ミトコンドリア活性化をするべき計り知れないメリット｜ブルーグリーンアルジーの驚くべき効果とは

なんだか疲れやすい。
運動や仕事のパフォーマンスが上がらない、

そんな方は現代社会に多いようですね。

もしかしてそれは、

ダイエットのしすぎ、
気がつかないうちに食べすぎ、
仕事の付き合いによるお酒等、

ほんの小さな生活習慣で、ミトコンドリアの質が下がったせいかもしれません。

ブルーグリーンアルジーは、体の代謝を行うミトコンドリアの質を保つ手助けをしてくれます。

ミトコンドリアは中学・高校の時に習ったきり忘れていたという方も、
今一度ご自分の体のごく小器官をいたわる努力をしてみましょう。

ミトコンドリアって何？
それは体の中のエネルギー工場だった！

ブルーグリーンアルジーがミトコンドリアを活性化してくれるという話をする前に、
「ミトコンドリアとは何か」ということをお話しないといけません。

非常にメジャーな存在ですが、
あまり正当に評価されない（忘れられがちな）器官です。

ミトコンドリアについて一つ、例えをしてみましょう。
皆さま、自分の体を、多くの家がある町だと思ってください。

一つ一つの場所には、住民である細胞が暮らし、
街の生活を成り立たせるために働いています。

その細胞は、自分が使うエネルギー（私たちでは水、電気、ガス、食事等）を作れる装置を持っています。
それがミトコンドリアです。

ただ、ミトコンドリアが作るのは「ATP」という物質。

ATPは、次のような働きをします。

・糖の代謝
・筋肉の収縮
・ナトリウム、カリウムイオン、薬物の排出

私たちの体はほぼATPの働きで成り立っているのです。
これが無くなると、細胞はエネルギーを得られず、死んでしまいます。
ミトコンドリアが行う代謝を「好気代謝」と呼びます。

これを行うには酸素や栄養素が必要です。また、過負荷も良くありません。

細胞の構造とミトコンドリア

続いて、細胞の構造と知っておきたい言葉をいくつかご紹介しておきましょう。

・核　真核細胞の特徴で、細胞を増やすための設計図であるDNAを持つ
・リボソーム　遺伝情報をもとにたんぱく質を作る
・リソソーム　細胞内での消化を担う
・細胞膜　細胞の仕切り

生物の授業ではないので割愛したものもありますが、
ミトコンドリア以外にも細胞内小器官と呼ばれる組織が沢山あります。

それらはサイトゾールという液体に浮いています。

ミトコンドリア自体も、外膜、内膜と二重構造になっていて、内膜の内側にDNAを持っています。
また、リボソームも持っているというのが特徴で、自力で増えることが出来るのです。


彼らは生物内の酸素の9割を使う代わりに、私たちの体に必要な代謝を行ってくれていますが、
DNA、言うなればコピーの原本に傷がつくと、
複製として増えたミトコンドリアも不良ミトコンドリアとなり、
代謝機能がガタ落ちになるのです。
前項のミトコンドリア症もその一つです。

傷の要因となるのは活性酸素であり、これはミトコンドリアが生成しています。
どうしても代謝の中で生まれてきてしまうものなのです。

私たちの生活次第でミトコンドリアが傷つく可能性はぐっと上がってしまうのです。

ミトコンドリアの異常でこんな病気に！

ミトコンドリアが異常をきたすと、様々な弊害が起きます。
その好例が「ミトコンドリア症」です。

難病に指定されている疾患で、
イングランド・フィンランドなどの統計では、
10万人に9〜16人の方が罹患しているという調査結果が示されています。

ミトコンドリアのはたらきが低下して起きるミトコンドリア病の場合は、個々の細胞のはたらきが低下したり、そのような細胞が消滅したりします。

それがどの細胞にも起きる可能性があるので、いろいろな症状が現れることになります。

けいれん、脳卒中、精神症状、発達の遅れなどの脳の症状、物が見えにくい、音が聞こえないなどの感覚器の症状、運動ができない、疲れやすいななどの筋の症状など、あげればきりがありません。

その中でも、比較的エネルギーを多く必要とする神経、筋、心臓などの臓器の症状が現れやすいと考えられています。

「ミトコンドリア病（指定難病２１）」

この病気の場合は、治療薬が開発されつつあります。
また、栄養を一気に取っても改善するという簡単な問題ではないとされています。

先天的なものもありますが、薬の副作用でかかってしまう人もいます。

特別な疾患がない状態で、ブルーグリーンアルジーなどを摂取して生活習慣に注意しても疲れが取れない、体が上手く動かない、物忘れがひどいという方は、専門医に検査をしてもらいましょう。

加齢による脳や神経の衰え（認知症等）の可能性もありますが、
診断しにくいミトコンドリア症などの可能性があります。
認知度が低い病気なので、気が付かないことが多いのです。

グリーンブルーアルジーとミトコンドリアの関係は？

前回の記事で、ブルーグリーンアルジーは、藍色細菌、シアノバクテリアという古い時代の生物であることをお伝えしました。

このシアノバクテリアとミトコンドリアには共通点があるのですが、
どういった点なのでしょうか。

・生物の細胞の中に寄生して共生する
・栄養と酸素さえあれば、本体（人間の場合は脳そのほか神経系）からの信号がなくとも勝手に増える

非常にややこしいのですが

原始真核生物にシアノバクテリアが共生⇒葉緑体
宿主生物に好気性（酸素が好き）細菌が寄生⇒ミトコンドリア

ミトコンドリア自体は一つの細胞に数個暮らしています。
葉緑体が植物の代謝器官なら、
ミトコンドリアは動物の代謝器官であり、元は生き物だったのです。

別の生物の中に菌が共生するこの状態を「細胞共生説」といいます。

海底の熱水噴口などにいる深海生物は、
体内に硫化水素を分解してエネルギー代謝をするバクテリアを住まわせています。
私たちとミトコンドリアの関係と同じです。

さらに難しくなってしまいますが、
アメリカのクラマス湖にのみ生息するブルーグリーンアルジーは、
ミトコンドリアの祖先になった生き物と、
葉緑体のもとになった生き物を自分の中に住まわせています。

学者でも、この共生説は、
核を持った細菌が先に生まれたのか、
ミトコンドリアが先に生まれたのか、
よくわからないらしいのです。


自分で好気代謝を行う生き物（ミトコンドリアは元生物）には次のものが必要です。

酸素
できれば
何か代謝を助ける酵素（エンザイム）・補酵素（コエンザイム）
が欲しいところです。

増えるときにも代謝が必要になるからです。

よく、夏バテをする人に「ウナギを食べろ」（万葉集のやり取りの時代から）といいますが、
ウナギにはミトコンドリアが増えやすくなるタウリンや、鉄、ビタミンB群等を多く含んでいるのです。

科学的論拠が分からなかった時代から、本能で感じ取っていたのですね。

ただ、ウナギのお値段や希少性を考えると、
出来れば植物性のもので代用したいのが本音です。

自分の生活がミトコンドリアの元気をなくしてる？
ブルーグリーンアルジーで活性化するメリット

ミトコンドリアの元気が無くなる要因とは？
現代的生活にある落とし穴

・極端な飢餓
・食べすぎ
・飲酒

この3つはミトコンドリアに悪影響として、ミトコンドリア症の患者は避けるように指導されます。

この三つを心理学的な角度で見ると、依存というキーワードが出てきます。
ある種の現代病です。

日本の場合、全体の飲酒量の7割のうち、
その中の2割の「すごく飲む」という人が摂取しているという指摘すらあります。

・ダイエットを繰り返してはやめている
・だらだら食べがやめられない
・付き合い酒が多い
・寝酒の習慣がある
・こってりしたものが好き

こういう方は、ミトコンドリアを働かせすぎかもしれません。
アルコールも「糖」が多いですから。

ミトコンドリアに必要な栄養素を含むブルーグリーンアルジー

ミトコンドリアがATPを生成するために、必要な栄養素があります。
ビタミンB群と鉄です。

玄米を召し上がっている方は、ビタミンB12以外は摂取可能です。

でもビタミンB12は植物植物食で摂取するのは非常に難しいですね。
ブルーグリーンアルジーはビタミンB群がバランスよく含まれる食材です。

ただ単にミトコンドリアの活性化で疲れにくくするだけの製品ではなく、
たんぱく質の構成要素であり、
神経伝達物質の原料となる必須アミノ酸を多く含むので、
心身の疲れが取れやすくなります。

妊娠を望んでおられる方はミトコンドリアの活性化と同時に葉酸が必要となります。

ブルーグリーンアルジーは葉酸も含まれますので、妊活中の方に人気があります。

ブルーグリーンアルジーでミトコンドリア活性化！
そのメリットは？

・認知機能向上
・細胞の質の低下、異常を抑える
・疲労を軽減する
・全身の老化の防止


糖尿病においてもミトコンドリアの損傷が関わるという論文があります。
他にミトコンドリア症の患者においては、発達の障害、精神の障害等も見られます。

ミトコンドリアが機能低下して、
活性酸素を産んだら細胞が傷ついて消失してしまいますので、
傷から守ってやることは全身の機能維持に必要なことです。

がんとミトコンドリアとブルーグリーンアルジーの関係性

「ミトコンドリア機能の低下」と「解糖経路の亢進」ががんの初期に起きている。
これは現代の抗がん剤の開発の研究の最前線でいわれていることです。

最終的にこの一連の研究の中で、最も重要なp53標的遺伝子としてMieap (Mitochondria-eating protein：ミトコンドリアを食べるタンパク質) 遺伝子を発見し、p53のがん抑制機能として全く新しいメカニズムを発見するに至った（PLoS ONE 6: e16054, 2011）（PLoS ONE 6: e16060, 2011）（実験医学2012年6月号特集「ミトコンドリアのヒト疾患学」 vol.30, No. 9, p1407-1417）（図2）。

この機能は、不良なミトコンドリアより生成される活性酸素種（ROS）に反応して、（1）Mieapが、ミトコンドリアの構造破壊を伴わずに、ミトコンドリア内へリソゾーム蛋白質を集積させ（MALM: Mieap-induced accumulation of lysosome-like organelle within mitochondria）、ミトコンドリアの酸化蛋白質を分解除去し、不良なミトコンドリアを修復するか、あるいは（2）Mieapが液胞様構造物の形成を誘導し（MIV: Mieap-induced vacuole）、不良なミトコンドリアを液胞内へ丸ごと飲み込み分解し排除するか、という二つの機能を制御することでミトコンドリアの品質管理に重要な役割を果たす（図2）

腫瘍生物学分野


難しい話になりますが、コピーに失敗した機能の悪いミトコンドリアを淘汰する機能が私たちにはあるということです。

この機能の低下によって、がん細胞には不良ミトコンドリアが溜まることが分かっています。

ミトコンドリアの活性化でどこまでがんを食い止めることが可能かはまだ研究段階ですが、
禁酒してブルーグリーンアルジーを飲んでこまめに運動することが体によいことです。

ミトコンドリアの質と量を高めるために、
グリーブルーアルジーと一緒に試したいこと

煙草の副流煙の吸入や付き合いでの飲酒はミトコンドリアの機能低下になるので注意

オーガニックがお好きな方はあまり煙草を吸わないと思います。
ただ、副流煙による被害には注意しないといけません。

煙草に含まれるニコチンが、DNAメチル化異常という現象を起こし、白血病を起こすことが分かっています。

また、これからの時期、クリスマス、忘年会、新年会と付き合い酒が増えますが、
飲みすぎると肝臓のミトコンドリアが代謝を行いきれずにくたくたになってしまいます。

アルコール代謝経路において、二つの脱水素酵素（アルコール脱水素酵素、アルデヒド脱水素酵素）によって、アルコールやアセトアルデヒドから水素が取り出され、水素過剰の状態に陥る。

この水素を処理するのが肝臓のミトコンドリアであるが、水素過剰が続くとミトコンドリアが疲弊して、肝臓に中性脂肪が貯まり、肝臓の機能が障害されて、脂肪肝という状態に陥る。

「アルコールと日本人　」

ブルグリーンアルジーでミトコンドリアを増やしても、
疲れさせては意味がありません。何事もほどほどにしましょう。

睡眠リズムを整える。体内時計の狂いは万病のもと

私たちの体には体内時計という時間に関わる部位があります。

決まった時間にホルモンを出して、生体の反応を促しています。
脳に親時計（全体の統括）内臓に子時計、そして時間の感覚を司る心の時計があります。

これらが狂うと

・エネルギー代謝障害
・糖尿病
・うつ

等が起きやすくなります

ブルーグリーンアルジーを飲むだけではなく規則正しい生活を心がけてください。

代謝向上のために適度な運動と休息をとり、
ブルーグリーンアルジーの吸収をよくする

ブルーグリーンアルジーを摂取してミトコンドリアを増やそうという時に、必要なことがあります。

・酸素を十分に供給できる活動的な肺
・栄養や酸素をしっかり全身に送り出すポンプである強靭な心臓
・栄養吸収を効率的にしてくれる消化器官

内臓はほぼ筋肉でできていて、筋肉の膜で支えられています。
ジョギングややや早めのウォーキング等有酸素運動をしましょう。

私は中高時代、水泳でインターバルトレーニングという練習法をしていました。
全力で泳いでから短い休止をはさみ、また全力で泳ぐというものです。
（1回に掛けてよい時間が決まっており、タイムが落ちると休憩が無くなります）
運動に回復期を差し込んだ方が、心肺機能は向上します。

運動をしたくないからブルーグリーンアルジーを飲むのに、という方もいるでしょうが、ストレス解消のためにも運動は必要です。

ラジオ体操でよいので始めてみましょう。

多剤服用は逆効果

ブルーグリーンアルジーを飲む人に注意していただきたいことは、ポリファーマシー、多剤服用です。
食物繊維の大量摂取でお腹の状態がさらに悪くなることもあります。

また、ワーファリンなど血液が固まりにくくなるお薬と、
ビタミンKの組み合わせは効果を減じてしまうことが分かっています。

お薬手帳に書き込んでおくと、薬剤師などが副作用リスクに気がついてくれやすくなります。
アプリもあるので活用してください。

細胞は私たちの体の最小単位。いかに良質なミトコンドリアを増やすかが健康のカギに

疲れやすい体質で「レバー食べろ」「ウナギ食べろ」と言われる経験を繰り返していますが、
胃もたれがかえって悪くなる気がします。

栄養学的、生物学的には正しいのですが、こちらの心理的にはただの余計な助言です。

食が細い胃弱の人には、滋養強壮系の食事はお腹を壊す原因になるのでやめるようにと薬剤師が教えてくれました。

ブルーグリーンアルジーならば、吸収がよいので、安心して飲めますね。

ブルーグリーンアルジーはミトコンドリアの活性化だけではなく、
体の代謝に必要な栄養素が摂取できるスーパーフードです。

これ一つでいろいろな栄養が摂れるので、過剰摂取のリスクも減りますよ。

疲れやすい人は是非、試したいですね。


☆動画コンテンツIN YOU Tube『ドクターが教える！人間の健康に重要なミトコンドリアを増やす方法とは？』

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参考
「特定非営利活動法人アスク」
「ポリファーマシーを考える 適切な薬物治療のために」

「生物学入門」
「肥満に拒食―人間はなぜ 適正な「食行動」ができないのか？」

「ワルファリンを正しく飲んでいただくために」

「原始真核細胞にシアノバクテリアが共生したものが葉緑体ですか？」

「難病「ミトコンドリア病」発症の原因解明～治療薬の開発に道筋～」

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