2019令和トレンドはこれ! いま欧米で大注目を集めるヴィーガンとパレオのいいとこどりのピーガンダイエットとは?
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私は洋服が大好きで、特にフレッドペリーというファッションブランドの大ファンです。
同ブランドのメインラインであるポロシャツはもちろんのこと、シャツやジャケットも何点か持っているのですが、
こうしたお気に入りの服をかっこよく着こなす上で欠かせないのが体形維持。
当サイトの読者の皆さんの中にも、好きな服を着こなせるように、体形を維持し続けたいと思っている方は多いはず。
そこで、海外のダイエット事情について調べてみたのですが、現在欧米諸国で人気を集めているのが、
「ヴィーガンダイエット」と「パレオダイエット」。
どちらも健康に良く、体形を維持する上ではもってこいの食事法
(※日本ではダイエットというと「減量法」という意味合いで認知されていますが、
海外では主に「食事法」という意味合いで使われています)なのですが、
何せ縛りが厳しいので、なかなか実践する勇気が湧いてこないんですよね。
そんななかで見つけたのが、ここ最近注目を浴びるようになってきた、
ヴィーガンとパレオを組み合わせた「ピーガンダイエット」という食事法。
今回の記事では、
ヴィーガンダイエットとパレオダイエットのルールやメリット・デメリットについておさらいし、
ピーガンダイエットの実践方法についてご紹介したいと思います!
ヴィーガンダイエットについておさらい
当サイトをご覧いただいている人の多くはは健康や食べ物について関心が高いかと思いますので、
ヴィーガンについて詳しくご存知の方も多いかと思いますが、念のため、おさらいしておきましょう。
「ヴィーガン」とは、「完全菜食主義者」を指す言葉。
肉や魚を食べない点は基本的にはベジタリアンと同じですが、
最も大きな違いは卵、牛乳、チーズ、バターなどの乳製品をはじめ、
はちみつ、ゼラチンなど、動物由来の食品を食べない点。
このことから、ヴィーガンは「最も厳格なベジタリアン」と表現されることが多いようです。
ヴィーガンダイエットで食べられる品目は、主に以下の通り(※あくまでも主だったものです)
・野菜
・果物
・穀類
・きのこ類
・ナッツ
ヴィーガンダイエットのメリット
最大のメリットは、動物性の食べ物を体から一切排除することによって、老廃物をデトックスできる点。
また、体の感覚器官の鮮明度が増し、集中力や五感が研ぎ澄まされる効果も確認されています。
ヴィーガンダイエットのデメリット
動物性のタンパク質を摂取しなくなるので、タンパク質が不足してしまうことも。
また、海外のセレブや有名人が積極的に取り入れて近年話題となっていますが、
栄養学に対する知識のない人(特に若い世代)がマネをして、骨のカルシウム密度が減ったり、
内臓や皮膚に障害を起こしたりする事件が起きています。
また、妊娠・授乳期間中のお母さんが実践すると、
胎児や乳児に必要な栄養素を与えられなくなってしまうリスクも孕んでいます。
パレオダイエットとは?
さて、ヴィーガンダイエットについては知っていても、パレオダイエットについては耳慣れない方も多いのではないでしょうか?
かくいう私も、ピーガンダイエットについて調べる前は、この食事法については全く知りませんでした。
パレオダイエットの「パレオ」という言葉は、「パレオシック=旧石器時代」からきていて、
人類が農耕を開始する前の時代(狩猟採集をしていた頃)の食生活を取り入れようというものです。
旧石器時代の原始人の食事にならって、野菜・木の実・肉・魚などを中心に摂取し、
穀類(米や小麦など)や糖質を避けるのが基本的なルールです。
また、牧畜が開始されてから登場した乳製品や、現代になって流通するようになった加工食品・調味料もNGとされています。
人類が誕生したのはおよそ260万年前で、農耕はわずか1万年前に始まりました。
「現代人の体質は旧石器時代以来あまり進化していないから、原始人と同じ食生活を送るのが最も健康的なはず」。
このような考え方が、この食事法を実践する人たちのライフスタイルの根幹にあるんですね。
パレオダイエットのメリット
炭水化物によるカロリーをカットできるのが最大の利点。
さらに、肉や魚から良質なタンパク質と脂質を摂取できるので、空腹感も感じにくくなっています。
また、アレルギーやアトピーの原因となる成分もカットできるので、皮膚系疾患の症状も緩和することができます。
パレオダイエットのデメリット
反対にデメリットについて見てみると、肉を多く食べることで、脂質やコレステロールの摂取量が増えてしまいがち。
また、穀類や乳製品から摂取できる栄養素(食物繊維やカルシウム)が不足してしまう可能性も。
さらに、パレオダイエットを始めると、それまで日々当たり前のように食べていた穀類を食べられなくなるので、
強いストレスを感じて、断念してしまうケースが非常に多いともいわれています。
ピーガンダイエットとは?
肉・魚・乳製品=NGで、穀類=OKのヴィーガンダイエット。肉・魚=OKで、穀類=NGのパレオダイエット。
どちらも、正しい知識を元に実践すれば健康にとても良いのは間違いないのですが、
いかんせん縛りが多くストイックなので、二の足を踏んでしまったり、
いざ実践してみても途中で挫折したりしてしまう人がたくさんいます。
「それなら、これら全く違う2種類の食事法の良いところを取り入れ、
効果的に健康的になれる新しい食事法を作ろう!」と、
米国クリーブランド医療センターのマーク・ハイマン博士が生み出したのがピーガンダイエットです。
ちなみに「ピーガン」とは、「パレオ」と「ヴィーガン」を組み合わせた造語。
最新のダイエット法として、主に欧米諸国を中心に注目を集めています。
食事の75%=野菜・果物・ナッツ類
残りの25%=肉・魚・グルテンフリー食品
これが、ピーガンダイエットの基本的なルール。
これだけだと、具体的に何がOKで何がNGなのかイメージできないという方もいらっしゃると思いますので、
海外のサイトの記事を参考に、下記のリストを作成してみました。
ピーガンダイエットで食べてもイイものリスト
・野菜 ― 血糖値の上がりにくいもの(でんぷん質を多く含む野菜はNG)
・果物 - 種類が多ければ多いほど理想
・ナッツ類 - ピーナッツ以外のもの(アーモンド、ピスタチオ、クルミなど)
・種 - フラックスシード、チアシード、パンプキンシードなど
・魚 - イワシ、ニシン、アンチョビなど、水銀濃度の低い魚
・肉 - グラスフェッド(放牧で育った家畜)と鶏肉が理想
・卵 - 必須栄養素やタンパク質を手軽に摂取できるため、ピーガンダイエットでは卵は摂取してもOK
・植物性油 - オリーブオイルやアボカドオイルなど
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¥ 5,596 (税抜)ピーガンダイエットで食べてはダメなものリスト
・乳製品 - 牛乳、ヨーグルト、バター、チーズなど。
牛由来の乳製品はNGだが、羊・ヤギ由来の乳製品は少量ならOK
・穀類 - グルテンフリーの全粒粉は少量ならOK
・豆類 - でんぷん質を多く含んだ豆類はNG。レンティル豆(平豆)はOK。
・白砂糖を多量に含んだ食品 - ケーキやキャンディなど
・精製油 - キャノーラ油、ひまわり油、コーンオイル、大豆油など
・加工食品 - ポテトチップスやコンビニ弁当など、添加物を多量に含む食品は全てNG
ヴィーガンダイエットやパレオダイエットほど縛りが厳しくないので、これなら無理せずダイエットに取り組めそうですよね?
もちろん、上記の食品ならなんでも良いという訳ではなく、
オーガニックの食品をチョイスするのは大前提のお話です。
その上でピーガンダイエットから始め、うまくいったら、
ヴィーガンがパレオのどちらかにチャレンジしてみるのも良さそうですね!
さて、私が以前書いた記事に、
「0か100で判断するなんてもう古い?ヴィーガンになれなかった方に朗報。今欧米で注目を浴びている新しい食のスタイル「リデュースタリアン」とは?」というものがありまして、
こちらでは、「肉の摂取量を減らそうと努力している人を「リデュースタリアン」とカテゴライズすることで、
無理せず肉の消費量を減らしていこう!」という考え方を広めているイギリス人実業家の取り組みをご紹介しました。
今回ご紹介したピーガンダイエットも、これと全く同じ考え方。
ストイックさが先行しているダイエット業界を見直し、無理なく取り組める方法として編み出されたものです。
こうした、欧米諸国で注目を集めている最新の取り組みが、日本でももっと広まればいいですよね。
出展
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