沖縄の長寿の秘密、長命草|一株食して1日長生きするという言い伝えのあるパワーベジタブルの魅力に迫る!
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「美容成分が豊富に含まれている食材ってなんだろう…?」とお探しの方、
沖縄県に多く自生している長命草はいかがでしょうか?
大手化粧品会社が着目している長命草は「パワーベジタブル」と呼ばれているほど栄養素が豊富。
ポリフェノールや抗肥満成分が含まれているので、
キレイを維持したい女性にとっては注目したい食材の1つですよね。
そこでこの記事では、長命草の栄養素についてご紹介していきますね。
4分程度でパワーベジタブル長命草のことがよく分かるので、ぜひ一度ご一読を…!
ポリフェノールがたっぷり長命草は
沖縄のパワーベジタブル!
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セリ科で多年草の長命草。
長命草は別名、
・ボタンボウフウ
・サクナ(沖縄本島の方言)
・グンナ(与那国島の方言)
・マンズ(波照間島の方言)
・シュナイ(竹富島の方言)
など島によって呼び名が変わります。
参考:ボタンボウフウ(長命草,サクナ)のさび病(新称)
長命草の名前の由来は「1株食べると1日長生きできる」
と言われているところからこの名で呼ばれています。
長命草は日本の最南端である波照間島でも自生しており、2019年5月に訪れた際、
島のおじいが「体調が悪くなったけど、
長命草を食べたら元気になったよ」と、話していたほど島では親しまれています。
沖縄県だけでなく、九州など日本の西南部で自生しています。
特に日本最西端である与那国島で盛ん。
自生地域は海岸や岩場が多いと言われていますが、波照間島にはどこにでも自生していました。
パワーベジタブルと呼ばれる理由は
栄養価がとても高いから
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長命草は古くから、
・滋養強壮
・風邪
・肺病の薬
・魚の中毒予防
などとして用いられてきました。
現代栄養学でも栄養価が非常に高いといわれています。
特にポリフェノールやプテリキシンという抗肥満成分が注目されてます。
栄養についての説明より前に、ポリフェノールについてご紹介しますね。
ポリフェノールとは、
活性酸素の発生やその働きを抑制したり、活性酸素そのものを取り除く物質のこと。
引用:厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト
です。
活性酸素は身体のサビの原因です。
つまり、ポリフェノールは身体のサビの原因になる活性酸素の発生抑制、
除去の役割があるということ。
身体に活性酸素がたまらないようにする手助けをしてくれます。
それでは、ポリフェノールのルチンやクロロゲン酸などについて具体的にご説明していきますね。
長命草に含まれている美容成分、ポリフェノールのルチンやクロロゲン酸が豊富
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まずは、ポリフェノールのルチンについてご説明していきます。
ルチンは
・抗酸化作用
・血管収縮作用
・毛細血管の透過抑制作用
・毛細血管壁を強くする作用
があると言われています。
次にポリフェノールのクロロゲン酸についてご説明していきます。
クロロゲン酸は抗酸化作用があります。
長命草は身体のサビを防いでくれる食物。
そしてポリフェノールはゴーヤの約8倍もの量が含まれている優れものです。
抗肥満成分「プテリキシン」、中性脂肪の合成を抑制
次に抗肥満成分、プテリキシン。プテリキシンは中性脂肪の合成抑制物質であることが高いと琉球大学の研究で認められています。
参考:国立大学附置研究所・センター会議
ビタミンやミネラルがバランスよく含まれているのが特徴的
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長命草は他の野菜と比べて、
・カルシウム 380mg(100g中)
・カリウム 797mg(100g中)
・マグネシウム 12.8,g(100g中)
・ビタミンA 339μg(100g中)
・ビタミンC 110mg(100g中)
が豊富に含まれています。
なんと不足しやすいカルシウムは牛乳の約4倍の量です。
とはいっても牛乳のように摂取量は一度に多くは摂ることができないので、
実際に補給できる量は上記の量よりも少なくなるでしょう。
長命草は収穫場所によって栄養成分が変わる
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長命草に含まれているプテリキシンが含まれている濃度は、
南に行けば行くほど濃くなると発表されています。
収穫場所によって栄養素が変わるという発表があるので、
すべての地域で穫れる長命草に当てはまるとはいえませんが、
沖縄県で収穫されている長命草にはプテリキシンは含まれています。
奄美大島を堺にプテリキシンの栄養素が含有しているかどうかの有無が変わります。
奄美大島ではプテリキシンがあり、屋久島や種子島にはプテリキシンは含有されていません。
代わりに排尿機能を改善作用のイソサミジンという物質が含まれています。
同じ長命草でも収穫場所によって栄養素が異なる理由は未だはっきりとしたことは言えず、
今後の課題として取り上げられています。
腎臓機能が低下している方は医師や管理栄養士と相談を
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カルシウムやカリウムなどのミネラルが豊富なので、
腎機能が低下している方は医師や管理栄養士と相談してから摂ってみてくださいね。
腎臓機能が低下している方にとって栄養素が高いというのは危険を伴う可能性も出てきます。
使用量にも十分ご注意を。
まとめ
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これまで長命草についてご説明していきました。
長命草について簡単にまとめますね。
長命草は
・ポリフェノールが豊富で身体のサビの原因になると言われている活性酸素を抑制する働きがある
・抗肥満作用のプテリキシンが含まれている
・収穫場所によって長命草に含まれいている栄養素が異なる。沖縄で収穫された長命草にはプテリキシンは含まれている。
・ビタミンやミネラルが豊富
・カルシウムやカリウムも豊富なので腎臓機能が低下している方は医師や管理栄養士と要相談
でした。
長命草は沖縄ではメジャーな食べ物。
熱い地域に行けばいくほど長命草に含まれている栄養素も上がるので、収穫量も増加。
本島ではあまり馴染みがなく、食べたことも聞いたことも無い方もいらっしゃるはず。
この機会にパワーベジタブル長命草の威力を味わうのもいいかもしれませんね。
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