衝撃!アメリカの環境保護団体EWGが特にハイリスクと指定した最も危険な食品添加物リストをお伝えします。
こんにちは。
INYOUオーガニックスペシャリストの小林くみんです。
日本で使用が許可されている食品添加物は、
指定添加物: 454 種(食品衛生法第10条に基づいて、厚生労働大臣の指定を受けた添加物)
そして、
既存添加物: 365 種(日本において広く使用されており、長い食経験があるもの)
(2017/07/24現在)。
その他には、天然香料、一般飲食物添加があります。
天然香料やアズキ色素、イカスミ色素のような一般飲食物添加は別として、
わたし達が何気なく毎日口にしているその食べものには、海外では安全性が危惧されている食品添加物が使用されている場合もあります。
そんな中、どの添加物が私たちの健康へのリスクが高く、そしてその添加物が主にどんな食品に含まれているのかを把握しておくことは、あなたとあなたの家族の健康を守るためにとても大切。
アメリカのワシントンD.Cを本拠地とし、環境保全に取り組む市民や団体のために有益な情報を提供するNPO法人、Environmental Working Group(EWG)。
そのEWGが「避けてもらいたい食品添加物」を発表しています。
(参照:EWG’s Dirty Dozen Guide to Food Additives)
私たちの身の回りに溢れる食品添加物。
それら全てを避けるのは確かに難しい。
でも、どの食品添加物が特に注意が必要なのか、そしてどんな食品にその食品添加物が使用されているのかを知っておくことにより、それらの体や心への影響を最小限に抑えることは可能です。
ほんの少しの知識と意識。
それは、あなたとあなたの大切な家族を守る「盾」となるのです。
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「EWG’s Dirty Dozen」:アメリカEWGが挙げた、特にハイリスクな食品添加物リスト
WGは、諸外国では使用が禁止されている食品添加物や、発がん性や内分泌かく乱など、私たちの健康に対するリスクが心配されている食品添加物を「EWG’s Dirty Dozen」としてあげています。
日本 VS アメリカでは食品添加物の制度が異なり、使用を許可されている食品添加物も異なりますが、アメリカEWGの「EWG’s Dirty Dozen」に上がっている食品添加物の中には、日本でも多くの食品に使用されているものもあり、十分参考になります。
今回は、
日本でも食品添加物として使用が許可されているもの、一般的に使用されているもの、
そして、研究結果をみてそのリスクの信憑性の高いもの、
をピックアップしています。
(日本とアメリカの食品添添加物の定義は異なるため、日本で「食品添加物」として使用されていないものなどは今回は除いてあります。)
日本の食品添加物の定義
食品添加物とは、食品の製造の過程において、または食品 の加工若しくは保存の目的で、食品に添加、混和、浸潤その他 の方法によって使用するものをいう。
アメリカの食品添加物の定義
食品添加物とは、その目的とする使用法によって、直接また は間接的に食品の一部となるか、または食品の性質に影響を与えるような結果をもたらすか、あるいはその様な結果をもたらすことを期待される物質である(食品の生産、製造、充てん、加工、調理、処理、包装、輸送又は保存を目的とする全ての物質を含む)
アメリカの食品添加物の範囲には、直接食品に添加する物質だけでなく、容器包装材成分など食品に間接的に接触する物質も含まれます。
出来るだけ避けて!あなたに摂ってもらいたくない7つの食品添加物(リスクの低い順)。
リスク度「高」 No.7 アルミニウム ★★
アルミニウムは、土壌など自然界にも存在し、農作物にも含まれるため、私たちは食事の度に微量を摂取しています。
私たちの体、特に骨に蓄積するアルミニウムですが、そのほとんどが食品添加物からと考えられます。
リスク(EWGによる危惧点):
動物実験の結果から、アルミニウムの脳神経系に与える影響が危惧されており、EWGは注意が必要な食品添加物としてアルミニウムをあげています。
使用される目的:
多くの加工食品に、膨張剤(ベーキングパウダー・ふくらし粉)
合成着色料(アルミニウムレーキ)
色止め剤(ミョウバン)
形状安定剤
として。
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リスク度「高」 No.6リン酸塩 ★★★
リスク(EWGによる危惧点):
慢性腎疾患者では、リン酸塩の頻繁な摂取は心臓疾患へ繋がる可能性が危惧されています。また、腎疾患がない場合でも、血中のリン酸塩濃度が高い場合、心血管系疾患のリスクの上昇につながるという研究結果も公表されています。
この食品添加物が使用されている身近な食品:
リン酸塩は日本でも多くの食品に使用されている食品添加物で、パンやクッキー等を膨らませたり、加工肉の食感を改善し、肉を柔らかくし、さらに保存性を高めるためなどに使用されます。使用される目的:
・ハムやソーセージ、はんぺんなどの魚介練り製品(結着剤:弾力・食感をアップ)・プロセスチーズ(乳化剤)
・コーヒー抽出(安価なコーヒーの場合)
・缶詰、佃煮や煮豆、味噌など(変色防止やphを調整し保存性を高めるため)
日本の食品の原材料名表記には、用途のみを記載する一括表示が認められています。
リン酸塩は様々な加工食品に添加されていますが、「結着剤」、「乳化剤」、「酸味料」、「ph調整剤」のように一括表示される場合がほとんど。
リン酸塩を始め、どの食品に私たちの健康へのリスクが高い食品添加物が使用されているのかが分からないのが現状・・・。
出来るだけ、安価な商品や加工度合の高い食品を避けることが大切。
手軽に食べられるファーストフードに、リン酸塩は含まれている場合が多いので、こちらも極力避けましょう。
リスク度「高」 No.5:合成着色料全般 ★★★
合成着色料は、食品をより魅力的に見せるために日本でも多くの食品に(添加)使用されています。
リスク(EWGによる危惧点):
欧州食品安全機関(EFSA)は、合成着色料と保存料として使用される安息香酸ナトリウムの同時摂取は子どもの行動や注意力に対し影響をおよぼすと結論付けています。また、着色料の中で最も多く使用され、日本国内の総需要量の80%以上を占めるカラメル色素。
4種類に分類されるカラメル色素のうち、カラメルIIIとカラメルIVは、
工業的な高温・高圧下での製造時に、副生成物として4-メチルイミダゾール生じることが指摘されています。
2004年、4-メチルイミダゾールは米国国家毒性プログラム(NTP)の研究で発がん性が認めらえれています。
GRAS:「一般に安全とみなされる物質」・・・しかしその実態は?
アメリカでは食品添加物の分類において、
GRAS(Substances Generally Recognized as Safe) と呼ばれるカテゴリーが存在し、
「一般に安全とみなされる物質」(食塩、胡椒、砂糖等の食品成分)がここに分類されています。
しかし、実はこのGRASには、その安全性に疑問が浮かぶものも多く含まれ、
これからご紹介するものには、発がん性リスクなどの私たちの健康へのリスクが危惧されているものも存在しています。
こちらでは、アメリカでGRASに分類され、日本でも食品添加物として使用が許可されているものを上げていきます。
リスク度「高」 No.3:ブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)★★★★
日本では、「指定添加物」として使用が許可されています。
この食品添加物が使用されている身近な食品:
油脂、バター、魚介や肉類の冷凍品・乾製品・塩蔵品など。
使用される目的:
主に酸化防止を目的としてリスク(EWGによる危惧点):
米国国家毒性プログラムにおいて、ブチル化ヒドロキシアニソールのヒトに対する発がん性が指摘されており、また国際がん研究機関でも、ヒトへの発がん性が危惧されています。米国国家毒性プログラム:
アメリカ合衆国保健福祉省が中心となる省庁横断的プログラム。評価結果は「発癌物質報告書」にまとめられ、アメリカではEPA発がん性評価と共に権威の高い調査報告(報告書に載った物質が法律で規制されていることもしばしば)。
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リスク度「高」 No.4:ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)★★★
日本では、「指定添加物」として使用が許可されています。
リスク(EWGによる危惧点):
こちらも、GRASに分類されていますが、
BHAの動物に対する発がん性を示すデータも報告されています。
この食品添加物が使用されている身近な食品:
・油脂を多く含む食品(ポテトチップやショートニングなど)
・シリアル
・チューイングガムなど
使用される目的:
主に酸化防止を目的として(保存料)リスク度高No. 2:臭素酸カリウム(しゅうそさんカリウム)★★★★
日本では、「指定添加物」として使用が許可されています。
この食品添加物が使用されている身近な食品:
パン類、使用される目的:
パンなどの膨張剤としてリスク(EWGによる危惧点):
世界保健機関(WHO)の外部組織である国際がん研究機関は、臭素酸カリウムのヒトへの発がん性リスクの可能性を指摘しています。ラット腎臓における発がん性が指摘され、各国で使用が禁止・制限されています(IARC 1999)。
IARC(国際がん研究機関) 1999:Re-evaluation of Some Organic Chemicals, Hydrazine and Hydrogen Peroxide
イギリス、カナダ、EU加盟国は食品への使用を禁止。
アメリカは全面禁止していないが、多くの州で、臭素酸カリウムを使用した食品にはその事実をパッケージに明記するように定められています。
リスク度高No.1:硝酸ナトリウムと亜硝酸ナトリウム ★★★★★
日本では、「指定添加物」として使用が許可されています。
この食品添加物が使用されている身近な食品:
・ハム・サラミ
・ベーコン
・ソーセージ
・ホットドッグ
・魚肉ソーセージ、イクラ、タラコ(明太子も)
使用される目的:
発色剤・保存料などとして。リスク(EWGによる危惧点):
魚肉・魚卵、食肉などに含まれる成分「アミン」と消化管で反応し、発ガン性物質のニトロソアミンに変化する可能性がある。亜硝酸ナトリウムと胃がんの関係性を指摘する研究結果(IARC 2010)や食道がんリスクを危惧するデータもあります。
IARC(国際がん研究機関) 2010:IARC Monographs on the Evaluation of Carcinogenic Risks to Humans
世界保健機関(WHO)の外部組織である国際がん研究機関は、硝酸ナトリウムと亜硝酸ナトリウムのヒトへの発がん性リスクの可能性を指摘しています。
EWGからのメッセージ:今、私たちにできること
食品添加物は、加工度の高い食品や、不健康な食品に多くみられます。
買いものかごに入れるもの、毎日口に運ぶものを変えていく・・・。
出来る限り鮮度が高く、加工されていない食品を選び、
原材料表示を確認し、私たちの健康に対しリスクのあり得る食品を極力避ける。
原材料の少ない食品の方が、加工度合も低く、より健康へのリスクも低い傾向があります。
食品添加物を避けることで、あなたの食生活は大きく改められることでしょう。
しかし、それだけで十分なのでしょうか?
私たち消費者は、私たちの「食」を守るために、規制当局に対し制度の改正を強く求めるべきなのです。
食べること、それは、人が1つしあわせになるための時間。
わたし達の体の60兆の細胞。
そのうち6千億個の細胞がひと晩のうちに生まれ変わります。
毎日、「生まれ変わっている」わたし達。
そして、その「生まれ変わる」原動力となるのが、わたし達が毎日口に入れる食べもの。
毎日の食事、それは「生まれ変わるための時間」。
今、何を食べるかによって、
過去のわたしが新しく塗り替えられる。
今が、未来とそして過去をも変える、
「これから」が「これまで」を決めるのです。
食べること、
それは、新しい自分へと踏み出すための時間。
食べること、
それは、人が1つしあわせになるための時間。
その時間を重ねで、あなたの人生がどこまでも豊かになっていく。
それが、わたしが叶えたいたった1つの夢です。
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