【マインドフルネス】動く瞑想「スワイショウ」で気を整え、免疫力を高めよう!(前編)
こんにちは、薬剤師のNOZOMIです。
最近は脳の疲れやストレス、免疫力の向上を目的として
瞑想が流行っていますね。
いいとは聞くけど、どういいの?
ちょっと宗教っぽい・・・
どうやればいいの?
どのくらいやればいいの?
・・・という疑問も多く付きまといます。
マインドフルネス瞑想として、外資系企業では研修としても取り入れらている「瞑想」。
今日は、そんな瞑想について、東洋医学からみた「気」の働きを解説しつつ、
私がおこなった体験談もお話ししたいと思います。
私が瞑想にたどり着いた理由
私が、瞑想に興味を持ったのは、自分自身が「不眠気味」だったことです。漢方薬局に勤める前から、それこそ、10代から睡眠の質が悪い自覚がありました。
夜、うまく寝付けず、1時間ぐらい布団の中で過ごすことはザラでした。
また、中途覚醒も多く、生理的な欲求とは関係なしに、夜中に目が覚めやすく、
ちょっとした家族の立てた物音でも起きてしまう、というのが当たり前でした。
そのため、いつも疲れやすく、寝起きがいいことは年に1~2回あるかどうか、という状況でした。
薬学部で、薬のメカニズムを知ってからは、
睡眠薬にだけは頼りたくないと、自力で何とか寝ようと努力していました。
漢方薬局に勤め始めて、最初は漢方薬でどうにかしようと考えていました。
しかしまた本来の「漢方」の考え方を知ることにより、
「心・食・動・休・環」といった養生、つまり日常の基礎がしっかりしていないと、
漢方薬といった薬もうまく力を発揮できないという事にたどり着きました。
ですが、瞑想というとなんだか、宗教っぽい/怪しいという気持ちで手を出せずに、
寝具を変えたり、アロマを焚いてみたり、食事に気をくばっていました。
気の巡りを整えることができる瞑想
約10年勤めた漢方薬局で、瞑想に手を出し始めたのは最近2、3年の事です。自分の体質の問題点は「気」と「水」だったのですが、
この「気」がなかなかうまく整えられなかったのです。
すごく疲れやすいので、補気をするのですが、補気をすると気が動かなくて気滞の症状がひどくなる。
気滞を解消する、漢方薬や食べ物を取ると、すごく疲れてしまう・・・
漢方薬や食事ではどうにも調整ができなかったのです。
そんな中、「休」が上手くいっていないことを思い出しました。
私の場合、自律神経で言うと交感神経が優位に働きやすく、
疲れていても、興奮しているから動けてしまうというアンバランスな状態になっていました。
そこで、
副交感神経を優位にするために、たどり着いたのが「瞑想」です。
「瞑想」では、脳からα波がでるといわれています。
α波が出る状況は、脳がリラックスしている=副交感神経が優位になっている状況です。
他にも、瞑想の利点はあるのですが、私は、しっかり休みたい一心で、瞑想を始めました。
瞑想の方法、私の試行錯誤
ですが、最初にやってみて疑問に思ったのが、
「このやり方で瞑想になっているのか?」ということです。
色々な情報を検索すると、
「雑念をとりはらって、呼吸に集中する」
「無になって、今ここを意識する」など、
抽象的でわからない・・・・
とりあえず、目を閉じて、リラックスした状態で座禅を組み、丹田を意識して呼吸を行いますが、
この時点でめちゃくちゃ体に力が入っていて、とてもリラックスしているとは言えない状態です。
難易度が高い!というかやることが多いよ!!と思っていました。
これで、リラックスできるのか、という疑惑を感じながら試していましたが、まあ続かないのです。
そんな中、瞑想アプリを発見します。
瞑想アプリを試してみたものの・・・
「PAUSE – Relaxation at your fingertip 」
ゆっくりと指先で画面を触り続けるとPAUSEが体内の副交感神経反応に作用し、数分のうちに集中力を取り戻し、ストレス解消を促します。
また、アプリ内の視聴覚フィードバックがあなたの心を落ち着かせ、気持ちを「今」へと向かせてくれます。
参考:PAUSE – Relaxation at your fingertip
https://itunes.apple.com/jp/app/pause-relaxation-at-your-fingertip/id991764216?mt=8&ign-mpt=uo%3D4
アプリという事で、指で行う瞑想となります。
何も考えず、画面を触り続けるだけなのでとても簡単でした。
寝る前に行うと、いつもは、最低30分ほどかかっていた入眠も、すぐに入眠状態になったのです。
また、途中で起きてしまい眠れない!という事もしばしあったのですが、
このアプリで瞑想を行うと、再入眠もしやすくとても助かっていました。
ですが、呼吸に対して意識があまり行かず、睡眠が以前よりは改善していても、
寝起きが悪い/疲れやすい/肩こりやお腹のはりなどの気虚や気滞の症状は相変わらずでした。
動く瞑想、スワイショウとの出会い
いざ呼吸を意識して、アプリをやろうとしても、なかなかうまくできません。そのうち集中することが難しくなり、瞑想アプリをうまく活用できなくなりました。
他に方法はないのか?私の場合、ただ座って行う瞑想よりも、
身体を動かして行う方があっていたので探してみました。
そんな中、以前習った動養生の中にスワイショウがあったことを思い出しました。
スワイショウは、太極拳や気功の準備運動として有名です。
動きとしてはとても簡単で、手を前後または、左右にぶらぶらさせるだけなんです。
詳しい動きはあとでお伝えしますが、
本当に簡単で単純なのでどんな方でも、座ったままでもできますよ。
スワイショウを実践してみての体感
そして、動いていると、自然と呼吸も整いますし、15分ぐらい続けていると、自然とこの動きに集中する感覚があり、無心になっていくのでいわゆる瞑想状態に入ることができます。
アプリの時は、集中しすぎて息を止めていたのですね。
このスワイショウを続けていますが、いろいろな身体へのいい影響がありました。
スワイショウのやり方
まずは、スワイショウのやり方です。前後運動バージョン
肩幅に足を開き、両手を前に伸ばして肩の高さまで持ち上げます。そのまま、後ろに振り下げます。あとはその反動で、前後に手を振りつづけます。
左右運動バージョン
肩幅に足を開き、でんでん太鼓のように手を胴体に巻き付けながら左右に腕を振り続けます。こちらも反動で、運動を続けていきます。
私は、1日2回朝晩に5~20分ぐらい左右運動バージョンで行っています。
飽きたら、前後運動バージョンをしていますが、基本は左右運動バージョンですね。
時間と気持ちに余裕がある時は20分以上行うと、瞑想状態に入りやすいです。
最初は5分ぐらいでも十分だと思います。
私は、TVなどを見ながら行っていますが、それでも無心になる時間があるので、
ヒーリング音楽などかけてやるとより、効果的だと思います。
私が体感したスワイショウの効果
実際に試してみると、
・肩こりの改善
・お腹のはりの改善
・便通のリズムが一定になった
・足のむくみの改善
・寝つきが良い
・寝起きが良い
・食欲が一定になった
・ウエストが細くなった(左右運動だからかもしれません)
・冷えやほてりを感じなくなってきた etc…
このように様々な実感がありました。
なぜ瞑想が「気」を整えるかについては、後編で解説していきますね。
みなさんもぜひ、スワイショウをはじめてみませんか?
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