|第8回|上林勇&早紀 / 食を通じて「ホンモノ」を選べる自分になるシェアハウス
上林勇
夢ベジハウスオーナー
大学時代
国内外で300人の前でスピーチ・講演をし反響を呼ぶ。
大学3年時の社会起業家との出会いをきっかけに
地方の就活格差解消を目的とした「就活応援コミュニティ・shipsハコダテ」、
学生が150人の前で本気で夢を語る「DreamPresentation2010」で代表を経験。
地域活性・農業支援のための日本一元気な八百屋「夢八」の創業年時にインターン 。
2012年10月社会起業家グループ・ベンチャー企業での自己分析講座開催
2012年12月【強みを活かしてお金を稼ぐ】オリジナルワークスカレッジ開校
2013年11月都内にシェアハウス【夢ベジハウス】オープン。
早紀
夢ベジハウスオーナー兼ナチュラルフードコーディネーター
eine leichte Wolke…やわらかい雲のように、柔軟でニュートラルな心であることをモットーにしています。
趣味は、手紙を書くことと、
心と体においしいごはんを通じて
ホッとする時間をプレゼントすることです(^^)
【夢ベジハウスとは】
夢ベジハウスは、
・お互いの夢を応援し合いながら(夢)
・食を通じて本物を選ぶ力をつけながら(ベジ=食)
・仲間と生活を共にすること(ハウス=家族)
…をみんなで大切にし合う、【夢×ベジ×ハウス】な場所です。
夢ベジハウスをはじめたきっかけ
小林:夢ベジハウスはなんで始めようと思ったの?
勇:僕の師匠から「シェアハウスをやらない?」っていうオファーがかかりやってみることにしました。その時はコーチングやスクールをやっていた経験があったんだけど、がつんと1個事業やりたいなっていう想いはあったね。
前から色々やってはいたけど会社の仕事もやり、自分の事業もやり、食も大事にして…ってけっこう大変なんだよね。そんなときにこれらを一緒にやっていける仲間がいたらいいなって思ってたかな。一人で頑張るのに限界を感じてきたかなってかんじ。
小林:二人にとって夢ベジハウスってどんなもの?
早紀:私にとってはプレパパ・ママのための練習場所みたいなかんじ。フィールドワークというか。
食でいえば、自分で自分の食べるものを選ぶ知恵を身につけるための場所かなって
勇:一人で頑張って限界を感じたころに早紀さんと出会って付き合いはじめて一緒に住み始めたんだよね。身体にも心にも安心安全で美味しいご飯をつくることは一人では難しかったけど、二人で一緒に住み始めると一緒にできるようになったし一人で学ぶよりも倍以上のインプットアウトプットをできるんだよね。しかもおいしいご飯を食べながら。
過去の自分はこの環境がすごく欲しかったんだよね。
二人での幸せみたいのを自分たちだけではなくもっと他の人たちとも分かち合いたいなと思って
夢ベジハウスだなって
一人暮らしだと大変
小林:なかなかないよね。こんなに食が整ったシェアハウスって
早紀:そうだね
小林:キッチンとか揃えるだけでもキッチン揃えるのも食材揃えるのもすごく大変だよね
勇:お金かかるし大変だし
小林:一人暮らしだとコンビニ弁当やお惣菜になっちゃうよね。
勇:自分だと適当になりがちだけど共同生活をすることで磨かれるよね。
早紀:確かにね、質素になっちゃうよね
勇:自分一人だとお金も労力もかけなくていっかみたいな
夢ベジハウスをはじめてみて
小林:夢ベジハウスを始めてみて感じたことや感想など教えていただけますでしょうか
早紀:いっぱいあって、私にとってプレパパ・プレママの練習場っていうところをけっこう意識していて。
例えば二人暮らしのバランスはある程度やっているとバランスがとれるようになってくるけど、新しくシェアハウスのように家族が増えたり変化したりすると、「どうしてほしいのか」知るところからはじまっていく。
子供ができたときに新しいペースがはじまって新しい家族ができていって
この人の当たり前はこれなんだ。
当たり前を確認するコミュニケーションだったり自分がこれが正しいって思う物でも押し付けてしまうと相手がストレスを感じてしまうものの案配をコミュニケーションをしながらつかんでいったりするのが面白いなって感じるよ。
勇:大きいなって思う。
家の外で、会社で色んな人と仕事をしたり、仲間とプロジェクトを創って一緒に仕事をするのと、シェアハウスで一緒に生活をするのは
難しさが違うなって実感しているな。
外では気が使えるし配慮がしやすいけど、日常生活ではゆるくなったり適当になったり素の自分がでてくることがどうしても多くなるから。
外でチームを作るより難しいかなって感じたよ。本当の人間の素と素の部分を出し合うから、難しさもある反面、得られるものが本当に大きいなって思ったよ。
コミュニケーションについてセミナーや本で学ぶだけではわからない部分と現場で触れ合える感じ。
人と共に生きていく力がほんとにつくなぁって思ったよ。
社会の流れを見ていると近い将来、外国人の方が会社や仕事などのチームに入ってくる事が絶対増えるって思っていて。例えば自分の会社が中国に買収されて、次の日から自分の上司が中国人になるとか笑
そういう時に価値観の違う人達と多様性をうまく活かし合って、仲良く楽しく仕事をしていく力が将来的には絶対必要になる。その力がシェアハウスで共に生活をすることで身につくと思っているよ。
早紀:私があったのが、一人暮らしのときは正月のときとかおせち料理とか作ろうとは思わなくて、二人暮らしの時はおせちは作らないけどお雑煮は作ろうかなとかって、この家族になるとお雑煮もつくりたいおせちもつくりたい、お汁粉もつくりたい。「やりたい」が「やる」に変わる瞬間だなぁって。小豆煮てみようってね。
勇:俺はね友達の友達と交流できるのが面白いなぁって思うよ。コバケンとかよく友達つれてくるよね。出会いがどんどん増えてくるよね。いい人の周りにはいい人が集まってくるよね。
早紀:いいよね、居酒屋とかもいかなくていいし
小林:これからの構想はありますか?
勇:食もそうだけど、夢のところを強化していきたいなぁって。
せっかく夢とか志をもった人が集まっているので成長だったり成果を出し合えるようなところにしたいなぁってありますねぇ。
小林:将来的に夢ベジハウスは増やしていく構想はあるの?
勇:うーん、いまのところはそんなに考えてないなぁっておもって。
余裕が出てきたら2、3件目増やすかもしれないけど、いまのところはないかなぁ。早紀さんはどう?
早紀:私は、パートナーと事業している人向けの、週末リーダーズシェアハウスをやりたいなって思って
自分たちが感じたのが、すごくここが好きなんだけど、事業と私生活の境界線がよくわからなくなるときがあって。。。。。
しっかりしなきゃ、あれをせねばこれをせなばって考えて、自分が気持ち的にダウンしちゃったり。
私の知人で八ヶ岳で暮らしてる方がいて、ペンションカフェみたいなところで
野菜育てながら週末ゆったり過ごせるようなものをつくりたいなぁって。
あとは食の拠点となるところを色んなシェアハウスに広げていきたいっていうのもあるかな。大切に育てられた野菜の流通を増やしていきたいね
勇:流通革命!
早紀:週末大家族的な笑
勇:僕が思ったのは夢ベジハウスが増えなくても食のスタンダードが築かれていくようなシェアハウスが増えていったらいいなって
早紀:夢ベジが増えなくても、このシェアハウスから卒業していった子が新しく作っていってもいいしね。夢ベジハウスの環境が特別なんじゃなくて、それが当たり前な食卓…おばあちゃんたちが受け継いできてくれた食卓が、広がっていってほしいなって思う。
「食」とは
小林:二人にとって食とはなんだい?
早紀:「おいしー♩」のしあわせと、ご飯を囲んで語るしあわせかな。
食で感動も演出できたりするし、こんなのできたよとか自己表現ができたりするし。しあわせな求心力を持って、それを囲むみんなをあたたかく照らしてくれるかんじ。
勇:俺にとっての食は、一緒にご飯を食べることがすごいこと。ご飯があるっていうのは当たり前だけど、好きな人とか仲間とか友達と食べるだけで、なんというか幸せに繋がってくる。
小林:最後に読者の方に伝えたいことなどあれば教えてください
勇:一人では頑張るのは難しいよね笑。仲間とシェアするだけで大変なところもあるけど、楽になるしシェアすることでの喜びも深いよね。
この食材を五家族で仕入れようとか、そういう風土がはやってほしいなって思う。
早紀:ナチュラルハーモニー代表の河名さんがおっしゃってた言葉なんだけど
「効果・効能を追わないこと。」これを食べると○○な効果があるから食べる、
ではなく、美味しく味わうということを意識すること。
それをやってると自然と食のベースが整ってくるかな。
これを飲めば大丈夫!というような効果・効能を当てにして、食生活が乱れてしまったりしかねないから。
小林:ありがとうーこれからもよろしくね
勇:効果・効能を追わないっていうのはすごい勉強になったよね。
(2014.05.29~)夢ベジハウス女性メンバー募集中です
【夢ベジハウス、新メンバー募集します!!】
”食を通じて、本物を選ぶ力をつける”シェアハウス『夢ベジハウス』にて、新しく女性メンバー2名を募集します
「日常生活を大切にしたい」
「食や健康の大切さを感じている」
「ママになったときに、子どもや家族の健康を守れる自分でありたい」
「本物の食材、調味料を知り、選ぶ力を磨いていきたい」
…と感じている方。
※夢ベジハウスの詳細はコチラ↓↓↓
http://colish.net/concepts/289
◆夢ベジハウスとは◆
夢ベジハウスは、
・お互いの夢を応援し合い(夢)
・食を通じて本物を選ぶ力をつけ(ベジ=食)
・仲間と生活を共にすること(ハウス=家族)
・・・をみんなで大切にし合う、【夢×ベジ×ハウス】な場所です。
◆夢ベジハウスのこだわり◆
夢ベジハウスでは食を通じて、
「次世代につなげる健康な体作り」
「次世代につなげてきたい活動の応援」
に取り組んでいます。
無農薬無肥料、有機減農薬の新鮮お野菜、
自然栽培のお米を農家さんから仕入れさせていただき、
伝統製法で作られた調味料で、心を込めて大切に、お料理する。
「みんながいつも、元気で健康でいられますように」という、
あたたかい祈りを込めて。
作り手、運び手の”想い”も一緒に体に運ぶごはんは、
その食材が持つ命のチカラを引き出し、
食べた人の体に、そのチカラを注いてくれるのだと感じています。
そのチカラが活動へのエネルギーとなり、
目の前の人にやさしくあれる余裕をくれたり、
おしごとに取り組める土台を作ってくれるんだと思うのです。
そんな、心と体が悦ぶごはんを食べられるのは、
心を込めて、お野菜やお米などの食材、お味噌やお醤油などの調味料を作ってくれている人たちのお陰。
そんな「心あるおしごと」をしてくれているみなさんの活動が、
次の世代まで、その次の世代まで、ずっと続いていってほしい。
そのために購買活動を通じて、そのおしごとを応援していきたい。
そんな想いを込めて、
仕入れさせていただくもの、食卓でいただくものを選んでいます。
◆夢ベジハウスにピッタリ!な人◆
・食や健康の大切さを感じている人
・日常生活を大切にしたい人
・他人や社会に貢献できる力をつけたい人
・自分の人生を自分で創っていきたい人
・相手の事も自分の事も思いやれる自分でありたい人
◆夢ベジハウスで得られるもの◆
・食や健康を大切にし続けられる環境
・自分のやりたいことにチャレンジできる土台
・ホンモノとニセモノの違いが体験できる環境
・本物を選ぶ力=自分の人生を自分で選ぶ力
◆募集状況・間取り◆
・募集状況
女性2名募集(2014年6月9日以降入居可)
→洋室12帖(2名のドミトリー)
家賃61,000円
共益費(水道光熱費・インターネット代)8,600円
◆間取り◆
6SLDK 洋12 洋10 洋8 洋6 和8 和6 S6 LDK10
◆毎日の様子◆
詳しい雰囲気は以下のサイトでご覧ください
http://isamu1017.net/
https://www.facebook.com/yumevegehouse
◆住人の声◆
夢ベジでの食材で作るご飯を食べていると、今まで普通に外で食べていた、コンビニのおにぎりとかパンとか、(唐揚げくんとか食べてたけど、アメリカンドッグとか大好きだったけど(笑)
いまは、たまに食べるとぜんぜん美味しくなくて
途中で食べれなくなってて「ええっ」と思った。
もう外の食事が簡単に選べなくなった。
自分で外食するときとかは、何か買うときも、「選び方」が変わった。
食べることによって、
自分が自分のためだけに食べるのだったら、まぁ別にいきなり死ぬわけじゃないしいいけど、
将来家族を持ちたいって思ったときに、自分の食べるものが次に繋がるんだなと夢ベジの生活で気づくようになった。
今まで大事だと思っていた「仕事で結果を出す」ことではなく、
「一番大切な人と家族を作る事」
「つぎの世代に繋がっていくようなこと」
が一番大切にしたいことだとわかった。
シェアハウスに住むようになってから、家に帰ると誰かがいる。
これがうれしかった。
▽お問い合わせはこちら
お問い合わせはコリッシュ経由でお願い致します。
▽シェアハウスの様子
食の新スタンダード!シェアハウスに引っ越す7つのメリット
夢ベジハウスに1ヶ月住んでみて聞いてみたみんなの声
食べることは生きること|あなたはどんなストーリーで食べますか?
▽colish
http://colish.net/concepts/289
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