料理する暇がなくても健康になれる!「ヘルシー時短生活」のはじめ方
忙しい社会人の皆さまへ
社会人の皆さま、働いていると毎日忙しくて、昼も夜もついついコンビニ弁当やカップ麺、惣菜屋や牛丼チェーン店で済ましてしまうのではないでしょうか。
よく「料理するヒマがない。」とか、「キッチンを使ったことが無いのでいまだにピカピカなんだよね。」といった会話を耳にします。
しかし今は病院や入院と無縁というアナタでも、3年後や5年後のこと、心配になりませんか?
女性の方であれば当然、結婚して健康な状態で子供を産みたいでしょうし、
男性の方であれば、大切なパートナーのためにも、自分のためにも健康体で働き続けたいですよね。
例え現時点では健康でも、このまま毎日添加物まみれの弁当、放射線物質で汚染された魚、残留農薬の危険性がある野菜で作られた市販の惣菜、抗生剤やホルモン促進剤まみれの外国産の肉の牛丼を食べ続けていて、健康でいられる保証はどこにもありません。
そして、そのような食材を許可している国はもちろんのこと、食材を提供している飲食店だって、病気になった時に一切保証してはくれません。
とはいえ多忙な中、いちいちキッチンに立って手の込んだ料理を作ったり、
お弁当を用意したりする暇はないという方も多いでしょう。
本日はそんな忙しい方へ、ローフードを取り入れることにより、時間を割かずに続けられる、健康時短生活をご提案します。
ローフードとは何ぞや?
「ローフード」という言葉を知らない方もいらっしゃると思いますので、補足しておきます。
ローフードとは、加工されていない生の食材を用いた食品、あるいは食材を極力生で摂取する食生活のことを指す。
48度以下であれば加熱も可。
ローフードの食材としては、果物類、野菜全般、スプラウト、海藻類、発酵食品、ナッツや種子類、豆類、 発芽小麦などの穀物、ナッツミルク(アーモンドミルクなど)、ナッツバター(ピーナッツバターなど)、ドライフルーツ、味噌、生醤油、梅酢、イースト菌、オリーブ・オイル、海塩、香辛料、ココアパウダー、バニラエッセンス、メープルシロップなどもよく使われる。多くは 有機栽培や天然の食材にこだわり、化学添加物が含まれる食品、加熱殺菌処理された食品を摂らない。
ローフードというと、一見敷居が高そうに感じるかと思いますが、簡単にまとめると、
「動物性食材や白砂糖、加工食品を一切とらずに非加熱のものを食べる食生活」のことですね。
ローフードを実践することにより得られるメリット
食材が持つ酵素のほとんどは、48度以上の温度で加熱すると破壊されてしまいます。
酵素のパワーを活かすためには、食材を生のまま、または48度以下に保った状態で摂取する必要があります。
酵素が不足すると、消化不良になり、栄養が体内で十分に行き渡らない状態が続きます。
これにより体内にはどんどん毒素が溜まって、結果として悪玉菌が増え、腸内環境が悪化し便秘になりやすくなる、免疫力が低下し病気になりやすい体になる、肌にシワができる、太りやすくなるなど、様々な不調を引き起こすことになります。
ローフードを実践することにより、これらの問題が起こりにくい体になり、アンチエイジングやデトックス、万病予防など計り知れない効果が期待できます。
レシピ例
ローフードというと、専門知識が必要なの?とか、特別な材料が必要なの?と、つい難しく捉えてしまうかもしれません。
しかし、熱を通さないものを食べればいいだけなので、実はとっても簡単!
超多忙な方でも、料理が苦手な方でも、所要時間が一食あたり10分以内でできちゃう、簡単献立例をご紹介しちゃいます。
<朝・昼>
所要時間:5分グリーンスムージー
材料:ミキサー、小松菜(またはケール)、セロリ(4分の1本)、オレンジ(1個)またはりんご(1個)
水筒などに入れて持ち歩いてもOK。
<外食ランチの場合>
煮たり、焼いたりしたもの、温野菜、スープ等栄養のバランスがいいお店を選ぶ。(お店を選ぶポイント:食材の産地や材料の詳細が明記されているレストランや、オーガニック食材を使った自然食店がベスト)
<夜>
所要時間:10分野菜スティック
材料:ニンジン、大根、きゅうり、カブ、豆乳マヨネーズ(ネット等で購入可能)
生野菜サラダ
材料:レタス、トマト、オリーブ・オイル、ソルト、ビネガーなど
温野菜
材料:レンコン、かぼちゃ、白菜、ほうれん草、小松菜など彩りを意識して選ぶ。
(少量の水で、10分程度煮るだけでOK)これにオリーブ・オイルをかけて食べるだけでもとっても美味しい!
その他:ゴマ、玄米、納豆、味噌汁
ローフードを取り入れるにあたっての注意点
ローフード中心にせず、あくまで生活に取り入れる。
決して日常の食生活をローフード中心にする必要はありません。ローフードのみだと体質によっては冷え性や月経不順を引き起こす可能性があります。
非加熱食材を100%にするのではなく5:5くらいまでにとどめ、5割程度は煮物などの和食やマクロビ食にするようにしましょう。
果物中心・根菜類中心にしない。
果物は思っている以上に糖質が高い食べ物です。糖質が高いものを食べ続けると肥満に繋がり老化を早めるばかりか、様々な病気のリスクを上げてしまうことになります。
果物はあくまでスムージーに入れるためのものや、たまに食べるものとして考え、食生活の中心にしないことが重要です。
また野菜でも、人参や蓮根、カボチャなどは高糖質の食べ物です。葉野菜をメインにするなど工夫しましょう。
なるべく無農薬・有機野菜を選ぶ。
煮たり茹でたりせずにそのまま食べる場合、農薬の使われた野菜だと、残留農薬が薄まらないまま体内に入ってしまうことになるので健康被害のリスクが高まります。選ぶ場合は無農薬のものを週末などに買いだめしておくか、ネットで入手しておくのがおすすめです。
または市場に出回っているものであれば、農薬の量が比較的少なくて済む旬の野菜を中心に選ぶようにしましょう。
これまでローフードという言葉に馴染みがなかった方も多いかと思いますが、
日常に取り入れるだけで、健康かつ時短な生活が実現することができます。
時間がなくてついつい外で購入した総菜ばかりになっている方は、
これを機にぜひ日頃の食材の調達ルートを見直してみてはいかがでしょうか。
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