ドレッシングは体に悪い！？｜市販ドレッシングの危険性と、体にいいドレッシングの選び方

あなたは、サラダには何をかけて食べますか？

ドレッシングは、青じそなどサッパリ系が好きなKasumi Fujimakiです。

コンビニやスーパーのお惣菜コーナーに必ずある色とりどりの野菜サラダ！！

「健康や美容には、野菜をとった方が良いって聞くし」
と、身体のことを気遣ってサラダを選ばれたことがあると思います。

あなたはその時、ドレッシングをかけて食べませんでしたか？

今回は、ドレッシングに入っている添加物とその危険をお伝えします。

そして子育て中の方、必見！！
もうすぐ、2歳の娘がいる我が家のリアルなドレッシング事情もご紹介していきます。

あなたの食べたドレッシングは、添加物まみれ！？おいしそうな香りと味でカモフラージュされていた！！

あなたは、サラダにはどんな味のドレッシングをかけますか？

コンビニやスーパーのドレッシングコーナーには、

◇シーザーサラダドレッシング
◇わさびドレッシング
◇青じそ風味
◇ごま風味

など、たくさんの種類のドレッシングが置いてあります。

これだけ種類が豊富ということはもはや、

サラダにドレッシングをかけることは、
携帯がガラケーからスマホに変わったくらい常識と言っても間違いはないでしょう。

昔は私も、

「うわ～！！どのドレッシング買おうかな？」
と、たくさんのドレッシングにワクワクしていました。

ですが管理栄養士として、
保育園で働くようになり、食の安全について考えるようになった頃から市販のドレッシングから卒業しました。

ドレッシングの原材料をチェックしてみよう！！

あなたは、市販のドレッシングの原材料をチェックしたことがありますか？

「えっ？見たことないなぁ…」
という方はぜひ一度、原材料欄を見てみてください。

きっとそこには、一般家庭のキッチンにないようなものがびっしり書かれているはずです。

では、どんなものが入っているのでしょうか？

青じそ風味ドレッシングは、添加物でカオス状態！！

今回、この記事を書くためにスーパーにドレッシング調査に出かけてきました。

全部は紹介しきれないので今回は、
さっぱした味で私も好きな青じそ風味ドレッシングについてお伝えします。

青じそ風味ドレッシングに入っていた添加物は、こちらです。

・果糖ぶどう糖液糖
・たんぱく加水分解物
・調味料（アミノ酸等）
・酸味料
・香料
・増粘剤（キサンタンガム）
・甘味料（スクラロース）
・香辛料抽出物
・ビタミンB1（一部に小麦、大豆、鶏肉、豚肉、りんごを含む）

などでした。
※但し、果糖ぶどう糖液糖、たん白加水分解物は、添加物には指定されていません。

おそらく、

「こんなにいろいろ入ってたんだ！！」

と、思われた方が多いのではないでしょうか？

ではこの内、特に身体への影響が気になるものをピックアップしてお伝えします。

サラダを健康や美容のために食べるなら、ドレッシングの危険について知っておこう

先ほどの青じそ風味ドレッシングの原材料で気になったものは、

人工甘味料の果糖ぶどう糖液糖、甘味料（スクラロース）

化学調味料のたんぱく加水分解物、調味料（アミノ酸）

です。

その理由は、コチラです。

異性化糖が危険！！遺伝子組み換えとうもろこしが原料になっている

あなたは果糖ぶどう糖液糖が何からつくられているか聞いたことはありますか？

「う～ん、名前からは全く想像がつかないなぁ…」
と、イメージが全くつかないと思います。

実は、果糖ぶどう糖液糖の原料は、
とうもろこしです！！

「とうもろこしかぁ！！野菜から出来でるなら安心だね」

と思いたくなりますが、

果糖ぶどう糖液糖の原料になるとうもろこしの多くは、
遺伝子組み換え作物（GMO）だといわれています。

遺伝子組み換え作物のリスクとしては、

・免疫機能への悪影響
・子孫が減少したり、ひ弱になる影響
・肝臓や腎臓など、解毒器官の損傷

などが心配さていますが、

アメリカ環境医学会では、
遺伝子組み換え作物について、特に胎児や乳幼児、子どもへの影響が最も深刻であると発表しています（※1）。

困ったことに、
果糖ぶどう糖液糖に遺伝子組み換えとうもろこしが使われていても表示の義務がないので、原材料欄に

「遺伝子組み換え不使用」

の表示がなければ判断がつきません。

もう少し、果糖ぶどう糖液糖について知りたい方には、以下の記事もおススメです。

次々と名前を変えて登場する巷に蔓延する発癌性が高い人工甘味料の実態 あなたも、今日のおやつに食べませんでしたか。

ドレッシングに含まれるスクラロースは、遺伝子を傷つける

人工甘味料の代表でもあるスクラロースは、

・甘味度が砂糖の600倍
・エネルギーが0kcal
・水に溶けやすい

とった加工品に便利といった特徴があります。ドレッシング以外にも、

・ガムや飴、ゼリーなどのお菓子
・清涼飲料水
・ダイエット甘味料

などによく使われています（※2）。ですが身体への影響として、

・難消化性物質なので、下痢を伴う症状が出る
・遺伝子を傷つける変異原性
・有機塩素系化合物で、138℃以上の加熱で有害な塩素ガスを発生させる
・製造過程での粗悪品が出た場合、不純物が毒性を持つ

などが心配されています（※3）。

こういう事実を知ると、
何やら暗い影が付きまとう人工甘味料よりも、自然の恵みを使ったドレッシングを選びたいですよね。

次は、化学調味料についてお話をしていきます。

化学調味料のせいであなたの舌は、麻痺していませんか？

青じそ風味ドレッシングに入っていた

たんぱく加水分解物

ほとんどの場合、製造する時に塩酸を使っています。

塩酸と言えば、理科の実験などで使われる危険な薬品です。

恐ろしいことに製造時に生まれる不純物には、
果糖ぶどう糖液糖と同じように遺伝子を傷つける変異原性があると言われています。

一方、調味料（アミノ酸）は、
化学調味料やうま味調味料とも呼ばれるもので、

・神経細胞の損傷
・片頭痛の原因

になるという報告があります。

サラダを楽しむためのドレッシングが、
身体に良くない影響を与えているかもしれないのはとても残念です。

あなたにとってサラダの主役は、野菜？ドレッシング？

子育て中のお母さんから、

「ゆっくりご飯を食べられない！！気付けば、早食いになってた」

と、言うお話をよく聞きます。

そういう私も、
娘の世話の合間に食事を取っているので、
サラダを食べても、野菜の味よりドレッシングの味ということも良くあります。

ドレッシング自体が悪いわけではありませんが、
添加物にまみれたドレッシングを使い続けると、他にどんな影響があるのでしょうか？

添加物のもう一つの恐怖！！味をごまかすために使われる添加物

あなたは、
賞味期限が何カ月ももつ市販のドレッシングを不思議に思ったことはありませんか？

保存を良くしてくれる添加物ですが、
実は使うと味が悪くなるというデメリットがあります。

なので、味を良くするために

・果糖ぶどう糖液糖やスクラロースなどの人工甘味料で甘さを

・たんぱく加水分解物や調味料（アミノ酸）でうま味を

足して味をカモフラージュしています。

ですがそうすると、
似たような添加物を使うので、同じような味の加工食品になってしまいます。

私は子どもの頃、ウインナーとベーコンの味の違いがよく分からず、形が違うだけだと思っていました！！

では、同じような味覚しか感じていない場合、身体にどんな影響があるのでしょうか？

Non添加物で、子どもの人格を育てよう

いきなりですが、ここでクイズです。

「食べ物の味は、どこで感じるでしょうか？」

「え？？舌だよね？」

そう思われた方、もちろん正解です。

舌の味覚細胞でキャッチした刺激が、脳に伝わって味を感じています。

なので同じような味ばかりを感じていると、

同じ味覚細胞ばかりが刺激され、発達します。

これは現代人に多い

・欲求不満のイライラ人間

・キレやすくなる

・他人の立場を考えない視野の狭い性格

の原因になるといわれています。

IN YOU読者の方だとあまり食べないかと思いますが、

ハンバーガーなどのジャンクフードやコンビニのお弁当、外食などが続くと、イライラする経験はないでしょうか？

我が家のリアルなドレッシング事情

我が家のドレッシングは、手作りのフレンチドレッシング基本です。

酢：オリーブオイル：塩=1：1：少々

気分で醤油を足すこともありますが、
混ぜるだけのお手軽ドレッシングです。

離乳食を卒業した娘にも、
ドレッシングは酸味に慣れるためにも大人が味を少し感じる程度にかけています。

ちなみドレッシングをつくるのが面倒な時は、

大人は、
化学調味料や添加物が入っていないドレッシング

娘は、
味付けをしていないスティック野菜や蒸し野菜（少し塩を振ることも）

をあげるようにしています。

普段から、薄味に慣れているとシンプルな味のスティック野菜や蒸し野菜でも喜んで食べてくれます。

特に忙しい夕飯タイムは、
娘がスティック野菜や蒸し野菜に夢中になっている間に、ご飯や他のおかずを食卓に並べるようにしています。

娘は素材の味を楽しめて、大人は夕飯の準備ができて一石二鳥な方法です。

サラダの主役は、やっぱり野菜！！野菜の香りや味を楽しめる食卓にしませんか？

いかがでしょうか？

もう一度最後に今回の記事について、おさらいをします。

■ドレッシングには、人工甘味料や化学調味料などたくさんの添加物や危険なものが入っている

■添加物によって、味が悪くなるのをカモフラージュするために別の添加物が使われる

■同じような味ばかりを食べていると、大人も子どももキレやすくなる

便利でおいしいドレッシングですが、
その代償にあなたの心と身体が蝕まれているかもしれません。

次にドレッシングを使う時は、かける前に中身を見てみませんか？

〈出展〉

・※1：『放射能と食品汚染: 輸入食肉・輸入添加物・遺伝子組み換え・・・脅かされる食の安全 』天笠　啓介

・※2：日新製糖

・※3：食べもの文化 2017年10月号

オーガニック食品やコスメをお得に買えるオーガニックストアIN YOU Market

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