【実体験レポ】2か月の食事管理で10キロ減に成功した私が教えます|化学調味料の絶ち方と、絶ったら体に起きた急激な変化。
「簡単で美味しい」は危険だった?
IN YOUマガジンをご覧になっている皆さんは、
食の安全への感度が高い方が多いと思います.
しかし、現代日本は共働き家庭の割合が6割と言われており、
毎日完全な自炊をすることは難しい家庭が多いのが現状ではないでしょうか。
自炊する時間を十分に持てないと、外食が増えることはもちろん、
簡単に調理することが出来る即席調味料を使う頻度も高くなるでしょう。
筆者も会社員時代は共働きでした。
夫婦共に帰宅時間が遅かったため、平日は近所で外食するかスーパーで買った出来合いのもの。
あまりに帰宅時間が遅くなった時は、
グリーン車両でビールを飲みながら割引になった駅弁を食べながら帰宅していました。
休日はストレス発散のために昼間からグルメ行脚をしていましたし、
常備菜を作り置きする心の余裕なんてありませんでした。
暴飲暴食生活を続けていたところ、当然自律神経のバランスが崩れていったのです。
体重は1年半で18キロも増え(夫は6キロ増)、肌は常にギトギト。
皮膚の柔らかい部分には蕁麻疹が出るようになりました。
食べても食べても満足できず、移動中は常にグミを食べ、
寝る直前まで常に何かを口に入れていました。
具体的に当時食べていたのかを振り返ってみると…
・朝食:コンビニのパン
・昼食:つけ麺やパスタ
・夕食:お弁当
・夜食:スナック菓子
・間食:チョコレートやおせんべい
・ドリンク:カフェオレ
こうして一覧にしてみると、恐ろしい食生活です。
その後、ダイエットを決意してパーソナルトレーナーについたのですが、
最初に指摘されたのは「化学調味料を摂りすぎている」点でした。
脳に蓄積され集中力も欠如…化学調味料の正体
さて、化学調味料とはどんなものなのでしょうか。
化学調味料は、別名「うま味調味料」と言われています。
コンビニ食品、インスタント麺、パスタソース、調味料などに入っています。
化学調味料の主たるものは「グルタミン酸ナトリウム」。
これは、加工食品などの成分欄には「アミノ酸など」と記されています。
自然界のアミノ酸やグルタミン酸とは全く違い、化学合成で真似て作ったものです。
神経細胞を興奮させる働きを持つ“神経伝達物質”のひとつで、
無味なのでついつい大量に摂取してしまう特徴もあります。
中毒性があり、食欲のコントロールを乱すばかりでなく、
味覚を麻痺させて満腹中枢を狂わせてしまいます。
脳に蓄積されて集中力を欠如させてしまうとも言われています。
つまり、化学調味料は決して体にとっては良いものではなく、肥満の原因にもなっているのです。
「楽で美味しい」にはしっぺ返しがある
「グルタミン酸ナトリウム」の安全性については諸説あり、害はないと考える人もいます。
ここでは客観的な見解として、米国脳神経外科医のラッセル・ブレイロック博士のレポートを紹介します。
グルタミン酸ナトリウムを過剰摂取すると、
肥満、糖尿病、心臓発作、偏頭痛、てんかん、下痢、関節痛、うつ病、めまい、ろれつが回らない、
注意欠陥・多動性障害、不眠症、不安などの副作用が起こると報告されている。
筆者も言葉に出来ない不調に日々悩まされており、
鎮痛剤や栄養ドリンクなどでごまかしていました。
筆者が化学調味料を絶つため、具体的に起こしたアクション
こうしてパーソナルトレーナーからの指摘を受け、化学調味料の存在を気にし始めました筆者。
これまで散々体をいじめてきたことを反省し、
ダイエット期間は徹底的にクリーンな食事をとることに決めたのです。
◆なるべく自炊を心がけ、加工食品の使用は避けた
自炊の良い点は「何が入っているか分かる」ということだと思います。自分が使ったもの以外は入っていないのですから、こんな安心なことはありません。
筆者は自炊をする際、ハムやベーコンなどの加工食品、
インスタント調味料の使用は極力避けました。
スーパーでは・・・
カット野菜ではなく野菜そのものを、
ベーコンではなく肉そのものを、
魚肉ソーセージではなく魚そのものを、
ドレッシングではなくオリーブオイルそのものを…
というように、「加工」を挟んでいるものではなく、
自然界から出てきたままの姿の食品を手に取るように心がけました。
面倒くさがらずに出汁をとり、活用する
顆粒出汁は卒業し、毎日出汁を取りました。
出汁を取ることは実はダイエットにとても有効と言われています。
干しシイタケなどに含まれる「グルタミン酸」は、旨味成分であり、
満腹中枢を刺激して食欲を抑え疲労回復もしてくれます。
自然界のグルタミン酸はグルタミン酸ナトリウムとは全く異なるわけです。
また、干しシイタケにのみ含まれる「グアニル酸」という成分がグルタミン酸と相乗効果を生み、
何倍も旨味を感じさせてくれます。
昆布出汁に含まれるアルギン酸は、脂肪の吸収抑制や血糖値の急激な上昇を抑える作用があります。
カツオ出汁などに含まれるイノシン酸は、血流を促す作用や疲労回復効果もあります。
グルタミン酸とイノシン酸を一緒にとると旨味が7倍にもなると言われていますので、
昆布とカツオの合わせ出汁は最強です。
出汁は旨味を感じるので、食後の満腹感を長持ちさせて食べすぎを防ぎます。
出汁を飲むとホッとするので、自律神経を整える効果もあります。
外食は信頼できる店で、マイドレッシング・塩コショウを携帯する
仕事もして外出もしてとなると、完全に外食を禁止することは困難でした。
そこで筆者は、店選びで危険を回避しました。
チェーンやフランチャイズの飲食店は避け、店主の顔が見える個人店を選びました。
自信を持っている個人店は、何を使っているかを丁寧に教えてくれますし、
事情を説明すれば食材をアレンジしてくれます。
筆者はダイエット中はサラダランチを食べることが多かったですが、
ドレッシングは別添えで提供してもらい、持参した塩コショウをかけていただきました。
体重減少・肌質の変化etc…
化学調味料断ちで起こった変化
予想よりもずっと早く効果が目にみえました。
それも、女性としては嬉しいことばかりでした。
◆体重が大幅に減少した
化学調味料を意識し始めてから、最初の一週間で一気に2キロ落ちました。パーソナルトレーナーによると、体内にたまっていた水分と塩分が一気に抜けたことが大きいそうですが、
実際に私と同じように出汁とりを始めた方を調べると、同様に一気にストンと落ちる方が多いようです。
その後も一日あたり0.2~0.3キロずつ減少していき、2か月で10キロ減に成功しました。
(もちろん化学調味料を意識するばかりでなく、
食事内容改善や運動もしていました)
◆肌質が改善した
10代のころからニキビ体質、肥満になってからはギトつき、人生の大半は荒れていた私の肌。
減量が進むと同時にギトつきがなくなり、毛穴のダレも目立たなくなっていきました。
味覚が研ぎ澄まされた
これまでは味覚がマヒしていたのでしょう。化学調味料を意識するようになってからは、
味覚が正常に戻ってきて、素材本来の味を感じるようになりました。
味付けも薄味で大丈夫になり、調味料の使用量が圧倒的に減りました。
たまにカップラーメンやスナック菓子を食べたりすると、
舌が痺れたり、消毒の匂いを感じるようになりました。
食の安全を選択するのは自分自身
繰り返しますが、化学調味料の安全性については諸説あります。しかし選ぶのも、リスクを受け取るのも、結局はあなた自身です。
これを見てあなたは明日からどう生活を変えていきますか?
しかし、事実筆者は化学調味料を絶ったことで体に良い作用が沢山ありました。
「化学調味料を徹底的に排除するのだ!」と意気込むよりは、
「体に良い出汁や味付けをすすんで取り入れよう」というスタンスで居たいと考えています。
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