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紫外線に当たるだけではシミはできません。シミの本当の原因を解消し、美肌を保つ鍵は「食べる油を見直すこと」にあり

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こんにちは。
ナチュラルライフアドバイザーの工藤万季です。

高価格なコスメを使ったり、エステに通ったりしないと美肌は保てない…
そんなふうに思っていませんか?

ですが綺麗なお肌には、表面のケアよりも食べるものを見直して内側からのケアを重視する方が、長い目で見て有効です。

「美肌のためには食べ物が大事」とは多くの女性が認識していることだと思いますが、
意外に知られていないのが「食べている油の質が肌の美しさを左右する」ということです。

いくら新鮮な野菜や果物をたっぷり食べていても、
摂っている油を間違えれば、シミやシワを積極的に招いているのと同じこと
です。
そんな恐ろしいことはありませんよね。

意外と怖い植物性油脂。サラダ油や、キャノーラ油は危険・・?

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そしてその間違った油というのが皮肉にも、ヘルシー志向で美意識の高い女性の多くが好んで摂取している、植物性油脂なのです。

家庭や飲食店で一般的に使われているサラダ油(キャノーラ油、菜種油など含む)、
非常に多くのお菓子や加工食品に含まれる植物油脂、美容と健康に良いと流行っているオメガ3やフィッシュオイル…


あなたも良かれと思って積極的にこういった油をチョイスしていませんか?


ですが肌悩みに限らず、代謝の低下や生理痛、PMSなど現代人の身体の不調の大きな原因の一つには、上に挙げたような植物性油脂の大量摂取があります。

シミやシワを「歳だから仕方ない」「あって当たり前」と思って受け入れるのも、一つかもしれません。
でもわたしは食べるもの、特に摂取する油次第で「シミやシワは当たり前ではないもの」になると考えています。

今日は油とお肌の関係についてお話したいと思います。

紫外線だけではシミはできない!

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シミの原因は紫外線と言われますが、実は紫外線に当たるだけではシミはできません。
シミとは紫外線だけでなく、体内にアルデヒド、それにストレスホルモンのエストロゲンがあって初めてできるものです。

シミの材料「アルデヒド」を生み出す体に悪い植物性油脂

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そして「アルデヒド」という毒性の物質を生み出すのが植物性油脂なのです。
アルデヒドを生み出す油はその組成から、「長鎖不飽和脂肪酸」(別名「プーファ」)と呼ばれます。

ここで簡単に、「長鎖不飽和脂肪酸」(プーファ)がなぜ身体に良くないのかを説明します。

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脂肪酸は炭素と水素からできています。

「不飽和」という言葉から分かるように、「不飽和脂肪酸」では水素と炭素の数が釣り合っておらず、余ってしまっている炭素があります。
炭素の手が余っていて、飽和状態ではないので「不飽和」と言います。
手が余っている炭素は、他の手が余っている炭素と手をつなぎます。

これを「二重結合」というのですが、この二重結合した炭素はさらに酸素と結びつきやすくなります。
つまり酸化しやすくなるということです。

そして酸化する過程で、毒性物質「アルデヒド」が発生します。
私たちの身体の中で長鎖不飽和脂肪酸がエネルギーとして使われると、アルデヒドが発生します。

例えば紫外線がガソリンだとすると、アルデヒドはオイルにあたります。
ガソリンだけあってもオイルがなければ車は走りません。

これと同じで、紫外線だけあっても本来シミはできにくいのですが、そこにアルデヒドがあることでシミができやすくなるのです。

他の病気にも同じことが言えます。
ガソリンだけあってもアルデヒドという「オイル」がなければ炎症は起きませんから、病気にはなりません。
アルデヒドがあって初めて病気になるのです。

肌の生まれ変わりも邪魔するアルデヒド

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皮膚のピチピチした弾力性の主体はコラーゲン、エラスチンといったタンパク質です。
ダメージを受けたコラーゲンやエラスチンも、新陳代謝することで肌が常にプリッとしたハリを保つことができます。
しかしそこに長鎖不飽和脂肪酸が存在することで酸化し、猛毒であるアルデヒドが結合すると、細胞の新陳代謝がブロックされることがわかっています。
 
皮膚の細胞の新陳代謝が滞ると、どうなるかは容易に想像できますよね。
肌が生まれ変わらず、くすんだりシミやシワができたりしてしまいます。

市販のサラダ油は、危険って本当? 加工食品の植物油脂にご注意

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安価で大量生産できるサラダ油は、まさに長鎖不飽和脂肪酸(プーファ)の代表例。
よくコンビニやスーパーで売られている加工食品やお菓子の成分表示で「植物油脂」と目にしませんか?
これらも皆、プーファです。

現代人の生活からプーファを切り離すことは現実難しいというくらい、私たちはプーファに囲まれて暮らしています。

健康マニアだったのに、不健康?!オメガ3の落とし穴

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また雑誌やテレビでよく「オメガ3は美容や健康に良い!」と目にしますよね。

サラダ油や植物油脂だけでなく、このオメガ3もプーファです

オメガ3がブームとなっている理由は、オメガ3が持つ抗炎症作用です。
炎症を抑えることで、ニキビなどの症状が外に出なくなります。

亜麻仁オイルを食べると、確かに肌荒れが治まったりと一見、嬉しいことが起こります。
 
ですが、嬉しいのも一時的なこと。
長期的に定期的に摂り続けることでどうなるでしょうか。

そもそも炎症とは、身体がいらないものを外に出そうとする働きです。
溜め込んでいると身体にとって良くないものを出そうとして、炎症が起きるのです。

オメガ3はこれを根本から治すのではなく、炎症を抑え込む働きをしてしまいます。
日頃たくさんオメガ3を摂るとはどういうことかというと、必要な炎症(=ゴミ掃除)を抑えて、体内のゴミ掃除をストップさせるということです。

これが続くと、腐敗した毒素が体内に蓄積してしまいます。
良かれと思い、サプリやオメガ3系オイルを積極的に摂っている人ほど、
身体の中で処理できていないゴミが溜まっている可能性が高い
でしょう。

何を隠そう、オメガ3サプリを一生懸命、摂っていたのがこの私です。
後にツケが回るとも知らず、美容と健康のためにと、食事やサプリで常に摂っていました。

確かにオメガ3には抗炎症作用があります。
ですがこれはあくまでも表面的なメリットであり、長い目で見ると喜ばしいことではありませんでした。

オメガ3のブームはオメガ6のデメリット隠し?

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日本におけるオメガ3の流行の背景には、まずオメガ6の普及があると言われています。
オメガ6とはゴマ油、コーン油、大豆油、ひまわり油などのこと。

これらが安価に大量生産できるようになって一般家庭でも飲食店でも使われるようになり、日本人のオメガ6の摂取量が増えました。
オメガ6には炎症作用があります
炎症とは不調の入り口です。
オメガ6の摂取量が増えたことによって、現代人の不調も増加したので、オメガ3も食べて炎症を抑えましょうね、ということなのです。

このように、炎症の元になるものを食べて、それだけだと良くないのでさらに炎症を抑えるものも食べて…と、私たちは足してばかりいるような状態です。
何か新しいものを次々に入れるよりも、まずは根本原因である不要なものを減らすことが大切ではないでしょうか。


結局どの油を食べればいいの?

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しかし、プーファを完全に排除しようとすると、外食はほとんど出来なくなってしまいます。

それでは日常の楽しみがなくなってしまいますよね。

でも、普段の生活でちょっとしたことを心がけるだけでもプーファの摂取はだいぶ減らすことができます。
大きなポイントを三つお伝えします。

①家庭で使う油を変える

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まず食べる油をできるだけ体内で酸化しづらい、つまりアルデヒドを生み出しにくい「飽和脂肪酸」と呼ばれる油に変えましょう。
飽和脂肪酸は余っている炭素がないので、酸化しにくい油と言えます。

代表的なものはバターやギー、ココナッツオイルなどです。

「動物性の油はヘルシーじゃない」と思っている方もいるかもしれませんが、これらの油は体内でアルデヒドを生み出しにくいので、
私はもっぱらこれらの油しかキッチンに置いていません。

②調理法を変える

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揚げ物や炒め物のように、油を160~180度くらいに熱すると、油が酸化しやすくなります。
なるべくこれらの調理法は控え、煮物やグリル、スチームなどにシフトしてみましょう。
油は肉や魚、アボカドなどいろいろな食材に含まれていますので、あえて調理に使う必要はあまりないのです。

③市販加工食品、お菓子、コンビニスイーツはやめましょう。

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加工食品やお菓子にはほとんど必ずと言っていいほど植物油脂が含まれますので、日常的に食べる習慣がある人はご注意を。
コンビニスイーツのクリームなども、安価にするために動物性でなく植物性油脂からできています。

カフェの美味しそうなドリンクの上にのっているクリームもそうです。
こういったものは美味しいですが、いつも食べたり飲んだりするのではなく、嗜好品としてたまに楽しむことをお勧めします。

肌のシミやそばかすが気になるなら、日傘をさしたり、日焼け止めクリームを探すことよりもまず、油の質を見直すことが重要なのですね。

ぜひ、参考にしてください。


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参考資料
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「プーファ」フリーであなたはよみがえる! 生命場を歪ませるアルデヒド

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