保存方法が悪ければせっかくのオーガニック野菜もすぐに傷んでしまいます!今すぐ覚えておきたい生鮮食品を長持ちさせるための保存方法。
夏場はもちろんですがたとえ寒くなる季節であっても食材の保存なども注意する必要があります。
毎日仕事で忙しいみなさんは、毎日どんな風にオーガニックの食材を保存していますか?
作り置きなどをして数日間同じものを食べる・・
という効率派の方もいるかと思います。
できるだけ効率的にまとめ買いをし、使う時にはすぐに使えるように、
そして食材が長持ちするように保存したいけれど、やり方が今ひとつ分からない方もいるのではないでしょうか。
私自身も野菜をまとめ買いをする時などは、使い切る前に野菜がしなっとしてしまったり、色が変わってしまうこともあったりして、
時には野菜室の野菜たちが冷え切っている時なんてのもあります。
今私はマクロビオティックや食の基礎が学べる食学講座というものを受講していて、日頃から食材の質に気を使っているのですが、
せっかくの食材があっても保存方法が悪ければ本末転倒だ、と思い、そこで今一度野菜の保存について見直してみることにしました。
食やマクロビオティックを基本から学べる食学講座
野菜の産地や特性から保存方法を知る
基本的に野菜は育った環境に近い状態で保存するのがベスト。産地が熱帯地方の野菜は低温環境に弱く冷蔵庫保存に向かないこともあります。
野菜の保存では鮮度を保つことが大切です。
そして野菜の鮮度を保つ上うえで重要なのは植物を老化させるエチレンから守ることです。
野菜は呼吸数が増えるとエチレンが増えると言われています。
なので野菜の呼吸数を減らすことが保存のポイントで
日光に当たらない暗い場所で、低温で保存することがポイントになります。
また切った野菜などはしっかりエコラップに包んだり、大きなものは紙袋に入れて密閉して保存することで保存効果が保つのです。
参考:https://www.kewpie.co.jp/yasai/hozon/
エコラップはミツロウでできたラップのこと。
日頃から質の良いオーガニックや無添加食材に気を使っている方はその効果の恩恵を無駄にしないためにも、日用品も気をつけて。
できる限り環境ホルモンの影響のないものを使いましょう。
それでは野菜の保存方法をお伝えしていきます。
美味しく野菜をいただく為に押さえておきたい
野菜ごとの保存の方法
トマト
食卓でもお馴染みのトマト
彩りを添えてくれるので冷蔵庫に常に入っています。
トマトの保存は無添加の紙袋に入れて冷蔵庫で2~3日。
冷やし過ぎると味が落ちます。
またトマトは水がかかると実が割れてしまうので、食べる直前にさっと洗って食べましょう
また皮付きのまま冷凍保存することも出来、取り出して冷水に浸けておけば皮がつるりと剥けます。
そのままトマトソースなどにしても美味しいですよ。
なす
冷やし過ぎると縮んでしまうので、エコラップに包み冷蔵庫で3~4日間。
焼きなすにすると保存がきき、冷凍保存で約1か月。
炒めものや汁物の具などに重宝します。
きゅうり
成分のほとんどが水なので、時間がたって蒸発すると
味も食感も落ちてしまう。なので基本的には新鮮なうちに食べてしまうのがベスト。
乾燥と低温が苦手なので、無添加の紙袋に入れて冷蔵庫で2~3日のうちに食べてしまいましょう。
ピーマン
痛みの原因になる水気は厳禁。
無添加の紙袋に入れて冷蔵庫で約1週間。
冷凍保存する場合はかために塩ゆでしておくと調理にも手軽に使うことが出来ます。
とうもろこし
とうもろこしは収穫後24時間もすると栄養が半減し
味も落ちるので鮮度が第一。
水から茹でて熱いうちにエコラップに包むと粒にしわが寄らずにきれいに保存ができる。
冷蔵庫で2~3日のうちに食べましょう。
冷凍保存する場合は茹でたものを輪切りにし、密封袋に入れて保存が可能です。
だいこん
新鮮なものは1本購入して葉っぱから全て使い切りたい野菜。
しかし大きく保存のこともあり、半分で売られているものを
購入される方も多いのではないでしょうか
おいしく保存するコツとしては葉から水分を蒸発していくので、購入したらすぐに
葉と根を分け、葉は茹でたり、ふりかけなどにしておきます。
切った大根の根はエコラップでしっかり包み、冷蔵庫に立てて保存します。3~4日を目安に使いましょう。
丸のまま保存する場合は新聞紙に包んで、冷暗所で保存しましょう。
にんじん
蒸れたり湿ったりすると傷むので、汗をかいてきたらこまめにふき取り
無添加の紙袋に入れて立てて保存。使いかけのにんじんはエコラップで包み、野菜室で保存します。
キャベツ
丸のものは芯をくり抜いて濡らしたキッチンペーパーを芯の部分に入れておき、紙袋に入れて冷蔵庫へ。
キャベツの外葉はキャベツを保存する際にも役立つので、
捨てずに取っておき、使ったキャベツを外葉に包んでおくと保存性が高まります。
カットしたものはエコラップでしっかり包んで冷蔵庫で保存しましょう。
なかなか使い切れない時にはカットして塩もみしておくと浅漬けや、炒めもの、スープなどに使えて便利ですよ。
ブロッコリー
すぐに鮮度が落ちてしまうので無添加の紙袋に入れて2~3日で使い切りましょう。
かために塩ゆでしておくと料理やサラダにすぐに使うことが出来、
冷蔵庫で2~3日。冷凍庫なら1か月ほど保存が可能。
しかし冷凍庫で保存すると若干食感も変わってしまうので、
出来れば早いうちに食べきってしまうのがおすすめです。
アスパラガス
購入してきたら穂先を傷めないように注意し、
濡らした新聞紙で包んでから無添加の紙袋に入れ、冷蔵庫に立てて保存。2~3日を目安に使いましょう。塩ゆでしてから冷凍保存をすることも可能。
参考:からだにおいしい野菜の便利帳
野菜の鮮度を見極めて美味しい食選びを
基本的には野菜は鮮度が第一なので使い切れる分を購入して2、3日を目安に使い切ってしまうのが良いでしょう
切り口のある野菜は空気に触れて酸化しやすいので
空気に触れないようにすることがポイント。
エコラップで包む際はぴっちりと包むことや、
袋に入れる場合は保存袋に入れ空気をしっかり抜いて保存しておくことで酸化を防ぐことができますよ。
また購入する段階でスーパーなどでも鮮度を見極めることも重要なポイントになってくるでしょう。
地産地消の野菜などはそれだけ消費者の手元に来る期間も短いので
鮮度の良いものが手に入りやすいと言えるでしょう。
また、鮮度が良いものはそれだけ長持ちするので、冷蔵庫で同じ様に保管していても傷みにくいなんてこともあります。
それはその野菜の持つ生命力の強さだと感じるのです。
そのような野菜の目利きと野菜の特性を知り、より美味しく召し上がっていただければ良いかと思います。
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