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0か100で判断するなんてもう古い?ヴィーガンになれなかった方に朗報。 今欧米で注目を浴びている新しい食のスタイル「リデュースタリアン」とは?

ハウレットハヌル
北海道北斗市「ハウレット農園」園主・ハウレット・ハヌル 北海道函館市生まれ・七飯町育ちの在日カナダ人。カナダ・オンタリオ州の大学で環境学と英文学を専攻。帰国後は、翻訳・ライターとして活動する傍ら、北海道北斗市でブルーベリー・カシス栽培農園を開園。道南地域の食に携わる人々を繋げるコミュニティ「Slow Food Hokkaido Nishi」事務局長。好きな言葉は「人事を尽くして天命を待つ」。持続可能な農業を目指して、今日もモノづくりに励んでいます。

最近よく聞くようになった「ヴィーガン」。
肉はもちろん、乳製品を食べないライフスタイルとして日本にも定着しつつあります。

でも、ヴィーガンになるにはハードルが高くて、
なかなかすぐには肉や乳製品をやめられないという方も多いのではないでしょうか?

かくいう私も、ヴィーガンになろうとして失敗した経験があります。
普段から当たり前のように摂取していた肉や乳製品をいきなり断とうとしても、
誘惑に負けて、ついつい外食先で肉の入ったメニューを注文したり、
家でプリンやヨーグルトを食べたりしちゃうんですよね。

ところが、ここ最近、欧米では、ヴィーガンになりたくてもなれない人たちの間で、
動物性の食べ物の消費量を少しずつ減らす「リデュースタリン」という概念が定着し始めています。

こちらの記事では、今熱い注目を浴びている新しい食のライフスタイルについてご紹介します!


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肉・乳製品は環境に大きな負荷を与えている




まずはリデュースタリアンについてご紹介する前に、
肉・乳製品の消費量をなぜ減らさなければならないのか?
色々なデータをもとにご説明いたします。

昨今、電気自動車の普及率が上がり、風力・太陽光発電など、
自然エネルギーが各国で盛んに取り入れられていますが、
それだけでは、地球温暖化を根本的に解決することは不可能だと言われています

なぜなら、世界全体の温室効果ガス排出のうち、実に約2割が畜産業関連によるものだから
(カナダ・ダルハウジー大のネーサン・ペルティエ教授が2009年のシンポジウムで発表したデータ)
さらにペルティエ教授によれば、先進国の食肉消費のうち牛肉が占める割合は3割に過ぎないものの、
畜産業全体の排出ガスの8割は牛肉生産に起因しているそうです。

また、イギリス・オクスフォード大学が行った調査報告書にも、
畜産業関する興味深いデータが記載されていました。

・牛肉のタンパク質1キロと、グリーンピースのタンパク質1キロを比較した場合、
温室効果ガス排出量は牛6倍。必要とする土地は36倍。

・肉と乳製品は、人間が食べているカロリーの18%。タンパク質は37%。
しかし、世界全体の農地利用は83%(飼料を育てるための穀物の農地も含む)


この他にも、畜産業(家畜を放牧するグラスフェッドは別にして)が、
いかに環境に負荷を与えているかを示すデータはたくさんあります。
ですが、上記のデータをご覧いただいただけでも、肉の消費量を減らすことが、
温室効果ガスの排出量を減らす上で最も効果的な方法であることをご理解いただけたのではないかと思います。

現在、ベジタリアンやヴィーガンといったライフスタイルが急速に普及していることからも見て取れるように、
世界では、肉の消費量を減らして、環境に負荷を与えない方向へシフトしていこうという動きが出てきています。


その最先端を走っているのがデンマーク。

環境問題に対して意識が高いデンマークでは、今、肉の消費を減らすために、
最も負荷の大きい牛肉に対して環境税を加える法案を制定しようとしています

環境に負荷を与える食べ物には、それに見合った税率を課して、その税金をもとに、
野菜農家に補助金を与えようという試みです。

デンマークは他にも様々な取り組みを行っており、
日本も今後見習うべき点が多いように感じます。

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イギリス人の実業家ブライアン・ケイトマンによって
生み出された「リデュースタリアン」



肉の消費量を減らすための取り組みは、デンマーク以外の多くの国でも行われています。

例えばイギリスで今一番ホットなのが、ポール・マッカートニーが提唱している「ミートレス・マンデー」。
これは、ベジタリアンのポール・マッカートニーが、「皆が自分のようにいきなりベジタリアンになるのは難しいから、
週に1日だけ肉を食べない日を作って、
地球の環境問題緩和に貢献しよう!」というスローガンの下、発足したキャンペーンです。

そして、ここからが本題。
リデュースタリアンがどのような経緯で提唱されたのかをご紹介したいと思います

まず「リデュースタリアン」という言葉の意味についてですが、これは「reduce(減らす)」と
「vegetarian(ベジタリアン)」を組み合わせた造語。

肉を一切食べないベジタリアンやヴィーガンではなく、
肉を減らす(reduce)努力をしている人」という位置付けで使われている言葉です。

この言葉を発案し、世界に広めているのが、イギリス人の若き実業家ブライアン・ケイトマンさん。
ケイトマンさんは、元々ニューヨークでリサイクル事業やコンポストの推進運動を行っていたのですが、
様々なデータを調べていくなかで、
肉の消費量を減らすのが最も効果的なアクションなのではないかと次第に考えるようになっていったそうです。

そこで、「まずは自分がヴィーガンにならなければ、
今後様々な活動を行っていく上で説得力がないのでは?」と考え、
家族や友人に「今日からヴィーガンになる!」と公言。
動物性の食べ物を一切食べないように心がけるようになりました。


が、言うは易く行うは難し。
ヴィーガンになると決めたわずか数日後からは、
どうしても誘惑に勝てず、こっそりベーコンやフライドチキンをちょくちょくつまみ始めたそうです。

日中は野菜だけを食べ、夜はこっそり肉を食べる。
そんな食生活を送るうちに、当然、すぐに家族や友人にバレて、
笑われたり、馬鹿にされたりするようになってしまいました。

普通なら、そのままズルズルと以前と全く同じ食生活に戻ってしまいそうなものですが、
ケイトマンさんは諦めませんでした。
発想を転換させて、「肉の消費量を減らすために努力している人=リデュースタリアン」と、
自分をカテゴライズすることにしたのです。

こうして彼が提唱したリデュースタリアンは、同じくベジタリアンや、
ヴィーガンになることを諦めた人たちから大きな共感を呼び、短期間で広く定着。
2018年9月には、ロサンゼルスで、リデュースタリアンを広める、
ザ・リデューサタリアン・サミット」が開催されました。


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リデュースタリアンサミットで発表された、4つの信条



そのサミットで発表されたのが、以下の4つの信条。

0か100で物事を判断しない

アメリカ人の年間の肉の消費量は125キログラム。
まずは消費量を10%減らして、
年間の消費量を100キログラムにしよう!

「いきなり」ではなく、「少しずつ」を心がけよう

肉を日常的に摂取している人が、いきなりベジタリアンやヴィーガンになるのはなかなかハードルが高い。
「ヴィーガン・ビフォア・シックス」、「ウィークデイ・ベジタリアン」、
「ミートレス・マンデー」など、様々なキャンペーンに参加して、無理せず、少しずつ肉の消費量を減らしていこう!

モチベーションは人それぞれ

健康、環境、倫理、お金の節約など、動物性の食べ物の消費量を減らす理由は人によって違うはず。
どれも意味があって、どれも素晴らしい!

リデュースタリアンは仲間同士

リデュースタリアンは皆、現在の動物中心の農業を縮小させるというゴールを持った仲間同士。
向かっている方向が同じなのだから、「それしか頑張れないの?」とか、
「それじゃリデュースタリアンとはいえないよ」などと言って、相手を批判することはやめよう!

最後に



リデュースタリアンの最大の魅力は、その柔軟性にあるんじゃないかな、と私は思います。

例えば、最初の1か月間で、現在の食事で摂取している肉の量の10%だけカットするように心がけたり、
サラダのチキンを豆腐に変えてみたり、1週間のうち1日だけ肉を食べないようにしたり。
厳密なルールはなく、それぞれのペースで取り組めるのがいいですよね。

詳しい情報は、先ほどもご紹介したリデュースタリアンのホームページ
https://reducetarian.org/
に記載されていますので、(言語は英語しかありませんが)ご興味のある方は是非覗いてみてください。
サミットの様子もこちらからご覧いただけます。

冒頭でも触れたように、このまま肉・乳製品の大量生産・大量消費を続けていけば、
そう遠くない将来、今の食料生産システムは破綻するといわれています。

それを防ぐためにも、今から少しずつでも肉の消費量を抑えて、環境に貢献していきたいですね。
皆で力を合わせて、日本にもリデュースタリアンを広めていきましょう!

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出典
肉の二酸化炭素排出量について

リデュースタリアンについて

リデュースタリアンについて2

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北海道北斗市「ハウレット農園」園主・ハウレット・ハヌル 北海道函館市生まれ・七飯町育ちの在日カナダ人。カナダ・オンタリオ州の大学で環境学と英文学を専攻。帰国後は、翻訳・ライターとして活動する傍ら、北海道北斗市でブルーベリー・カシス栽培農園を開園。道南地域の食に携わる人々を繋げるコミュニティ「Slow Food Hokkaido Nishi」事務局長。好きな言葉は「人事を尽くして天命を待つ」。持続可能な農業を目指して、今日もモノづくりに励んでいます。
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