アスリートフードマイスターが勧める「おにぎり」|あのイチロー選手も試合前に食べていた!? おにぎりは運動能力向上に役立つ食べ物だった!
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3月21日。イチロー選手が引退されました。
日米通算28年のプロ野球生活。とうとうこの日が訪れました。
私達に夢と希望、野球の楽しさ、そして野球だけに留まらず、
日々常に努力を重ねていく大切さを教えて下さったイチロー選手。
この28年間。多くの感動を私達に与えてくださいました。
読者の皆さんの中にも、
イチロー選手の活躍に胸を打たれた方は多いのではないでしょうか。
アスリートとして非常にストイックである、
そのイチロー選手を陰でこれまでサポートされていた弓子夫人。
そのサポートはイチロー選手の食生活にもとても大きく貢献されています。
試合前のおにぎりがイチローのパフォーマンス向上に繋がった
現役生活のホームでの試合前にはイチロー選手は
弓子夫人の握ったおにぎりを食べていたそうです。
その総数およそ2800個!
「3000個握らせてあげたかった」と会見で仰っていたことに
ネットではいろんな意見がありますが、
これまで第一線で頑張っている姿を一番近くで支えている側からみれば、
無念だったように伝わってきました。
イチロー選手のその悔しそうな表情に私は涙を流しながら見ていました。
そんなトップアスリートのイチロー選手の原動力であった、”試合前のおにぎり”。
なぜおにぎりがそれほど効果のあるものなのでしょう?
これから順を追って「試合前にはなぜおにぎりがいいのか」、
ということをお伝えしていきたいと思います。
通常のトレーニング期と試合期では、運動前に食べたらいい物が違う
トレーニング期に推奨の食事
通常のトレーニング期であれば、練習の3時間前までに
タンパク質・炭水化物・脂質・ミネラル・ビタミンといった5大栄養素が含まれた
主食・主菜・副菜・牛乳や乳製品・果物などバランスのよい食事をした後にトレーニングを行い、
次の食事までの捕食としてバナナやゼリー飲料といった軽食を摂取するといったことが
一般的な方法と言われています。
試合時、試合開始までのカウントダウンに何を食べるか。
これが試合期となると試合開始までのカウントダウンが始まります。
~試合前3時間前
試合当日は特別なメニューではなく、
いつもと同じメニューで食べなれたものを食べることが一番重要となってきます。
糖質は多め・脂質、タンパク質は少なめに
糖質はエネルギー源となるため多めに、脂質・タンパク質は胃腸の働きに影響するため
いつもより少なめに摂ることをおすすめします。
もうひとつ重要なのはビタミンC。
試合時に食事が摂れる時間帯が日によって変わることが多く、
しかも試合期となると緊張もあり、いつもよりストレスを感じてしまうため、
活性酸素が多く体内から排出されます。
そのため抗酸化作用のあるビタミンCの多い野菜や果物を
いつもより多めに摂る必要があります。
試合当日に生野菜はちょっと・・・
という方には無添加の野菜ジュースも効果的ですよ。
運動時間とエネルギー消費量は比例する
長い時間トレーニングを行うのであれば、エネルギー切れを起こしやすいので、その分、
余分にエネルギーを補給しなければなりません。
トレーニングでは疲れたら休憩ができますが、試合となるとそうはいきません。
試合を最後まで乗り切るためにも、パフォーマンスを最大限に出すためにも
エネルギー源の確保が必要となってきます。
そういった場合、試合までの最低1時間以上前といった時間になりますが、
捕食としておにぎりや麺類、パンを食べるといったこともします。
その一般的に良いとされているものが、イチロー選手にとっても毎日のルーティンとして
試合前に食べていた日本で古来よりエネルギー食として親しまれてきたおにぎり。
イチロー選手がおにぎりを食べていたタイミングは、
おそらくこのタイミングと思われます。
イチロー選手が試合前に食べていたおにぎりの具を知ることはできませんが、
他の現役プロ野球選手の奥様からお聞きしたおにぎりの具と我が家の定番の具を参考に、
紹介させていただきたいと思います。
試合時のオススメおにぎりの具
鮭おにぎり
とあるプロ野球選手の奥様もアスリートフードマイスターです。
その奥様もおにぎりを土日のデーゲームの試合時には作っていらっしゃるそうです。
中に入れる具として、焼鮭を入れて鮭おにぎりを作っているとお聞きしました。
鮭にはビタミンB12が多く含まれており、
身体中に赤血球を運ぶサポートをしてくれる働きがあります。
また鮭にはモリブデンも多く含むので、
体内の“ゴミ”である古い細胞を素早く処理してくれて肝臓の動きをサポートしてくれます。
海苔はつけずに塩おにぎり
「海苔は消化に時間がかかるため、使わない。」とその奥様は仰っておられました。
納得いきます。私はもともと海苔は巻かなかったのですが
その方法が合っていると改めて教えて頂きました。
白米でおにぎり
玄米や雑穀米といった米は消化に時間がかかるため、
いつまでも胃腸がもたれたままプレーをすることになりパフォーマンス低下にもなります。
普段は腹持ちがよく、食物繊維もたっぷりなのでおすすめなのですが
試合時には消化のよい白米でおにぎりを作りましょう。
梅おにぎり
これは我が家のおにぎりの定番。
おにぎりの具としてはちみつ梅をいつも入れて、持たせていました。
梅はクエン酸を含んでいるので疲労回復の効果も期待できます。
クエン酸は糖質と摂ることによりエネルギー代謝を助けてくれる働きもあります。
はちみつには殺菌作用もあります。
口当たりもいいので息子も好んでいました。
梅を入れることにより腐敗防止の役割もあります。先人の知恵が生きています。
食が細いお子様には、小さめのおにぎりをいくつか持たせることがおすすめ
おにぎりといっても、大きなおにぎりをパクッと食べれる選手もいらっしゃればそうでない選手もいらっしゃいます。
そんなときは小さめのおにぎりをいくつか持たせてあげてください。
我が家も下級生の頃は準備や片付けなどで食べる時間が取れないことがよくあり、
弁当の他に一口サイズの小さなおにぎりをたくさん持たせていました。
確実にエネルギー補給ができるのでおすすめです。
イチローも食べたおにぎり。世界へ発信した“おにぎりは日本の伝統的なエネルギー食”
改めて、今回のイチロー選手を支えた奥様のおにぎりのお話を聴き、
彼の功績から、日本にはこれほどまでに素晴らしい伝統的なエネルギー食があることを
世界に発信できたのではないでしょうか。
運動するお子様を持つお母さま方をはじめ、
アスリートをサポートする私達も補食を添加物の多い菓子パンにするのではなく、
愛情のこもったおにぎりで、
選手達のパフォーマンス向上を支えていきたいですね。
これからの時期は気温も上がるため、
おにぎりの温度管理、衛生管理には十分注意をしてくださいね。
イチロー選手、改めて28年間、感動をありがとうございました。
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出典:「イチローの流儀」小西 慶三
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