ジュースには角砂糖10個分以上含まれるものも!子供の癇癪は砂糖摂り過ぎによるシュガーハイが原因かも?今こそ知りたい本物の美味しいジュースの選び方
ジュースには角砂糖10個分以上含まれるものも!子供の癇癪は砂糖摂り過ぎによるシュガーハイが原因かも?今こそ知りたい本物の美味しいジュースの選び方
突然ですが、お子さんのいるご家庭では以下のことに心当たりはありませんか?
・子供のおやつのお供はジュース
・ジュースが常に冷蔵庫にある
・ジュースを選ぶときはできるだけ果汁100%ジュースや濃縮還元、スポーツドリンクなど、体に良さそうなものにしている
・ジュースが常に冷蔵庫にある
・ジュースを選ぶときはできるだけ果汁100%ジュースや濃縮還元、スポーツドリンクなど、体に良さそうなものにしている
子供は、甘いジュースが大好きなので、何か飲み物が欲しい時に選ぶことも多いですよね。
また、甘いジュースばかり飲むのは良くないと思って、果汁100%・濃縮還元・スポーツドリンクなどの方がまだよいのではないかと選んでいるという方もいらっしゃると思います。
しかし、あなたがいつも選んでいるジュースは何でできているのかご存知でしょうか?
良かれと思って与えているジュースも、実は子供の体と心のバランスを崩す原因になっているかもしれません。
そこで今回は、良いものも悪いものも吸収しやすい子供にとって本当に安心・安全で、おいしいジュースの選び方をご紹介します。
なんとなく良さそうな、果汁100%ジュースや濃縮還元、スポーツドリンクは本当に体にいいのか
パッケージに、「果汁100%」「野菜果物のビタミンが豊富」などと書いてあると、思わず選んでしまいがちですよね。
最近子供が野菜を食べないからと、ジュースで代用して栄養をとらせたいと思い、ビタミンなどが沢山入っていそうなものを買っている方もいるかもしれません。
しかし、実際に原材料を見てみると、体にとって注意が必要な食品も含まれています。
自宅にあるジュースの食品表示を確認しながら、チェックしてみましょう。
果汁100%ジュースに含まれる香料。これはれっきとした添加物!
果汁100%ジュースには、大きく分けて濃縮還元タイプとストレートタイプがあります。濃縮還元タイプに含まれることの多い香料は「添加物」です。
香料は、製造過程で失われた香りを補うため、風味づけをしてジュースを飲みやすくするために添付されています。
食品表示には「香料」としか書いておらず、具体的にどういった製法で作られているかは企業秘密であるため、不安な部分がありますよね。
香料の中には毒性の強いものもあり、合成香料のサリチル酸メチルやベンズアルデヒドなどは、動物実験での健康被害が示唆されています。
一見しただけでは中身が分からないものだからこそ、子供にとってはできる限り避けたい添加物です。
濃縮還元ジュースは、ビタミンなどの栄養素が抜けた代わりに砂糖をいれることがある
濃縮還元という文字を見ると「栄養も味も濃くなってそう!」と漢字の字面からイメージしてしまいますよね。
私自身も、濃縮還元とはどういう製法なのか知らなかった時は、積極的に選ぶポイントとしていました。
しかし、実際に濃縮還元の製造方法を知ると、文字からのイメージとは全く違うことが分かりました。
濃縮還元とは、野菜や果物から絞った果汁を、加熱・凍結などによって一度水分を飛ばしてペースト状に濃縮させたあと、再び水分を加えて元の濃度に還元させたもののことです。
濃縮還元をするメリットとしては、
・海外の野菜や果物をそのまま輸送するよりも、一旦ペースト状に加工してから運ぶことで体積・重さが減るため、輸送コストが抑えられる
・水分を飛ばすことで、生の状態よりも長期保存ができる
・安定した生産・品質を保つことができる
・水分を飛ばすことで、生の状態よりも長期保存ができる
・安定した生産・品質を保つことができる
デメリットとしては、
・加工過程が増えるため、野菜や果物本来の栄養や風味が損なわれてしまう
・砂糖や香料が添加され、人工的な味になったり、多くの砂糖や添加物を摂取することとなったりする
・砂糖や香料が添加され、人工的な味になったり、多くの砂糖や添加物を摂取することとなったりする
損なわれた風味をつけ、飲みやすいジュースにするために、元の濃度への還元の際に砂糖や香料などの添加物を加えている可能性があるということです。
すべての濃縮還元ジュースに、上記のデメリットがあるというわけではありませんが、選ぶ際には注意が必要です。
参考:「福井県HP」
ジュースに含まれる砂糖は、角砂糖10個分以上のものもある!
濃縮還元ジュースの製造過程で損なわれた風味をつけ、飲みやすくするために使われる砂糖。
一体どのくらいの量が入っているのでしょうか。
また、濃縮還元ジュース以外にも、果汁飲料・スポーツドリンクなどにも多くの砂糖が使われています。
【スポーツドリンクや果汁飲料】
500mlあたり20~34g(角砂糖5~8個分相当)の砂糖
【濃縮還元ジュース】
500mlあたり50~60g(角砂糖12~15個分相当)の砂糖
【炭酸飲料水】
500mlあたり40~65g(角砂糖10~16個分相当)の砂糖
500mlあたり20~34g(角砂糖5~8個分相当)の砂糖
【濃縮還元ジュース】
500mlあたり50~60g(角砂糖12~15個分相当)の砂糖
【炭酸飲料水】
500mlあたり40~65g(角砂糖10~16個分相当)の砂糖
数字を見ても分かるように、驚くべき量の砂糖が添付されているといわれています。
また、スポーツドリンクや果汁飲料など、比較的砂糖の量が少なくみえるものでも、砂糖の代わりになる甘味料を使っている場合もあります。
それでは、砂糖の代用として使われることの多い、異性化糖・甘味料について見てみましょう。
参考:「子供向けの飲み物にはどのくらいの砂糖が隠されていますか?フルーツジュース、ジュース飲料、スムージーの調査」
ジュースを甘く美味しく感じさせる添加物にも要注意!
砂糖の代用として、甘みを感じるために使われる、異性化糖・人工甘味料の入っているジュースの食品表示を見てみましょう。異性化糖は、食品表記では果糖含有率の違いによって表記の仕方が変わります。
「ぶどう糖果糖液糖」
「果糖ぶどう糖液糖」
「高果糖液糖」
「砂糖混合異性化液糖」
などと書いてあるものが、異性化糖です。
上記の写真でも、食品表示の最初に記載されており、含有率が高いことが分かりますよね。
異性化糖は、体内に入ると消化酵素に分解されないため、腸への負担になりやすいといわれています。
また、ブドウ糖の10倍以上も糖化リスクを高めるため、体内機能の老化を促しやすい可能性もあります。
※糖化:体内で、食事や飲み物から摂った余分な糖とタンパク質が結びついてAGEs(糖化最終生成物)という老化物質を生成すること
甘味料としては、アセスルファムカリウムやスクラロースが使われることが多いです。
アセスルファムカリウムは砂糖の200倍、スクラロースは砂糖の600倍の甘みを持つといわれています。
いつも飲んでいるジュースは、実は野菜や果物の甘みではなく、人工的に作られた甘味料による甘みかもしれません。
人工甘味料を摂取することで、発がん性(※)・肝臓や腎臓への負担(※)・アレルギーやアトピーの原因(※)となることに注意が必要といわれています。
子供に、糖類(砂糖・異性化糖)や甘味料を含むジュースを与え続けるとどうなるか
ジュースに含まれている可能性のある糖類や甘味料について、大人もできる限り減らしたいものですが、子供にとってはより注意が必要になります。習慣的に摂取することで、子供への影響はどのようなことがあるのかご紹介します。
ジュース飲み過ぎに注意!子供が糖類・甘味料を摂り続けると心身のバランスを崩しやすい
食品に含まれている砂糖や添加物の量は、国の基準をクリアしたもののみが販売されています。
しかし、少しの刺激にも影響を受けやすく、自己コントロール力を育てている過程の子供に対して、同じように考えていいかということは、疑うべきではないでしょうか。
子供への、糖類・甘味料の影響としては、以下のことが考えられます。
・肥満
・依存
・アトピー、アレルギー
・内臓機能への負担
・強い刺激でないと満足しなくなり、素材そのものの食べ物では食べない
・自然そのものの、優しい甘さを感じない
・シュガーハイ
・依存
・アトピー、アレルギー
・内臓機能への負担
・強い刺激でないと満足しなくなり、素材そのものの食べ物では食べない
・自然そのものの、優しい甘さを感じない
・シュガーハイ
体に対する影響も注意が必要ですが、心に対する影響も、原因が分かりにくいことだからこそ、知っておく必要があります。
みなさんは、シュガーハイという言葉を聞いたことはありますか?
あなたが、心配している子供の行動は、もしかしたらシュガーハイが原因かもしれません。
特に注意が必要な、ジュースによるシュガーハイ症状
シュガーハイによる症状は、以下のものがあるといわれています。
・おちつきがない
・癇癪を起す
・ぐずることが多い
・大興奮、大泣きするなど感情が激しい
・癇癪を起す
・ぐずることが多い
・大興奮、大泣きするなど感情が激しい
大人も、疲れている時にチョコを食べると、強い甘い刺激で一瞬疲れが取れたように感じますよね。
砂糖には、疲労回復のメリットもありますが、子供にとっては刺激が強すぎて、気持ちが不安定になる場合があります。
子供の心配な行動に、心当たりがある場合は、こういった症状が出る時にしていたことを思い返してみてください。
もしかしたら、甘いジュースやお菓子を食べたことが原因になっている可能性もあります。
子供の、砂糖と虫歯の関係を研究されている研究者も、
この高い生活水準を示す砂糖の消費量増加によって,種々の疾病間題が起っている。
発育期の子どもにあっては,歯痛や苦痛を訴えるだけにとどまらず,全身の発育,健康,食欲不振,偏食,性格形成にまで重大な影響をおよぼすことは必然である。
引用:「子どもの発達に関する栄養学的研究」
と主張していますので、子供への砂糖の与え方には注意をしていきましょう。
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本当に安心・安全でおいしいジュースの選び方教えます!
実際に、安心・安全でおいしいジュースはどのように選べばよいでしょうか。
体も心も満たされる、美味しいジュースの選び方をご紹介します。
本当に体が喜ぶジュースは、原料がシンプル
ジュースを選ぶ際にも、食品表示を確認することが大切です。企業は書くことが定められていることを、しっかりと食品表示などに記載しています。
パッケージの分かりやすい広告だけを見るのではなく、消費者が受け取れる情報を自ら確認するようにしましょう。
また、本当に安心・安全なジュースは、「りんご」「みかん」など、シンプルな原料だけでできています。
野菜や果物本来の味を堪能できる、シンプルなジュースはとても美味しいですよ。
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ジュースに使われている、野菜や果物の生産地をチェック
ジュースの食品表示をみても、国産なのか外国産なのか分からないものも多くあります。外国産の場合、日本で認められていない農薬が使われていたり、質の悪い果物を使っていたりする可能性もあります。
国産であれば絶対に安心・安全というわけではありませんが、生産地をチェックできるのであれば確認するようにしましょう。
ジュースもオーガニックがやっぱり美味しい!
オーガニックの野菜や果物のジュースは、変なえぐみも少なく、素材そのものの甘みや美味しさを感じることができます。ジュースに加工することで、原料そのものよりも、より濃く素材の味を感じられること、そして後味もすっきりとして飲みやすく「これまで飲んできたジュースは一体何だったの?」と感じるほど、本当に安心・安全なジュースは格別に美味しいです。
また、毎日飲んでも体が喜ぶ栄養となるため、子供にも安心して出してあげられます。
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素材そのものの味を、美味しいと感じられる子供に育てたい!ジュースは「本物」を選ぼう
ジュースに含まれていることの多い、砂糖や添加物についてと、本当に安心・安全でおいしいジュースの選び方をご紹介しました。
砂糖や添加物の摂取が多くなると、強い刺激を求めやすくなり、野菜や果物そのものの味を楽しめない味覚になる可能性があります。
★添加物の一番の被害者は誰?|100%ジュースを甘くないと言う子供たち..オーガニックレストラン経営者が目撃した味覚障害の実態
特に、子供は強い刺激の影響を受けやすいため、親が食べるものを正しく選んであげる必要があります。
最近では、あちこちで子供の食育の大切さが叫ばれていますが、自然のものを美味しいといえる、健康な体と心を育てるために、できることから取り組んでいきましょう。
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