【風邪の段階・症状別】風邪のひき始めにオススメのた風邪の治し方。かんたんマクロビオティック・薬膳 お手当レシピ集
5歳の時から不調があればすぐに病院に行くしかないと思っていた。
私は5歳の頃からよく喘息の発作を起こしては病院に通った私は、何か不調があればすぐ病院に行くしかない。
という考えしかないような子供でした。そんな私が時が経ち、大人になってから少しずつ病院離れをして、
薬膳について学んでいくうちに、
これまでの自分のごく当たり前だと思い込んでいた考え方に違和感を感じるようになりました。
具体的には、何かあればすぐに病院に行き内容もわからず薬を飲み、
予防接種を受けることがどんどん人間を弱くしていっているのではないか、と感じるようになったのです。
医学は、私たちにとってとても大切な存在です。
しかし、私たち現代の人間はどんどん強くなる薬に守られすぎて、
どんどん免疫力を上げる力が減ってきているような気がします。
まだ、車もなくビルもなく西洋医学が広がっていなかった江戸時代、
人々は自然に寄り添い山にある野草や、畑で採れる野菜や果物のパワーを当たり前のように享受していました。
例えば、毎年インフルエンザウイルスが蔓延すれば予防接種をしますが、
また次の年には新しい新型のウイルスが生まれます。
そんな現代に生きる私たちは医学の力に頼りきり、毎年強い抗ウイルス薬の力でバリアを張る事よりも、
今一度、原点に立ち返って、
先人たちが考えてきた自然の力に頼りながら、
私たちが人間本来の持つ強さを取り戻していくことも、大切なのではないでしょうか?
今の私たちに何ができるのか?
今日は薬膳的観点から一緒に考えていきたいと思います。
(呼吸器系疾患の特徴)
呼吸器疾患は大気汚染やタバコ、ハウスダスト、ウイルスなど、外部からの汚れた空気によって引き起こされることが多く、
見た目の特徴は、顔は比較的青白く、ひどい時にはチアノーゼ状態となって唇や爪が紫色になることもあります。
薬膳での陰陽の考え方では肺は「陰」の臓器であり、基本的に呼吸器疾患は陰性と考えられていますが、
急性の気管支炎や、クルップ性肺炎などの急性で起こる症状や喘息の発作は「陽性」の症状と判断します。
【症状別】家庭でできるお手当方法と簡単なレシピをご紹介します
ここでは、呼吸器を中心に起こるいくつかの症状について、そしてそれぞれの疾患に対して家庭でもできる薬膳的お手当てや、レシピをご紹介していきます。
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喉の痛み、咳など風邪の症状を和らげ、気管支や肺を強くする食材とお手当レシピをご紹介します
空気が乾燥する今の季節はウイルス感染によって風邪を引くことも多いと思います。
外出から帰ったらこまめにうがいや手洗いをして感染予防擦ることとはもちろんですが、
病院でお薬を処方してもらう以外にも、自然の食べ物でケアすることで、
だんだんとウイルスに負けない身体を作っていくことができることもあります。
気管支や肺の呼吸器系疾患の場合、薬膳では「蓮根」を多用します。
風邪をひきやすいこの季節は、特に症状が出る前から、
ひじき蓮根やきんぴらにも、いつものお料理の中に蓮根を積極的に取り入れることをお勧めします。
喉の痛みを感じたときのお手当
⦅大根飴⦆の作り方
使うもの:生蜂蜜・無農薬の大根
大根のインチオシアネートの抗炎作用と蜂蜜の抗菌作用によって、喉を優しく潤しながら喉の炎症の悪化を防いでくれます。
●レシピ●
大根を1cm角のさいの目に切り、湯煎で消毒した瓶の中に入れたら、蜂蜜をひたひたに注ぎます。時々混ぜながら半日くらい置いておくと、大根から水分が出てくるので、
その上澄みを一日数回、気が付いた時にこまめに飲んで喉を潤しておく。
⦅黒豆の煎じ汁⦆の作り方
使うもの:生蜂蜜・無農薬の黒豆・水
黒豆の色素成分でもあるアントシアニンには抗炎作用があり、苦みの元でもあるサポニンは抗菌作用があります。
黒豆を煎じることでこの二つの成分がお湯に溶け出し、
天然のうがい薬として喉の痛みをケアしてくれます。
●レシピ●
黒豆(40g)をよく洗い、水(1ℓ)の中に入れて中火で30分煎じる。黒く溶け出したらお好みで蜂蜜を入れて一日3回50mlを空腹時に飲む。
⦅梨の蜂蜜煮⦆の作り方
使うもの:生蜂蜜・無農薬の梨
梨に含まれるソルビトールという成分は喉の炎症を和らげ肺を潤してくれます。また梨には解熱効果もあるのでインフルエンザなどの発熱時にもお勧めです。
●レシピ●
一口大に切った梨と、みじん切りかすりおろしたしょうが少々と、水100mlを鍋に入れて、蜂蜜を大さじ1入れたら落し蓋をして、弱火でじっくり20分ほど煮込んで下さい。
煮汁がなくなってきたら火を止めて熱々のうちに頂きましょう。
風邪のひき始めのお手当
⦅ニンニクの味噌玉⦆の作り方
ニンニクの匂いの元である「アリシン」は強力な殺菌作用があり、
風邪のひき始めに摂取することで、体内にウイルスが繁殖することを最小限に抑えることもできます。
疲労回復効果もある味噌と一緒に取ることで、食欲を取り戻していきましょう。
使うもの:無農薬にんにく・無農薬味噌・お湯
●レシピ●
ニンニク1片をオーブンかフライバンで焼きすりおろしたら味噌を小さじ1混ぜて丸めます。それをもう一度オーブンで焼いて焦げ目をつけたら180mlのお湯に一気に溶かして飲みましょう。
⦅梅しょうが湯⦆の作り方
倦怠感があり、食欲もない時は簡単で血行をよくするこちらの梅しょうが湯もおすすめです。
使うもの:無農薬梅干し・水・有機醤油
●レシピ●
すりおろしたしょうが1片と、火であぶり焦がした梅1個を湯飲みに入れて、熱湯180mlを注ぎ、小さじ1の醤油を混ぜて飲みましょう。
⦅金柑の塩煮⦆
お店で良さそうな金柑を見つけるたびに、
私が風邪引きでなくても、つい作ってしまいたくなるのがこの金柑の塩煮です。
その昔。中国では「風邪が流行れば金柑が売れる」と言われたほど、
ビタミンCたっぷりの金柑は風邪の妙薬となってくれます。
よくある甘露煮と違い、土鍋を使い、お砂糖を使わないで塩だけで煮込むので体を冷やす心配もなく風邪のひき始めのお薬になってくれます。
使うもの:無農薬キンカン・天然塩・お湯
●レシピ●
金柑を15個ほど用意してよく洗ったら、熱湯をさっとかけます。きんかんを土鍋に入れて塩を小さじ1ほどかけたら、蓋を菜箸などで塞ぎ、
弱火で20分くらいゆっくりと煮込みましょう。
金柑が焦げるちょっと手前に蓋を開けて汁がが出てくるのを確認したら、
その汁で一煮立ちさせて完成です。
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咳や痰で苦しい時のお手当
⦅蓮根ドリンク⦆の作り方
肺の様々な症状に効くと言われている蓮根は気管支を緩めてくれます。
喘息や風邪など様々な病気から起こる咳や痰の症状を助けてくれます。
葛を入れることによって、喉から気管支をゆっくり潤して、
通過していくため咳の症状を引き起こす気管支の刺激を和らげてくれます。
使うもの:無農薬レンコンまたはパウダー・天然塩・葛粉・水
●レシピ●
蓮根を大さじ3、しょうがを擦って絞ったしょうが汁を小さじ1/2,塩を少々、葛粉を大さじ1を水150mlを一緒に鍋に入れ、少しづつかき混ぜながら弱火にかけていく。
葛が透明になったらすぐに火を止めて完成。1日1〜3回摂取してください。
⦅蓮根ボール⦆の作り方
こちらも肺を強くする蓮根を使ったレシピです。
しっかりと油で揚げていく陽性のお料理方法なので、陰性の疾患である喘息による咳にもお勧めです。
使うもの:無農薬レンコンまたはパウダー・無農薬の油・無農薬の醤油
●レシピ●
すりおろした蓮根に、玉ねぎみじん切りと地粉を混ぜて丸くボール状にしたら、油でカリッと揚げてお好みで醤油などをかけて食べる。
*POINT:蓮根は捨ててしまいがちな節の部分に一番肺の薬効があると言われています。
黒いヒゲのような汚い部分は取り除きながら節の部分はしっかりと使うように心がけましょう。
発熱時のお手当
⦅豆腐パスタ⦆の作り方
38度以上の発熱で辛い時は、解熱剤で無理やり体温を下げるのではなく、
豆腐を使って少しづつ体温を戻していくことが大切です。
この豆腐パスタは、通常の解熱剤とは異なり、体外に発散しようとする熱を効果的に取り除いてくれるため、
ウイルスと闘う力を損なうことなく、心地よく熱を下げてくれます。
(注:熱が38度以下になったら体温が冷えてしまうのでお手当を中止して下さい。)
使うもの:無農薬豆腐・無農薬生姜・無農薬小麦粉
●レシピ●
①お豆腐をしっかりと水切りしてすり鉢などでペースト状になるようによく潰す。②豆腐の量の1割ほどのしょうがすりおろしを①に追加して、
少しずつ小麦粉を混ぜながら程よい硬さになるように混ぜていく。
③木綿の大きめなガーゼに②で作った豆腐パスタを2cmほどの厚さで伸ばし包んでおでこに乗せる。
*高熱の時はすぐに豆腐が熱くなってしまうので1時間から2時間おきに新しい豆腐パスタに交換して下さい。
豆腐パスタは熱とともに体内の毒素を吸い取ってくれているので、
一度使用したものは捨てて、新しい豆腐で作り直すようにして下さい。
普段の食事から少しづつケアをして、不調をはねのける体づくりをしていきましょう
気管支や肺はとても繊細な組織なので、タバコや不衛生な環境によって、
一度悪化してしまうとなかなか元に戻すのが難しい臓器です。
例えば、喘息持ちの人は普段からお料理の食材の中に蓮根を取り入れたり、
喉が弱い人は大根飴を常備しておくなどして、毎日少しづつ呼吸器を丈夫にしていくことがとても大切です。
ちなみに、私が社会人になってから再発した喘息は重症な方だと医者から言われていましたが、
この薬膳のお手当レシピを積極的に取り入れてからは薬も服用せずに、
ここ3.4年喘息の発作は起こらなくなりました。
それは恐らく肺や呼吸器が押さえつけられていた機能を回復して、
自然のパワーによるお手当料理によって、だんだんと本来の強さを取り戻してきたのではないかと思っています。
病院に行って抗生物質を服用したりすることなく、自然のパワーだけで体調を改善して、
自分の中にある本来のパワーを強くして行くことはとても大切ですが、
これらのお手当はあくまでもケアの一環で普段あり、
突然不調になってから薬膳的食生活に取り入れるのではなく、
健康な時にもバランスの良い食生活で過ごして行くことが最も重要です。
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