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大切な人と生涯の絆を深めるコーヒー時間。フィンランドとスウェーデンのコーヒー文化から学ぶ、幸福度を高める日常の過ごし方

大切な人と生涯の絆を深めるコーヒー時間。フィンランドとスウェーデンのコーヒー文化から学ぶ、幸福度を高める日常の過ごし方


突然ですが、みなさまはコーヒーがお好きですか。

YESとお答えした方にさらに質問です。

「それは、なぜですか」

この答えはみなさまそれぞれ異なると思います。

人の行動はそれぞれ目的があります。

リラックスしたいから
好きだから
香りを楽しみたいから
カフェインでスッキリするから
健康にいいから

今回の記事は、大切な人と生涯の絆を深めるコーヒー時間についてです。

コーヒー好きな方も、コーヒーが苦手な方も、どちらの方にも読んでいただける内容となっています。

一度、ひとつひとつの行動が何のためになっているのかを考えてみるきっかけになれば幸いです。

コーヒー時間を共にする9割の人がコミュニケーションに満足感を得ている



パートナーにコーヒーを淹れてもらう方の9割以上がコミュニケーションに満足していることが、ネスレ日本の「コーヒーとGood Lifeに関する調査2020」で発表されました。(※)

これは、日本全国の20から79歳の男女3,000名からの回答結果です。

この調査結果を受けて、みなさんはどう感じられたでしょうか。
「その通り!」と感じた方もいれば、「そうとは言えない」という方もいますよね。

コーヒー時間の楽しみ方は人それぞれ。

一人でゆったりと雑誌を読みながらお気に入りのカップでコーヒー時間を楽しみたい人もいれば、朝の時間をパートナーとコーヒー片手に会話をすることが心地良く感じる人もいます。

調査によると、パートナーと一緒にコーヒーを飲む人の割合は54%と約半数を占めています。その中でパートナーとのコミュニケーションに満足しているという方はなんと86%。

さらにパートナーにコーヒーを淹れてもらう女性の満足度は92%という結果が出ました。

この結果から、パートナーとコーヒー時間を共にすることがコミュニケーションの満足度につながり、さらに女性の場合パートナーにコーヒーを淹れてもらうことが幸福度にも直結していることがわかりますね。

さらに、回答の中にコーヒーを楽しむ以外にも次のような感情が得られると回答されています。

・一緒に過ごせる時間を大切にしたいと思った
・当たり前の日常を大切にしたい
・自宅で過ごす時間の充実さを意識するようになった

これまで意識していなかった日常の細かな部分を意識するようになった方が約6割でした。

コロナ禍において自宅で過ごす時間が増え、パートナーとの時間も増えたというのが要因ですね。

コーヒーの種類や淹れ方はコミュニケーションと関係しているのか



これまでIN YOU Journal(インユージャーナル)ではオーガニックコーヒーの魅力やコーヒー豆の選び方などをお伝えしてきました。

そこで、コーヒーの種類や淹れ方は、実際にコーヒー好きの方の幸福度や満足度にどう影響しているのでしょうか。

結論から申し上げると、種類や淹れ方はコーヒーを淹れる側の幸福度につながるという結果です。

メリタジャパン(株)が実施したコーヒーに関する意識調査では、次のような結果となりました。(※)

・インスタントコーヒーではなくレギュラーコーヒーを楽しみたい
・コーヒー豆をお気に入りのミルで挽く時間が楽しい
・コーヒーを飲むよりも飲むまでの過程を楽しんでいる


コーヒーミル所有者においては、幸福感のバロメーターにつながっていることがわかりますね。

実際に家庭でのコーヒー時間の楽しみ方を質問したところ、コーヒーミルで豆を挽いているいる人はそうでない人よりも幸福感を感じているということがわかっています。

コーヒー好きの方であれば豆選びにも気を配っていることでしょう。

せっかくなら、美味しくてグレードの高い安心安全なコーヒーを飲みたいですよね。

以前、市販の安いコーヒー豆はグレードの低いコーヒー豆が使われている可能性があるとお伝えしました。(※)



市販の安いコーヒー豆500g中100gが、カビ豆などの欠点豆が含まれているという報告もあります。

さらに、オーガニックでないコーヒー豆は輸入の際に燻蒸処理といって殺虫剤と同等の強い薬剤を散布されます。

本当に安心安全なコーヒー豆を選ぶとしたら、薬剤が使われないオーガニック認証を受けたオーガニックコーヒーがおすすめです。

最近では近くのスーパーや会員制大型スーパーでもオーガニック認証を受けたオーガニックコーヒーを見かけるようになりました。

中でも筆者が注目しているのがフェアトレードのオーガニックコーヒーです。

フェアトレードと表示のあるオーガニックコーヒーは自然食品のお店やオンラインショップで簡単に購入ができます。

コーヒーを本格的に楽しみたい方は、コーヒーの消費方法ひとつで地球保護や社会問題解決に参加できる仕組みとなっています。

次回豆を買う予定がありましたら、ぜひフェアトレードのオーガニックコーヒーを試されてみてくださいね。

★ネパール産コーヒー|ヒマラヤの自然のチカラと想いが詰まった美味しいコーヒー

コーヒー時間と人間関係



先ほど、「コーヒーを飲むという行為から、日常への感謝を感じられるようになった」という回答がありましたね。

実際に、海外ではコーヒー習慣をコミュニケーション時間にしている企業があります。

コーヒーをきっかけに人間関係を築くということですね。

世界のコーヒー消費量ランキングを見ると、北欧は世界でもっともコーヒーを飲むエリアなのです。

1位 フィンランド
2位 ノルウェイ 
3位 アイスランド 
4位 デンマーク。
6位 スウェーデン

となっています。(※)

フィンランドの働き方とオフィスコーヒー「Kahvi tauko(カハヴィタウコ)」



コーヒー消費量ランキング1位のフィンランドでは、Kahvi taukoというコーヒーブレイクがあります。

フィンランドでは、職場のお昼休憩以外に15分間の休憩をとることが法律で定められています。

その休憩時間をフィンランド人はKahvi taukoに当てているのです。

以前、私の友人がフィンランドに滞在していましたが、コーヒーショップの多さに驚いていました。

彼がコーヒーショップのオーナーに「日本へ持ち帰るお土産におすすめのコーヒーはどれか」と質問したところ、あふれるコーヒー愛を語ってくれたというエピソードがあります。

フィンランドはなぜコーヒー消費が多いのでしょうか。

実際にフィンランドに住んでみたという方はこのような見解を持っておられるようです。(※)

“フィンランド人は私が知っている中で誰よりも自然に近い人たちだということ。国土面積は日本とほぼ同じなのに、人口はたったの5.5百万人(兵庫県の人口とほぼ同じ)。豊かな自然とともに生き、自然から得る体験から幸せを感じるフィンランド人にとって、コーヒー豆という無限の風味を秘めた果実の種が持つ本来のおいしさを追求し愉しむことは例外ではないということです”


フィンランド人にとってコーヒーを消費するということは、自然への敬意の表れだと考えられています。

コーヒーブレイクによって自然とのつながり、人とのつながりを感じるツールなのですね。

スウェーデンのコーヒー文化「Fika」



スウェーデンにはFika(フィカ)というコーヒーブレイクの習慣があります。

Fikaとは、

“Fika is a concept, a state of mind, an attitude and an important part of Swedish culture. Many Swedes consider that it is almost essential to make time for fika every day. It means making time for friends and colleagues to share a cup of coffee (or tea) and a little something to eat.”

「フィカは、スウェーデン文化の概念、精神、態度、そして重要な部分。多くのスウェーデン人は、毎日フィカのための時間を作ることが不可欠であると考えています。それは、友人や同僚が一杯のコーヒー(またはお茶)とちょっとした食事を共有する時間を作ることを意味します」

引用:swedishfood.com


このようにスウェーデンの人々にとってコーヒーは大切な人との時間共有として重要視されています。

職場や学校においてもFikaは重要要素です。(※)

Fikaの時間帯は仕事の上司部下、学校であれば教員と学生などという立場は関係なく、人と人のコミュニケーションを楽しむことを目的とされます。

スウェーデンは昔から労働者の権利としてコーヒーブレイクが適用され、労働組合が就労時間によって仕事中にコーヒーブレイクの回数を義務付けているのです。

単なる仕事の合間の休憩ではなく、「コーヒー休憩」として労働法が定められているんですね。

筆者がコーヒーを愛する理由



私はコーヒー時間が好きです。

コーヒーを通して世界中の人と繋がれるからです。

先日、モスクワで暮らすロシア人の友人が、朝一緒にコーヒー時間を楽しみながら会話しないか?とメッセージをくれました。

もともと、2020年の夏の休暇を利用して、私はモスクワマラソンに招待され出場する予定でした。

初めて訪れるモスクワの地を走ることを心から楽しみにしていて、友人も主催側ということもあり、滞在に関する様々な手配をしてくれていたのです。

ところが世界中で起きた感染症によってその話は夢となりました。

そこでせめてモスクワマラソンのエピソードを届けたいとメッセージをくれたのが開催後のこと。

モスクワとは6時間の時差がありますから、友人は朝の6時、日本の私は正午にビデオ通話でコーヒーブレイクを楽しみました。

会話するといってもお互い母国語ではなく第二言語で話すので、結構なカタコト。

それでもマラソン大会の様子だとか、仕事の調子はどうとか、家族の話とか、たわいもない会話ですが、コーヒー片手にコミュニケーションを楽しみました。

友人はロシアン・コーヒーというドリンクを教えてくれました。

ブラックコーヒーにウォッカと卵黄を入れるのです。コーヒーに卵黄!?信じられない!と驚いてしまいましたが、それが寒いロシアではいいエナジーになるとのことです。

そのときモスクワはマイナス20度。

なるほどそれなら納得だ、と興味津々で話を聞いたのです。

そんな時間を私は愛おしいと感じます。

コーヒーを通して異文化コミュニケーションができるのです。

昨日まで知らなかったことを、一杯のコーヒーで知ることができるのです。



中にはコーヒーは目的ではなく、コミュニケーションツールとして考えている方も多いのではないでしょうか。

パートナーとのコミュニケーションに満足しているという90%以上の方は、無意識の中で「限られた時間」を大切にしたいという思いからコーヒーを淹れているのだと感じます。

先行き不透明だと言われる現代でありながらも、大切な方との時間を幸福につなげる手段は無限大です。

ひとつの商品が体にどう影響を与えるのか。

そういった切り口から選択をしてもいいでしょう。

ただそこから得られる内から湧き出る幸福を忘れないでください。

心の声をもっと聞いてみてください。
この世に生まれてきたあなたの人生をもっと楽しんでください。

最後にもう一度だけ質問します。

「あなたはなぜコーヒーが好きですか?」

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