今日からでも簡単にできる!がんのリスクも懸念される、有害な環境ホルモンを軽減する方法はこれだ!!【肉編】
お肉は大人も子供も大好きですよね。
ほぼ毎日のように口にするものですが、整然とカットされスーパーに並ぶ肉にはお店に対する安心感も相まって、何の不安もなく手にしている方も多いかもしれません。
でも、カットされてトレーに並んだその肉の元は、形のある牛や豚、鶏です。
その元の家畜の段階での育てられ方や流通経路の段階での肉の品質はどうなっているのでしょうか。
ここではそんな肉類の不安や、ひと手間かけて安心を得る知識を並べてみます。
肉類の不安といえば、「抗生物質」「抗菌性物質」「成長ホルモン剤」などがあげられます。
「抗生物質」「抗菌性物質」は、家畜などの病気感染を防ぐ目的で使われるものです。
「成長ホルモン剤」は女性ホルモンと同じような働きがあり、以前記事でも書かせいただきました「環境ホルモン」と同様の不安があります。
参照→これらの物質は毎日使っているそのコスメ、乳がんや子宮がんとの因果関係も?!環境ホルモン入り化粧品の実態と安全な化粧品の選び方
ホルモン剤は脂肪や内臓に多く残留しているので、脂身を取り、下味をつけ、アクを取るのが基本です。
焼く場合は、網焼きなどのように脂肪を落とすやり方もおすすめです。
牛肉
脂身を避け、脂肪の少ない部位を使ったり脂身を取り除いて使用します。
さっとゆでたり酒やしょうゆで下味をつければ、不安物質が溶け出します。
そのとき、漬け汁は途中で変えるのがポイントです。
基本的には和牛が最も安心ですが、調理方法によって色々考えてみるのも良いでしょう。
ただし、アメリカ産牛肉は特にホルモン成長剤を使用している危険性が高いので、避ける方が無難です。
こちらの記事も参照してください。
スーパーに並ぶ「有害物質まみれの肉」の実態。知らないとコワイ除毒方法・対策。
ちなみに和牛と国産牛は別品種です。
選ぶ際はグラスフェッド、オーガニックの肉を選ぶことをお勧めします。
食材 | 除去方法/下ごしらえ | 選び方 |
---|---|---|
もも肉 |
脂肪分が少なく安心な部位です。周りの脂身を取れば、なお安心です。 |
ステーキ、ローストビーフ・刺身・カレー・シチューなどの煮込みものなど |
ヒレ肉 |
最も低脂肪・高タンパクで肉質もやわらかくくせがない部分です。最も安心な部位です。 |
ステーキが最適です。 ステーキは塩コショウして焼くだけで不安物質を除去しようがありませんので、ヒレ肉なら一番安心して食べられるといえます。 |
肩肉 |
外側の脂身を取ってしまえば安心です。 |
すき焼き・しゃぶしゃぶ・煮込みものなど |
ランプ肉 |
ロース肉より脂肪が少なく、ヒレのように柔らかいので、ステーキ向きです |
ステーキ・ローストビーフ・オイル焼き・バター焼きなど |
バラ肉 |
非常に油分の多い部位なので、下ごしらえで不安を少なくしましょう。 ワインや酒につけておくと、不安物質も溶け出すし、肉も柔らかくなるので一石二鳥です。 また、煮込んだり焼いたりする前にゆっくり下ゆですると、油分と一緒に不安物質も溶け出しますし、しかもヘルシーです。 そのとき、アクや油をこまめに取ることをお忘れなく。 |
煮込み、すき焼き、牛丼、炒め物、煮込みものなどに、下ごしらえをした後使用すると安心です。 |
ロース肉 |
肩ロース・リブロース・サーロインの順に脂肪が多い部位です。 牛の種類によって脂肪量はずいぶん違います。 ばら肉同様、下ごしらえの後使用すると安心です。 |
脂肪量は子牛のほうが少なく、和牛より国産牛のほうが少なめです。 肩ロースは、すき焼き・しゃぶしゃぶ・ステーキ・炒め物・煮込みものなどがお勧めです。 リブロースはステーキ、サーロインはステーキ、ローストビーフなどに向いています。 |
豚肉
豚肉にも「抗生物質」や「抗菌性物質」が使われている商品も出回っていますので、こういった物質をできるだけ除去したいものです。
今はこういった薬物を一切使わず、また飼料も遺伝子組み換えの不安がないものを使ったオーガニックポークをはじめとした、こだわった豚肉も多く飼育されていますので、是非こういったものを選んでいただきたいものです。
産地のはっきりとした”黒豚”か、”SPF豚肉”もお勧めです。
”黒豚”は飼育期間が長く、比較的安全性が高いといわれています。
また”SPF豚肉”は豚舎を消毒し、滅菌処理した飼料を与えたもので、衛生に配慮している分抗生物質を使う必要が少ないので安心して調理できます。
豚肉は牛肉と同じように、ゆでてアクを取ったり、下味をつけると安心です。
ゆでる前には、肉の脂身の部分を取り除き、なるべく薄く切って、水からゆでるのがコツです。
(そのほうが脂がよく溶けます)
みそ漬け、粕漬けも安心度がUPします。
ただし、みそや粕には不安物質が溶け出している不安がありますので、取り除いてから焼くようにしましょう。
食材 | 除去方法/下ごしらえ | 選び方 |
---|---|---|
ヒレ肉 |
脂肪分が少なく、ビタミンB1が非常に多いのが特徴です。 |
かつ、ポークソテー、煮込みものが適しています。 |
もも肉 |
赤身のかたまりで、脂肪分は比較的少ない。高たんぱく、高ビタミンの部位です。 |
ゆでるか蒸すかして、余分な脂肪を落とせばなお安心です。 外もも肉は豚汁に、炒め物ひき肉などに使用できます。 もも肉はとんかつ、焼き豚、生姜焼き、肉豆腐、シチューなどの煮込みものに適しています。 |
肩肉 |
ビタミンやミネラルはヒレ肉と同じくらい含まれますが、肉質はちょっと固めで、脂肪分も少々含まれます。 |
煮れば煮るほど旨み成分が生きてくるので、煮物やシチューに最適です。 煮込む時はアク取りを忘れずに シチュー、ポークビーンズ、肉じゃが、豚汁、油炒めなどの料理が適しています。 |
ロース肉 |
脂肪分に注意しましょう。 肩ロース、ロースの順に脂肪分が多くなります。 抗生物質などの心配がある場合は、切り身の周囲についている脂身は切り取ったほうが安心です。 |
肩ロースはほとんどの料理に使用できます。 ロースはとんかつ、ポークソテー、炒め物、酢豚などに適しています。 カツかつはただでさえ多い脂肪を油で揚げて増やす方法なので、脂肪分を落とすならソテーか網焼きがよいでしょう。 |
バラ肉 |
脂肪と肉が何層にも重なっている部位です。 脂肪だけを取り除くとことはできないので、煮込んで油分を落とすようにするとよいでしょう。 煮込んで肉が柔らかくなったら、鍋を火から下ろして煮汁ごと冷ますと油が白く固まって浮いてくるので、これをスプーンなどですくい取ると、旨味を残して脂分だけをを一掃できます。 |
角煮、炒め物、フライ、ベーコン、肉じゃがなど適しています。 |
鶏肉
鶏舎に詰め込まれて飼われている鶏は、病気も発生しやすい(これは豚も同様です)ので、病気予防のために餌に抗生物質が混ぜられていたりして、抗生物質や環境ホルモン残留の不安も懸念されます。
そこで残留不安の多い脂肪分は切り取って使うほうが安心です。
また、若鶏のほうが成鶏肉より脂肪分が少ないです。
他の肉類と同様、焼いたりあげたりする時には下味を付けたり、脂肪と皮の部分は避けていったん蒸して使用すると安心度がUPします。
なお鶏肉は牛肉などと違い、しっかり火を通さないと中毒のもとになる細菌(カンピロバクター)がかえって増えてしまうので、中途半端な加熱はしないようにしましょう。
オーガニックチキンや、最低でも地鶏の使用をお勧めします。
ブロイラーと違って地方の在来種を改良したもので、飼育期間が長く飼育管理もよい分抗菌性物質を使う必要が少なく、環境ホルモンの不安も少ないいと考えられます。
また豚肉と同様に、現在では抗生物質や抗菌性物質を一切使用しないで飼育された鶏肉も多く流通していますので、そのような鶏肉を選びましょう。
ブロイラーでは皮と身の部分に黄色い脂肪が溜まっていますので、皮ごと取るとカロリーカットにもなって一石二鳥です。
食材 | 除去方法/下ごしらえ | 選び方 |
---|---|---|
手羽肉 |
最も脂質の多い部分です。 ゼラチン質も多いのでじっくり煮込むとおいしい部位です。 このとき浮いてくる脂やアクをこまめにすくうことが大事です。 |
シチュー、カレー、スープ、水炊き、フライや揚げ物類などに適しています。 |
もも肉 |
手羽に比べて脂質は少ない部位ですが、胸肉より多いです。 下味をつけたり、蒸し煮にしても良いでしょう。 そのとき、下味の漬け汁を途中で変えたり、蒸した皿に残った汁を捨てることによって、残留物質を減らすことができます。 |
照り焼き、揚げ物(かつ・から揚げ)、カレー、串焼き、煮込み |
むね肉 |
肉質はやや固めですが旨みの多い部位です。 肉そのものには脂肪は少ないです。 ブロイラーの場合、皮を取り除くか皮の下についてい黄色い脂肪の部分だけは取り除きましょう。 |
照り焼き、蒸しどり、サラダ(棒棒鶏)、串焼き、和え物、かつなどが適しています。 |
ささみ肉 |
最も柔らかく脂肪分もごくわずかで、安心できる部位です。 |
汁物、サラダ、和え物、煮物など、脂を使わない料理によく合います。 |
卵に関しましては、
IN YOU の 小林くみん氏の別記事
日本に出回る安価な卵の実態。食べる価値の疑われる安価な卵の裏側と、安全な卵の選び方。
を参考にして、是非安全で安心な卵を選んでください。
子供には本物を食べさせてあげてください
以前、経皮毒の本を何冊も書かれた竹内久米司氏の講演を拝聴しました時に、同氏がおっしゃっていたことが、今でも心の根底に残っています。
それは
こどもには本物を食べさせてあげてください。
という、すごく当たり前のことでした。
裏を返せば、私たちの周りには以前には当たり前であったものが少なくなっているのではないでしょうか。
未来を変えていくのは私たち消費者です。
本物の生産物、生産者を応援して、これからの子供達の未来を作っていきましょう。
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