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真っ赤に炎症した皮膚が3日間の森林浴で嘘のように消えた!敏感肌で毎年花粉と黄砂に悩まされている私の驚きの体験談

真っ赤に炎症した皮膚が3日間の森林浴で嘘のように消えた!敏感肌で毎年花粉と黄砂に悩まされている私の驚きの体験談


みなさんは、何らかのアレルギーやアトピー性皮膚炎に悩まれたご経験はありますでしょうか。

今まさにその状態と付き合っている、我が子が発症している、という方もいらっしゃると思います。

かくいう私も、肌が非常に敏感で、特に春と秋の花粉や黄砂の時期は赤く炎症を起こしひどくなります。

自分の顔を鏡で見ることも、写真を撮られることさえつらいと感じる日もあります。

肌が炎症を起こしているとき、かゆみと痛みと、女性であればお化粧すらできなくて、つらいですよね。

さて、私は少し前に自宅から近くの森林で3日間キャンプをしてきました。

標高1,000mほどの場所で、今の時期は朝晩0度まで下がる寒い寒い場所です。

森林の中で過ごすと心地よくて癒される、というのはみなさまもご存知でしょうし、実際にヒーリング効果がありますよね。

私も当初の目的はヒーリング目的で訪れたわけですが、その3日間で自分の体に驚くべきことが起きたのです。

それは、そのとき真っ赤に炎症していた皮膚炎が、嘘のように消えたことです。

本記事でお伝えしたいのは以下の3つのこと。

・皮膚の炎症を薬ではない方法で自然に楽にさせたい方

・心と体のストレスを同時に解消させたい方

・アトピーっ子のお子さまと一緒に遊びの中でアレルギーや皮膚炎との付き合い方を考えたい方



今回はあくまで私個人の体験談をベースにしているため、すべての方に同じ効果があるとは限りません。

ひとつの方法として見ていただけると幸いです。

アレルギー・アトピー性皮膚炎がひどくなるさまざまな要因は?



アレルギーやアトピー性皮膚炎ってどうして発症するのでしょうか。

先天的なもの?後天的なもの?それとも食生活?

原因がわからないからもどかしいですし、一時的なステロイド治療も結局は根本的な解決にはならないことはわかっています。

ステロイド治療に関しては否定派でも肯定派でもありませんが、あまりにもつらいときは頼っています。

冒頭でもお伝えしたように、読者の方の中には同じように皮膚炎に悩まされている方もおられるでしょうし、お子さまがアトピーっ子です、という保護者の方もおられると思います。

現在、特に肌の悩みを抱えていなくても、ストレスを抱えると肌に吹き出物ができるとか、花粉や黄砂の時期だけ肌がかゆくなるとか、人によって肌ストレスの感じやすさは異なりますね。

それでも、皮膚の悩みは他人が思っているよりも当人にとっては深刻な悩み。

皮膚炎がなければもっと毎日楽しいのになぁ、なんて条件付けまでしてしまうこともしばしば。

さて、そんな悩ましいお肌の状態はどんな要因がトリガーとなっているのでしょうか。

アトピー性皮膚炎が悪化する要因は?



専門医によると、アトピー性皮膚炎は下記のような要因で悪化する可能性があると言われています。(※)

・汗
・日焼け
・乾燥
・生理前後の症状
・ダニ、ホコリ(部屋、じゅうだん、布団)
・食物
・シャンプー、リンス、入浴剤、化粧品
・チクチクする化学繊維、毛素材の衣類や下着
・体が熱くなる状況(入浴後、日光、ストーブの当たりすぎ)
・精神的ストレス、疲れ、睡眠不足

これに加えて、食品に追加される添加物が肌に悪影響を与えています。

以前、「農場で育った子どもたちは喘息やアレルギー発症リスクが低いのはなぜ?親子でできる環境教育と食育をご紹介」という内容をお伝えしました。

厚生労働省の調査によれば、0歳から14歳の子どもたちの40%以上でアレルギー症状を持っていること、また中でも都市部に至っては4歳以下の子どもたちの51%が何らかのアレルギーで悩んでいるという状況です。

30年前と比較しても気管支喘息は10倍、アトピー患者数も5~10倍に増えています。

都市部で増加傾向にあるアレルギー症状の理由を調べたところ、

・排気ガスなどの大気汚染
・添加物だらけの食生活
・エアコンで家ダニが増加した

ということがわかったのです。

もはや現代病とも言われるアレルギー症状ですが、どう付き合うかが求められるようになりましたね。

皮膚の炎症に効果がある?アレルギー・アトピー性皮膚炎と森林の関係



アレルギーとどう付き合うか、と簡単に言われても、実際どう付き合えばいいの?!と困ってしまいますよね。

そこで、私が気がついたことが、森林浴との関係です。

冒頭でもお伝えしたように、私は3日間、標高1,000mの森林の中で過ごしました。

出発当日の朝、私はいつものように顔を洗い、花粉と黄砂で被害を受けた真っ赤な肌を見ながら「うん、まぁ、今日もお化粧はやめておこう」と、肌と環境に優しい日焼け止めだけを塗り、車に乗り込みました。

森林に到着して1日目、普段赤く火照った肌から熱が消え、かゆみはほとんど感じませんでした。

そう気がついたのは夕方ごろ。

ちょうど日焼け止めを塗りなおす時間で肌に手を当てると、なんだか楽になっている!と驚きました。

さらに2日目、3日目と過ぎ、肌から赤みがどんどん消え、最終的には通常モードのお肌に落ち着いたのです。

普段私が肌荒れでメイクができないことを知っていた家族も、「あれ?今日は何か塗っているの?白いね!」と言うほど。

そうなのです。

赤みとかゆみ、炎症という炎症がなくなっていたのです。


この時、なぜなのか、という疑問を抱き、もしかしたら場所が関係あるのかもしれないと、調べました。

私は皮膚科医でも精神科医でもないので、あまりこれが解決だ!と声を大にしては言えません。

しかし、森林の中にいると明らかに楽で、ステロイドに頼らなくても肌が落ち着いている!と理解したのです。

ひとつ出た答えが「フィトンチッド」でした。

皮膚の炎症が消えた理由はこれ?植物の揮発成分「フィトンチッド」とは



さて、この「フィトンチッド」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、初めて聞いたよ!という方に少し説明させていただきますね。

フィトンチッドという名前は、ロシア語で、フィトン=「植物」チッド=「他の生物を殺す能力を有する」という意味をもちます。

1930年頃、ロシア(旧ソ連)の科学者B.P.トーキン博士がこの植物が持つ不思議な力を発見しフィトン(植物が)チッド(殺菌する)と名付けました。

これを繋げて読むと、「植物からでる揮発成分は殺菌作用がある」という意味になります。

引用:フィトンチッドジャパン株式会社

さらに、

近年の研究では、このフィトンチッドこそが、誰の力も借りることなく樹木が何百年、いや何千年と生き続ける生命力の源だと考えられるようになりました。

①消臭
②除菌・抗菌
③リラックス
④抗酸化

フィトンチッドは薬品ではありませんし、病気を直すものでもありません。

しかし、普段からフィトンチッドを活かした生活をすることによって、ストレスやアレルギーを緩和したり、 免疫力を高めたりと体にプラスに働く生活を送ることは可能です。

引用:フィトンチッドジャパン株式会社

この「フィトンチッド」の作用を知った私は、森林キャンプで炎症が消えた理由はこれしかない!と納得しました。

それはまるで、何をしても根本的な解決が見つからなかった肌に、一筋の光がさしたような感覚。

フィトンチッドが本当に抗炎症作用があるのか科学的な根拠はあるのかを調べてみました。

千葉大学の宮崎良文教授は、森林浴を専門に研究し、そのセラピーが人間にもたらす科学的エビデンスを解説した著書『Shinrin-yoku: The Japanese Way of Forest Bathing for Health and Relaxation』を出版されておられます。(※)

また、サノファーマシーグループでは、フィトンチッドの効果を「フィトンチッドは植物が造る自然の薬」と説明しています。(※)

フィトンチッドから得られる効果はリラックスや殺菌作用、微生物の繁殖を抑え腐敗を防ぐなど様々なものがありますが、アレルギー疾患の予防もあることがわかっています。

私が実際に体験した森林浴で肌の炎症が消えたというのは、フィトンチッドの効果がはたらいたのではないかと考えられます。

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フィトンチッドの効果に季節は関係あるの?



このようなことを知ると、常に森林浴をしたくなります。

そこでフィトンチッドによる効果は年中得られるものなのか?という疑問が浮かんできます。

フィトンチッドの放出量は季節に加え、時間帯や樹種もポイントなのです。

【季節】
フィトンチッドが最も放出されやすい季節は樹木の生長が活発になる春から夏にかけて。
森林浴にちょうどいい季節ですね。
冬に比べて春から夏は5倍~10倍の濃度にもなるというので驚きです。

【時間帯】
1日の中でフィトンチッドが1番多いのは午前中。
特に正午近くは、樹木からのフィトンチッドの放出が進んでいる時間帯です。
気温が上昇しきっていないため空気の流れがまだ穏やかで拡散が進まず、成分が森林内に豊富にあるとのことです。

【樹種】
一般に広葉樹にくらべ針葉樹の方が成分の放出が多く、その量は2倍になることがわかっています。

皮膚のトラブル以外でもおすすめ!フィトンチッドを生活に取り入れてみよう



今回の話はアレルギーやアトピー性皮膚炎でしたが、フィトンチッドは、脳内のα波の発生を促し、精神を安定させたり、自律神経を安定させる効果が期待されます。

近くに森林がないという方も、木のある公園を散歩したりしてもいいでしょう。

週末は登山、キャンプ、ハイキング、スキーなど楽しむのもいいですね。

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