妊娠しやすい身体と、しにくい身体は何が違うの?不妊治療に頼る、その前に今できること。
今、現代の日本で不妊治療をしている方は約50万人にものぼると言われています。
日本は不妊治療の件数は世界から見てもトップレベルに入り、とても大きな産業のビジネスになっているのが現状です。
最近不妊治療をされている方が多くなっていますね。
何故こんなに最近、不妊治療という言葉を聞くのでしょうか?
大きな理由の一つに、単純に赤ちゃんを授かりにくくなっていることが挙げられます。
でも、考えてみてください。
何故、こんなに不妊治療が必要になって、こんなに大きな産業になったのか。
その原因を考えた事はありますか?
知ろうとして改善しようとした事がありますか?
昔は不妊治療をする人は少なかった
日本は昔は不妊治療をここまで大々的にする人はいませんでした。
40歳代の女性でも健康体であれば問題なく赤ちゃんを授かり、普通に産んでいたそうです。
にも関わらず、現代では30代〜40代の方が不妊治療に頼る事は、
まるで当たり前のようになっている風潮やメデイアの多さに正直とてもびっくりします。
厚生労働省の発表によると1925年の不妊治療のなかった時代に日本においては
35歳以上の女性による出産は42万8299人に及び、
2015年の28万2159人の約1.5倍の数字になります。
日本の医療水準が上がり、経済や様々な分野がどんどん発展していく中で出産率はどんどん減っていく現代。
不妊治療が増えている原因の一つ:高齢出産率の増加
まず、かつてに比べると20代の出産率が下がった事、そして女性が社会で活躍できる時代になり、
家庭や出産のタイミングが遅くなり高齢出産が増えて赤ちゃんが授かりにくくなった為だと言われています。
女性が社会で活躍できるのは私個人ではとても素晴らしい事だと思います。
ただ、社会で活躍しながらも、高齢出産でも不妊治療をせず自然に赤ちゃんを授かる事は可能ですし、
実際にそのように自然に出産をされている方もいらっしゃいます。
必ずしも出来ないからとすぐに高額な費用をかけて不妊治療をしなくてはいけないとは思いません。
ただ、もちろん、それぞれ身体が違うので、
どうしても授からない、不妊治療が必要な方も事実いらっしゃると思います。
何故、不妊治療が必要になったのかを考えた事はありますか?
好きな人と毎日一緒に暮らし、一緒に寝て赤ちゃんが授かるのはとても自然な流れだと思うんですが、
では、何故妊娠しなくなったのでしょうか。
昔の人との違いは?
これは男性の方にも女性の方にも言える事ですが、
まず
生活習慣や食べ物が違うということが言えるでしょう。
近年当たり前になった数々の電化製品、コンピューターや携帯、電子器具から出る電磁波。
これらは男性の精子の質を落とし、タバコやストレスなども大きな原因となっています。
電子レンジで温めて食材の栄養が壊されてしまっている、
安価な食品添加物入りの加工食品も身体の機能を低下させます。
3食とも乱れた食事を送る人もいるでしょう。
こうなると、毒素の排出機能が弱っていき、身体に蓄積されて精子にも影響されていきます。
女性の方にも同じ事が言えます。
食事の乱れ、低体温、ストレスの多い生活は、
筋肉で出来ている子宮の筋肉を硬くし、冷やしてしまいます。
女性の子宮の内側は通常、絨毯のように温かくフワフワしています。
そこへ受精卵がキャッチされ妊娠することができます。
しかし体中が凝り固まっていたり、体内や子宮が冷えていたら、
せっかく
受精した卵も、受精せずにスルッと落ちてしまいます。
食べ物で言えば、
氷入りの冷たい飲み物やカフェインが入った物も妊活中の方には身体を冷やしてしまいますから、
できれば常温で自然栽培のお茶や体を冷やさないハーブティー、白湯等を飲むといいでしょう。
不妊治療に頼る前に。
自分でできるおススメしたいこと
授かりたいのに授からないと不安になり、「不妊治療を・・」という気持ちになるのは仕方ありません。
しかし、その前にまずは体質改善をし、
自力でも自然妊娠できるような体づくりを試してみる価値はありますよ。
まず、大きくまとめると以下の3つになります。
1 食事の見直し
2 ライフスタイルの見直し
3 子宮を温める生活
それでは一つ一つ解説していきますね。
1食事の見直し
食生活の見直しなんて悠長なことは言っていられない不妊治療をした方が早い!
食事療法や食生活の改善で出来ることなんて限られている!
と思われるかもしれませんが身体は今まで自分が食べた物で出来ています。
妊娠は子宮に命を預かるということ
冷蔵庫に長時間入ったコンビニ食や、ジャンクフード、
添加物や白砂糖がたくさん入ったお菓子やデザートよりも、
食物繊維がたくさん入った大地から採れたオーガニックのお野菜や
日本人の身体のルーツにあったパン食よりもホールフードである玄米。
発酵食品を使った本物のお味噌や納豆など。
その全てが身体の中に入り栄養となって、
身体が本来持っている力が発揮されるものだと考えられます。
IN YOU おすすめの基本のオーガニック食品類
これから食スタイルを改善したいと考えている方にもお勧めしたいのが、
まずは基本的な主食である玄米を質の良いものに変えること。
お味噌や醤油も本物に切り替えましょう。
2 ライススタイルの見直し:なるべく身体や頭の中を緩める環境に置く事。
日々頑張って働いてる方も沢山、本当に沢山の方がいらっしゃると思います。
毎日の中で抱えるストレスや人間関係、仕事の悩みなどももちろんあると思います。
ただ妊娠しやすい身体へとしていくには、
赤ちゃんが来る少し余裕あるスペースを身体や頭の中にないよりはあった方がいいのです。
頑張るというのは身体全体が常に緊張してる状態にあります。
頑張る事はもちろん悪い事ではなく、良いことだと思います。
ですが、妊娠を望む身体作りにはしっかりON/OFFの切り替えが大事。
身体を休める事は頭の中の脳が緩み、血液の流れが良くなって、筋肉も緩み、顔全体の表情も柔らくなり、
赤ちゃんを宿す子宮も自然と暖かくなるので、できるだけそういう環境に身を置く事を心がけましょう。
3 子宮を温める
赤ちゃんは子宮に命を宿します。
子宮は女性の身体の要でもあり、赤ちゃんの住む家にもなります。
そして、子宮での働きは女性の脳にもとても影響します。
ジャンクフードやストレスをへらす
逆に言えば精神的なストレスが子宮のトラブルへとなっていく場合もあります。
最初にもお伝えしましたがコンビニ食やお菓子やパン、
冷たい飲み物は身体や子宮をとても冷やしますし、脳の働きにもいいとは言えません。
子宮を温めるという事は大地から採れた食事を採り、しっかり身体を休める時には休め、
自分の好きな事をする時間を増やし、ストレスやネガティブな気持ちがある場合は
できるだけ上手に付き合って個人個人にあった方法でリリースしていくのも大事です。
適度な運動
そして、軽く運動をして汗を流し、普段から子宮が冷えてると思う方は
寝る前に両手を子宮の上に乗せて温めるだけでも熱が子宮へと伝わり温められていきます。
ヨモギ蒸し、せんねん灸、入浴
足の指先から少しマッサージなどをしてあげたり、韓国で有名なよもぎ蒸しもお勧め。
子宮に溜まった老廃物も出ますし、
何と言っても子宮から直接身体へとよもぎのハーブが入る事で身体全体が温まります。
自分でできるお灸、せんねん灸もお勧め。
足首などのツボの上にやると1日中、身体がポカポカしますし、
夏は冷房などが強く身体が冷えやすいので夏にお灸?と思うかもしれないですが、
暑い季節にこそ冷房や冷たい飲み物で冷えやすい
内臓器官から温めるように気をつけていく事が体質改善に繋がるのです。
個人的にも、せんねん灸は妊活中の方にはとてもお勧めします。
(注、せんねん灸を行う場合はちゃんと専門家の指示に従って行ってくださいね。)
また、さらに気楽に行えるものとしては「入浴」があります。
無添加の体を温める素材を使った入浴剤等を冬だけでなく、
夏や春にも活用することで外側からも体を温めることが可能です。
みなさんに、伝えたいこと
年齢を理由に最初から医療に頼る前に自分の身体を見つめ直してあげて欲しい。
赤ちゃんが宿るその身体を大事にケアしていけるのは自分しかいません。
もう年齢だから・・?
それが何?よく考えてみて
20代で不規則な生活をして毎日タバコを吸い、
ジャンクフードやお菓子、電子レンジで温めたコンビニ食を毎日食べて運動もしない。
スマホやコンピュータばかりいじり、
自然と離れた生活をし、ケミカルにまみれた化粧品や生活用品を使い、
知らず知らずに食べ物や、生活習慣からくる毒素を身体の中に溜めこんで原因不明の体調不良を訴える人達・・・
40代で食事の質やバランスを考え、身体の事を考えて適度に運動もし、
ストレスとも上手に付き合いケミカルフリーの物を生活の中で使い、
毒素が入ってきても排出機能ができる身体で日頃から体温調節が出来て自分を大事に生活してる人達。
どちらが赤ちゃんからみたらお腹の中へ来たいと思いますか?
子宮を温めて生活リズムや食べ物を見直し、妊活をする前にもできる事をしていく大切な事です。
わかっていてもできない、面倒くさいという気持ちもあるかもしれません。できる事から、まずは、一つだけでもいいのです。
寝る前に自分のお腹に手を当てて温めてあげる事だったり、冷たい飲み物ではなく普段飲むものを、体に負担のない白湯やハーブテイなどに変えてみる事だったり。
不妊治療を否定するわけではない。
医療に頼る前にできる事があることも、知って欲しい。
最後に
大事なことは最初から医療に自分の身体を他人任せで預けるのではなく、これまでの生活を反省し、子宮や身体を温め自然妊娠をする事。
今からでも出来ることはあります。
今、現在妊活中の方もこれから妊娠を考えている方にも体質改善や生活習慣の見直しは自然に妊娠する
一番の近道です。
あまり、我慢やストレスを抱えるほどの食事の見直しや体質改善はしないでくださいね。
あくまでもできる範囲で少しずつがちょうどいいです。
個人個人ちょうどいいところで無理なく続けられる範囲で試していくのをお勧めします。
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