体内毒素のデトックスにおすすめなローヴィーガンの魅力とは?あの世界的アスリートも実践した食事法を詳しく解説します!
体内毒素のデトックスにおすすめなローヴィーガンの魅力とは?あの世界的アスリートも実践した食事法を詳しく解説します!
皆さんこんにちは!
突然ですが、皆さんは「ローヴィーガンダイエット」という言葉を聞いたことはありますか?
動物性食品を一切摂らないヴィーガン食に加え、その中でもローフード(生の食材)もしくは40~48℃以下で加熱したものしか口にしないという制限のある、数あるヴィーガン食の中でもストイックな種類の食生活の一つです。
北米では、プロテニスプレーヤーのビーナス・ウィリアムズさんがシェーグレン症候群(涙腺や唾液腺など、全身の外分泌腺が慢性的な炎症に侵されることで外分泌腺が破壊され、ドライアイなどの乾燥症状が起こる)を発症したことを公表し、その治療の一環としてローヴィーガンに切り替えたことも明らかにしたことで注目されました。
このローヴィーガン食は、健康効果・減量効果などが主な効果として挙げられますが、
実は「デトックス」という側面から見ても、とても効果的な食事法です。
今回はそんな「ローヴィーガン」についてご紹介します。
体内に毒素が溜まりやすい現代人の生活。ローヴィーガンの背景
忙しい毎日。
大気汚染、環境破壊などの地球環境に関する深刻な問題。
実は現代の生活は毒素・有害物質が溜まりやすい環境が多く、そして体外に排出できる機会が非常に少ないと専門家が指摘していることをご存知でしょうか?
残念ながら、私たちは毎日口にする食べ物や水、呼吸する空気から有害物質を体内に取り込んでいます。
そして、その毒素・有害物質が蓄積すると、疲れを感じるようになったり、アレルギー反応や頭痛などに悩まされるようになり、それが酷くなると慢性的な健康問題へと発展していきます。
人の体内には元々排出機能が備わっているのですが、その時起こる症状が風邪などの症状ととても似ているため、私たち自身では見分けがつきにくいです。
また、その症状が仕事などに支障をきたすので薬を飲んで症状をすぐに抑えようとするのが一般的です。
もしその症状が、有害物質を体外に排出している症状だったとしたら?
そう、薬によってそこで排出が止まってしまうので、体内に毒素が残ってしまうことになります。
また、私たち人間は他の動物のように「今自分の身体に必要な食材や成分」が本能的に分かるわけではありません。
なので、身体が欲しているデトックスに必要な食材は、意識的に摂らなくてはいけないのです。
ローヴィーガンが摂取、植物性ローフードのススメ
植物性のローフード(生の食材)は、栄養価が高いだけではありません。
抗酸化作用や、植物自体が有害物質から身を守るために作り出す「ファイトケミカル」が豊富で、有害物質から私たちの身体を守り細胞の再生を促してくれます。
生の野菜や果物を食べるとそれらの栄養素が効率的に体内に吸収され、その効果を十分に発揮することができます。
その結果、老廃物を体外に排出するデトックスが期待できるのです。
因みにデトックスの仕組みというのは、私たちの排泄器官(肝臓・腎臓・腸などの器官)を通して体内をきれいにしていくもの。
食べたもの自体が毒素を排出するというよりは(成分によってはそういう場合もありますが)、一般的に食べたもので、有害物質を排出する機能を持っている内臓器官などを元気にし、デトックスを促していくのです。
例えば、毒素などの老廃物をろ過する機能がある腎臓。
ローフードを摂って腎臓の機能を高めることで、身体がデトックスできるように手助けすることができます。
ローヴィーガンの食事では、特に果物がデトックスに効果的!
特に果物は身体をきれいにする(クレンジング)に最適な食材のひとつであることはご存知でしょうか?
体内の水分補給には果物が効果的で、それらに含まれる水分は水を飲むよりももっと簡単に細胞内に水分を供給できると言われています。
この理論によると、よく世間で言われるような「一日にたくさん水を飲む」ということは勧めていません。
特に腎臓機能が弱っている時にそれをしてしまうと、身体には逆効果。
そういう時は、果物を摂るのがおすすめです。
果物を食べると弱った腎臓機能が改善され、有害物質を体外に排出するデトックス機能が高まり、私たちの身体に良いと言われています。
特に、果物の中でもレモン、すいかなどが特に効果的と言われています。
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身体の酸化にもローフードが効果的
体内の老化の原因ともなる酸化。もし、身体の酸化が気になる方は、アルカリ性のものを食べて体内のバランスを保つことが勧められています。
特に新鮮な果物や、やわらかい葉物野菜には、身体をアルカリ性にする(酸性に傾いた体内のバランスを整える)カルシウムやマグネシウムなどが豊富に含まれています。
体内をアルカリ性にする食材は、酸性の老廃物を体内組織から磁石のように引っ張り出し、体外に排出する働きを持っているので、こちらもデトックスに一役買ってくれます。
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そもそもローヴィーガンの食事とは?
ローヴィーガンの食事のルールは、「動物性の食材を一切摂らない」というヴィーガン食に加え、「それらを生で(もしくは45℃以下で加熱したもの)しか食べない」という制限があります。
食材は加熱すると、
◆ビタミンやミネラルなど多くの栄養素が破壊されてしまう
◆食材を加熱調理せずに口にすることで、食材(植物)に含まれる栄養素を無駄なく取り入れることができる
という考えがもとになっています。
また、加熱調理そのものが身体にとって有害な物質をつくり出すという考えも少なからず存在しており、そのような観点からローヴィーガンの食生活を実践している人もいます。
ローヴィーガン食は、食材そのものに制限がかかるだけでなく加熱ができないので、調理法も限られています。
ただ、一般的な調理法とは違っていて面白いので、慣れてきたら自分なりのアレンジが楽しめるようです。
また、調味料に関しても製造過程で加熱処理されているものもあるため、使えないものも多くありますが、基本的には非加熱のものを使えば問題ありません。
意外と多くの調味料が使えるので、様々なバリエーションの料理が楽しめそうです。
そこで、ここでは簡単に、
・食べていい食材
・避けるべき食材
・基本的な調理法
この3つをご紹介していきたいと思います。
ローヴィーガンの食事のルールその1:食べていい食材
まずは食べていい食材ですが、基本的には加熱せずに食べられる、未加熱でも毒性のない植物性の食材ならOKです。
【食べていい食材】
・野菜
・果物
・加熱していない穀物・豆類
・生のナッツ類
・加熱処理されていないナッツバター
・低温圧縮製法で作られた油
・味噌やキムチなどの発酵食品
・海藻類
・ピュアメープルシロップ
・加工されていない生のカカオパウダー
・生醤油
・非加熱のお酢
※発酵食品は発酵を続けているという考えから、「生の食材」として捉えています
・野菜
・果物
・加熱していない穀物・豆類
・生のナッツ類
・加熱処理されていないナッツバター
・低温圧縮製法で作られた油
・味噌やキムチなどの発酵食品
・海藻類
・ピュアメープルシロップ
・加工されていない生のカカオパウダー
・生醤油
・非加熱のお酢
※発酵食品は発酵を続けているという考えから、「生の食材」として捉えています
ローヴィーガンの食事のルール2:避けるべき食材
次に避けるべき食材ですが、基本的に加熱処理した食材は避けましょう。【避けるべき食材】
・加熱した野菜・果物・穀物類など
・パンや焼き菓子
・ローストされたナッツ
・塩
・精製された食材(油や砂糖、小麦粉など)
・低温殺菌されたジュースなど
(一般的に63℃以上で加熱されている為)
・コーヒーやお茶類
・アルコール類
・加工食品やスナック菓子など
・加熱した野菜・果物・穀物類など
・パンや焼き菓子
・ローストされたナッツ
・塩
・精製された食材(油や砂糖、小麦粉など)
・低温殺菌されたジュースなど
(一般的に63℃以上で加熱されている為)
・コーヒーやお茶類
・アルコール類
・加工食品やスナック菓子など
気を付けることは、食材そのものはローヴィーガン食材として食べられるものでも、加熱処理、殺菌処理、加工されたものはNGということ。
この点から考えると、レストランに行ったりデリなどで買うのではなく、全て自分で作った方が安全です(その場合、保存料などの心配もなくなり一石二鳥かもしれませんね)。
ローヴィーガンの食事のルールその3:基本的な調理法
最後にローヴィーガン向けのユニークな調理法ですが、以下のような調理法が勧められています。
◆ジュースにする
野菜や果物を主に使います。
簡単な朝食にぴったりですし、なにより、多くの野菜や果物を一気に取れることが魅力です。
◆ブレンドする
ドレッシングだけでなく、野菜やハーブ、ナッツをブレンダーにかけてソースを作る人もいます。
市販のものはほとんど加熱されているので、この様に手作りすると材料を調整できるので、ローヴィーガン食として食べることも可能です。
◆水に浸す
豆や穀物は乾燥したままだと食べづらいので、水やミルクに浸して柔らかくします。
オーツ麦を(植物性の)ミルクに一晩つけたオーバーナイト・オートミールはとても簡単で、栄養価の高い朝ごはんの代表です。
◆発芽させる
スプラウティングといって、穀物、主に豆を発芽させて食べます。
北米では、発芽用の豆もよく売られていてそれを発芽させると、もやし(に似たもの)が育ちます。
◆乾燥させる
野菜や果物を乾燥させて食べることも可能です。
特に野菜や果物は乾燥させると手軽なスナックになりますし、栄養価も高くなります。
ローヴィーガン実践者は何を食べている?
さて、ローヴィーガンを実践している人たちは何を食べているのでしょうか。
ここでは簡単に食事例をご紹介したいと思います。
朝食
◆野菜と果物を入れたスムージー◆チアシードを植物性ミルクに漬けたプディング
(チアシードを植物性ミルクに一晩漬けたもの)
◆オーバーナイト・オートミール
(オーツ麦を植物性ミルクに一晩漬けたもの)
など
昼食
◆サラダ◆コールドラップ
(アボカドなどの野菜、キムチなどをケールやレタスでくるんだもの)
夕食
◆ズッキーニ・ヌードル(ズッキーニを麺のようにカットしたものにソースをかけたもの)
◆ローヴィーガン用のパッタイ
(ズッキーニヌードルに生のアーモンドバターやゴマのペーストを使ったソースをかけたもの)
など
ヴィーガン食としての効果も健在なローヴィーガンの食事法
先ほど、ローフードのデトックス効果についてご紹介しましたが、ヴィーガンの要素も入っているローヴィーガン食は、ヴィーガンとしての効果もしっかり実感することができます。
よく言われる主な効果は、
◆心臓病の改善
◆糖尿病のリスクを下げる
◆減量効果
【心臓病の改善】
ローヴィーガンが食べる野菜・果物・穀物・種子類には、血圧を下げる、心臓疾患のリスクを下げるなどの効果があるものが多く、毎食摂取することでしっかりとした効果が得られるでしょう。
因みに、ヴィーガンは高血圧のリスクを75%低く、心臓疾患からの死のリスクを42%低くすることができることが研究で分かっています。
ローヴィーガンが食べる野菜・果物・穀物・種子類には、血圧を下げる、心臓疾患のリスクを下げるなどの効果があるものが多く、毎食摂取することでしっかりとした効果が得られるでしょう。
因みに、ヴィーガンは高血圧のリスクを75%低く、心臓疾患からの死のリスクを42%低くすることができることが研究で分かっています。
【糖尿病のリスクを下げる】
野菜と果物を主に食べる習慣は、糖尿病2型のリスクを下げること、含まれる食物繊維が血統意を下げ、インスリン分泌を増加させることはよく知られています。
ヴィーガンは糖尿病2型のリスクを12%下げ、様々な食事法の中でもヴィーガンが最も効果的なことが研究で分かっています。
野菜と果物を主に食べる習慣は、糖尿病2型のリスクを下げること、含まれる食物繊維が血統意を下げ、インスリン分泌を増加させることはよく知られています。
ヴィーガンは糖尿病2型のリスクを12%下げ、様々な食事法の中でもヴィーガンが最も効果的なことが研究で分かっています。
【減量効果】
生の食材しか食べないローフード(ローヴィーガンを含む)食は、食べられる食材そのものに脂肪分がとても少ないので、自ずと体脂肪が減っていくと言われています。
ローフード食を食べる生活を3.5年以上続けている人を対象とした研究では、平均で、始める前より10~12Kgほど体重が落ちていることが分かりました。
また、ローヴィーガン食を食べている人の体脂肪率は、普通の食事(この研究では一般のアメリカの食生活)をしている人に比べて7~9.4%も低かったことも分かっています。
生の食材しか食べないローフード(ローヴィーガンを含む)食は、食べられる食材そのものに脂肪分がとても少ないので、自ずと体脂肪が減っていくと言われています。
ローフード食を食べる生活を3.5年以上続けている人を対象とした研究では、平均で、始める前より10~12Kgほど体重が落ちていることが分かりました。
また、ローヴィーガン食を食べている人の体脂肪率は、普通の食事(この研究では一般のアメリカの食生活)をしている人に比べて7~9.4%も低かったことも分かっています。
ローヴィーガンの食事法を試すなら、まずは短期間がおすすめ!
いかがでしたでしょうか。
ローヴィーガン食のことを少しでも知って頂けたら幸いです。
先ほども少し触れましたが、世界ランク上位の常連でグランドスラムを7回達成しているビーナス・ウィリアムズさんは、2004年に、シェーグレン症候群を発症(珍しい自己免疫疾患でめまい、
筋肉のかゆみや関節痛などを伴います)、2011年に治療に専念することを発表し世界を驚かせました。
そして2012年に復帰。
世界ランク134位まで落ちたランクを一気に24位まで引き上げ、2015年にはトップ20まで上り詰めました。
彼女は完全なるローヴィーガンの食事法を実践し、その効果を大絶賛しています。
ローヴィーガン食にチャレンジしたい人が今でも多くいるのですが、専門家はまずは短期間で試してみることを薦めています。
というのも、一般的な食生活とあまりにもスタイルが異なるため、急に100%変えてしまうと身体にも負担がかかるそうです。
まずは週末だけ。身体が慣れてきたら少しずつ日数を増やすなど、徐々に進めていくのがいいとのこと。
デトックス目的の方は、週末は完全ローヴィーガン食、それ以外はローヴィーガン食を心がけた少しゆるめの食事、などでもいいかもしれません。
北米ではよく短期集中型のデトックスプログラムがありますが、それも3日プランから始められるので、まずは肩の力を抜いて気軽に始めてみるのもいいかもしれませんね。
一見ストイックな食生活に見えますが、実は少しずつ始めることで気軽に始められますよ。
忙しい日々で毒素の溜まってしまった身体には、最適のデトックス方法かも知れません。
今年は、ローヴィーガン食を取り入れて、こまめに体内のメンテナンスをしてみませんか?
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参考:
Heal Your Life, A 28 Day Detox Plan
Healthline, How to Follow Raw Vegan Diet: Benefits and Risk
Spoon University, A Recap of My 28 Day Raw Vegan Detox Program
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