その冷えが大きな病の芽になります。 外側・内側の両方からアプローチする、お家で簡単冷えとり法
冷えの原因は日本の寒暖差?
お昼間はぽかぽか暖かく気持ちの良い気候でも、
夜になるととっても寒かったりしますよね。
上着で調節するのも手ですが、おうちで簡単にできる冷えとり法をマスターして、
冷えに負けないカラダ作りをしませんか?
自律神経の乱れに直結!冷えから始まる負のスパイラル
身体が冷えてしまうと、交感神経と副交感神経を司る自律神経が、ダメージを受けてしまいます。
現代人はただでさえストレスが多く、自律神経が乱れがちです。
自律神経が乱れると、体温調節がうまく出来なくなったり、
夜寝つきが悪くなったりして余計に冷えを引き起こしてしまいます。
イベントが多くなる春。多量のアルコールも冷えの原因に
地面にレジャーシートを敷いただけでは座っているそばから底冷えしてしまいます。
また、冷たいビールやチューハイなども、
たくさん飲んでしまうと胃が冷え、不調の原因となります。
楽しくてついつい盛り上がり、飲み過ぎてしまいがちですが程々にとどめておきましょう。
また、歓送迎会などもたくさんある時期ですが、
アルコールの量は自分で管理できるようにしましょう。
こんな症状にご注意!冷えが引き起こす身体のトラブル
冷えが常態化すると身体に様々なトラブルが起きてしまいます。
身体の内部が冷えていることに気付かず、症状が出てから気付くなんてことも。
こんな症状出てしまっていませんか?
手足が冷たくなる
代表的な冷えの症状です。足湯などで温めてもまだ冷えるようなら、身体の末端まで血液が届きにくくなっているのかも。
むくみやすくなる
冷えが進むと手や足、顔などにむくみが現れます。冷えによって血流が滞ると、水分の巡りも悪くなりむくみが起こってしまいます。
夕方になると足の先がパンパンで靴が履きにくい、朝入った指輪が抜けない、なんて人は要注意。
食欲が落ち、便秘や下痢が頻繁に起こる
内臓が冷えてしまうと動きが弱くなり、消化不良を起こし下痢になったり便がなかなか出なかったりします。
排泄がうまくいかないと老廃物がたまってしまい肥満の原因にも。
冷えを撃退!手軽にできるおうち冷えとり法
私、実は冷えていたのかも…と気付いた貴方、大丈夫です。
温泉やエステに行かなくてもお家で簡単に冷えを改善できる方法が沢山あります。
その中から私のおすすめをいくつかご紹介しますね。
貼るタイプのカイロを活用!貼る場所にコツがあります
手っ取り早く温めるには、貼るタイプのカイロを使ってみましょう。
お腹や腰に貼る方がほとんどですが、冷えとりには貼り方のコツがあります。
首に貼る
首には太い血管が通っているので、首のうしろを温めることによって身体全体を温めることが出来ます。髪の毛を巻き込まないように注意してくださいね。
肩甲骨に貼る
肩甲骨の上の方には「風門」というツボがあります。ここを温めることで肩甲骨の周りの筋肉の緊張を和らげ、血流を良くすることが出来ます。
仙骨のあたりに貼る
下半身の冷えを感じた時、尾てい骨の少し上あたりにカイロを貼ります。背中や足先まで温まり、うっすら汗ばむ時もあるほど。効果絶大です。
私のおススメはやはり仙骨あたり。重い生理痛で苦しい時もここを温めると痛みがゆるみます。
カイロを貼る際はくれぐれも素肌にじかに貼らないようにしてください。
疲れた夜こそ、ゆったりバスタイムでしっかり温まって
へとへとで帰って来た時、シャワーで済ませたい…と思ってしまう気持ちは痛いほどわかります。
でも、やはりシャワーでは疲れも冷えも取れないもの。
お気に入りの精油を数種類揃えておけば、億劫なバスタイムもごほうびに変わりますよ。
おススメの精油ブレンドを2種紹介します。
冷えとむくみにアプローチ。ジンジャー&ジュニパー
ジンジャーの精油はお湯に落とした瞬間生姜のいい香りがふわーっと広がります。きりっとした香りのジュニパーはむくみ改善に。
私は全体が4~5滴になるように体調によって配分を変え、このブレンドに粗塩をひとつかみ。
お塩を入れることによって湯冷めしにくくなります。
このブレンドは体温が上がり顔色もぱっと明るくなります。
なお、このブレンドは妊娠中の方、敏感肌の方はご使用をお控えください。
気持ちまでほっこり。ネロリ&ラベンダー
リラックスしたい時はこのブレンド。ネロリとラベンダーの温かみのあるフラワリーな香りで心身ともにほっこり。
忙しい毎日の中で女性らしさを忘れそうになった時に最適です。
もう少しアレンジしたい場合はゆずの皮を乾燥させたものやローズマリーの葉などを浮かべてみても。
こちらも全体量が4~5滴になるように調節します。
余裕がある時はお湯に浸かりながらマッサージを。
血流がさらにスムーズになり手足の先まで冷え知らずに。
お風呂を出た後はせっかく温まった身体を冷やさないように温かい恰好をして下さいね。
腹巻きや靴下も重要なアイテムです。
ハーブ&スパイスティーでお腹の中から温めましょう
朝目覚めてからと寝る前の1日2回、温め効果の高いハーブやスパイスでお茶を作ります。チューブの生姜でも。お手軽スパイスチャイ
紅茶の葉、牛乳、生姜、シナモン、スターアニス(八角)を鍋に入れて煮だします。もっと簡単に粉状のミルクティーにお湯を入れ、
チューブ生姜とシナモンパウダーだけでも。
お好みで甘みを加えても美味しいです。優しいスパイスの味で温まります。
牛乳は豆乳に変えても。さらにヘルシーで優しい味わいになります。
おばあちゃんの知恵!番茶に梅干しとお醤油を一滴
風邪を引きそうだなと思うと作るのがこれ。おばあちゃんのレシピです。比較的安価で手に入る番茶。
梅干しとお醤油の塩味が身体に沁み渡ります。二日酔いにも効果的。
番茶に生姜のすりおろしを入れ、桜の花の塩漬けを浮かべるのも春らしくておもてなしにもぴったり。
冷えとりには本当にいろいろなやり方がありますが、
今回は初めてご自分の冷えに気付かれた方、
気にはなっていたけれど、
どうやって身体を温めたらいいかわからなかった方向けに、
お家でも気軽に出来る簡単冷え取り法をご紹介しました。
特別な道具がなくても、思い立った日からすぐ始めることが出来ます。
冷えは放っておくと大きな不調に繋がりかねない深刻な問題。
寒い冬が終わってもまだまだ注意が必要です。
毎日の生活の中に冷えとりを取り入れて、巡りの良いパワフルな身体を手に入れましょう!
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