消費期限と賞味期限の違いとは？！消費期限が切れたら避けたい危険な食べ物10選とその対処法

どの食品にも必ず書いてある「賞味期限」。
なのに、「消費期限」とは書かれていません。

商品に消費期限ではなく、賞味期限が表示されてある理由とは？

これは食べるか食べないかの判断は自分で決めてください、ということです。

私たちは毎日食べる食事に「責任」を持たなければなりません。

賞味期限と消費期限の違いとは？

賞味期限とは

定められた方法で保存した場合に、
そのすべての品質を十分保っていると認められる期限のことをいいます。

つまり、
袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、
この「年月日」まで、「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」のこと。

消費期限とは

袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、
この「年月日」まで、「安全に食べられる期限」のこと。

お弁当、サンドイッチ、生めん、ケーキなど、いたみやすい食品に表示されています。

その食品によってもちがいますが、だいたい、5日以内です。

出典：農林水産省
http://www.maff.go.jp/j/syokuiku/kodomo_navi/featured/abc2.html


つまり、

・賞味期限は期限を過ぎても食べられる
・消費期限は期限をすぎると食べられない


ということになります。

消費期限は「５日以内で商品が劣化するもの」となっている

具体的にはお弁当やお惣菜、パンや生菓子、生麺など、こういった商品には日付だけでなく、
時間も記載されている場合が多いです。

『まあ、いいか』で食べてしまうと、健康へのリスクが高まってしまいます。

人間は本能の中に『五感で判断する』能力が備わっています。
匂いや見た目で『これはおかしい』と思ったら、すぐに食べるのをやめることです。

今回は食べたら危険な消費期限切れの食品と、その対処法とは？

生肉の場合

お肉から出ている赤い汁を「ドリップ」といって、
お肉のタンパク質や脂質が水分と一緒にながれている状態です。

これは旨味もでて行ってますし、しっかり血抜きをしていないとこの「ドリップ」が出てくるので、
赤い汁がでていたらなるべく食べないほうがいいです。

ちなみに冷凍保存であれば1ヶ月は大丈夫といわれていますが、
なるべく1〜2週間で使い切るのが無難です。

生卵の場合

生卵は賞味期限から１週間から10日と言われています。
しかし、殻にヒビが入っていたら消費期限はもっと早くなります。
割ってみて、黄身が崩れるようであれば、食べないほうが無難です。

生魚の場合

お刺身は買ってその日のうちに食べるほうが無難です。
切り身や鍋用にカットしてある冷蔵のお魚は２日以内に食べ切りましょう。
ちなみに鯖は「アニサキス」が住んでいる可能性が高まっているので、
しっかり冷凍保存をして菌を殺すか、火を通して食べたほうがいいです。

お魚の冷凍保存は６ヶ月は大丈夫と言われていますが、なるべく1ヶ月以内に食べたほうがいいです。

ベリー類の場合

イチゴやベリーをいちばん最初に食べるのは実は「カビ胞子」です。
しっかり水気を切って保存し、３日以内には食べきってください。

カット野菜の場合

工場でカットされる際にたくさん消毒されているので、
なるべくなら買わないほうがいいですが、
買って冷蔵庫で保存する場合は未開封のものでも3〜5日以内には使い切りましょう。

もやしの場合

もやしは消費期限がとても短いので注意が必要です。
汁が出ていたり、変色していたり、匂いがしたら危険です。

もやしは生で食べてしまうと、雑菌がかなり繁殖しているので腹痛の原因になります。
しっかり火を通して早めに食べましょう。

パンの場合

パンの中でも食パンは消費期限は4〜5日です。
カビが繁殖しやすいので、なるべく早めに食べましょう。

ちなみにカビ以外だと、グルテン過敏症の疑いもあります。
ちなみに冷凍保存だと1ヶ月は大丈夫といわれていますが、
いずれも早めに食べたほうが無難です。

お惣菜コーナーの揚げ物の場合

酸化した油をとると健康上よくないとされています。
買ったら早めに食べましょう。

また、冷凍保存して解凍して食べるのもあまりおすすめできません。

これは今はやりの「糖化」の原因となるAGEsの塊のようなものです。

牛乳の場合

牛乳は「牛のおっぱい」です。
生まれたばかりの赤ちゃんに母乳をそのまま飲ませるように、
牛乳も搾りたてを飲むのが一番いいです。

しかし、スーパーなどで牛乳を買って飲む際はなるべく早めに飲みきるようにしましょう。

豆腐の場合

お豆腐はパックから開けたらすぐに使いきるほうがいいです。
しかし、余ってしまった場合は、塩水につけて置くことをおすすめします。
これで腐るのを防ぐことができます。

明太子の場合

明太子は色が変わりやすいので、糸をひいたり、匂いがしたら絶対に食べないでください。
冷凍保存も可能ですが、なるべく早く使い切りましょう。

昔は畑から野菜をとるとその日のうちに食べていた

私のおばあちゃんは自分で野菜を育てて食べていますが、
その日の献立は畑になって収穫できるものを使って作っています。

昔はそれが普通だったので、
スーパーに売ってあるお惣菜のように保存料や添加物を気にすることもなかったし、
賞味期限や消費期限の概念もなかったと思います。

しかし、現代は不自然な形で商品が販売されているので、
わたしたち消費者は、なるべく自然の状態で新鮮なものを選ぶ必要があります。
もし可能であれば、週末にまとめ買いはしないで、
こまめにスーパーに通い、その日のうちに使い切る分だけ買うようにしましょう。

忙しいママや、単身赴任のサラリーマン、
一人暮らしの学生さんは大変かもしれませんが、この一手間が『健康』を作るのです。

私たちは何の食品を選ぶべきか。

農薬や添加物を使っていない商品を選ぶことが大切

・国産のものを買う

・天然のものを買う

・自分の土地に一番近くで収穫されたものを買う

・生産者がわかるものを選ぶ


あなたの健康と家族の健康を保つため、然の食品で元気な人生を送りましょう。

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