ついに世界が注目し始めた!「海藻の栄養素が持つ5つのメリットと効果」と作り置き海藻ふりかけの作り方
ついに世界が注目し始めた!「海藻の栄養素が持つ5つのメリットと効果」と作り置き海藻ふりかけの作り方
海藻といえば昆布やわかめ。毒素排出・美肌に美髪など栄養成分満点!
和食に欠かせない出汁の基本は昆布。
お吸い物や煮物の出汁には昆布は欠かせませんね。
手軽なお味噌汁の具材・サラダや酢の物用には乾燥ワカメがどこの家の台所にもある事でしょう。
朝食やお弁当、お寿司には味付け海苔や焼き海苔は必須アイテム。
とろろ昆布はそのままサラダやご飯にかける以外に、熱湯とお醤油で即席お吸い物になりますし、
塩昆布や佃煮もおにぎりの具材として根強い人気ですね。
マクロビオティックや菜食を実践している方なら、ヒジキは絶対常備の乾物の一つのはず。
他にも焼きそばやお好み焼きには青海苔はつきものですし、刻み昆布、もずく、めかぶ、
デザートやサラダにも人気の寒天・心太などなど・・・。
私たち日本人の食生活に根付く昆布と海藻類。和食には欠かせない食材であるのは間違いありません。
でも世界的には海藻を食べる国は本当にごく僅か。
欧米ではアイルランドとフランスの沿岸部で特定の種類が食べられるのみで、
ほとんどの国では食用とみなされていません。
海藻を意味するSeaweedのweedには雑草・役に立たない草の意味があります。
アジアでも日本以外で海藻を食べるのは中国・インドシナ・韓国・台湾くらい。
しかも日常的に多彩な種類と調理法で利用してきたのは日本人のみ。
実は日本は世界でも稀な海藻食い国家なのです。
しかし、これまで食用としていなかった欧米諸国で今、海藻に注目が集まっています。
近年の日本食や寿司ブームで昆布や海苔の認知度は上がっていて、
味付け海苔はヘルシーなスナックや酒のつまみとして人気なのだとか。
更には今後予想される食糧問題対策、低カロリーでミネラルや繊維質が豊富なうえに
欧米人に決定的に不足しているヨードが補給できるスーパーフードとして
研究や積極的な利用が試みられ始めているのです。
今回は万葉集の時代から日本人の食に根付いてきた昆布・海藻類の魅力と、
子供も喜ぶご飯の友、ミネラルたっぷりの海藻ふりかけの作り方をご紹介します。
海藻の栄養は黒髪に効果あり!?日本人女性の美人を支えていた歴史
高雅な襲の色目で整えられた十二単の上に艶やかに波打つ背丈より長い黒髪・・・。
百人一首や源氏物語に登場する平安の美人と言えば誰もがこんなイメージを思い浮かべますよね。
平安貴族たちにとって美人の条件の筆頭は長く艶やかな黒髪。長ければ長いほど、
そして艶やかであるほど華やかで美しいとされていました。
この時代の宮廷女性は誰もが長く艶やかな黒髪と素晴らしい知性の才色兼備。
そうでなければ宮仕えなどできなかったわけですが、
才色兼備を支える食生活と心身の持ち主だったと考えて間違いではないでしょう。
紫式部の源氏物語をはじめ、この時代には数多の優れた文芸作品や、和歌集などが生み出されています。
「国家の品格」を記した藤原正彦氏によると、西暦500年から1500年代の間に日本で生み出された文学は、
同時期の全ヨーロッパの文学作品を質・量ともで凌駕しているのだとか。
源氏物語は世界最古の物語文学であると同時に、女性が記したという点でも際立っています。
この平安女性の黒髪と知性を支えた大きな要因が、昆布や海藻類であると言われているのです。
延喜式には各国に海藻類を租税として納めることが定められており、大量の昆布や海藻類が
実際に30か国近い国から献納されていたことが記録されています。
平安期から江戸時代まで全国の国数は66または68。明治維新の廃藩置県が行われるまで、
基本的に変わっていませんから、半数近い国から各種の海藻類や昆布が収められていたわけです。
福岡県では「和布刈り神事」という、神職自らが海に入ってワカメを取り、神前に捧げる神事が
1000年以上続けられています。
神事や行事に欠かせない高級品であり、貴族の食卓には必ず何らかの海藻類が供されていたのです。
日本人は海藻類を消化吸収できる酵素を持っていた!
日本人の腸内には、生の海藻類でも消化吸収できる酵素を持つ特殊な細菌が存在することが近年判明しています。
実はこの細菌は欧米人には見られません。
長らく乳製品を食べる習慣がほぼなかった日本人に乳製品を消化吸収する酵素が僅かしか無いのと同様、
欧米人は海藻類を消化吸収する力が弱いのです。
食の習慣も1000年以上続くと体質がそれに適応してしまうわけですが、
欧米人が日本人と同じように海藻類を摂取すると
ヨードの摂取過剰になる危険性が指摘されています。
長い黒髪=美人という価値観は、そんな海藻食い民族ならではのものなのでしょう。
黒髪&知性・教養は平安時代から長く続く日本女性の美の基準だったのです。
昔から「黒いものは髪を美しくする」と言われ、経験的に昆布や海藻に含まれるヨード類には
発毛促進の効果があることは知られていました。
平安時代の食生活では他に胡桃やゴマなどの堅果・種実類、大豆製品と発酵食品など、
毛髪は勿論、賢脳・美肌・健康促進を促す食品が日常食として利用されていたことが文献類からは伺えます。
これらが総合的に影響しあって、丈なす黒髪やふっくらとした美肌、高い知性を作り出すことに
貢献していたのでは?と考えられています。
同時代の中国の文献・唐書にも東海で採れる海藻が長寿食として素晴らしい旨が記載され、
魏志倭人伝には倭人は100歳近くまで生きると記載されています。
弥生時代から平安時代の最初のころまでは戦乱や疫病による死亡を除けば、
中国では長命の国と認識されていたようです。
平安時代後期になっても、陰陽師として活躍した安倍晴明は94歳、
藤原道長の妻や娘3人は80歳前後まで生きていたことが記されていますから、
昆布海藻パワーがその一端を担っていたと考えてもおかしくはないでしょう。
ただし、当時の平安貴族の生活は基本夜型。宴会がお仕事のような側面もあったので、
特に男性は虫歯や糖尿病患者多数。
女性は出産で命を落とすことも多く、生まれた子供も3歳や7歳までに死ぬことも多かったので、
現在判明している平均寿命は長くありません。
生涯現役で活躍した安倍晴明は陰陽師という職業柄、食や呼吸、ストレスケアなど
養生にも精通していたのかもしれませんね。
参考資料 樋口清之 日本食物史 柴田書店
永山久夫 おしゃれ気分でHEIANグルメ プラネット出版
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¥ 11,800 (税抜)昆布・海藻類の栄養。5つのメリット
①何といっても海藻はミネラルの宝庫
昆布には海水中のほとんどのミネラルが含まれています。ヨードをはじめとしたミネラル分全体では牛乳の約23倍、カルシウムは牛乳の約6倍、鉄分は約39倍です。
海藻を食べる習慣のない欧米では基礎代謝を促進し、
成長促進、甲状腺ホルモンの材料になるヨードは最も不足するミネラル。
サプリメントでの摂取が必要ですが、日本人は昆布・海藻のおかげで充分な量を日常的に摂取できています。
②海藻は免疫力の強化と毒素の排出ができる
昆布・海藻類には水溶性食物繊維である、アルギン酸やフコイダンなどがゴボウの5倍以上含まれています。
繊維質は便秘解消に役立ち、糖質や脂質の吸収を抑制してくれるお掃除屋さんとして有名ですね。
腸の働きを活発にして免疫力を上げてくれる上に、血圧やコレステロール値を下げる
生理機能への研究が盛んに行われています。
特に近年、海藻のねばねば成分であるフコイダンの血圧低下・抗ウィルス作用や、
フコキサンチンの脂肪燃焼効果に対する期待が高まっている事も、
欧米でも海藻が注目される大きな要因になっています。
③カリウムが余分な塩分排出に活躍する海藻
外食や加工食品、レトルト・インスタント食品、冷凍総菜など加工度が高い食品ほど塩分の含有量は高くなる傾向があります。
市販のドレッシングやパスタソース、粉末出汁やコンソメなども高塩分。
自炊割合が低く、料理の時間や手間をそうした加工食品や調味料で短縮する人ほど塩分過多になりがちです。
昆布や海藻類には10㎝角で何とジャガイモ1個分より多いカリウムが含まれています。
カリウムには余分な塩分を体外に排出してくれる働き・血圧を下げる働きが認められています。
味噌汁にワカメは塩分を気にする方には理想的な具材なのです。
④海藻は葉緑素(クロロフィル)が豊富
昆布や海藻類には多量のクロロフィル(葉緑素)が含まれています。野菜や植物の緑色の素ですが、この葉緑素にはコレステロールを下げる効果や胃や腸の傷ついた粘膜を補修する効能が認められています。
クロロフィルを豊富に含んでいることを謳い文句に様々な健康食品が販売されていますね。
⑤海藻はグルタミン酸を豊富に含む
旨味成分として有名なグルタミン酸を豊富に含むのが昆布。繊細な和食の出汁に欠かせないのは、このグルタミン酸を含む故です。
鰹節や肉類に含まれるイノシン酸、干しシイタケに含まれるグアニル酸との相乗効果で
料理の味をぐっと奥深いものにしてくれます。
沖縄料理で豚と昆布の組み合わせが多いのも旨味の相乗効果から。
加えて陽性の肉と陰性の昆布とで見事な陰陽の調和が図られています。
食材の持つ力を理想的な形で引き出す伝統食が長寿の秘訣の一端なのです。
化学合成されたグルタミン酸の過剰摂取は考え物ですが、
グルタミン酸は脳の働きや記憶力の維持に活躍する賢脳成分。
脳の発達や老化防止にも重要な成分です。平安女性の知的活動を支えた一端でしょう。
葉緑素の結腸癌リスク軽減に関する研究
クロロフィルの血漿脂質改善効果
世界が注目し始めた海藻の栄養素
海藻はサスティナブルなスーパーフード
黒く不気味な姿で海に揺蕩う海藻は欧米ではSeaweedと呼ばれ、どちらかと言えば気味の悪い物、よほどの飢餓や食糧不足でなければ食用にされることのないものでした。
しかし現在、アメリカをはじめとして優れた栄養価と持続可能性を持つ
スーパーフードとして注目を集めています。
欧米や内陸国など、世界的には海藻を食べない国が殆ど。
そうした国々ではヨード不足は健康上の大きな問題で、
ヨードを添加したパンや塩などが売られているほどですが、
海藻にはミネラルや繊維質と共にヨードがぎっしり詰まっています。
アメリカのメディアでは下記のような記事が掲載されています。
淡水も肥料も必要としない海藻は、世界で最も持続可能で栄養価の高い作物の1つです。
それは溶存窒素、リン、および二酸化炭素を海から直接吸収します。
そして、驚くべき速度で増殖します。
まるで植物の電気自動車のようなものです。
中略
海藻は、タンパク質、ビタミンB 12、および微量ミネラルが豊富に含まれています。
多くの海藻が豊富に含むヨウ素とオメガ-3脂肪酸は、脳の発達に不可欠です。
一部の研究者は、海藻がホモサピエンスの増加に役割を
果たした可能性があると考えています。
考古学者たちは、約1万4千年前の初期のアメリカ人の沿岸移住を説明する
「昆布街道」を唱えています。
参照サイト The New Yorker
海の魚の個体数が急速に減少し、気候変動によって農業は大きなダメージを受けています。
専門家のグループ(起業家、科学者、農家など)は、この問題について
海藻を次の大きな潮流にしようという
試みに取り組み始めています。
参照サイト mindbodygreen
近年の健康志向を伴った日本食ブームや寿司の普及で、海苔は欧米の人々にも
かなり広く受け入れられています。
味付け海苔などはスナックとしても人気です。
和食の食材、ヘルシーなサラダの具材としてワカメや寒天などの消費量も増えている他、
赤い海藻を主原料にしたベジタリアン用のベーコン、海藻ヌードルなども作られています。
またエステやシャンプーなどの美容用品、ムスリムやベジタリアン用のゼラチンに代わる製菓素材、
成長が早く環境負荷が少ない飼料や肥料としても海藻の可能性は非常に注目されています。
何と海藻で作られた食べられる使い捨て容器もあるのです!
(注)ムスリム=イスラム教徒 偶蹄目以外の獣肉は宗教上禁止されています。
アメリカでは海藻の大型生産プラントを作る試みや計画が
既に動き始めていることを記事は伝えています。
中国や日本からの輸入に頼らず、自国でこのスーパーフードを生産出来れば、
ココナッツオイルのように一気にブレイクする可能性があります。
ミネラルや栄養価に優れ、高い持続可能性と生産性、幅広い分野での利用の可能性を持つ海藻は
次のビッグビジネスチャンスになりうると、多くの起業家や研究者は考えているのです。
参照サイト greenz.jp
海藻は放射能に強いというのは本当?
福島の原発事故の際に放射能被爆にヨードが防止剤となる。
だからヨウ素のうがい薬を飲んでもいいのではないか?
という情報がネット上で飛び交いました。
甲状腺に昆布などに含まれる安定ヨウ素が十分にあれば、
放射性ヨウ素は蓄積されずに尿と共に排出されるというのが専門家の共通した見解です。
とはいえ、食品から摂取する為にはそれこそ驚くほど大量の摂取が必要ですし、消化吸収にも時間がかかり、
含まれるヨウ素(ヨード)にも昆布や海藻の種類、採れる時期でも差異があります。
急にたくさん食べたからと言って即効で効果が出るわけではないので、
半分正解、半分間違いというのが真実です。
ましてやうがい薬を飲むのは胃腸を荒らし、かえって毒になるリスクの方が大きいでしょう。
即効性や集中的な摂取ではなく、普段の食生活で毎日少しずつというのが、健康にも一番いいのです。
過ぎたるは尚及ばざるがごとしというのは至言です。
どんなに健康に良いと言われるものでも一度に食べ過ぎればお腹を壊しますし、
科学的に取り出したサプリメントで一つの成分だけを過剰に摂取するのも、
自然な生物としての食生活からは外れています。
バランスや節度を欠けば、どこかに歪が生じます。
体を冷やすのはいけないからと言って極端に陽性の食品だけを取っていては、
体の陰陽のバランスは崩れて逆に便秘をはじめとした体のトラブルを引き起こします。
ヨウ素不足は甲状腺の機能低下を招き、妊婦の場合は死産や流産、
出生後の子供の発育不良や精神発達に悪い影響を及ぼしますが、
ヨウ素の過剰摂取は逆に甲状腺機能低下や腫れの原因になります。
普段からの適度な摂取、季節や自然のサイクルに応じた食生活で
体全体の機能のバランスを整えることで、
高い免疫力や抵抗力を身に着けるべきなのです。
何事もほどほど、陰陽や五行の緩やかで柔軟なバランスが大事です。
参考サイト レファレンス共同データベース
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実は緩やかに減少している日本の海藻消費
欧米では食品・医療・環境保護などの多角的な観点で注目が集まる昆布・海藻類ですが、実は日本では近年、下記のグラフのようにじわじわと消費が減少しています。
特に40代以下の若い世代での消費が少ないことがスーパーの購買調査などでも明らかになっています。
一つにはお弁当や外食、ファーストフードを含めた外食産業を筆頭に、
いわゆる食の洋食化が進んでいることが大きな原因です。
若いお母さんたちが家庭で作るメニューも洋食割合が高い傾向があり、
子供たちの好きなおかずもハンバーグや揚げ物、
グラタンなどの洋食メニューが常に上位を占めます。
私の経営するカフェでも、「子供が好きだから」「残さずに食べるから」という理由で
ピザやカレー、トマトソースのパスタを子供に食べさせる方が圧倒的。
しかし、旅や外食とは本来、旅先でしか味わえない味覚、家庭とは違う空間の中で
プロの料理を味わうといったことが、楽しみや豊かな経験となる側面があります。
普段食べない食材や味が舌にもたらす新鮮な刺激は子供の脳の発達を促します。
6歳までの子供の脳は五感から与えられる刺激によって発達していきますが、
常に一定の決まった刺激しか受けないと、それ以外の刺激を受容する機能は閉じてしまいます。
例としては日本語だけを聞いて育った子供は、日本語の音域以外の音を聞き取り、
認識・再現する能力は使われず退化していきます。
そのため日本語よりはるかに広い音域をもつ英語や中国語の発音が基本聞き取れません。
音としては聞こえても、認識・再生できないのでLとRの発音が使い分け出来ないという
語学勉強で最も多い苦戦の原因となっています。
また、普段食べなれない雰囲気や空間での食事は、食事マナーや公共マナーといった
人間的教養の貴重な体験的訓練の場でもあります。
子供が好むからだけではない、食の体験・味覚の体験は
賢く教養ある子どもを育てる為にはとても大切なのです。
味覚の面で言えば、ワカメにしろ、ヒジキの煮物にしろ、ビジュアルも味も地味な印象でうけとられがち。
ランチにトマトソースのパスタとサラダはおしゃれでも、
味噌汁とヒジキの煮物はイマイチ、と思う人は多いことも海藻離れの原因。
加えて総菜コーナーなどで購入しない限りは、インスタントやレトルトで
すぐ食べられるメニューではない事も海藻離れの原因のようです。
粉末出汁の素の濃い味に慣れてしまった人には、昆布で出汁をとるのが面倒、
味も物足りない印象で受け取られてしまいがち。
そのため、近年は子供を含めた若い世代での繊維質不足が指摘されています。
参照サイト 統計サイト GD Freak!
The Sankei News
ご飯がすすむ!手作り海藻ふりかけのレシピ
現代は女性も男性もとにかく忙しい人が多い時代。食事もなるべく手作りした方がいいことは
解っていても疲れて出来ない事もありますよね。
せっかく作っても、ビジュアルの地味さゆえか、ヒジキの煮物やワカメの酢の物など
子供は喜ばない事も多いようです。
そこでふりかけの登場です。
子供、特に幼児は何故か味付けのりが大好きな子が殆どですが、ふりかけ類も同様です。
特に市販のふりかけはアミノ酸調味料と塩分がたっぷり含まれているので、
ご飯にかけるとお米の甘みが増幅されて「美味しい!」と感じるからです。
加えて子供は塩味が大好き。酒の肴系も大好きな子が殆どです。
塩には成長に必要なミネラルがつまっていますし、
酒の肴の多くはタンパク質(肉や魚、卵・魚卵など)が多いので
やはり子供にとっては「身になる」ものだからでしょう。
ですから海藻類や小魚、鰹節を使った手作りふりかけは本来子供が好む味。
家庭で簡単に手作りできます。
過剰なアミノ酸調味料や添加物のない手作りふりかけならば手軽で安心、
子供も喜んで食べてくれます。
我が家では、このふりかけで握った残りご飯のおにぎりを置いておくと、
おやつ代わりに子供たちはぺろりと食べてしまいます。
材 料
(どれも可能であれば、汚染や薬品の心配のないオーガニックが望ましいです)・有機乾燥ワカメ
・有機乾燥ヒジキ
・有機ちりめんじゃこ(シラス干しではなく、乾燥品を)
・有機青海苔
・有機ゴマ
・有機鰹節
・天日塩
・有機梅酢
・有機味醂
・有機醤油
作り方
① ワカメ・ヒジキを焼きます。オーブン皿にそのまま、またはオーブンシートを敷き、ワカメとヒジキを広げて載せます。
150~160度のオーブン下段で10分程度焼きます。
オーブンによっても違うので、焦げない程度に様子を見ながら加熱してください。
鰹節も同様にするか、厚手の鍋などで乾煎りして、軽くほぐします。
② パリパリに焼きあがって冷めたら、手でほぐして粉々にしない程度に軽く潰します。
③ 小鍋に味醂をいれて煮切り、火からおろして醤油・梅酢を加えます。味はお好みで。
④ よく乾燥したボウルや容器に、ちりめんじゃこ、ワカメ、ヒジキなど調味料以外の
材料を入れて混ぜます。ゴマは軽くすり鉢で当たっておきます。
⑤ ④のボウルに③の調味料を、全体が気持ちしっとりする程度に加えてよく混ぜます。
⑥ しばらく放置しておいてから、焼き塩で味を好みに整えたら、消毒した瓶などに
詰めて出来上がり。保管は冷蔵です。
ご飯にかけるのは勿論、スライスした胡瓜に塩の代わりに混ぜて揉めば即席で一品に。
お椀に入れて熱湯を注げば簡易のインスタント和風スープにも。
調味料の加減で酸っぱめ、甘めなどお好みに調節してください。
入れすぎてべちゃッとした場合は、乾燥ワカメや鰹節などを増量して調節すればOKです。
おまけ
ヒジキと午房と人参をキンピラにしたものは、常備菜は勿論、サンドイッチの具にしても美味しいです。私のカフェではサンドイッチの定番メニュー。
出来ればマヨネーズは豆乳で手作りしましょう。粒マスタードを多めにして、
たっぷりの野菜と共にパンにはさめば、
ボリューム&ヘルシーなベジタリアン仕様のサンドイッチになります。
簡単豆乳マヨネーズ(卵不使用)
材料
・有機豆乳・有機植物油(菜種油または米油等、癖や香りのないもの)
・天日塩
・有機胡椒
・有機酢
・ココナッツシュガー
・好みでマスタード
作り方
① ボウルに豆乳と酢を入れます。目安は豆乳50ccに酢が10~15㏄。
② 泡だて器で豆乳と酢をよく混ぜたら、油を少しずつ加えてその都度かき混ぜます。
泡だて器はぐるぐるかき回して攪拌してください。(泡立てる必要はありません)
③ だんだん乳化してくるので、好みの固さになるまで油を加えて攪拌する作業を
繰り返し、塩・胡椒・甜菜糖とマスタードで全体の味を調えます。酸っぱめ、
砂糖多めにマイルドなど、完全に貴方の好みです。
※乳化がうまくいかないときは、
小麦粉を泡だて器に軽くまぶす程度につけると乳化促進されます。
※冷蔵保存で5日から一週間は使えます。
※油以外の材料をガラス瓶に入れて、少しずつ油を入れては蓋をして瓶を攪拌するを
繰り返して作ることもできます。汚れ物が少なくて済みます。
海藻や昆布は1000年以上引き継がれてきた、古くて新しいスーパーフード。
これまでの利用法にとらわれないメニューや手作りふりかけで
積極的に日常に取り入れて、平安美人の才色兼備にあやかりたいものですね。
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