あらゆる不調は「歯」から始まる!一見関係なさそうな歯と身体の深い因果関係とは。 マクロビオティック式、カンタン歯の不調対策お手当法
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「歯は臓器とつながっている」
東洋医学にこのような考え方があることをご存知でしょうか?
私たちの歯には、まるで足のツボと同じのように、
その一本一本に対応する臓器があるようなのです。
スイスにパラセスサスクリニックという世界的に有名な病院があります。
この病院のお医者さん10人のうち、なんと半数の5人が歯科医。
歯からのアプローチで
癌などの難病を完治させるという、驚きの実績を積んでおり、
世界各国から治療に足を運ぶ人が多いというのです。
今回は、私たちの身体における、
「歯」のちょっと意外で大切な役割についてレポートします。
身体の不調の原因は歯にある?
歯から生じる病あれこれ
冒頭に挙げた病院は自然療法の世界的な権威ですが、
日本にも歯科医療の分野から身体の不調を直してくれる歯医者さんは存在します。
歯が原因とされる具体的な症状の改善例としては下記のようなものがあります。
■肩こり、腰痛、頭痛
■生理痛、子宮筋腫、不妊などの婦人病
■アトピー性皮膚炎
■脳の発達の障害
■脱毛症
■癌やパーキンソン病などの難病
その症状は実に多種多様。
一概にこれといった症例がないことに特徴があります。
良く知られている例を挙げるとするならば、
アマルガムを使った銀歯が引き起こす金属アレルギー。
アマルガムとは、
1970年代頃まで使用されていた水銀が含まれた、合金の歯の詰め物です。
実はこの記事の著者である私の母もその症状を患ったうちの一人。
指先に小さな嚢胞がたくさんできる原因不明の手湿疹に長年悩まされていました。
半ば諦めていたところ、
偶然にも智賢のある歯医者さんにより金属アレルギーの疑いがあることが判明。
歯の古い詰め物を外したところ、指先の症状がものの見事に完治したのです。
しかしながら、こうした金属アレルギーの症状はほんの一例にすぎません。
なぜ歯の治療をすることで、
癌などの病にまで改善が見られるのしょうか。
その秘密を歯と身体のちょっと意外な関係性から考えてみましょう。
歯と身体の関係性
歯は臓器の不調のバロメーター
東洋医学では歯と内臓は経絡を通してつながっていると考えます。
経絡とは気・血・水の通り道であり、その要所にツボがあるとされています。
歯と臓器および経絡との相関(上下のは歯同じです)
門歯(前歯を含む4歯):腎臓・暴行
犬歯:肝臓・胆のう
第一・二小臼歯:肺・大腸
第一・二大臼歯:胃・脾臓
第三大臼歯(親知らず):心臓・小腸
私たちの歯は一本一本が内臓とつながり、
噛むことを通してその刺激を内部に伝えています。
歯と内臓がつながっているとは驚きの説であり、
違和感を感じる人もいるかもしれません。
しかしながら、私たちは皆、
お腹の中でひとつの胚から細胞分裂して生まれてきました。
乳歯のもととなる歯胚ができるのは妊娠6~8週頃。
永久歯の歯胚も早いものでは妊娠5カ月目には完成し始めます。
歯胚の細胞も臓器のもととなる細胞も丸く凝縮した胚のすぐそばに位置しています。
徐々に細胞分裂を繰り返すことで、別々の器官が形成されますが、
もともと球形に縮まっていたそれらにつながりがあり、
対応関連があるのはごく自然の成り行きなのです。
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> 商品の詳細はこちらいつも同じ歯ばかり虫歯になるという方は、対応する臓器にも注意しましょう。
引用:ホロン柳本歯科クリニック
https://alter.gr.jp/magazine/detail.php?id=4165
歯は身体を支えている?
歯と身体の健康には「噛み合わせ」の問題も重要です。
足は下半身を支え、歯は上半身を支えていると言われるほどです。
私たちは第一頸椎を支点とするてこの原理の働きで重い頭を支えています。
歯にはそのバランスを均等に保つという大切な役割があります。
人が食べ物を噛むときにかかる圧力はおよそ60㎏。
てこの原理により、頸椎にはその4倍の240㎏の力がかかることになります。
正しい噛み合わせの場合、
椎間板のクッションにより圧力が分散されるため問題はありません。
しかしながら、その噛み合わせが一本でも合っていなかったとしたらどうでしょうか。
一本のかみ合わせの悪さが、
一回噛むごとに240㎏のアンバランスな圧力を生むのです。
当然、からだは歪み、あちこちに思いもよらない不調があらわれてきます。
腰や首の痛みや頭痛といった症状はもちろんのこと、
心配されるのは骨の歪みが与える内臓への影響です。
特に第一頸椎の近くに頭蓋骨にはかなりの負担がかかるとされ、
そばにある脳下垂体を圧迫することがあります。
脳下垂体は生命活動の維持にかかせない、
「次のようなホルモンを何種類も分泌しています。
■副腎皮質刺激ホルモン
■甲状腺刺激ホルモン
■成長ホルモン
■女性ホルモンや男性ホルモン
■メラニン細胞刺激ホルモン
■抗利尿ホルモン
冒頭に挙げた症状が多岐にわたるのは、
こうした原因が複雑に絡んでいるからではないでしょうか。
一本の歯のずれを決して甘くみてはいけません。
歯が原因の不調の予防法は?
歯の構造と食べ物の黄金比
健康な歯を保つことは、健康な体をつくるためには欠かせません。
歯を守るにはどのような食事に気をつければ良いのでしょうか。
その答えは私たちの歯が教えてくれています。
私たちの歯の構成比率は、臼歯:門歯:犬歯=5:2:1。
各々の歯の役割は下記の通りです。
臼歯・・・穀物をすりつぶす
門歯・・・野菜や果物を切る
犬歯・・・肉や魚を食いちぎる
歯の構造は私たちの食べ物の歴史を表しています。
つまり、米などの穀物:野菜や果物:動物性たんぱく質=5:2:1。
この比率が私たちの歯の健康を守る黄金比の食事です。
本来、私たちの祖先はこのような食生活を自然とおこなっていました。
その証拠に、縄文時代の遺跡から発掘された頭蓋骨からは
虫歯の形跡はほとんど発見されていません。
野生の猿と人口の餌を与えた猿では、
野生の猿の虫歯が圧倒的に少ないとの研究結果も報告されています。
これを食べると健康に生きられるよ、と歯は教えてくれていたのです。
現代の歯の治療は問題だらけ?
では、虫歯になってしまったらどうすれば良いのでしょうか。
現代の歯科医療では、麻酔をして歯を削って詰め物をする治療がスタンダードです。
しかしながら、歯科材料は化学的なものがほとんどであり、
薬品を直接口に入れることになります。
そのため、口内細菌の乱れや経皮毒の問題など不安要素がいっぱいです。
既に歯の不調がある方は、整体などの東洋医学にも智賢がある
信頼できる歯科医院に通うことをお勧めします。
しかしながら、自然治療での歯科治療はそのほとんどが保険の適用外であり、かなり高額になります。
治療と同時に予防に力を入れることが賢明といえるでしょう。
そこで、今回はマクロビオティックの歯のお手当である茄子の黒焼きを紹介します。
歯の健康には茄子の黒焼き
茄子の黒焼きって?
茄子の黒焼きとはその名の通り、
塩漬けした茄子のヘタを黒焼きにし粉状にしたものです。
黒焼きとは、空気を遮断して密閉状態で熱を加え、
炭化させる方法をいいます。
茄子の黒焼きの歴史は古く、
江戸時代から歯磨き粉として虫歯の予防に使われてきました。
では、その驚きの効能をみていきましょう。
茄子の黒焼きの効能
茄子の黒焼きには次のような効果があるとされています。
■虫歯の予防と治癒
■歯槽膿漏などの歯周病の予防と改善
■口内炎を治す効果
■扁桃炎の治療
虫歯がある箇所につめると、一時はしみますが次第に改善してきます。
また、歯周病にも効果があり、茄子の黒焼きを塗り、
15分ほど放置した後に歯をすすぐと一カ月ほどで治癒するとされています。
この記事の著者である私は口内炎のお手当としてよく利用しています。
茄子の黒焼きを使って歯を磨いた後は、
口内炎の痛みが不思議と和らぎ、明らかに早く治癒するのです。
ぬるま湯に溶いてうがいすると、
扁桃腺の腫れにも良いとされ、うがい薬としても活用できます。
茄子の黒焼きの科学的根拠
なぜ茄子のヘタを黒焼きにすると歯に効くお手当となるのでしょうか。
実のところその根拠ははっきりとわかっていません。
しかしながら、茄子には次のような栄養素が豊富に含まれています。
・ナスニンというポリフェノールの一種
・アクの成分であるクロロゲン酸
・鉄や亜鉛、カリウムなどのミネラル類
黒焼きにすることでこうした成分が化学反応を起こし、
抗酸化作用が強く出現するようです。
日本で古くから行われてきた虫歯予防に「お歯黒」があります。
お歯黒の虫歯への有用成分はタンニンと鉄。
呼吸による酸化で、
化学結合したタンニン酸第二鉄が膜となり虫歯菌の付着を防いでくれるのです。
茄子にもタンニンの一種であるクロロゲン酸や鉄が含まれることから
よく似た効果が期待できるのではないでしょうか。
理屈はともあれ、茄子を黒焼きにすることで、
歯のお手当に最適な物質に変化することは間違いなさそうです。
歯の健康は身体の健康
それでは今回の記事のおさらいです。
■歯と臓器はつながっている
■噛み合わせの問題は身体の様々な不調を生む
■歯の健康を守る食事の黄金比は穀物:野菜:動物性=5:2:1
■茄子の黒焼きはお口の症状の救世主
歯から生じる身体の不調に心当たりがある方は、
さっそく東洋医学に智賢のある歯医者さんや、口腔内科のお医者さんに相談してみましょう。
あなたの毎日が快適で健康にすごせますように。
出典:
『マンガ版なるほど!歯の噛み合わせで腰痛・頭痛・慢性病が治る!!』山田唯勝著 教育メディア
https://www.amazon.co.jp/dp/4795287953/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_2f2.BbQ6NR8TC
『「歯なし」にならない日本人』山賀禮一著 情報センター出版局
https://www.amazon.co.jp/dp/4795817529/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_Ag2.BbA9QBPJ7
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