてあっても、香料やアルコール成分など、別の添加物が入っている可能性もあります。

添加物すべてが悪いと言い切れるわけではありませんが、無〇〇、〇〇フリーと書いてあるから安心と、一概には言えないということを覚えておきましょう。

下記は、無添加赤ちゃん用ボディソープに入っている可能性のある添加物です。

1、香料



天然精油、植物エキス配合のものが当てはまります。

いい香りのするボディソープは、リラックスできてお風呂の時間が楽しくなりますよね。

ただし、アロマなどに使われる精油を赤ちゃんに使う時には注意が必要です。

アロマオイルは母乳の匂いやお母さんの匂いを消してしまい、不安になってしまう恐れがあると言われています。
また、自然のものとはいえ、アロマの成分は赤ちゃんには刺激が強すぎる場合があり、マイナスの効果となってしまう可能性があります。

そういった理由からも、1歳未満の赤ちゃんへのアロマオイルの使用は、
原則として禁止とされています。

引用:「フェリーチェ」https://felice-kaori.com/article/17784

ボディソープに使われる精油は、濃度の濃いものではありませんが、赤ちゃんによっては、少しの香料でも刺激になってしまう可能性もあります。

では、成分表示を見て、香料をどう判断すればいいのでしょうか。

一般的には、

・〇〇花油
・〇〇皮油
・〇〇油
・〇〇エキス


など、〇〇の部分に花や果物、植物の名前が入っていることが多いので、成分表示を確認するようにしましょう。

香りのあるお風呂タイムも癒されますが、敏感な赤ちゃんの時期には、使わないほうが無難かもしれないですね

2、PG、DPG



PG、DPGとは、肌の保湿や商品の品質を安定させる、アルコール成分のことです。

肌に浸透しやすく、敏感肌にとっては刺激を感じる可能性のある成分です。

少量入っている分には問題はありませんが、配合量の多い順に並んでいる成分表示で、初めのほうに書かれている場合には注意が必要です。

おしりふきなどに使われていることも多い成分ですが、肌トラブルがなかなか治らないという場合には、PGやDPGが使われていない商品を使ってみるのもいいかもしれないですね。

3、メチルパラベン



大手化粧品会社の研究では、メチルパラベンを配合した化粧品を使い続けると皮膚中に残存し、微量であっても皮膚中に蓄積した場合、皮膚細胞の老化や角化に影響を与え、肌ストレスにつながる可能性があることが明らかになっています。(※)

少量数回の使用では影響がそこまでないかもしれませんが、使い続けることで肌へのダメージが蓄積される可能性も示唆されています。

敏感肌の赤ちゃんには、できる限り避けた方がいい成分かもしれないですね。

赤ちゃんの肌の特徴と、ボディソープに含まれる添加物の影響



内容成分に気を付けながら、ボディソープはどのように選べばいいのでしょうか。

また、敏感肌の赤ちゃんにとって添加物の刺激は、どのような症状として出てくるのでしょうか。

上記2つの疑問を解決するには、赤ちゃんの肌の特徴を知ることが大切です。

まずは肌のついて知り、そのうえで必要なケアを考え、ボディソープ商品を選んでいきましょう。

0歳の赤ちゃんの肌の特徴って?

お母さんから受け取っているホルモンの関係で、生後半年まではオイリー肌になりやすいです。

また赤ちゃんの全身の毛穴の数は、大人の数と同じなので、毛穴の密度が高くなっています。

そのため、新生児期におでこや頭、腕などに湿疹が出て病院に行ったという経験がある方もいるのではないでしょうか。

生後半年を過ぎるとホルモンが少なくなり、赤ちゃんが本来持っている肌質へと変わっていきます。

人間の皮膚は未熟な状態で生まれてきますので、赤ちゃんの肌は大人の半分程度の薄さしかありません。

本来ぴったりとくっついて外部刺激から肌を守る肌細胞の間に隙間があるため、水分が蒸発しやすく乾燥しがち、保湿をしても時間がたつと水分が抜けやすいという特徴があります。

また刺激から肌を守る機能も弱いため、涙やよだれ、食べかすが原因で、肌が荒れてしまうといったことも起こります。

デリケートな赤ちゃんの肌ですが、大人よりも代謝がよく、肌のターンオーバーが正常に働いているため、ちょっとした傷もすぐ治りやすいといった良い点もあります。

赤ちゃんにとって、ボディソープに含まれる添加物はどんな影響があるのか

肌のターンオーバーが整っているが、大人よりも肌を守る機能が半分しかない赤ちゃんの肌に、添加物はどんな影響があるのでしょうか。

以下、起こり得る症状例です。


・湿疹

・アトピー

・過度な敏感肌

・肌刺激に対しての不快感から、泣く・ぐずる

・皮脂の取りすぎによる乾燥

・肌のバリア機能低下により、日焼けをしやすくなる

すべての赤ちゃんに出るわけではないですが、肌トラブルがある場合には、前述の添加物を使用していない商品に変えてみることも有効かもしれません。

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添加物以外にも、赤ちゃんの肌を守るために気を付けたい成分



ボディソープが目にしみて、子供が目をごしごしと擦ってしまうという経験はありませんか?

赤ちゃん用ボディソープは意外と目にしみるものも多いため、一度自分で試しに使ってみることをおすすめします。

目に入っても刺激が少ない、ボディソープを選ぶことがおすすめです。

目をごしごしと擦ってしまうことで、目の周りの血管や皮膚に刺激が加わり、色素沈着をしてしまう可能性があるからです。

目に入ることで刺激となりやすい成分としては、DPGや石ケンがあげられます。

あまり気にしていない方も多いかと思いますが、毎日のこととなると目への刺激も負担になってしまうので、注意が必要です。

赤ちゃんに必要な肌ケアと、ボディーソープの選び方



では、実際に子供の肌を守るボディソープはどのように選べばよいのでしょうか。

赤ちゃんに必要な肌ケア

とにかく刺激が少ないことが一番です。

刺激の少ないスキンケア用品を使うことや、体を洗う時にも泡をしっかりと立てて、泡を転がすように優しく洗うことが理想です。

また保湿をすることも大切ですので、水と石ケンだけがメインで作られているボディソープだと、保湿の面で心配な部分があります。

その場合、クリームは保湿力の高いものを選ぶようにしましょう。

赤ちゃんの肌は水分が抜けやすいため、乾燥が気になる場合にはこまめに、1日数回クリームを塗ることもおすすめです。

低刺激、優しく、保湿が大切なキーワードになってきます。

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肌に優しいボディソープの選び方、5つのポイント

・無添加のもの(何の成分が無添加なのかを確認する)

・香料、パラペン、着色料、鉱物油、石油系界面活性剤、シリコーン、旧表示指定成分が無添加なものが多いほど肌には低刺激

・特に香料は入っていないものがおすすめ

・目にしみにくいもの

・肌トラブルが長引くときには内容成分を確認して、入っていないものを試してみる


たくさんある赤ちゃん用品は賢く選択!「購入すること」=「企業へのメッセージ」

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今回は、赤ちゃんとボディソープに含まれる添加物との関係、そして、肌に優しいボディソープの選び方についてご紹介しました。

いろいろな赤ちゃん用品が販売されていますが、1人1人が賢い消費者になり、本当に赤ちゃんの体に優しいものを選んで買うことで、健康やオーガニックに対する、企業の意識もより一層高まっていきますので、読者の皆様から変えていきましょう。

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