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予防医学のプロが教えるアレルギーと油の関係性|アレルギーの人が摂取すべき油って何?

佐々木さゆり
NPO法人予防医療推進協会理事長 健康管理士/健康管理能力検定1級 食育インストラクター/心理カウンセラー 長年の医療機器・サプリメントメーカーでの経験を生かし独立。 これまで3万人を超える人の心と身体の健康に向き合う。 講演活動や執筆活動、個人指導を通して食と身体、 食と心の関係から食、睡眠など生活習慣の大切さを訴えている。 自身も便秘、花粉症、アトピー性皮膚炎、摂食障害などを克服。 40kg近いダイエットにも成功し、現在も維持している。 趣味は読書、論文を読み漁ること。動物と戯れること。 著書「本当は怖いデスクワーク」日本実業出版社

アレルギーと油の関連性


スギ花粉の飛散がピークを過ぎて花粉症の話題が少なくなってきましたが、
まだヒノキの花粉にアレルギーのある人にとっては辛い時期が続いています。

実は筆者もスギ・ヒノキの花粉には20年ちかく悩まされたひとり。


当時は朝、起きると目やにでまぶたがくっつき、まともに目が開けられないため、
濡れたタオルでまず目やにと取り除く事から1日が始まりました。

もちろんアレルギー性結膜炎だけでなくアレルギー性鼻炎もあったので、
1日中鼻がつまっているか一瞬鼻が通ったかと思えば、突然水のような鼻水がスタッと落ちる。

メイクなんて10分もてばいい方で、
3月中旬に入ると鼻水と涙でただれた皮膚に化粧品がシミて化粧さえ出来なくなるほどでした。

夜中に何度も鼻づまりで目が覚めたり、鼻炎薬の副作用で起こる眠気で日中のパフォーマンスは最悪。
学生時代は授業中の居眠りは当たり前、入社後の新人研修でも居眠りをする始末でした。

そして始まった筆者の研究生活。
その中でアレルギーを起こす原因のひとつとして注目したのが「アブラ」でした。

今回はそのあまりにも日常すぎて当たり前に使っている植物油について、
アレルギーと関連する部分をご紹介します。


そもそも皆さんが使っている、「サラダ油」って何?


IN YOU読者の皆さんはサラダ油は卒業された人が多いと思います。

あのアブラがいい!このアブラがいい!とアブラについては多くの話題に事欠きませんが、
多くの人が日常的の最も多く使用しているのがサラダ油かと思います。

しかし「サラダ油って何故、サラダ油と呼ばれるのでしょう?」

この質問に答えられる人はどれくらいいるでしょうか。


実はサラダ油とは1924年(大正13年)に当時、欧米では生野菜に塩と酢と油を混ぜたもの、
いわゆるドレッシングをかけて食べられていました。

まだ野菜と言えばおひたしや煮物など加熱して食べる習慣しかなかった日本で、
生野菜にドレッシングをかけて食べることを紹介しようと、
日本の企業が生野菜、つまりサラダにかけるために作った植物油がサラダ油なのです。

そして現在、サラダ油は日本農林規格(JAS)で
「精製油より精製度の高いもので、低温下においても濁ったり、
固化(固まる)することのないサラサラ感のある油」と定義されています。

「精製油よりも精製度の高い。」という時点で、
「大丈夫かな?」と不安になる人もいると思いますが、それについてはまた別の機会に。

いよいよ今年からアメリカで食品への使用が全面禁止されるトランス脂肪酸。日本はどうなの?サラダ油だけでなく、バターや牛乳にも含まれるから要注意?!という真相に迫ります。

ちなみにサラダ油やごま油などの植物油のボトルによく見られる「コレステロールゼロ」の表示ですが、
そもそもコレステロールは動物性の脂質に含まれているもので、
植物油でコレステロールゼロは当たり前であって特別なことではありません。

「コレステロールゼロ」と書いてあると、漠然と体にいいイメージがあるかもしれませんが、
そうでもないのが現実です。謳い文句に踊らされないようにしたいものですね。

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同じアブラでもこんなに違う!


アブラは栄養学的には脂肪酸と呼ばれ、その分子構造から主に肉類に多く含まれ、
常温で固形である事の多い飽和脂肪酸と、主に植物や、
に含まれその多くは常温で液体である不飽和脂肪酸に分けられます。

さらに不飽和脂肪酸オリーブオイルに多く含まれるオレイン酸などの
一価不飽和脂肪酸
多価不飽和脂肪酸に分けられます。

今回のテーマはこの多価不飽和脂肪酸についてになるのですが、
先程触れたサラダ油などに多く含まれているのはn-6系脂肪酸のα-リノレン酸やリノール酸です。

α-リノレン酸は亜麻仁油、えごま油の流行で知っている人も多いはず。
そしてリノール酸はLDLコレステロールを低下させると言われていますが、
これはあくまで「適量の摂取」そして「n-3系脂肪酸とのバランスがいい場合」での話です。

またリノール酸は体内でアラキドン酸という脂肪酸に変換されます。
アラキドン酸は体内で細胞膜の成分になったり、別名「やる気スイッチ」とも呼ばれるように、
脳では学習能力や記憶力に関わるなど重要な働きをするのですが、過剰になると炎症を促進してしまいます。

更にアラキドン酸リノール酸からの変換だけでなく、肉類などにも多く含まれています。


一方、α-リノレン酸は体内でまずn-3系脂肪酸のEPA(エイコサペンタエン酸)に変換され、
その後DHA(ドコサヘキサエン酸)に変換されるため、さまざまな健康効果がある!と話題になったのですが、
残念ながらその変換率はわずか10%前後だと言われています。

n-3系脂肪酸のEPAやDHAはアラキドン酸の働きに対して炎症を抑えてくれるという報告も多くあるため、
アレルギー体質の人には嬉しい成分でもあるのです。

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n-3系脂肪酸を摂ってるのに何故変わらない?


「亜麻仁油を摂ったけど変わらなかった。」「サバ缶もダメだった。」そんな声も少なくありません。
筆者もかつて亜麻仁油が苦手だったため、手軽なサバ缶を意識して摂っていた時期があります。

しかし最初の頃は効果を感じなかったのです。

何故ならn-3系脂肪酸の摂取量と、n-6系脂肪酸のバランスが悪かったからなのです。

いくらα-リノレン酸やEPA、DHAを摂ったところで、
市販のサラダ油を使った揚げ物や炒め物、肉類、卵などを多く摂っていると、
n-3系脂肪酸の炎症を抑える働きがn-6系脂肪酸の炎症を促進する働きに追いつかないのです。

自分は摂取していない、と思っているあなた、もしかすると、外食で食べていませんか?

どれくらいのバランスが理想的なのか?


一般的にn-6系脂肪とn-3系脂肪酸の理想の摂取割合は健康な人で、
n-6系脂肪酸 : n-3系脂肪酸=6:1だと言われています。

そしてアレルギー体質で花粉症など何らかのアレルギー症状のある人は、
n-6系脂肪酸 : n-3系脂肪酸=2:1が理想的だと言われています。

n-6系脂肪酸

くるみ油
ナッツ
卵黄
大豆油

n-3系脂肪酸

さば・イワシ
亜麻仁油
えごま油

ところが今の日本人の摂取バランスはというと6:1どころか、平均で10:1。

揚げ物炒め物やサラダにたっぷりのドレッシングや、マヨネーズ…
といった食生活をしている人では20:1だとさえ言われているのです。

花粉症などのアレルギーを持つ人が多いのも、
こうしたアブラの摂取割合が一因となっているのです。


アレルギー症状の名前をちょっと思い出してみて下さい。

花粉症はスギ花粉や、ヒノキ花粉、秋口のセイタカアワダチソウなど、
イネ科の花粉をアレルゲンとする「アレルギー性鼻炎」「アレルギー性結膜炎」「アレルギー性皮膚炎」の総称です。

最近、多いハウスダストやPM2.5などの化学物質をアレルゲンとする症状も同様で、
全て「炎」がつく炎症性の症状なのです。

また、アレルギーの方は、油を飲んだり、油をそのまま摂取するのではなく食品などなるべく、自然なものから摂取するといいでしょう。

もう日本で「魚食クライシス」という言葉が聞かれるようになって久しくなりますが、
アブラに焦点を当てるだけでもアレルギーの増加という現象の一因が見えてきましたね。


サラダをオーダーする時に油の種類も見ていますか?


単純にサラダ=ヘルシーではなく、そこにどんな調味料を使うか?市販のドレッシングにどんなアブラが使われているか?
ポテトサラダに使われているマヨネーズはどんなアブラを原料としているか?

マヨネーズに使用される卵にこだわりのあるものはよく見かけますが、
マヨネーズはその約80%がアブラなので卵同様にアブラにもこだわりを持って選んでみるといいですね。

または自分で作ってみるのもいいでしょう。

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ちなみに筆者はしそ油でマヨネーズを作っています。
亜麻仁油、えごま油、オリーブオイルなど色々試してみましたがしそ油が一番クセがないように思います。

油を選ぶ際は、必ずオーガニックのものを選んだり、動物性のものなら天然を選ぶことが大事です。

「アレルギー体質だから」と諦めたり「家系」や「遺伝」のせいにしたりするのは簡単ですが、日常の中にヒントが隠れています。

その前にちょっとアブラの質や、摂り方を変えてみてはいかがでしょうか。

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参考論文 :
n−3系多価不飽和脂肪酸の 各種病態に対する有用性の 検討
Effect of n-3 fatty acid supplement to patients with atopic dermatitis.

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佐々木さゆり
NPO法人予防医療推進協会理事長 健康管理士/健康管理能力検定1級 食育インストラクター/心理カウンセラー 長年の医療機器・サプリメントメーカーでの経験を生かし独立。 これまで3万人を超える人の心と身体の健康に向き合う。 講演活動や執筆活動、個人指導を通して食と身体、 食と心の関係から食、睡眠など生活習慣の大切さを訴えている。 自身も便秘、花粉症、アトピー性皮膚炎、摂食障害などを克服。 40kg近いダイエットにも成功し、現在も維持している。 趣味は読書、論文を読み漁ること。動物と戯れること。 著書「本当は怖いデスクワーク」日本実業出版社
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