世界の中でも年々増える日本のガン罹患率。大腸ガンが増える理由とワーキングママに知ってもらいたいこと
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世界の中でも年々増える日本のガン罹患率。大腸ガンが増える理由とワーキングママに知ってもらいたいこと
日本のガンの罹患率と、私が病院で見た事実
ガンと予防医学
オーガニックビューティーセラピストの宇原理紗です。
IN YOUのライターさんの記事でも度々話題になっていますが、
日本における死因の第1位はガンです。
日本は少子高齢社会に伴い、ガンの患者数は増加しており、
日本国民の2人に1人はガンによる亡くなる時代がくる
とも言われています。私が理学療法士として総合病院で勤務していた時も、数多くのガン患者さんとリハビリテーションで関わる機会がありました。
ステージが進み、全身にガンが転移してしまい、痛みで寝返り1つ自由に動くことができない方。
抗ガン剤治療の影響で食事が喉を通らず、毎日点滴が身体に繋がれ、どんどん痩せてしまう方。
意識が朦朧とし、コミュニケーションが取れなくなってしまう方。
実際に私が担当していた方も、徐々に体が弱り、亡くなってしまったケースも少なくありません。
当時は理学療法士として何も出できなかった無力さと、
そもそもガンにならない体を作ることが私たちには必要なのではないかと予防医学についても勉強をしました。
時間に追われ余裕のない世の中
今はインターネットの発達やスマートフォンの普及により非常に便利な世の中になっているはずが、
なぜか働いている方々は時間に追われ、余裕がないように見えることがあります。
電車の中で朝からどんよりと暗いオーラを放っている方や
常にイライラしている方を見かけることは度々ありませんか?
私の過去の記事でも何度か触れていますが、
私自身も理学療法士として常勤で働いていた時は、
自分の健康の事よりも仕事を優先し、身体や心を壊しながら働いていた日々がありました。
突然の難聴、動悸、不整脈発作を起こした過去からわかったこと。「自律神経」のバランスを取る方法とは。
こどもを妊娠し、出産してからも仕事と育児に追われ、
毎日が怒涛の様に過ぎていくことを経験しました。
そんな時間がない瞬間についつい頼ってしまうのが、
コンビニやスーパー、外食ではないでしょうか。
独身の時は少しでも自分の時間や寝る時間を作るために、時間の掛かる料理は避け、
健康に良くない、添加物が多量に入っているということも分かっていながら、
でき合いのお総菜やお弁当を買っていました。
もちろん、簡単に調理することはありましたし、お弁当も作りましたが、
できあいの冷凍食品のオンパレード。
朝もお昼も甘いパンを食べることもよくありました。
さすがに結婚し、こどもが生まれてからはそんな生活はしなくなりましたが、
仕事と育児の両立が難しく、こどものことばかりで
自分は食べずにこどもの世話に掛かりきりになっていました。
あなたは、そんな経験ありませんか?
女性のガン死亡率は大腸ガンが第1位
日本のガン罹患率の現状
日本における癌の発生部位は、2016年時点において
男性①肺ガン、②胃ガン、③大腸ガン、④肝臓ガン、⑤膵臓ガン
女性①大腸ガン、②肺ガン、③膵臓ガン、④胃ガン、⑤乳ガン
2013年の罹患率の統計では、
男性①胃ガン、②肺ガン、③大腸ガン、④前立腺ガン、⑤肝臓ガン
女性①乳ガン、②大腸ガン、③胃ガン、④肺ガン、⑤子宮ガン
国立ガン研究センターHPより参照
というように、近年で大腸ガンの罹患率が大幅に増えていることがわかります。
さらに、死亡率を見てみると、
同様に男性は肺ガン、女性は大腸ガン
での死亡率は高くなっています。国立ガン研究センターガン対策情報センター資料引用
年代別にみると、40代の乳ガンや、子宮頸ガン、子宮体ガン、悪性リンパ腫の死亡割合が大きいですが、日本のガン罹患率が増えているのは紛れもない事実なのです。
大腸ガンに至っては、40代ごろから発症率が高まり、50代で急増する傾向もあります。
若い世代にはまだまだ先のイメージですが、
将来的に2人に1人がガンにかかる可能性が高まる時代、
10年先、20年先の未来に罹患するリスクは誰しもあるのです。
今、わかっていること
ガンの原因は様々であり、一概にこれと断言できるものはありません。
しかし、わかっているのは、ガン細胞は正常な細胞の新陳代謝が起こるのではなく、
勝手に増殖を続け、浸潤や転移を繰り返してしまうということです。
ガン細胞が活発になりやすいのは、35度台の低体温の状態であること。
低体温で免疫力の低下も起こり、
低体温は細胞の新陳代謝が60%も低下するとも言われます。
たとえ体表の温度が高くても、内臓機能が低下していると、内臓が冷えてしまいます。
内臓が冷えて硬くなるということは、血液のめぐりも悪く、細胞に新鮮な血液が行き届かないということです。
血液も冷えてドロッとしてしまうと、流れにくくなり、更なる悪影響を呼んでしまうのです。
食の変化と時代の変化
戦後から食は欧米化し、現代の食事に関して、
日本は添加物大国とも言われています。
ガンの原因として、欧米化した食生活や飲酒、喫煙といった生活習慣が挙げられますが、
これは今問題となっていることではなく、実際昔から言われていることです。
現代急増する背景の一つとしては、高齢化が進んでいることが挙げられます。
医療費も毎年どんどん増えていき、医療保険の破綻を危惧されているほどです。
さらには、少子高齢化によりこの先10年、20年後の未来では、
今の子供たちの世代が、高齢者を支えるために、
税金や年金を多く負担しなければならないと言われる時代です。
子供を持つ母親として、自分の子供には自分の体のことで迷惑を掛けないようにしたいと思っています。
その為にも、
ガンや病気にならない体を目指し、
「予防」していくことはとても重要です。
そして、子供たちも丈夫に育って欲しいと思っています。
低体温の問題は、今や子供たちも問題となる時代です。
子供の便秘やアレルギーなど、内臓や皮膚の問題が多くなってきています。
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さらには、便利な時代により、子供ですら運動不足となり、
便利で手軽な食べ物が増えたことで、食生活や腸内環境も問題になっています。
今は大きな症状として出ていなくても、育ち盛りの子供達たちの低体温や内臓機能の低下は、
免疫力の低下や精神的なムラにも繋がりかねません。
長期的に見たときのリスクも考えると、子供も大人も、「予防」に取り組む必要があると考えます。
10年後、20年後を健康に生きるための食生活を見直そう
私は、子供を育てるワーキングママの方には特に知って欲しいのです。
20代、30代で出産した子供たちが大人になるころなんて、
誰もきっと想像がつかない未来でしょう。
もっと医療が進歩するかもしれません。
放射線治療や抗ガン剤治療が変わるかもしれません。
でも、働き盛りとなった子供たちに、自分の病気で看病をさせたら、負担がかかるのではないでしょうか?
特にこれから子供を持つ女性やカップル、今まさに子育てに奮闘しているワーキングママには、
自分や家族の健康を得るための選択肢を持つことが重要です。
情報のアンテナを広げ、知ることが第一歩となります。
守ってあげるのはお母さんです。
「忙しいから、これでいいかな」ではなく、
「忙しいけど、こうしてみよう」と一工夫からでもいいんです。
まずはお母さんの健康を維持し、子供を丈夫にしてあげましょう。
20年後もその食生活で健康でいられますか?
将来の自分や家族の健康を選択できる心を持ちましょう。
日本のガン罹患率は2人に1人になる時代が近づいています。
今できることからはじめましょう。
その選択が未来を変えるのです。
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