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【初心者向け】アイスやジュースで腸が冷える弊害と、オーガニックな方法で体の熱を自然に取る方法

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INYOU読者のみなさん、こんにちは。
看護師のほんのりです。


長かった梅雨が明け、ようやくまぶしい太陽を見ることができるようになりました!

しかしこの猛暑・・・
ただ一日を過ごすだけで、かなり体力を消耗しますね・・・


そんな時は、冷たいものが一番!
アイス、キンキンに冷えたジュース、ビール、
クーラーがガンガンに効いた部屋で、扇風機の目の前でジュース一気飲み・・・
なんて姿は日常茶飯事ではないでしょうか?


実際に冷たいものがおいしい季節ですし、
おいしく喜んで食べることは良いことですが・・・

毎日冷たい物の連続。
当然、冷たいものがからだに入ると、まずダイレクトに胃腸が冷やされます。

胃腸が冷えると、その先にはあらゆる不調が待っているのです!



なぜ腸を冷やしてはいけないのか?腸の冷えがもたらす弊害



最近では腸内細菌が注目され始め、多くの雑誌やメディアでも取り上げられている内容ですが、
腸は人間が健康に生きるうえでとても基本的で最も大切な臓器の一つです。

人のからだは、常に新陳代謝を繰り返し新しい細胞に生まれ変わっていますね。
一日1兆個の細胞を再生していますが、その為の栄養分を取り込む工場の役割が、腸です。

腸は食物から、栄養をからだに取り込むための消化・吸収を行います。

それが生きて行く上でのエネルギーにもなり、新陳代謝の原料にもなっているし、
血液やすべての細胞を作り出す土台なのです。もちろん、免疫の原料も腸が根本です。

腸は、36.5°以上の温かさがないと、働きが悪くなります。
冷たい物を大量に摂ると、
冷たさが胃腸の働き(消化力・吸収力)を格段に低下させてしまいます。

この働きが悪くなれば、免疫力が落ちるのは当然のことですよね?


腸が弱るのは、万病の下ごしらえ。腸が冷えるとどうなる?



腸は大変重要な役割を担っていますが、
もし冷えにより腸が正常な働きが行えなかったらどうなるでしょう?

働きが弱った腸は、消化するはずの食物も不十分で体内に取り込まれます。
そうなると、からだの各部分は大変です。

細胞の再生も十分な原材料がない状態でしなければならなくなり、
そうなると良い細胞も造れません。
古い細胞の掃除もままならなくなってしまうこともあります。

例えるなら、お店屋さんの食糧が売り切れになり、
ごみの清掃車が来ないで町中ゴミだらけ、という状態に陥ります。

これと同じことが体内で起こっているのです。
これが、肌の荒れやくすみなど、もっと大きく言えば病気の原因となりえるのです。


ですから、腸が弱ることは、
あらゆる病気の原因の下地を造っているようなもの
なのです!

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簡単に腸を冷やす環境がありすぎる現代



現代は以前と比較して、腸を冷やす環境が日常生活に満載です。
もちろん、一切冷たい物を摂るな、なんてことは言いませんが、
特にこどもにとっても、あまり好ましい状況ではないな、とは感じています。


長い人類の歴史のなかで、現代ほど腸を冷やす歴史は殆どありませんでした。

いつでも、冬でも冷たい物を飲食できるこの現代社会は、
いわば人類歴史にとって初体験のようです。

その結果、現代人のからだはどうでしょう?
免疫系・アレルギー・慢性病などは、急増しているのです。


参考:東洋経済新報社 お母さんは世界一の名医 西原克成著



食べ物の性質を知ろう



かといってこの現代社会の中で、冷たい物を摂るな、なんてことは不可能でしょう。
わたしもこの猛暑のなか、そんなこと言われたら発狂してしまいます。

そうではなく、賢く自然の力を借りましょう。
食べ物には、性質があるのです。


熱・温・平・涼・寒



の5タイプあり、からだを温める作用のあるもの(陽性食品)、
冷やす作用のあるもの(陰性食品)、どちらでもないもの(平性食品)、
と分かれます。

しょうがやトウガラシはからだがぽかぽかしたり、
キュウリやスイカ、果物などは水分がたくさん含まれていて、
からだの熱をとってくれたりするのは、日常生活の中で体験済みだと思います。


ジュースやビール、アイスなど人工的なものばかりでなく、
野菜や果物など自然の力をかりる事が大切です。
自然のものは全てからだにやさしいので、負担を与えることなく効果を発揮してくれます。

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からだを冷やす作用のあるものを食べよう



白砂糖やアイス・ジュース、添加物や人工甘味料を取りすぎるデメリット

アイス、ジュースなど、添加物や人工甘味料、白砂糖たっぷりのものは、
美味しいけれど過剰に摂りすぎるのはからだには良くないことは皆さんわかるはず。

実際に、白砂糖は中毒性も強く、からだを根本的に冷やしていきます。
また、キンキンに冷えた食べ物は、ダイレクトに胃腸を冷やし、
機能を低下させてしまう側面があるため、摂りすぎには注意したいもの。

一方で、前述したからだを冷やす作用のある陰性食品は、
熱を取り、かつ利尿作用やからだを潤したり、
毒を消したりといった働きがあるものもあります。

下記に記載しますが、水分の多い夏野菜は正に陰性食品ばかり!暑い夏には、
ちゃんと自然の恵みとしてからだを冷やしてくれる食べ物が実るようになっているのです。


からだを冷やす作用のある食材



夏に代表的な、今が旬の幾つかの食材を記載します。

きゅうり

からだの熱と湿を取る作用がある。利尿作用も。

ゴーヤ

苦みのある食材には、解毒作用があり、からだの熱も取ってくれる。夏に最適な食材。肌のトラブルにも◎。

トマト

からだの熱を冷まし、口の渇きを止める。胃腸の働きを改善し、消化の促進作用あり。

なす

血液の流れを良くし、からだの熱を冷ます。利尿作用もあるため、むくみには効果アリ。

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とうがん

からだの熱を冷まし、余分な水分を排出する。すいぶんを からだに補い、喉の渇きを潤す。

レタス

解毒作用・鎮静作用がある。

スイカ

からだの熱を冷まし、喉を潤すし、利尿作用あり。血流状態の改善。

メロン

利尿作用があり、からだの熱を冷ます。

バナナ

からだの熱を冷まし、腸内を潤してくれる。カロリーもあり、消化も良い。

基本的に、ウリ科の野菜・果物は水分が多く、熱を取る作用があります。
夏の定番の野菜たちですね。

利尿作用があるものも多いですね。夏の湿気払いには、適しています。

ただし、生野菜ばかり偏るのも、からだが冷やされる一方です。
もともと冷え症の人なんかは特に注意です。

陰性食品は、火を通したりみそや塩などを使用することで、陽性の要素を補えます。
バランスを見ながら、ほどよい取捨選択ができるといいですね!


正しくからだを知り、悪い習慣は早めに断ち切ろう



腸の大切さと、自然の食べ物でからだにやさしい熱をとる方法をお伝えしました。
以前は日本もこのようなことは
家庭内で当たり前におばあちゃんの知恵袋的な感じで母から子へ伝えられていることでした。

しかし、現代では核家族も多く継承されていないのが実情です。
是非、もっと多くの人が当たり前に知ってほしいなと思います。

知識が増えると、賢く適切な選択ができるようになります。
冷えのループに陥り、万病の下ごしらえをしないような生活にならないよう、
自然の力を上手に借りながら、元気に夏を乗り切りましょう。


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